チェーンは消耗品。これ、意外と知られてません。タイヤが減ればタイヤ交換するし、ブレーキパッドも減れば交換します。これはタイヤなら減ったのが目で見えるし、ブレーキパッドならレバーを引く幅(引きしろ)が大きくなったり、効きが悪くなったり、すごい音が出たりするのでわかります。
 でも、チェーンはちょっとわかりづらい。
 最近漕ぐとギアが飛ぶようになった、とか、変速の調子が悪い、などの症状が現れたら(その原因がチェーンに由来するものだったら)重傷です。
 使っているとチェーンは伸びます。正確に言うとチェーンをつないでいるピンの部分が磨耗して伸びたようになります。
 伸びたチェーンは、ピンの間隔(ピッチ)が広くなるので、チェーンリングやスプロケットの歯のピッチとずれてしまうため、ギアが飛ぶ(歯飛び)を起こしたり、変速性能を悪くしたり、で、もっと悪くなるとチェーンリングや、スプロケット、ディレーラーのプーリーをチェーンのピッチにあわせようと削り始め、こうなると、全部新品に交換しなければならなくなるため、お金が沢山かかってしまいます。
 なので、チェーンは定期的な交換をおススメします。
 毎日乗られる方なら3ヶ月ごと、しょっちゅう乗る方は半年に一度、時々乗る方は1年に一度は新しいチェーンに交換しましょう。自転車も喜びますよ!
 写真はシマノ純正工具のチェーンの伸び具合をチェックするもの。こちらを使ってチェーン診断をしています。


 今日も雨~(悲)。骨折の痛みが弱くなってきているので気分は「乗りたい!」なのですが、ここはまだまだ我慢、忍耐とまるっきし似合わない熟語で我慢しています。はあ~、あと1ヶ月(希望)。
 「SEASONS」の中でも、数名のライダーが背負っていたバイク用バックパック「DAKINE」。ANDREW SHANDROとMATT HUNTERのシーンが特に印象的でした。DAKINEのパックって、なんかしっとりとした山の中に似合いようなイメージ。ハードコアです。
 バックパックの作りもよく、背中全体で荷重を分散させてくれるかんじなので、荷物を満載にした状態でも快適。カラーもオシャレです。
NOMAD 19L 14,490円、DRAFTER 11L 11,340円。ともにリザーバータンク付きです。



 昨日発売になった「SEASONS」、「F1RST」ともものすごい勢いで売れてます。
富士見や高峰山では、しばらくはこれらのフィルムに影響を受けてはじけまくっているライダーも多いのでは(笑)。まあ、当然というば当然ですが・・・・・(笑)。
 雨の多い時期のライドでなにが大変かといえば、ライド後の後始末ですよね。
 ウエアの洗濯はもちろんですが、バイクの洗車も一仕事。
 そんなバイクの洗車の強い味方が、自転車用ツールの老舗「PARK TOOL」より発売されています。
 このブラシキット、4つのブラシたちなのですが、タイヤを包み込むように洗えるものや、スプロケットの間に挟まった汚れを掻き出したり、バイクのほとんどの箇所で使うことができます。
 ブラシのグリップも滑りにくい素材を使っているところはPARK TOOLらしいところ。洗車のお供にどうぞ! 3,570円


 話題は「SEASONS」ばかりですが、本日同日リリースされたこの「F1RST」、こちらも大注目です!
 タイトル「F1RST」が示すとおり、ダウンヒルは自転車界のF1。コンマの熾烈な競い合いに、全神経、全体力を注ぎ込み、ワールドカップレースでの優勝を目指すトップレーサーたちのドキュメント。
 その走り、インタビューの言葉に、「真剣勝負」をヒシヒシと感じます。
 監督は2007年作「BETWEEN THE TAPE」で話題になったCLAY PORTER。
 CLAYどくじの視点で捕らえた映像は本当にドラマチック。純粋なトップアスリートの対決という意味で、マウンテンバイクレースを知らない人でも入り込める作品です。字幕付。3,990円


 「SEASONS」の発売を記念して、特製Tシャツも発売。ブラックベースとナチュラル(ベージュ)ベースの2色で、ロゴはいずれもグリーン。
 サイズはM、Lの2サイズです。3,800円です!


 というわけで、本日どっさりと入荷してまいりました!。
 初作「The Collective」、2作目「ROAM」、それぞれ似た「線」なのですが、それぞれが「すごい!」。そして3作目の「SEASONS」は、似た「線」は踏襲しつつも、よりライダーの内側に、普段は見ることの出来ない姿をフィルミングし、作品としての奥深さが増したと思いました。
 映像美はさらに際立ち、音楽もいい!(絶対サントラ欲しいです!)。
 最後のウィスラーでの仲間達との流れるようなトレインライドは、自分も一緒に走っているような一体感。鳥肌立ちます。
 ハンドルを持ちながらDVD見たほうがいいかも!(笑)。3,990円

スペシャルプレゼント!
7月5日(日)までに「SEASONS」をご購入された方に、厳正なるあみだくじ(笑)抽選を行い、5名さまに「SEASONS」のTシャツをプレゼントしちゃいます。


 昨夜開催された「SEASONS」のプレミア、すごい人・人でした!。1回目は満席
。2回目もかなり埋まっていて皆さまの期待の高さを示していました。
 前作「ROAM」から始まった新作DVDの上映会、海外では当たり前の行事なのですが、日本では残念ながらありませんでした。
 今後はぜひ増やしていただいて、「文化」が育ったらいいなと思います。
それにしても、普段は山でばっかり見る人たちが、街であんなに大勢集まると・・・・・異様(笑)。


カナダのハンドメイドメーカーのChromag。
フレームのみならず白、黒、茶色と人気のサドルやトムソンタイプでお求め易い価格の(8190円)のシートポスト、ステムも各種展開しています。

 今回はクイックレバーが加わりました。特徴は既に販売中のシートクイックと同じく、
レバーを閉めこむ時に滑らかな手触りと締め付けが出来る事です。
通常はアルミニウムですが稼動部分に真鍮素材を用いる事により素材自体の効果で滑らかになるんだそうです。
その他の部分はステム等と同じ頑丈な作りのアルミ削り出しです。特にシートクイックとSETで使うと統一感がででGOODですよ。
 本日渋谷にてSEASONSプレミア上映会が開催されます。当日券ありで特に2回目の上映は空きがあるそうですので、突然行っても大丈夫そうです、また会場で限定品も有るそうなのでチャンスが行かれてみては如何でしょうか?内容のスゴサは折り紙つき、TTSにも近日入荷予定です。相。


 「まずは乗ってみる」。
 マウンテンバイクを選ぶ時、自分がどのように乗りたくて、どんなバイクが欲しいのか。カタログやネットでピックアップした「気になるバイク」は実際はどうなのか?。必ず迷うと思います。
 TTSでは、愛車となるバイクを選ぶために、見て触ってだけでなく、なるべく乗っていただいて選んで欲しいと思っています。なので、試乗車が沢山あります。
スタッフのバイク(もちろんコレも試乗できます)を含めると現在試乗車が10台あります。
 昨日試乗車新入生がやってきました。
 FIRE EYE / FIRE FLY。ハードテイルのダートジャンプからオールマウンテンまでこなすクロモリフレーム。セットアップはオールマウンテンを考えて組まれています。
このフレーム、価格が52,500円とリーズナブルなのに、ディレーラーハンガーが交換可能になっていたり、BB周りに補強ガセットがあったり、作りがしっかり。ぜひ試乗してチェックしてください!


 今に始まったことではないのですが、ここのところ「MTB走行禁止」の立て札がトレイルの入口にたったとか、地元の方から「自転車でこの山へ入ってはだめだ」と直接言われたという事がちょっと多くなっている気がします。
 原因はさまざまで、私有地(山のほとんどは私有地か国有地です)への無断立ち入り、もともと歩行者のために作られた山道だから乗り物はだめ、自然破壊に繋がる、などなどこれ以外にもあります。
 たしかに自然環境へのインパクトは少なからずともあると思いますし、なんでも勝手に走っていいとは思っていません。そして、山で自転車を乗るという「新参者」の立場として、歩行者や、山で仕事をされている方に気を配り、優先しています。トレイルを使わせていただいているという意識はマウンテンバイカーな皆さんが持っていると思います。また、(入山禁止など)そうならないために様々な活動をされている方々も全国各地に沢山いらっしゃいます。
 願いはひとつ、「いつまでも走りたい」。いつまでも走るためにどう考え、行動して、なにをしていくべきなのか。
 難しそうだけど、基本的なことだとおもいます。
 例えばいつも走っているトレイルは誰のものなのかを考え、調べ、地元の方々とコミュニケーションをとっていって、こちらが「何者で、なにをしているのか」をしっかり伝えていけば、それだけでも違ってきます。
 走り方一つとってもそう。バイクが、タイヤがどんな状況なのか、それによって路面や周りにどんな影響を与えているのか、ちょっと全身をセンサーのように働かせて影響を感じてみます。そうするとタイヤをスリップさせない、影響を最小限に抑えるライドが可能になります(イコール、ライディングスキルが向上します)。
 歩行者に道を譲るのは基本中の基本です。今度仲間とトレイルライドに行った時に、一人がMTBに乗り、他の方はトレイルの脇に後ろ向きに立ってみてください。その横をMTBで走り抜けてみてください。どれぐらいのスピード感や恐怖感を歩行者が感じるかわかると思います。
 なんだか説教くさいことを書きましたが、僕もやっぱりずっと「いつまでも走りたい」。
 自分が出来ることはわずかですが、そのわずかが大きく今後を左右することもあるのです。そう、いつまでもマウンテンバイキングというすばらしいスタイルを続けるために。
 


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