クウ~ッ、しびれる~ッ、この造形。そして仕上げのきれいさ。やっぱりマウンテンバイクはこうでなくちゃ。見てカッコよくて、乗って楽しくて、どこか違う世界へ導いてくれるマシン。発病。


 ELECTRIC SEX WELDS。溶接をみればわかるアメリカン。使用されているアルミチューブも普通ではありません。見えないところにもこだわっています。フレームを持ってみるとわかります。外観に似合わない軽さです。発病。


 もはや定番の142mmスルーアクスル。DT SWISSのアクスルが付属してきます。そして造形美。リアエンドもこの10本のためだけのオリジナルな削り出しです。ディスクローターは8インチ対応です。発病。


 見よこの男らしいヘッドまわりを。このガセット(補強)の造形だけで発病。ヘッドはテーパーとなっています。


つ このフレームメーカーの国内代理店であるマムアンドポップスさんのブログを読んで、フレームの写真を見たときからコイツはただモノじゃないと思いました。そして、写真をみれば見るほどフツフツと感情が高まっていき鳥肌がたちました。なんなんだこの強いオーラ。なんなんだこの無骨そうに見えて実は繊細な仕事の数々。こ、これはヤバいでしょ。誇って言い切れるMADE IN AMERICAのカタマリ。乗る前からわかります。間違いなくこれはいい!。
 ある夢の実現のためにVENTANAの社長シャーウッド・ギブソンさん自らフレームを製作しました。VENTANAのラインナップにはないこのダートジャンプ/4Xフレームの製作本数はわずか10本。夢の実現のための10本。そのうち7本のみが販売されることになりました。
 細かいところまでこだわり抜いて、これだけ手の込んだフレームなのに、2014のFOX 831(FACTORY)と、CHRIS KINGのテーパーヘッドセットと、DT SWISSの142mmスルーアクスルと、スペアのディレーラーハンガーまで付属して、236,250円。。。こんなこだわりのカタマリのような限定フレームでこの価格ははっきり言って普通じゃありえません。
VENTANAといえばREDなイメージなのですが、ここはあえてブルーを選びました。またこのキャンディーブルーが超キレイなんだなあ。身長165~175cmの方におススメです。


 いよいよ今週末に開催が迫ってきたフリーライドゲームス15。今年も富士見パノラマで土日の二日間炸裂しちゃいます。恒例のゲレンデデュアルスラローム(芝スラ)をメインイベントに、楽しさ満点。ということで、8月3日(土)、4日(日)は臨時休業となります。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。
 この二日間はマウンテンバイク関連メーカーのブースが並び、試乗や新製品の展示などもあります。これだけでも楽しいですよ。お時間のある方はぜひ遊びに来てください。

 話は変わって、多分明日、久しぶりに衝撃が走ったモノが入荷予定。鳥肌が立つほど痺れました。もう、完全発病状態。お楽しみに。

 Photo Hideyuki Suzuki / Freeride Games


 昨日今日の二日間で納車、整備や修理でお預かりしていたバイクの返却などで、店内を魚の群れのように占めていたバイクたちがずいぶんと旅立ちました。かなりすっきりした。一時(特に先週木曜日と金曜日)は、果たしてお店に全部収まりきれるのかと不安になるほどの量だったので、これでちょっと安心、でもまだまだま、お預かりしているバイクはまだたくさんあるし、同時進行で組み立てもしなければ。まだまだ峠は越えられません。


 明日、横浜の象の鼻パーク(大桟橋のとなりらしい)というところで、本邦初のRED BULLイベント、RED BULL PUMP JAMが開催されます。パンプとは荷重抜重の重心移動でバイクを加速させるテクニックで、マウンテンバイクやBMXの中級者なら習得しているテクニック。このパンプを使って、パンプトラックというコブやコーナーが連続するショートコースを走って遊ぶことが世界的に流行っています。今回は公園内に特設の1周60mのパンプトラックを設置して、30mの間隔をあけて二人同時にスタートして、追いついたら勝ちという競技。ペダルを漕がないためにノーチェーンなので、推進力はパンプのみなので、テクニックと体力がモノをいう競技です。
 そのPUMP JAMに参加するINZISTのタカマツケンジのバイクをPUMP JMA用にカスタマイズしました。チェーンを外して、リアディレーラーを外して、カセットスプロケットもシフトレバーも、ディレーラーハンガーも外して、なるべく軽量化。これだけでも相当軽くなりました。そのあとケンジとお店の前で走行チェックしましたが、いや~、慣れって怖いもんです。無意識にコーナーの立ち上がりでペダルを漕ごうとしちゃいます。ケンジも結構とまどっていました。でも、BMXもマウンテンバイクもこなせるケンジはいいところまで行くんじゃないかな。できれば優勝してもらいたいもんです。ワダは観に行けませんが、みなさんぜひ観戦、応援に行ってみてください。


 三代目 Jソウルをいっぱい詰めたアメリカン雪男魂全開のソウルフルなバイクの三台目のビルドアップに取り掛かりました。ん?意味わからん、書いている方もあまり意味わかっていませんが、要は組んでいるだけで血が騒ぐ、ということです(笑)。ダウンヒルバイク並みの下り性能がありながら、サクサクと登りもこなせるスーパーマシン。さて、このバイクも気合入れて組み立てます。Kさん、しばらくお待ちください。


 それにしてもみなさんマウンテンバイキングが死ぬほどお好きですね~!。当然愛しいマイバイクもそれなりの具合になってくるわけで、毎週、いや毎日のようにメンテナンス、修理の持ち込みがあります。その場で対応できることならなるべくその場で、またはその日のうちにお戻ししているのですが、サスペンションやブレーキの整備、修理、全体点検など時間を要する事項はお預かりさせていただいております。で、現在のお店の状況がコレ。見事にマウンテンバイクばっかり。半分は作業済み、半分は作業待ちだったり、フレームやパーツの入荷待ちだったり。そして今日も1台増えました。これはライドが大好きなお客様のいるマウンテンバイクショップの宿命ですね。
 パーツやフレーム待ちのバイクは入荷してから、ほとんどは持ち込まれた順番に作業しています。お預かりしているバイクはただいま店内の1/4ぐらいを占めています。作業以来の際は事前にご連絡をいただけるとうれしいです。


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