チビクロわ、
東京都美術館で開催中の
プーシキン美術館展へと
向かいましたにゃ。
チラシによりますと、
モスクワにあるプーシキン美術館から
17世紀から、20世紀の風景画65点が
ご来日ですにゃ。
フランス近代風景画の流れを
描かれた時代と場所を軸に
ご紹介ですにゃ。
構成
第1章 近代風景画の源流
第2章 自然への賛美
第3章 大都市パリの風景画
第4章 パリ近郊-身近な自然へのまなざし
第5章 南へ-新たな光と風景
第6章 海を渡って/想像の世界
この展覧会で、
チビクロが1番見ることができて
よかったのわ、
アンリ・ルソー「馬を襲うジャガー」
ですにゃ。
弱肉強食の場面なのに、
馬の目が、まるポチだからか、
生々しさわ、あまりなくて、
一瞬の静けさ
さえ感じてしまいますにゃ。
それに、植物わ、とても丁寧に
描かれているけど、博物学的でわ、
ないから、現実感よりわ、
夢の中みたいな空想の世界を
感じるですにゃ。
でも、この世界観わ、
とても魅力があるから、
ルソーの作品をもっと
見たくなるですにゃ。
チビクロの持っている美術の本で
ルソーを調べてみたですにゃ。
抜粋
「つまり、ルソーは
今でいう天然でした。
彼の狙わない素朴さと
ポップな色彩感覚は、
ピカソや後のシュルレアリストに
影響を与えただけでなく、
素朴派と呼ばれる新たな流れを生み
今日のヘタウマ絵画の原点になっています。」
出典
西洋絵画史入門 山田五郎 幻冬舎
そうだったのか、やりますにゃ。
アンリ・ルソー最強ですにゃ。
日本だと、ルソーの絵わ、
箱根のポーラ美術館、
世田谷美術館などでも
コレクションしていますにゃ。
いつかお会いできるといいですにゃ。
もちろん、
世界にあるルソーの作品がきてくれて、
特別展をしてくれる日が
きますようにですにゃ。
このお花だって、
しゃべりはじめそうですにゃ。
今日もおいしいもの食べちゃったし、
ステキ絵画を鑑賞することができて
シアワセですにゃ。
本日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。
チビクロわ、上野に移動して
トーハクへと
行ったですにゃ。
*この展覧会わ、終了していますにゃ。
「名作誕生-つながる日本美術-」
東京国立博物館
構成
第1章 祈りをつなぐ
テーマ1一木の祈り
テーマ2祈る普賢
テーマ3祖師に祈る
第2章 巨匠のつながり
テーマ4雪舟と中国
①風景をつなぐ
②玉潤をつなぐ
③本場の水墨をつなぐ
④「和」「漢」をつなぐ
テーマ5宗達と古典
テーマ6若冲と模倣
①鶴の変容
②若冲の鶏
第3章古典文学につながる
テーマ7 伊勢物語
テーマ8源氏物語
第4章つながるモチーフ/イメージ
テーマ9山水をつなぐ
テーマ10花鳥をつなぐ
テーマ11人物をつなぐ
①戸をたたく男
②縁先の美人
③交わされる視線、注がれる視線
テーマ12 古今をつなぐ
①江戸の坂、東京の坂
②寒山としての麗子
チビクロ気になった作品ですにゃ。
やっぱら、注目わ、若沖ですにゃ。
それも、鶏わ、何度も見たし、
ずっと見たですにゃ。
64.雪梅雄鶏図
65.仙人掌軍鶏図襖
66.鶏図押絵貼屏風
尾羽がまるで、
アニメのキャラのアホ毛みたいに
ぴよっとなっていて、
バリエーションですにゃ。
カッコいいお顔の鶏さんもいれば
変顔もあり、それわ、愛情ゆえの
観察眼ですにゃ。
絵の具の発色が冴えていて
目を、見張るですにゃ。
ぴよこの愛らしさわ、
きゅんとしちゃうですにゃ。
73.蔦細道図屏風
伝俵屋宗達筆烏丸光広賛
「伊勢物語」の一場面ですにゃ。
金と緑の土坡がデザイン的にも
美しいですにゃ。
解説に留守文様という言葉が
あって、わざと描かないからこそ
広がる豊かなイメージの
世界ですにゃ。
95.吉野山図屏風
桜といえば、吉野山、
吉野山といえば、桜なのですにゃ。
ほんわり薄いピンクのお山わ、
春爛漫なのですにゃ。
同形の山を色を変えることで
リズムができているですにゃ。
ペパーミントグリーンみたい
ですにゃ。
山と花を抽象化してるみたいな感じに
思えて、現代的なモダンな感じにも
思えたですにゃ。
テーマ設定もなるほどと思うポイント
だったし、勉強になったですにゃ。
地味ながらも、好きなタイプの作品が
多くて、もっとていねいに見れたら
よかったですにゃ。
超有名でわないけど、
名作のものって、
もう二度とお会いできないことも
ありそうだし、やっぱ
一期一会ってあるですにゃ。
素晴しい作品たちとの出会いに
ありがとうございますにゃ。
本日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。
ランチを終えたチビクロわ、
地下鉄に乗って、
六本木一丁目駅へと
向かいましたにゃ。
この展覧会わ、終了していますにゃ。
「木島櫻谷PartⅡ
木島櫻谷『四季連作屏風』
+近代花鳥図屏風尽し」
住友コレクション泉屋博古館分館
木島櫻谷わ、明治から、昭和の初期に活躍した日本画家なのですにゃ。
堂々たる日本画に、写生の技術と
櫻谷独自の感性によって、
描かれた作品わ、とても
すばらしいのですにゃ。
今回わ、
18代住友吉左衛門が、大正期に建てた
茶臼山本邸の大広間を飾るために
注文したという作品
「四季連作図屏風」が
公開されているですにゃ。
「柳桜図」
金地に柳の緑が映えて、
吹き抜ける、爽やかな風を
感じるですにゃ。
一枚一枚丁寧に描かれた桜の花が、
細部で見てもよし、
全体の遠景で見るもよし、の
素晴しい作品ですにゃ。
本物の自然の美しさを
より凝縮し、結晶にしたかのようで
ほんもののお花見よりも
お花を見た感じになるですにゃ。
「燕子花図」
こちらのカキツバタわ、
一つ一つ写生して、
描かれたものですにゃ。
よく見ると絵の具の岩石?が
キラキラと輝いているのですにゃ。
「菊花図」
菊の花びらわ、厚めに絵の具で
描かれ、マットな感じですにゃ。
「雪中梅花図」
紅い梅と積もる雪で
まさに吉祥画ですにゃ。
大画面に紅梅がたくさん
描かれていて、すごいのですにゃ。
木島櫻谷わ、近年まで
その存在を忘れられていたそうで
新たに、その素晴しい作品や、
存在が世の中に出て
知ることができて
よかったですにゃ。
機会があったら
京都にある木島櫻谷文庫として
限定で公開されている
櫻谷のすまいやお庭を
見学してみたいですにゃ。
素晴しい作品に今日も
出会えて
ありがとうございますにゃ。
本日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。
チビクロわ、
上野にお出かけしたですにゃ。
「東西美人画の名作
《序の舞》への系譜」
東京藝術大学大学美術館
構成
美人画の源流
東の美人
西の美人
美人画の頂点
チビクロ気になった作品ですにゃ。
36.菊池契月
友禅の少女
記念写真のようなおすましの
女の子が、清楚で
美しいですにゃ。
37.菊池契月
散策
気持ちの良い空気が伝わってくる
ですにゃ。
余白がまた、美しく感じるですにゃ。
44.北野恒富
いとさんこいさん
おしとやかなタイプと
おてんばさんタイプ。
50.甲斐庄楠音
(かいのしょうただおと)
幻覚
ネットなどでわ見ていたけど
現物わ、初めてお会いする画家さん
ですにゃ。
影が鬼、キツネのしっぽも
見えるというこの作品、
燃え上がるような着物の襦袢が
生き物のようですにゃ。
ちょっと怖いように思える絵
なんだけど、近づいてみると、
少女の目わ、澄んでいて
純粋な感じがしたですにゃ。
美しい女の人たちがいっぱいで
くらっとしたチビクロですにゃ。
もちろん、
重要文化財の
上村松園序の舞 も
見ることができてよかったですにゃ。
補修がうまくいって
なによりですにゃ。
東と西、どちらかに投票するか?
ということになったら、
西ですかにゃ。
知らない日本画を見ていて
これいいなと思うと
京都画壇のセンセイだったり
するしにゃ。
木島櫻谷もそうですし。
京都画壇特集って見て
みたいですにゃ。
これわ、藝大の先生たちのお名前
ですにゃ。
素敵な絵と出会えてよかった
ですにゃ。
ありがとうございますにゃ。
本日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。
チヒクロわ、
前回来た時、
前売り券があるのに
忘れてきてしまったので
この展覧会を2度目見ることに
なりましたにゃ。
「至上の印象派展
ビュールレ・コレクション
新国立美術館」
チビクロの気になった作品ですにゃ。
第4章印象派の風景わ、
どれもよかったですにゃ。
印象派とわ、光や空気の移ろいの中で
画家が感じた印象をとらえる絵画と
言われているらしいですにゃ。
26.アルフレッド・シスレー
ブージヴァルの夏
雲の形がおもしろいし、
空わきれいで
まるで、画面から
夏の風が吹いてくるようだったにゃ。
涼しげで、爽やかな感じが
伝わってくるですにゃ。
チビクロが知らないだけだと
思うけど、
シスレーって、
印象派の巨匠の中でわ、
ちょっと目立たないような気が
するけど、
もっとまとまった数が見れる
回顧展とかあるとよいですにゃ。
28.クロード・モネ
ヴェトゥイユ近郊のヒナゲシ畑
光の中一面に咲く赤いお花に
うっとりしますにゃ。
天気のいい日きっと戸外で
描いたのだろうですにゃ。
29.クロード・モネ
ジヴェルニーのモネの庭
バラがたくさん咲いているですにゃ。
印象派の技法「筆触分割」とわ、
絵具を混ぜたり塗り重ねないで
原色のまま細かいタッチで並べる
技法みたいで、
精密に描いてないのに
お庭の美しさがこんなに
伝わってくるし、
ずっと見ていたくなるですにゃ。
チビクロが行ったのわ、
平日の木曜日だったけど
けっこう会場内わ、
混んでいたですにゃ。
後少しで終わってしまうので
ますます混んでいると思うけど、
絵画好きなら、
可愛いイレーヌちゃんにも
会っていた方が、いいと
思うのですにゃ
今日も素晴しい絵画に
出会えてありがとうございますにゃ。
本日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。