明日3月1日(日)は通常営業いたします。

 ほんとは明日は初級スクール開催を予定していたのですが雨予報のために延期になりました、はああ~、ここのところなんで日曜日に雨降るんだろう。

 ここらでいっちょ、修造さんですかね!

 ということで、みなさまのご来店お待ちしております!


 お預かりしたり、作業させていただくバイク、結構な確率でチェーンの潤滑油不足が起こっています。

 チェーンのオイルが不足すると、音がうるさい、チェーンリング、スプロケット、ディレーラーのプーリーを痛めつける、ペダリングが重くなる、変速性能が落ちる、耐久性が落ちるなどいろいろとよくないことが起きます。
 
 WAKOSのセミナーを受講したときに、自転車のチェーンって、じつはモーターサイクルのチェーンよりも負担がかかるというお話を聞きました。

 モーターサイクルの場合、自転車みたいに「脱線」させて変速することを外部で行わないからチェーンラインは一定方向に負担がかかるけれど、自転車の場合、「脱線」させて変速を行うので、チェーンへの負担は一定方向でなく、捻じれる方向にも負担がかかります。
 ためしに自分のバイクで確認してみてください。フロントをアウターかセンターギアに入れて、リアをロー側のギアに入れると、チェーンが斜めにかかっているのがわかると思います。

 こんなのほかの乗り物じゃなかなかないみたい。

 今でこそチェーンやリアスプロケットの性能があがって、耐久性や強度チェーンが捻じれで切れることってまれになりましたが、昔はほんとによく切れた。ライドにチェーンカッター工具、予備のチェーンなどは必需品でした。

 チェーンオイルをチェーンに塗布すると、表面にオイルの膜が形成されて、この膜で摩擦抵抗や負荷を減らしてくれるわけです。

 ライド前に、ライド後に、洗車後に、チェーンにオイルをまんべんなくいきわたらせたら、余分なオイルはふき取ってあげると見た目もきれいで、ホコリなどが余計に付着しにくいです。

 あと、ドライタイプのチェーンはマウンテンバイクには向きません。あっという間にオイル不足おこしちゃいます。
 


 日本唯一のマウンテンバイク専門誌、MTB日和の22号がでましたよ~。

 安定の入門者ライクな誌面は、今回もためになる内容がいっぱいです。

 先月開催したテクニックスクールでも伝授した、スタンディングの複合技をあのオカッピが丁寧に解説していますよ。

 
 かつて自転車産業で栄えたニッポン。現在でも世界的ブランドであるシマノなどがありますが、悲しいかなマウンテンバイクに関しては文化として根付いていません。

 マウンテンバイク(文化)後進国であるニッポン。

 でも、マウンテンバイクに乗るのが大好きで、夢や情熱を持った人たちが全国にいます。いるんですよ、確実に。
 
 このMTB日和は、ニッポンのマウンテンバイカーにとって、これからマウンテンバイキングを始めようと思われている方にとって、貴重な雑誌。インターネットですばやく最新情報を入手できたり、画像や映像を見たりすることができる時代だけど、やっぱり紙の媒体はいいものです。好きです。自分が紙の媒体を、それこそ穴が空くほど見て、読んできたからかな。

 もしできることなら、日本唯一の専門誌だから、日本各地で熱くマウンテンバイキングしている人や場所を取り上げていってほしいです。

 テクニックやモノだけじゃない、人のココロが動くのは、人の情熱だったり、言葉だったりするもんね。
 


 絶対かっこいいと思っていたんだよなあ、GUIDE RSCのシルバー・ポリッシュ。

 実物、ヤバいです。

 試乗車にこのブレーキを取り付けて多くの方に試乗していただいておりますが、試乗されたほぼ全員の方がいい印象を持たれています。

 レバーの形状、指のかかり具合、効き始めから最後までスムーズなコントロール感、繊細なブレーキワークをしっかりと表現してくれる感、やっぱりいいよこのブレーキ。

 クロカンバイクからダウンヒルバイクまでおススメできます。

 ぜひ体感してみてください。


 もうずいぶん前から髪の毛のお手入れはマイ・バリカンを使って風呂場でカット(シェーブ?)しています。

 ボース頭、今でいうベリーショート(だよね)がやっぱりラクでなるべく短くしちゃう。

 スキカルくんというマイ・バリカンの、一番短く刈れるアタッチメントは3ミリで、それを装着してジャーっと刈っていく。

 もう慣れたもので、見えない後頭部とかも「大体」で、まあなんとか刈れちゃってます。

 昔はね~、ロングにあこがれて肩につくぐらい長かった時もあるし、テクノカット(懐かしい!)時代もあったし、BMXのカリスマ、ボブ・ハローにあこがれて、カーリーにしちゃったこともある。

 さすがにカーリーのときは、まったくボブ・ハローには遠く、若いころの片岡鶴太郎や林家ペーと呼ばれました。甘苦くちょっとしょっぱい思い出。


 そういえば昔、BMX仲間が「アメリカ人になりたくて」、お母さんのカツラ(茶髪/ロング)を拝借してきて被り、その上にフルフェイスヘルメットを被って、ヘルメットからはみ出している茶髪をなびかせながらジャンプしている写真を撮っていた。

 それでアメリカ人になれるんか!という話だけど、当時の憧れへのパワーってすごいなと思う。

 今でこそ、ネットもあるし、ビデオもあるし、雑誌も簡単に手に入るけれど、昔は雑誌さえ希少な時代だったからというのもすごく関係していると思う。

 情報が少ないからこそ、あこがれが強くなる。それがパワーになったりする。

 情報はある意味バランスが大事なんだろうな。って、ヘアースタイルの話は脱線。

 
 


 FOXやROCKSHOXのサスペンションフォークがすばらしいことはもちろんわかっています。

 でもね、このKOWAのフォークもすばらしい。

 このCS32AIRは、38,000円(税別)ながら、100ミリトラベル、ロックアウト機能、リバウンドダンパー調整機能のみならず、エアサスペンション、コンプレッションダンパー調整機能まで装備されています。

 しかも重量は1.64kg。

 作り込みも丁寧だし、サスの動作も悪くない。というか、費用対効果を考えたら抜群!。

 コイルスプリング式のサスペンションフォークが装備されているエントリーモデルをアップグレードするのに、これはぜひ候補にあげていただきたいフォークです。

 26インチ用、27.5インチ用とあります(コラム形状、ホイール径により価格が違います)。
 

 


 週末の晴れ!とくれば、マウンテンバイク日和。みなさん繰り出したかなあ。

 ヘックス(六角)レンチ。1.5ミリ幅と15ミリ幅のもの。たったの10倍ですが、こんなに違うんだ!と。

 1.5ミリはよく使うサイズ。

 15ミリは・・・・・・・・・・、シ○ノさん。お願いですからコンポごとに専用工具が必要な規格にしないでください。15ミリのヘックスを使う箇所、ほかに思いつかないし、見当たりません。フリーボディ外すためだけの工具。まあ、必要なのですが、、、、。

 ほんと、たのんます。


 大変ながらくお待たせいたしました。

 フォトグラファー中川裕之率いる熱い軍団が作るコアマウンテンバイク雑誌SLmediaの最新号がやってきました。

 今回も国内外のマウンテンバイクレースやエンデューロをメインに、そしてホットな話題も、人を見せて、読ませてくれます。

 昨年は西日本で展開したダウンヒルシリーズの仕掛け人も中川さん。熱くなきゃこんなことできない。

 ということで、最新号はなんと「ビニ本」。みなさん、マーガリン片手に読んでください(各自調査)。


 三寒四温、、、ふーむ。基本的に水曜日は雨とか雪とか降らない方向でお願いします。あ、火曜日とかもね。よろしくお願いしま~す。

 今日はSCOTTのSCALE 760の分解、組み立て作業。

 つくづく思います。この価格帯のハードテイルバイクって、マウンテンバイキングデビューにもっともおススメでないかと。こないだGIANTのTALON 27.5 1を組んだ時も思った。

 もちろん、10万円以下でもおススメできるバイクはあります。

 おススメの理由は、ずばりパーツの機能です。

 フレームはもちろんしっかりしているし、KONAのCINDER CONEなんか軽量なスカンジウムフレームだったりこだわりがあるんだけれど、やっぱり総合的な重量やバランス配分が気になるわけで、このSCALE 760、TALON 27.5 1、CINDER CONEらはサスペンションフォークのスプリングがエアとなっています。10万円以下だとコイルスプリングです。
 空気のバネか、鋼のバネかで重量が4-500グラム変わってきます。たかだか500グラムと思われますが、マウンテンバイクの場合、かなり大きな違いです。軽くなるとハンドル引き揚げやすいし、軽快になるし、そしてエアサスだとセッティングがラク。

 これだけじゃないんだけれど、これはかなりの差をもたらす違いです。

 長い目で見ると、この差は相当の差になると思います。

 ただの移動手段ではない、楽しい遊びとしてマウンテンバイキングデビューされるなら、ここはこだわってもいいところかも。

 もちろん、用途、予算など、考慮すべきことはあるので、そのあたりはお店でぜひご相談ください。マウンテンバイクデビューに最適な1台を選ぶお手伝いがプロショップの任務ですから。


 スプリング ハズ カム

 昨日は春が来た!って感じの日でしたね。日差しにおだやかさが含まれていて、芯からポカポカする感じの。

 一転今日はみぞれ、雨の寒さでしたが、三寒四温、春が近づいてきているんだと思います。

 スプリング=SPRING

 春、ばね、湧水など意味がいろいろありますね。語源を調べるとなるほどね!でした。


 マウンテンバイクにもいろいろな個所にバネが使われています。

 サスペンション、ブレーキレバー内部、シフトレバー、ディレーラー、最近だとドロッパーシートポストとか。

 写真はMAVICのリアハブに組み込まれているラチェットの爪を持ち上げるバネ。わずか全長5ミリ、直径3ミリ。誤って落とすと見つけるのに一苦労です。

 こんな小さなパーツ一つ無くなるだけで、マウンテンバイクは走らないのだな。

 来る日も来る日もこのバネを作り続けている人が世界の何処かにいる。パーツの数だけ、いやその何倍数もの世界の何処かの人が関わっているから一台のバイクが出来上がっている。

 世界は広い。そして繋がっている。と、このバネを見ながら思った。 世界は広い。
 
 


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