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チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「中島清之-日本画の迷宮」横浜美術館 @桜木町駅

2016-01-02 21:00:00 | 美術館 博物館
去年のことになっちゃったけど
書くですにゃ。

小倉山cafeで、
スィーツタイムした
チビクロわ、
横浜美術館で開催中の
こちらの展覧会を
見たのですにゃ。


「横浜発 おもしろい画家
中島清之-日本画の迷宮」

チラシより引用しますにゃ。
「日本美術院の中核として
活躍した中島清之は、
常に大きく作風を変えて
観る者を驚かせたことから、
「変転の画家」とも
評されました。
横浜を拠点とし、横浜の美術界の
発展と歩みを共にし、
再晩年には、三渓園の臨春閣の
襖絵を手がけ、
古典とモダニズムを統合させた
清之芸術の集大成を
示しました。」



作品名ですにゃ。
左より。
<若草><方広会の夜><銀座A>
<保土ヶ谷風景><雪の子(晴雪)>
<顔>

展示されている作品にわ、
抽象画みたいな作品も
あったのですにゃ。

チビクロがひかれて
ずっと見ていた作品が
ありますにゃ。

鶴図(三渓園臨春閣襖絵)

竹図(三渓園臨春閣襖絵)

スゴく迫力があるんだけど
威圧的でなく、
でも、
厳かな感じだったのですにゃ。
どこか、琳派を感じる
デザイン性が
画面をまとめているような
気がするですにゃ。

この作品わ、
12月2日までの展示で
12月4日より1月11日までわ、

梅図と牡丹図が
公開されますですにゃ。

チビクロわ
初めて中島清之 の作品を
見たのだけど
もっと見たいと思ったし、
たくさんの人に
見てもらいたい画家さんだと
思ったですにゃ。

今日もステキな作品との
出会い
ありがとうございますですにゃ。



本日も、お読み頂き
ありがとうございますですにゃ。








「2015・11月トーハク総合文化展」見返り美人など@上野駅

2015-12-09 21:00:00 | 美術館 博物館
横山大観記念館を見た
チビクロわ、
不忍池の横を通り、
お寺を抜けて
上野公園にある
トーハクへ向かいましたにゃ。

今日わ、
本館で
美しいあの方にお会いしますにゃ。

見返り美人
菱川師宣

ちょっとぼけてしまったのが
残念ですにゃ。
美しいお着物の色合いに
女性らしいポーズ。
うっとりですにゃ。


チビクロ
気になった作品ですにゃ。


やはり猫さんのいる作品わ
気になりますにゃ。
シッポの短いボブテイルですにゃ。



ミルクティーみたいな色合いですにゃ。





透明感のある美しい色ですにゃ。
ちょっと
表現がおかしいかもだけど、
渡辺華山の作品わ、
キレが鋭くって
トクベツな感じがするですにゃ。


古代中国で
軍師のお仕事で知られた
太公望。
文王との邂逅の場面ですにゃ。
場面に風が吹いているのを
感じて、なぜだか
いつまでも
見つめてしまったですにゃ。
今日のイチオシ作品ですにゃ。










今日も
おいしいもの食べちゃったし、
ステキ作品との出会いに
ありがとうございますですにゃ。


本日も、お読み頂き
ありがとうございますですにゃ。



「横山大観記念館」@上野駅

2015-12-02 21:00:00 | 美術館 博物館
ランチを終えたチビクロわ、
こちらにお邪魔していますにゃ。


横山大観記念館
東京都台東区池之端1-4-24

前から気になってたんだけど
月火水曜日が
休館日なので
水曜日休みのチビクロわ
なかなか来ることが
できなかったのですにゃ。
やっとこれたですにゃ。

ごらんくださいませですにゃ。
この日本家屋に
美しい緑の日本庭園を。
実際大観が
ここで
制作していたそうですにゃ。
おうちの中から窓越しに
見ることができるお庭も
良いですにゃ。
大観も見ていたと思うと
ドキドキしますにゃ。

記念館の中わ、
撮影ができないのが
残念ですにゃ。

男大観日本酒を飲む、みたいな
イメージがあるけど
菱田春草らとも親交があり
やわらかな色、
やさしい眼差しを感じる
作品が多くありますにゃ。

これわ、館内で
販売されている
ポストカードですにゃ。







保存公開されていることわ、
大変
貴重なことですにゃ。
運営されているみなさま
ありがとうございますですにゃ。
大観の絵の素晴らしさを
改めて
感じたですにゃ。


本日も、お読み頂き
ありがとうございますですにゃ。

「プラド美術館展 」三菱一号館美術館@東京駅

2015-11-28 21:00:00 | 美術館 博物館
マンゴーパフェを、食べた
チビクロわ、
三菱一号館美術館へ
向かいましたにゃ。




「プラド美術館展
-スペイン宮廷 美への情熱」

中世後期と
初期ルネサンスにおける宗教と
日常生活

マニエリスムの世紀:
イタリアとスペイン

バロック:初期と最盛期

17世紀の主題:現実の生活と詩情

18世紀ヨーロッパの宮廷の雅

ゴヤ

19世紀:親密なまなざし、
私的な領域


プラド美術館わ、
スペインのマドリッドにある
スペイン王家のコレクションが
ある美術館ですにゃ。

チビクロわ、
一通り展覧会を見た後、
初めのフロアに戻ったですにゃ。
小さいサイズの作品が多いし、
点数も多いので
絞ってみることにしたですにゃ。
だから、感想わ、
五つの作品だけなのですにゃ。

チビクロが
気になった作品ですにゃ。

4.ハンス・メムリンク
聖母子と二人の天使
なんと美しいのですにゃ。
穏やかでやさしい
絵の世界ですにゃ。
小さくも密に書き込まれた
草花がかわいらしいですにゃ。
天使がイエス様に差し出している
のわ、なんだろにゃ?
天使が奏でる音楽って、
どんななんだろにゃ?
クッション
気になりましたですにゃ。

5.ヒエロニムス・ボス
愚者の石の除去
左の作品ですにゃ。

奇想の画家ボスの真筆わ、
世界で20点のみですにゃ。
ネーデルランドでわ、
中世から17世紀まで
頭の小石が成長すると
愚か者になるため、
石を切除する手術が必要と
信じられていたですにゃ。
いかさま手術をする外科医。
あやしげな司祭わ、妻の間男。
妻わ、頭に書物をのせているし。
この場面にいる全員が
患者をだましているそうですにゃ。

前から気になっていた
ボスの作品見れて
うれしいですにゃ。

今度わ、あのユニークな
生き物たちに逢いたいですにゃ。

8.ヘラルト・ダーフィット
聖母子と天使達
美しい宝石で彩られた
飾り物?を天使が
マリア様に
かぶせているですにゃ。
小さく
かわいらしい天使ですにゃ。
それにしても
なんとやさしい表情ですにゃ。
細部にわたる
表現が緻密で
ずっと眺めていたくなる作品
ですにゃ。

34.ヤン・ブリューゲル(1世)
花卉
解説によると、
布の質感まで描き分けた
ていうですにゃ。
本物よりも本物らしく
美しいですにゃ。


36.ファン・バン・デル・アメン
すももとサワーチェリーの
載った皿
果物の表面の質感の表現が
すばらしいですにゃ。
ボデゴンと呼ばれる
スペインの
ジャンル作品みたいなんだけど、
もっと見てみたいですにゃ。
西洋美術館に
ある作品わ、
大きかったですにゃ。
今度また、
見に行きたいですにゃ。




ムリーリョや
ルーベンスもよかったし、
ベラスケスも
すごくよかったですにゃ。

お時間が許せば
もう一度見に行きたいと
思うのですにゃ。

はるばるスペインから
来てくれて、
どうもありがとですにゃ。
すばらしい作品との
出会いありがとうございます
ですにゃ。

本日も、お読み頂き
ありがとうございますですにゃ。











「風景画の誕生」Bunkamura ザ・ミュージアム@渋谷駅

2015-11-22 21:00:00 | 美術館 博物館
ランチを終えた
チビクロわ、
東急文化村の美術館へ
行きましたにゃ。



「ウィーン美術史美術館所蔵
風景画の誕生」

構成
第1章 風景画の誕生
第1節 聖書および神話を主題とした作品中に現れる風景
第2節1年12か月の月暦画中に
現れる風景
第3節牧歌を主題とした作品中に
現れる風景

第2章 風景画の展開
第1節自立的な風景画
第2節都市景観としての風景画

こちらわ、
ヒエロニムス・ボスの描いた
絵のなかの生き物?を
立体化したものですにゃ。



チビクロが
気になった作品ですにゃ。
2.ホーホストラーテンの画家
聖母子と聖カタリナと聖バルバラ

非業の死を遂げた聖人の
お二人が穏やかな姿で
聖母子さまと
いらっしゃるですにゃ。
なんかよかったですにゃ。
細かく描かれた背景
床のデザインに目が
奪われたですにゃ。

6.アドリアーン・イーゼンブラント
エジプトへの逃避途上の休息

イーゼンブラントといえば、
国立西洋美術館の
玉座の聖母子の画家さんですにゃ。

11.ヨアヒム・パティニール
聖カタリナの車輪の奇跡


この展覧会のチラシを見た時
すごく引き付けられたですにゃ。
色といい、
書き込まれた風景といい
見たことなかったですにゃ。
今回初めて、名前を知ったし、
作品もみることが出来て
よかったですにゃ。

アルブレヒト・デューラーが
パティニールのことを
初めて、
「風景画家」と
呼んだ
とか、

ルーブル美術館展で見た
クエンティン・マセイス とも
知り合いで、共同制作もした
とか、

イーゼンブラントとわ、
仕事仲間だった
とか、
ウィキぺディアなどで
読んだですにゃ。
スゴイにゃ。

この時代の作品わ、
板絵のことが多いし、
表現が
ぐっと
チビクロを
つかむですにゃ。
どういうわけかわ
表現わするのわ、
むずかしいのですにゃ。

スペインのフェリペ二世わ
パティニールと
ボスの絵をすごく
気にいっていたと、
本で読んだけど
今年わ
はるばる日本まで
絵が来てくれて
ラッキーな年になりましたにゃ。

22.ヒエロニムス・ボスの模倣者
楽園図

ボスの模倣に
共通するものとして、
1,火を噴く岩山のモティーフ
2,空想的な噴水
3,人間の顔にた岩
4,中身のない果物
らしいですにゃ。
プラド美術館にある
快楽の園みてみたいにゃ。

なんか、ボスの描く絵わ、
アイロニー?にみちているし、
でてくる悪役キャラも
ユニークで、
現代にもすごく通じるし
すごくとがっているような
気がして、
気になるのですにゃ。

ペーテル・ファン・
アーフォント
ヤン・ブリューゲル(子)
幼児ヨハネと天使のいる聖家族

植物がふんだんに
描きこまれた美しい作品
ですにゃ。
天使が花を摘む様子わ、
愛らしいし、
みんな楽しそうですにゃ。

ルーカス・ファン
・ファルケンボルフ
夏の風景

たくさん働いた後のランチ
ですにゃ。
麦畑に放牧ですにゃ。

61.ヤーコプ・ファン
・ロイスダール
渓流のある風景
よく美術展でみかける
ロイスダールですにゃ。
解説によると
スカンジナビアの風景なんだけど
ロイスダール自身わ、
いったことがなかったんだって。
驚きですにゃ。

ウィーンから
はるばるやってきた絵画との
スバラシイ出会いに
ありがとうございますですにゃ。
板絵わ痛みやすいそうだから
帰る時わ気をつけてねですにゃ。

本日も、お読み頂き
ありがとうございますですにゃ。