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チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「茶の湯以前」金沢文庫

2024-08-27 20:00:00 | 2024美術館 博物館
チビクロわ、出かけましたにゃ。

「特別展 茶の湯以前
中世鎌倉の茶」
神奈川県立金沢文庫

今回わ、金沢文庫が管理する「称名寺聖教・金沢文庫文庫文書」からわかる中世東国のお茶に関する史料をご紹介という展覧会ですにゃ。お茶わ、健康のため、贈答、宗教儀礼とさまざまな用途や機能があったそうですにゃ。
茶の湯以前というのわ、千利休より前という意味だとボクわ思って、ボクみたいなぬいぐるみがいうのわ失礼しますだけど、目の付け所がおもしろいにゃと思いましたにゃ。古い文書の毛筆体が悲しいくらいわからないチビクロだけど、中世文書がたくさん保存されていて大事にしてもらっていて感謝ですにゃ。
今回残念だったのわ、地震の影響で展示が、取りやめになった作品があったことですにゃ。チビクロわ特に重文青磁壺元時代称名寺蔵を見ることを楽しみにしていたですにゃ。この前出光美術館で見た壺とよく似てたから、じっくり見たかったですにゃ。今後方針か変更になる可能性もあるそうなので気になる方わ、ホームページにてご確認くださいませですにゃ。

緑と光が強いから影が強く感じましたにゃ。夏がとまってるみたいな空気感でしたにゃ。不思議な場所だと思うですにゃ。やはり歴史が、あるからにゃのか?ボクわ、夏休みに来ようと思ってけど、発熱中だったのでしたにゃ。やっと夏休みミッションクリアですにゃ。みなさまもおかしな風邪にわ、ご注意くださいませですにゃ。

今日もチビクロのブログをお読み頂き
ありがとうございますにゃ。






「空想旅行案内人ジャン=ミッシェル・フォロン」東京ステーションギャラリー

2024-08-07 20:00:00 | 2024美術館 博物館
チビクロわ、お出かけしましたにゃ。

「空想旅行案内人
ジャン=ミッシェル・フォロン」
東京ステーションギャラリー
東京駅丸の内口

最近すごく暑いし、日差しが強すぎるから黒猫のぬいぐるみのボクの黒いお肌が白っちゃけるのが心配で、お部屋に閉じこもっていたけど、ちょっと気になる展覧会があったので、お出かけしましたにゃ。

ジャン=ミッシェル・フォロンわ、20世紀後半のベルギーのアーティストですにゃ。色彩の魔術師と言われるくらい、美しい色使いだし、やさしい雰囲気の作品が多いけど、環境破壊とか人権などについて静かに主張していますにゃ。

旅わ見聞を広げて、新しい世界との出会いになるかも。チビクロわ、リアルにわ、旅行とか行けないけど、フォロンの作品みたいなアートにしょくはつされて空想旅行に出かけたいと思いましたにゃ。


東京駅八重洲口地下にある「みはし」の豆かんですにゃ。
ふっくらしたお豆がトクベツにおいしいですにゃ。夏休みだからか混んでいてお席につくまで行列しましたにゃ。でも、おいしいからいいのだ。

今日もチビクロのブログをお読み頂き、ありがとうございますにゃ。

「江戸当世図上旅行」金沢文庫

2024-07-21 20:00:00 | 2024美術館 博物館
チビクロわ、お出かけしましたにゃ。

※この展覧会わ、終了していますにゃ。
「企画展 江戸当世図上旅行
(ずじょうのたびゆき)」
神奈川県立金沢文庫

江戸時代わ、関所がたくさんあって、手形がないと移動わ、難しかったそうですにゃ。今回の展示でわ、県立金沢文庫所蔵の絵地図とか見ながら、エアトリップするですにゃ。

浮世絵や箱根関所手形など貴重な資料が展示なのですにゃ。

今回特別に撮影が許可されていましたにゃ。

日本図屏風

江戸時代のすごろくなのだけど、絵がおもしろいですにゃ。


これわなんだったかにゃ。メモが意味不明ですにゃ。失礼しましたですにゃ。
兵士みたいな人たちがぎっしりですにゃ。


江の島が描かれていますにゃ。



江戸時代の、地球の歩き方みたいなものですかにゃ。
毛筆の字わ、難しいですにゃ。まるで外国語みたいに、読むことができませんにゃ。

金沢文庫わ、北条実時が作ったのだけど、政治や文化、歴史などの漢籍や、和書がたくさん集められましたにゃ。北条氏滅亡の時わ、存続が危なかったけど、称名寺というお寺が大切に管理してくれてたらしいですにゃ。中世からの貴重な文書などが保存されていますにゃ。

チビクロわ、今回2回目の金沢文庫訪問だったのですが、併設されている図書室をのぞいてみたら、美術や歴史、骨董の本や、国立系の美術館などが発行している小冊子が整理分類されて読むことができるのでした。チビクロわ感激して、夏休みにわ、ここに泊まり込んで、本を読み散らかそうと決意しましたにゃ。(※もちろん宿泊わできません。)

こじんまりだけど、実力派!やっぱり金沢文庫わ、すばらしいのでした。
ぜひぜひまた、利用させてくださいですにゃ。

次の展示わ、
「特別展 茶の湯以前 中世鎌倉の茶」
ですにゃ。ぐっとくるタイトルですにゃ。7月26日から。



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ご覧頂きありがとうございますにゃ。


「近代輸出漆器のダイナミズム」神奈川県立歴史博物館

2024-06-28 20:00:00 | 2024美術館 博物館
チビクロわ、お出かけしましたにゃ。
横浜わ、関内にある博物館ですにゃ。

「近代輸出漆器のダイナミズム
金子皓彦コレクションの世界」
神奈川県立歴史博物館
明治維新後、ヨーロッパ、アメリカと貿易が始まり、横浜わ、港町として栄えていましたにゃ。芝山細工、寄木細工、七宝など日本の工芸品が外国のひとに、漆器という呼び名で輸出されていきましたにゃ。

芝山細工というのわ、貝や牛骨、象牙などを漆器や木工品に立体的にはめ込む技法で、下部写真の鷹がまさにその作品なのですにゃ。素材を生かしつつ、超絶技巧ともいえる職人技で美を作り出しましたにゃ。

今回1番良かったのわ、あるライティングビューローで木、漆、寄せ木細工、木彫を使ったもので、それわそれわ、ゴージャス、そこでお手紙などをすらすら書いている妄想をしてしまいましたにゃ。なかにわ、イギリスから里帰りしてきたものもあるそうで、見ているだけでうっとりしましたにゃ。それらわ、外国への輸出用だったため、日本にわ、残されていなかったのですにゃ。それらを、金子皓彦さんという方がコレクションしているものが展示されたのですにゃ。

神奈川県立歴史博物館わ、旧横浜正金銀行本館で、明治に建てられたカッコイイ建物ですにゃ。
なんと大正時代にわ、世界!三大為替銀行として、お忙しいだったらしいですにゃ。



たくさん歩いたから、チビクロの肉球わ痛くなっちゃったけど、
港町横浜の歴史に思いをはせつつ、
帰り道についたチビクロでしたにゃ。
明治から戦前のにぎわいを考えると、
えいこせいすいにんげんのいとなみとわ、はかないいちめんもありへいわのよのなかであることがきせきなのかもしれません。
素晴らしい展覧会を見ることができて
かんしゃなのですにゃ。

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「出光佐三、美の交感」出光美術館

2024-06-20 20:00:00 | 2024美術館 博物館
チビクロわ、また出光美術館へと出かけましたにゃ。

「出光美術館の軌跡ここから先へⅡ
出光佐三、美の交感 波山、放菴、ルオー」
出光美術館

出光美術館の創立者である出光佐三わ、作品をコレクションすると同時に同世代の作家たちと交流し、その精神を高めあうようなお付き合いをしたそうですにゃ。

こちらわ、板谷波山の作品ですにゃ。
「彩磁アマリリス文花瓶」
内側からほのかに光るような波山のやきものわ、デザイン、大きさ、絵、配置といい、きゅんとするかわいさ、美しさががありますにゃ。大正時代の作品とわ思えない現代に通じるものがありますにゃ。


天目茶碗「銘命乞い」
波山が気に入らないからと処分しようとした作品がスゴクよかったから、佐三がとめて、「強奪した」というエピソードがある作品ですにゃ。佐三わ、いつも使って、波山の芸術への思いを「自分の傷だらけの日常生活を省みつつ、尊い教えとして」いたそうですにゃ。

サム・フランシスが日本に来た時、お世話をしたみたいで、初めて作ったやきもののオブジェに、SAM SAZOと書入れていて、その名前入りの作品が展示されていましたにゃ。友情のあかしですかにゃ。昭和39年に来日ですにゃ。

小杉放菴の作品をまとまって見たのわ、初めてだったんだけど、麻の荒い繊維が入った独特の風合いの越前紙というトクベツな紙が墨の独特のかすれ方でスゴクいい味出しちゃってるのがいっぱいあって惹かれたですにゃ。

出光美術館わ、今年いっぱいでビル建て替えのため、閉館します。その歴史を振り返る展示が続くので、まだまだ通ってしまうチビクロですにゃ。


素晴らしい作品、芸術家、創立者に、
そして平和であることに感謝ですにゃ。



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