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チペンビ:ムサンゴの植林デモンストレーション

2011年02月15日 | TICO ザンビア
2月10日、チペンビのデモ農場にてデモンストレーションが開催されました
今回のデモンストレーションでは、コンサベーションファーミングユニット(CFU)から講師を招いてムサンゴの木の植林を行いました


<講師からムサンゴの効果やその植え方など、説明を受ける参加者たち>

ムサンゴの木 (学名:Faidherbia albida、アカシア科) は、雨の時期になると葉を落とし、その足下に栄養に富んだ落ち葉のカーペットを作り出すことで知られています。
ムサンゴの木から落ちた落ち葉が肥料の役割をしてくれるおかげで、化学肥料の量を削減することができるということです。
つまり、お財布にも環境にも優しい木なのです

講師による説明のあと、みんなで合計25本の苗木を植えました。


<苗木を植える参加者>

ムサンゴの植林デモンストレーションの後は、日本から来て頂いた農業専門家によるお待ちかねの講義です
肥料の効果的な使い方についての講義に、参加者はみな興味深げに耳を傾け、講義で学んだことをすぐにでも試したいと意気込んでおりました

今回のデモンストレーションは、新しい知識や経験を得てみなとても満足だったようです
彼らから「この前習ったことやってみたよ!」と聞ける日が待ち遠しいです

なお、デモンストレーション農場の活動は平成22年度地球環境基金助成金を受けて実施されています。

文責:ザンビア事務所(滝川)










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