おもに富士見パノラマで乗っていたバイクのメンテナンス。


 リアサスペンションまわりから「コツッ」という感触が。


 原因を探っていくと、リンクベアリングの劣化やリアショックユニットのマウントパーツでした。


 こちらはパーツ交換で対応できます。


 リアショックも分解してチェック。


 案の定、シールは汚れ、潤滑のための油脂類もほぼ枯渇状態。


 シール類を全部外して清掃して、新しいシールとグリス、オイルを使って組み上げ。そしてチェック。


 定期的にリアショックやサスペンションのメンテナンスをするだけでも、そのバイク本来の性能がちゃんとでます。


 バイクからする異音や違和感はしらみつぶしに探っていかないと原因がわからないことが多々あります。


 ペダルを漕ぐと鳴るキシミ音やコツンとした違和感などはもっとも多いかも。そして原因も多岐。


 ペダルだったり、チェーンだったり、スプロケットだったり、ボトムブラケットだったり、はたまたフレームだったりと一つ一つ探っていくしかありません。


 今回の原因はリアホイールのスポークでした。


 RACE FACEの完組ホイールTURBINE Rはストレートプルスポークを使用しています。ストレートプルスポークのメリットはスポークテンションをあげやすいこと。Jベンドと呼ばれるスポークに対してちょっと軽くて強くもあります。


 前回ホイールのバランス再調整をしたときにスポークのネジ切り部とニップルの間に塗ってある緩み止め(プレップ)がかなり強いなあと思っていたのですが、原因はこれでした。


 構造上スポークがニップルと供回りしちゃうことがあり、これでねじれたスポークの頭とハブの接点がどうやら異音の原因となっていたようです。


 すべてのニップルを新品に交換して、プレップもちょっと強度を落としてホイールを再組立て。ビシッと仕上がりました。


 たぶんこれで異音はしなくなったと思います。あとは実際に使ってみてチェック。


 


 冬のはじまり、毎日必ず降る雨。こういう雨を冬時雨っていうんでしょうか。それにしても寒い!もう冬通り越して春になっていい!


 昨日は日中曇り予報だったのでお山へ。


 ウエットなトレイルには行かずに、林道をのんびりと走ってきました。


 山の中は里よりも2-3度気温が低く感じられ、キーンとします。相変わらず半ズボン魂ですが、上はフリースにジャケットを着こみ、FOXのRANGER FIRE グローブで完全装備してライドしました。


 こんな天気だから森は静かで人影もほとんどなし。


 林道でもラインどりやギャップで遊んだりすると楽しみが広がります。

 


 歩行者も一般の方も利用する道なのでゆっくりペースが基本。そのゆっくりの中でどれだけ楽しめるかは想像力、マウンテンバイク力次第。


 いつも立ち寄る狭山湖の堰堤からは、雲の間から時折青空が見え、紅葉がきれいで、湖面にはたくさんの渡り鳥が。気持ちいい!


 もう30年以上通っている場所ですが、行けば行くほど好きになります。


 僕が初めて乗ったマウンテンバイクのリアスプロケットの変速段数は6速でした。1980年代中頃のこと。


 7速が出たときはすごいと思った。8速のときも、9速の時も思った。


 そんなにいらないよ、使わないもんという人もいたけれど、山で乗るとやっぱり少しでもワイドレシオのギアが欲しいし、変速段数が増えるにつれて変速の性能もみるみる上がってきたのがたまらなかった。


 そして時代は12速。僕が始めた頃の倍。。。感慨深いです。


 そのかわりフロントがシングルギアが定着しましたが。


 SRAMから始まり、シマノも出そろって、いよいよ12速時代となりました。


 そんな12速に対応したシマノの純正チェーンツールTL-CN29です。


 TL-CN29は9速から12速まで対応するチェーンツール。


 つくりはしっかりしていながらコンパクトなので、ホームメンテナンスからライドの携行もじゃまになりません。4,744円(税別)


 バイクパークシーズンが終わり、大きなレースイベントもあらかた終わったのでこのタイミングでバイクのメンテナンスが増えてきています。


 各部の摩耗、サスペンションやリンク、ホイール回りなどなど、サマーシーズン中に楽しませてくれたバイクを手入れして、これからも気持ちよく、安全にライドできるようにするためのメンテナンス。


 今日作業に入ったのは、サスペンションフォークのチューニング、リアショックのオーバーホール、リアのリンクのベアリング交換、パーツのアップグレードなどです。


 まずはフレームからパーツを取外し、リアスイングアームも外し、リンクのベアリングも外します。


 リンクのベアリングはまだ一度も交換していなかったので作動チェック、一部のベアリングはほぼ機能していませんでした。つまり動かないほどということです。

 

 上の写真のパーツは、リンクのベアリングカバー。


 4個のうちの手前のカバーの前側が反射しているように見えますが、実はこれ擦れて黒い塗装が削れて地の素材(アルミニウム)が表れているのです。


 原因としてはベアリングの回転不良もありますが、ベアリングがちゃんと組み込まれていなかった可能性もあります。


 本来平行に組み込まれていなければならないベアリングが傾いて組み込まれているとこういう擦れが生じたり、正しい作動もしません。


 部品を清掃して、ベアリング圧入部の面を整えて、新しいベアリングを組み込みます。


 最近の多くのフルサスペンションフレーム、とくにカーボンフレームは剛性が高く、リアショックに対して「適正な」方向で動きます。


 それがリンクのベアリングひとつの歪みでも本来の性能が発揮できないこともあります。


 メンテナンスする際も、安全に楽しくライドできることを願って作業しています。

 


 一度使ったら後戻りできないWOLF TOOTHのドロッパーシートポストのリモートレバー。


 文字通り軽いアクションはライディング時の操作負担をかなり軽減してくれます。


 多くのメーカー、モデルごとのマウントがあるのもすごいですが、このたびシマノの最新一体化規格、I-SPEC-EVに対応したマウントのモデルがリリースされました。


 ブレーキレバーブラケットに一体化させることにより、ハンドル回りがすっきりします。


 ほぼすべてのブランドのドロッパーシートポストに対応しています。


 RACE FACEのVAULTハブ。


 見て分かるようにゴツい外観ですがかなり軽量で、リアで305グラムです。フロントは177グラムでした。ちなみに某高級ハブを測ったら325グラム。軽いじゃないですか。


 ボディが太いからフランジも大口径。


 ラージフランジはスポークの長さを短くすることができホイールの剛性に貢献してくれます。


 ラチェットのノッチ数は120。十分なダイレクト感。


 僕はRACE FACEの完組ホイールTURBINEでこのハブを使っているので良さを実感しています。


 シマノフリー、SRAM XDドライブ対応。
 


 


 トーキョーは冷たい雨ですね・・・。


 みんなのポーズが男前すぎて、メンズクラブ感あふれる1枚。at ノーススター。


 SANTA CRUZのイケイケな遊べるハードテイル、カメレオン。


 27.5+、29インチのコンパチブルフレーム(リアエンドの交換あり)で、27.5+ではしゃぎまわったり、29で走り回ったりできるバイク。


 このカテゴリーでは最短クラスの415ミリのチェーンステイ長が可能で415~430ミリの間でチェーンステイ長を変更することにより、バイクの味付けも変えられます。


 遊びまわるのなら415ミリ、安定性をもとめるなら430ミリといった具合で楽しみ方にあわせてカメレオンのように姿を変えられます。


 カラーは新色。カメレオンカーボンフレームと同じブロンズ/ブルー。クール!


 FOXの限定モデルのジャージーです。


 先日も開催されたレッドブル・ランページに参加するライダーかたインスピレーションを受けたデザイン。


 トレイルライド向けに作られた通気性にとみ快適でリラックスなフィット。


 素材は100%ポリエステルで、吸湿速乾性のTruDryを採用しています。

 


 これからの季節これだけだと寒いけれど、重ね着、そして暖かい季節のライドと1年中活躍する長袖ジャージーです。


 6,800円(税別)


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