ザンビア事務所 瀬戸口です。
2月14日~15日にかけて「カイゼン大会」が首都ルサカで開かれ、
ザンビア全土からカイゼンを取り入れているグループが集まり、日ごろの活動と成果を発表しました。
カイゼンとは、"改善"のこと。
「トヨタ方式」など製造業ではおなじみの概念だそうですが、
製造業に限らず「ボトムアップ式」の「継続的な」「業務改善」のことを指します。
カイゼンの一つには、職場環境の維持改善を目的とする5S(ファイブエス);
「整理、整頓、清掃、清潔、しつけ」があり、こちらも日本語がそのまま使われています。
日本の誇るノウハウ・成功の秘訣ということで、国際的に広がりを見せています。
*世界に広がるカイゼンマップ(PDF)
このカイゼン、実は私たちの事業で核となるSMAGたち(安全なお産支援グループ)の活動にも取り入れています。
日ごろ活動する中で発生する課題は認識しているものの、
それに対する有効な手立てが、彼ら自身の中からなかなか生まれてこないこともあり、
問題解決方法をどのように考えていくのか、その思考方法を身につけてもらうのが目的です。
とはいえ、慣れない概念のため、まずはお試し、ということで
SMAG内で1つだけカイゼンチーム(6人)を結成し、
SMAG月例会議の出席率・遅刻率の改善に取り組んでいました。
さて、今回の「カイゼン大会」に出場し、自分たちの活動を発表するということは
去年から決まっていたのですが、ぎりぎりにならないとお尻に火がつかない彼ら
(人のことは言えませんけど・・・)
農繁期と重なったこともあり、発表練習の時間がなかなか取れず、当日もぎりぎりまで練習
予想以上に大きな会場で、他のグループが素晴らしい発表を披露していく中で、緊張感も高まります。
SMAGカイゼンチームは午後1番の発表。
直前のランチタイムでは、慣れないスプーン/フォークとナイフで
四苦八苦しながらご飯を食べていたのが大変ほほえましかったのですが、
発表となればさらに慣れない英語とパワーポイント(!村には電気がないのに!)を駆使しなければならないメンバー。
さてさて、本番やいかに?!
途中、スライドやら説明やらすっ飛ばしたりしましたが、
誰でもあの場所に立てば、と思える程度で、よくがんばっていました。
カイゼンチームにずっと付き合ってきた担当者は感動したそうです。
わが子の発表会を見る、親の気持ちってこういう感じなんでしょうか(笑)
相変わらずいろいろなハプニングに見舞われながらのカイゼン大会出場でしたが、
出席したメンバーたちには大いなる刺激となったようです。
また、カイゼンチームのみならず、
当日、一緒に見学に来たSMAGメンバーも
最初から自分は(その問題に対して)何もできない、と思うんじゃなくて、
みんなで協力して、自分たちが出来ることを探して取り組む大切さがよくわかった。
こういった機会を設けてくれてありがとう。
と言ってくれました。
今後のカイゼンチームのやる気に期待です。
文責:瀬戸口(ザンビア事務所)
2月14日~15日にかけて「カイゼン大会」が首都ルサカで開かれ、
ザンビア全土からカイゼンを取り入れているグループが集まり、日ごろの活動と成果を発表しました。
カイゼンとは、"改善"のこと。
「トヨタ方式」など製造業ではおなじみの概念だそうですが、
製造業に限らず「ボトムアップ式」の「継続的な」「業務改善」のことを指します。
カイゼンの一つには、職場環境の維持改善を目的とする5S(ファイブエス);
「整理、整頓、清掃、清潔、しつけ」があり、こちらも日本語がそのまま使われています。
日本の誇るノウハウ・成功の秘訣ということで、国際的に広がりを見せています。
*世界に広がるカイゼンマップ(PDF)
このカイゼン、実は私たちの事業で核となるSMAGたち(安全なお産支援グループ)の活動にも取り入れています。
日ごろ活動する中で発生する課題は認識しているものの、
それに対する有効な手立てが、彼ら自身の中からなかなか生まれてこないこともあり、
問題解決方法をどのように考えていくのか、その思考方法を身につけてもらうのが目的です。
とはいえ、慣れない概念のため、まずはお試し、ということで
SMAG内で1つだけカイゼンチーム(6人)を結成し、
SMAG月例会議の出席率・遅刻率の改善に取り組んでいました。
さて、今回の「カイゼン大会」に出場し、自分たちの活動を発表するということは
去年から決まっていたのですが、ぎりぎりにならないとお尻に火がつかない彼ら
(人のことは言えませんけど・・・)
農繁期と重なったこともあり、発表練習の時間がなかなか取れず、当日もぎりぎりまで練習
予想以上に大きな会場で、他のグループが素晴らしい発表を披露していく中で、緊張感も高まります。
SMAGカイゼンチームは午後1番の発表。
直前のランチタイムでは、慣れないスプーン/フォークとナイフで
四苦八苦しながらご飯を食べていたのが大変ほほえましかったのですが、
発表となればさらに慣れない英語とパワーポイント(!村には電気がないのに!)を駆使しなければならないメンバー。
さてさて、本番やいかに?!
途中、スライドやら説明やらすっ飛ばしたりしましたが、
誰でもあの場所に立てば、と思える程度で、よくがんばっていました。
カイゼンチームにずっと付き合ってきた担当者は感動したそうです。
わが子の発表会を見る、親の気持ちってこういう感じなんでしょうか(笑)
相変わらずいろいろなハプニングに見舞われながらのカイゼン大会出場でしたが、
出席したメンバーたちには大いなる刺激となったようです。
また、カイゼンチームのみならず、
当日、一緒に見学に来たSMAGメンバーも
最初から自分は(その問題に対して)何もできない、と思うんじゃなくて、
みんなで協力して、自分たちが出来ることを探して取り組む大切さがよくわかった。
こういった機会を設けてくれてありがとう。
と言ってくれました。
今後のカイゼンチームのやる気に期待です。
文責:瀬戸口(ザンビア事務所)