goo blog サービス終了のお知らせ 

チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「〈対〉で見る絵画」根津美術館 @表参道駅

2020-02-13 20:00:00 | 2020 美術館 博物館
ランチを終えたチビクロわ、
表参道駅から、
根津美術館へと向かったですにゃ。

※この展示わ、終了していますにゃ。
企画展
「〈一対〉で見る絵画」
根津美術館

構成
1.二幅対
2.一双の屏風
3.工芸における対
4.三幅対
5.四幅対・五幅対
6.分割と再生




チビクロ気になった作品ですにゃ。
1-1仙女図 良祐筆 トーハク
1-2仙女図 良祐筆 根津美術館所蔵
持物いろいろだにゃ、やっぱ、
女の人わ、持物多くなるですにゃ。
うーむ、やまんばですにゃ。
約60年ぶりの再会ですにゃ。
室町 良祐って、
どんな人?興味深いにゃ。

3.梟鶏図 狩野山雪
おもしろい顔の
フクロウとニワトリですにゃ。
曲がった松、まっすぐな竹、
対比がいろいろ取り入れられて
おかしみのある作品ですにゃ。

10.吉野龍田図屏風



チビクロわ、
こちらの作品の桜の作品を
見たかったのですにゃ。
ネットのお知らせを見て、
一目でビビビと思ったですにゃ。
思ったとおり、いえ、
それ以上にステキ作品でしたにゃ。
金箔に流水、ぽってりと塗られた
ほのかなピンクの絵の具、
日本画を表すにわ、ちょっとかもだけど
ペパーミントグリーンみたいな土坡の色が、すごく良い感じですにゃ。
チビクロわ、なんども近づいたり、
離れたりして、
作品との距離感の違いを楽しんだり、
見るポイントを変えたりしましたにゃ。
屏風わ角度があるので、
立体としてイメージしやすいから、
屏風の中からのそよ風や
花びらを舞うのを楽しみ、
桜の花見を満喫したですにゃ。

古今和歌集、玉葉和歌集に
吉野と龍田、桜と紅葉の名所として、
収められていて、
雲の如き桜と錦の如く紅葉わ、
雲錦文様として愛されている
そうですにゃ。



素晴らしい作品に出会えて
ありがとうございますにゃ。
さすが、根津美術館。
いつもチェックしとかないと
いけませんにゃ。

よく手入れされた日本庭園が
素晴らしいですにゃ。




今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。




「内藤コレクション展ゴシック写本の小宇宙」国立西洋美術館@上野駅

2020-01-29 20:00:00 | 2020 美術館 博物館
チビクロわ、以前見に行ったけど
まだ気になっていたから、もう一度
展覧会に行きましたにゃ。

*この展覧会わ、終了していますにゃ。
「内藤コレクション展
ゴシック写本の小宇宙
文字に棲まう絵、言葉を超えてゆく絵」
国立西洋美術館 版画素描展示室



中世ゴシック期の作品わ、
日本でわ、なかなか見る機会わ
ないと思うですにゃ。

作品から感じる魅力わ、
すごく力があって、
なんだか
いつまでも見てしまうのですにゃ。
字体のおもしろさ、カリグラフィー?
赤や金と言う派手な色つかいだけど、
真面目で、清々しいですにゃ。
それでいて、
遊び心やおかしみを感じる
植物や動物、怪物、模様が
いっぱいですにゃ。

中世ヨーロッパで大切にされてきた
人々のキリスト教への信仰によって
大切に作られ、使われてきたから、
たたずまいがおごそかなのかなと
思ったですにゃ。

前回来た時わ、調子にのって
たくさんお写真を撮ったのだけど
今回わ、1点だけにしたですにゃ。



色の鮮やかさ、キャラクターの豊かさ
欄外への装飾などが、
とても、興味深いですにゃ。
チビクロわ、
うさぎさんが気になりますにゃ。





ぜひ、
数点でも常設展示してくださると、
うれしいですにゃ。

チビクロも、パリとかロンドンに
行って、こういう作品を
探してみたいですにゃ。
あと、
"北フランスの空に掛かった石のレース"と
言われる
ゴシック寺院を、
見てみたいものですにゃ。

素晴らしい芸術との出会い
ありがとうございますにゃ。

単眼鏡デビューしたですにゃ。
取り扱い方がいまいちよくわからなくて
ぎくしゃくしているのわ、
ヒミツですにゃ。



今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。



「人、神、自然」トーハク東洋館@上野駅

2020-01-27 20:00:00 | 2020 美術館 博物館
トーハク本館を後にしたチビクロわ、
お隣りの建物である東洋館でやってる
展覧会に行きましたにゃ。

特別展「人、神、自然
ーザ・アール・サーニ・コレクション
の名品が語る古代世界ー」東京国立博物館

いろんな顔が集合ですにゃ。
みんな神様?

カタール国の王族である
シェイク・ハマド・ビン・アブドラ・
アール・サーニ殿下が収集した
コレクションわ、その豪華さと
地理的・文化的背景の多様さで
知られているそうですにゃ。

人類の創造性の到達点を示すとさえ
言われるほどのコレクションの中から、
世界各地の古代文化が生み出した工芸品117件が、厳選されているですにゃ。

構成
1章 人 人の姿形、権威を象徴する品々
2章 神 神々とのつながり
3章 自然 動物の姿、興味と畏れ

お写真撮影わ、残念ながら、
できなかったですにゃ。

こちらわ、アイベックスですにゃ。
自然の力強さを表現してますにゃ。
きりっとしたまなざしを感じますにゃ。


こちらわ、
高貴な女性の立ち姿ですにゃ。
人物像「バクトリアの王女」
ドレスが風に揺れるようにみえるのわ、
気のせいかにゃ。
帽子気になるし、服の素材わ、
どんなだったかにゃ?と想像するにゃ。


今回展示された作品たちわ、
世界中エジプト、中央アジア、
メソポタミア
アラビア半島南部で、
年代わ、古代で、前1473頃
前2300年頃、前3300年頃、
150年頃とか、広範囲ですにゃ。
ヨーロッパやキリスト教文化でわない、
今回のような古代文化の名品による
展覧会わ、貴重な機会だと
思ったですにゃ。

チビクロとしてわ、
中央アジアあたりアフガニスタンなど
興味があるので、これからも
注目したいと思ったですにゃ。

ポスターなどを見ると
大きくみえるけど、実物わ、
意外と小さく驚きましたにゃ。

今日も素晴らしい作品に
出会えてありがとうございますにゃ。

今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。






「博物館に初もうで 子・鼠・ねずみ」と「本館総合文化展」トーハク@上野駅

2020-01-25 20:00:00 | 2020 美術館 博物館
チビクロわ、新年初めての展覧会わ、
トーハクと決めているのですにゃ。

「博物館に初もうで 子・鼠・ねずみ」
東京国立博物館

毎年おなじみのその年の干支を
テーマにした作品の特集ですにゃ。

チビクロ気になった作品ですにゃ。

艶姿七福神 大黒
ねずみを使者とする七福神の神様
大黒天さまなんだけど、
そのモチーフが
描かれた着物を着ている遊女さん。
江戸の浮世絵であるあるの
置き換えで楽しむ作品ですにゃ。



袱紗 紺繻子地鼠大根米俵模様
二股の大根わ、夫婦仲が良いこと、
米俵わ、豊かさの象徴、
ねずみわ、子孫繁栄を意味した
縁起の良い図柄ですにゃ。


5.はじめ、
唐子(中国風の髪型をした子供)を、
ねずみだと、思ったけど、
ねずみわ、かぼちゃの中だったのだ。


水滴という墨をする時に硯に水を
入れるのに、使うものですにゃ。
いろんなねずみがいっぱいですにゃ。




こちらわ、鼠草子ですにゃ。
人間のお姫様さまと結婚したけど、
ねずみであることがバレて、
悲しい結末に。
ねずみさんわ、出家して
仏道にはげみますにゃ。
ねずみさんの表情がツボですにゃ。


こちらわ、本館
総合文化展での展示ですにゃ。


このきのこみたいにデフォルメされた
松の表現が好きですにゃ。
現代に通じるモダンさを感じる
ですにゃ。










全体として鑑賞しても、
部分も、とてもすばらしいですにゃ。




瑞々しいしい初夏の場面ですにゃ。
葉の線が美しいにゃ。


ぽってりと塗られた白菊の花びらが
豊かな質感ですにゃ。




カッコイイですにゃ。
伝統的な松鶴梅も若冲にかかると
キレッキレの鋭さですにゃ。
勢いを感じるし、
間の静けさすら感じる気がしますにゃ。
抽象的で、ミニマムで、単純で複雑、
なんと大胆不敵な作品ですにゃ。
それでいて、なんか楽しいですにゃ。
若冲て、ほんと目が離せないですにゃ。




この絵師さんの花鳥図わ、
大好きですにゃ。
孔雀の羽根の表現が緻密で
引き込まれるように思うですにゃ。

豪華な牡丹と
素朴なたんぽぽという
組み合わせの、バランスですにゃ。

寄贈岡本さんて、
ご子孫かな。





余白部分が、画面全体に広がりを
感じさせるし、
写実的なとこと、余白の効果が
ひとつの画面で表されている
まったく稀有な作品だと思うですにゃ。
手前を見ている時わ、意識わ、
後ろにわ、とんでるから、
後ろわ、描いてなくても
大丈夫を描いているような気が
しますにゃ。
金の華やかさと松の厳かさが
お正月にふさわしいですにゃ。


今年も美術館巡り始めることが
できましたにゃ。
素晴らしい作品達に出会えて
ありがとうございますにゃ。

お写真が暗かったり、ぼやけていたり、
ひどすぎましたにゃ。
お見苦しく失礼致しましたにゃ。
キレイに撮れるように、
がんばろうと思いましたにゃ。

お読み頂き
ありがとうございますにゃ。