チペンビ：デモンストレーション農場～サル被害の編～

皆様、こんにちは。
久々の更新です

明るい話題をお送りしたい！という思いとは裏腹に、今回はちょっと困ったおサルさんの話題です。

チペンビのデモンストレーション農場ですが、実はサル被害に悩まされております。

後は収穫を待つだけの落花生も、サルに食べられている始末
すべてお猿さんに食べられるということはないでしょうが、せっかく作った作物が奪われるのは悲しいです
日本でもザンビアでも、おサルさんは非情なのです。


＜掘られて倒れてしまって落花生＞


さてさて今回は、マネージメントチームメンバー２名の畑にも足を伸ばしてきました。
それぞれの畑の土の質（栄養具合）がことなるため、作物の成長度合いも違っていました。


＜メイズ畑にて＞


＜落花生畑。土は白っぽく乾いていて、栄養はあまりないようです＞

土はその土地その土地で質がことなるので、それぞれの土に合った農法をやっていくことが大切ですね。
土づくりの大事さを改めて実感したのでした。

文責：ザンビア事務所（滝川）

今日もンコンジェ小学校の建築が進んでいます

皆さんこんにちは。ザンビア事務所の黒田です。

セカンドハンドとの共同事業として実施されているンコンジェコミュニティースクールの建築事業、2月にドアフレームが入ったことをお伝えしたのですが、その後も確実に建築は進んでいます。

先日一棟目の校舎には窓枠が入り、レンガだけだった建物はいよいよ校舎らしく見えてきました。赤いレンガに緑のフレームが映えて素敵です。


校舎の中には先生のオフィスになる予定の部屋や倉庫もあるのです。整理整頓って本棚やファイルなどが貴重な村では結構難しいんですよね。

おっと、ここで異常発見！盗難対策用のバー(Burglar Bar)の取っ手が反対側についているではありませんか！

....と思ったらこれは少しででも泥棒が鍵を開けにくくするための秘策なのです。地方の学校では教科書がなかなか手に入らないので、教科書泥棒が出没することが結構あるのです。ちょっと日本では考えられない悩みですね。


二棟目の校舎も工事が開始されました。こちらは土地の高さが斜めになっている場所に建設をするため、基礎工事が最初の建物よりも少し難しいのですが、この通り。床のレベルまでの基礎工事は完璧です。


校舎の工事の隣で、コミュニティーのメンバーはトイレを作るための土地の整備を始めています。


雨期の間農作業にとられていたコミュニティーの皆さんの時間もこれからはまた少しずつ学校の建設に使えそうです。

早く学校ができるのが待ち遠しくて仕方ない私なのでした。

文責:TICOザンビア事務所(黒田)