2014年11月最終日~。

 さて、確認です。

 マウンテンバイクが大好きな愛好者として、みなさんマナーや責任感を持ってライドされていると思います。

 みなさんが走っている場所は、自治体の所有物以外は、ほぼすべてが私有地です。私有地の中に通っている道を「走らせてもらって」います。

 私有地はもちろん所有者がいらっしゃるわけで、その道が通行できる、できないも所有者が決めることができます。当然ですが、勝手に道をいじったり、邪魔だからと樹木(倒木を含む)を切ったり、どかしたりもできません。

 よく走らせてもらっていた里道でも、「誰か」が道をふさいだ倒木を勝手に切って地主さんがとても怒っていたことがありました。

 当然ですよね。自分ちの庭にある木を、「知らない誰か」が勝手に切ってたら、そりゃだれだって怒ります。規模が違うように見えるけど、所有者からしてみたら同じ心情でしょう。

 
 人間だから性格がまったく同じ人はいません。山道で出会った方と気持ちよくあいさつしたつもりでも、ほんとの心はどう思って、どう感じているかはわかりません。にこやかに気持ちよく挨拶できたなあ、とは、まったく違う心情を持っているかもしれません。

 やっぱり、もうちょっと深くかかわってみないとほんとのことはわからない。

 そういうものだと思って、あいさつの先にあるものも考えてみてください。

 むずかしいことはありません。反対の立場だったらどう思うだろうって想像するだけ。

 人と人をむすぶ「思いやり」は、マウンテンバイクに限らず、すべてのコミュニケーションの源だと思います。自分はほんっとにへたくそですが。がんばります。

 写真は昔日本マウンテンバイク協会に在籍してたころに考えたフィールドコード。これがすべてではないけれど、なにかの目安に。

 あ、それとね、ライド終わった後、バイクに着いた土や泥を、公園の駐車場で落としたり、洗ったり、なかには川で洗車しちゃっている方いますが、それも同じこと。知らない誰かが、自分ちの駐車場で洗車してたら・・・、ね。

 説教臭くてごめんなさい。でもね、ずっとずっとマウンテンバイクが楽しい世界であってほしいから。