どれぐらい効果があるかはやっぱり使ってみないとわかりませんよね~。やっぱり新製品は品評しなきゃね。ということで、さっそくTURNER/5 SPOTに組み込んでみました。このタイミングでチェーンも交換。あとは乗るのみ。あ、明日は水曜日だ!。偶然だなあ。明日テストライドできるかな。最近土曜日以来乗ってないしなあ。


 ラフな場所を走っている時や、ジャンプするたびにチェーンが暴れてフレームにあたってガチャガチャとバタつき音がしたり、もしくは外れたりという現象を解決するには、今まではチェーンデバイスというパーツをセットして、チェーンのたるみを抑えることが必要でした。このチェーンデバイスは、ダブルやトリプルチェーンリング用もあるのですが、多くはフロントシングルギア用。ならば、デバイスを使わなくても効果的にチェーンのバタつきを抑える方法を、と考えられたのがこのリアディレーラー「RD-M985」。ディレーラー本体にスタビライザーが内蔵され、チェーンがたるむ側への動きを制御してくれるのでバタつきが軽減できます。
 ディレーラー本体の前方にあるゴールドのパーツがスタビライザーのモード切替レバーで、ONにするとスタビライザーが稼働、バタつきはチェーンに張りを与えている下側のプーリーが衝撃で前方に引っ張られるために起こるのですが、これを抑制してくれるのです。
 当然、動きが重くなるためにシフトのフィーリングも重くなるのですが、そんなに気にならない程度でした。というか、スタビライザーをOFFにした時のシフトの速さがハンパないことになっちゃってます。M980よりも速いんじゃなかろうか。シフトレバーに指が触れたとたんに変速が終了しているって感じです。ちょっとたまげます。もちろんスタビライザーOFFの時は激軽なシフトフィーリングです。
 乗り方、乗る場所によってモードを使い分けてあげるのがこのディレーラーの使い方ですね。19,650円