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縫製工場のファーストエイドトレーニング

2010年01月19日 | TICO カンボジア
ちょっと前にはなるのですが
写真を整理していて思い出し
プノンペン郊外の縫製工場に
ファーストエイドトレーニングに行ったときの
ご報告です

私たちのカウンターパートのODWが依頼され
工場労働者の人たち対象に
ファーストエイドトレーニングするというので
見学に行きました。
今回トレーナーとしては
ポチェントン病院の院長・副院長・経理担当の看護師さんの3人が
トレーニングを行いました。
どれも私たちTICOのトレーニングで
ファーストエイドに詳しくなった先生たちです。

院長先生も副院長先生も
いつもはおだやかでやわらかな物腰の先生なのですが
今日ばかりは声を張り上げ
堂々とみなの目の前で心肺蘇生の実技をして見せていました。

受講生は20代前後の若い子が多く
でもみな積極的に蘇生人形のいる教室の前に出て
順に実技を習っていました。


その後縫製工場内の見学に行きましたが
工場はいえど一つ一つ手作業。
Tシャツの背のラベルの仕分けから、
布のアイロン・裁断、ミシンの糸かけ、ロゴのプリント、部品の縫い合わせ
本当に頭が下がるほどたくさんの手作業が
一枚のTシャツにかかっていることを知り
言葉をなくしました。 どんなものでも
つくる人の苦労を消費者が知っておくべきだと
思いました。

心肺蘇生・ファーストエイドのトレーニングは
カンボジア人の講師が
カンボジア人のためにできるようになってきており
とってもいいことだと喜んでいます


文責:TICOカンボジア 古家


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