ザンビア事務所インターンの出浦です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dog_smile.gif)
先日、郡の病院に訪問してきたので、そのご報告をします![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
ザンビアは10つの州に分類されており、各州は10~20前後の郡に分かれています。
TICOが活動している中央州チサンバ郡の病院であるリテタ病院を訪問してきました。
郡病院は、診療所では対応することのできない患者さんの搬送先になっています。
救急車があったり、常勤の医師も3名おり、地域の中核病院的な存在となっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/55/f5/35442a186b8fdc57a72d522a546398c4_s.jpg)
規模としては入院ベッドが100床ほどあります。
しかし患者さんの多い時期にはベッドが足りず、床に寝てることもあるそうです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
男性病棟、女性病棟、妊産婦病棟、小児病棟などがあります。
また手術室もあり、帝王切開も可能なので、お産が進まない妊婦さんはここで手術を受けています。
輸血を保存していたり、レントゲン、エコー、リハビリ室もありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6b/b3/0658c85dd958821758c2168d37e69428_s.jpg)
それぞれの部署には専属のスタッフがいて、機器を使いこなしています。
また産科病棟には保育器や新生児の蘇生道具がおいてありました。
診療所レベルではこのような機器はおいていないところがほとんどなので、ハイリスクの妊婦さんや早産児の入院先となっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/46/e7/ddba2b006d424e732dbbfb68449b0697_s.jpg)
訪問したときも、1200gで生まれた赤ちゃんが入院していました。
その赤ちゃんは自宅で生まれたのですが、早産のためこちらの病院に搬送されてきたとのことでした。
普段は保育器に入れ、授乳するときはお母さんの元で抱っこされているそうです。
カンガルーケア(お母さんが赤ちゃんを裸のまま抱っこすることで、母子のスキンシップや子どもの免疫獲得のためにいいとされています)
の導入もしているそうです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_smile.gif)
看護師や医師が定期的に子どもの様子を観察し、家に戻れる大きさになるまで大切に育てていきます。
ザンビアでは日本のようにたくさん病院があるわけではありません。
リスクのある妊婦さんが病院で治療が受けられたり、お産がなかなか進まない時に適切に診療所から病院に搬送されるためには
日頃の診療所での健診や、施設でのお産を促すことが大切なのだなと思いました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
村の診療所と郡の病院がお互いに連携し役割分担をしあいながら、人々の健康を支えていくのだなと学びました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_3.gif)
文責:ザンビア事務所(出浦)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dog_smile.gif)
先日、郡の病院に訪問してきたので、そのご報告をします
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
ザンビアは10つの州に分類されており、各州は10~20前後の郡に分かれています。
TICOが活動している中央州チサンバ郡の病院であるリテタ病院を訪問してきました。
郡病院は、診療所では対応することのできない患者さんの搬送先になっています。
救急車があったり、常勤の医師も3名おり、地域の中核病院的な存在となっています。
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規模としては入院ベッドが100床ほどあります。
しかし患者さんの多い時期にはベッドが足りず、床に寝てることもあるそうです
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男性病棟、女性病棟、妊産婦病棟、小児病棟などがあります。
また手術室もあり、帝王切開も可能なので、お産が進まない妊婦さんはここで手術を受けています。
輸血を保存していたり、レントゲン、エコー、リハビリ室もありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6b/b3/0658c85dd958821758c2168d37e69428_s.jpg)
それぞれの部署には専属のスタッフがいて、機器を使いこなしています。
また産科病棟には保育器や新生児の蘇生道具がおいてありました。
診療所レベルではこのような機器はおいていないところがほとんどなので、ハイリスクの妊婦さんや早産児の入院先となっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/46/e7/ddba2b006d424e732dbbfb68449b0697_s.jpg)
訪問したときも、1200gで生まれた赤ちゃんが入院していました。
その赤ちゃんは自宅で生まれたのですが、早産のためこちらの病院に搬送されてきたとのことでした。
普段は保育器に入れ、授乳するときはお母さんの元で抱っこされているそうです。
カンガルーケア(お母さんが赤ちゃんを裸のまま抱っこすることで、母子のスキンシップや子どもの免疫獲得のためにいいとされています)
の導入もしているそうです
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看護師や医師が定期的に子どもの様子を観察し、家に戻れる大きさになるまで大切に育てていきます。
ザンビアでは日本のようにたくさん病院があるわけではありません。
リスクのある妊婦さんが病院で治療が受けられたり、お産がなかなか進まない時に適切に診療所から病院に搬送されるためには
日頃の診療所での健診や、施設でのお産を促すことが大切なのだなと思いました
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村の診療所と郡の病院がお互いに連携し役割分担をしあいながら、人々の健康を支えていくのだなと学びました
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文責:ザンビア事務所(出浦)