3月1日：森山小学校贈呈式

3月1日、森山小学校にて贈呈式が行われました

森山小学校では、毎年TICOを通じてザンビアの子どもたちへの支援をしていただいています。
それは、１つの空き缶から始まります。

　子どもたちや先生、保護者や地域の皆様で集めた空き缶の数は、
なんと50,000缶以上
目標は、何でも70,000缶だったそうで、残念ながら目標には届かなかったそうですが、
それでも数の多さには圧倒させられました
年々、アルミ缶の価格は下がっているそうですが、それでも沢山のご寄附をいただきました。

また、昨年にご支援いただいたお礼の報告もさせてもらいました。
ザンビアからの写真やお礼のメッセージを森山小学校のみなさんに届けることができました。
黒板そして教科書に続き、今回は勉強するのに必要なチョークをザンビアのモンボシにある９つの小学校に
寄贈しました
詳しくはこちら

1缶1円にもならない空き缶をコツコツと集めて、やがてこんなにも大きな支援を成し遂げられた
森山小学校のみなさんは本当にスゴイです
TICOとして、そのお手伝いをすることができとても嬉しく思っています

森山小学校のみなさん、先生方、保護者の皆様、
そして地域の皆様、本当にありがとうございました。

これからも、どうぞよろしくお願いします

文責：事務局（近森）

徳島の小学校とザンビアの小学校のつながり

ザンビア事務所の瀬戸口です。

先日、ザンビアでのバレンタインはまだ新しいイベントのようだ、と書いたのですが、そんなことありませんでした。
日本のイメージだとバレンタイン当日よりそれまでの前哨戦で大いに盛り上がるので、
静かなもんだなと思っていたのですが、こちらでは当日がまさに勝負の日でした。

日中、お店の前にはバラを初めとする花束がならび、
それを次々と購入していく男性の姿が・・・

そして夜は、レストランで食事をするたくさんのカップルの姿。
赤い服を着るのが、バレンタインデーのドレスコードのようで、
上に赤いシャツを着、下には黒のスカートやパンツを合わせたペアルックのカップルをよく見かけました。

同日、カイゼン大会に出席するために、
いつも一緒に活動するボランティアさんたちがルサカに来ていたのですが、
誰も私たちに花を贈ってはくれませんでした・・・・。

さてさて贈り物といえば、
先日、徳島県吉野川市にある森山小学校からザンビアの小学校に贈り物が届きました。
＊2010年の森山小学校による支援の記事

ザンビアでは政府の運営する公立校だけでは教育の需要に対応できないため、
地域住民によって設立されたコミュニティースクールと呼ばれる非公式な学校が多数存在しています。

このような学校には政府の予算の割り当てや支援が無いため、
彼らは学校運営のための資金、資材不足に慢性的に悩まされています。

今回は、日々の授業に欠かすことの出来ないチョークを
どどんと箱買いするのに、いただいた寄付金を使わせていただきました。


▲ミスワ・コミュニティスクールの校長先生


▲マサカ・コミュニティスクールで、寄贈チョークについて生徒に説明する先生。
（教室が足りないため、青空教室。左奥に見える黒板は一昨年、同じく森山小学校より寄贈されたもの）


全部で9校のコミュニティスクールにお贈りする手伝いをさせていただきましたが、
どこも大変喜んでおられました。

森山小学校のみなさん、どうもありがとうございました。
トワルンバ・カパーティ！


文責：瀬戸口（ザンビア事務所）