いまだに相模湖プレジャーフォレストでのライド、Life Cyclesの試写会が忘れられません。その時来日したカナダのフリーライダーThomas Vanderham。彼にパーツをサポートしているシマノから、日本国内では販売していないThomasのシグネチュアモデルのパーツキットが国内で20セットという超限定で販売されました。
 ダウンヒル用AL-7050-T76ダブルバテッドアルミ製ライザーバー(幅750㎜、ライズ30㎜)、スターシリーズステム(突出し50㎜、0°ライズ、31.8㎜クランプ)、フリーライドサドル(チタンレール)、グリップ(ダブルリング)※グリップは2セットついてきます。これらすべてにThomasのシグネチュアプリントや切削が入ります。これだけでもすごいのに、Thomasの直筆サイン入りポストカード、ポスターも付属。
 僕も先日のシマノXTライドキャンプから、PROのハンドルバーやステムなどを使っているのですが、ハンドルバー、ライズ、ベンド角などよく考えられていていい感じです。使ってみる価値はありますよ。この「ヒーローキット」、ほんとはヒーローキットなんて名前じゃなくて「Vanderham特別キット」という名前なんですが、このキットを見たとき、変身ベルトやら剣やらマスクやらがセットになっているおもちゃを思い出したので勝手につけました。さあ、これでキミもVanderhamになれる!!
 キット価格は30,000円です。


 ヘッドなどを収納するとこんなにコンパクトに。収納時のサイズは全長約280㎜、重量は155gです。


 携帯用ポンプでは、TOPEAKのモーフシリーズ、LEZYNEのMICRO FLOOR DRIVEなど、地面に置いて体重をかけながらポンピングできるタイプをトレイルストアではおススメしているのですが、このBLACKBURNのAIRSTIKも同様に使えるポンプで、しかもコンパクトながら実力十分な機能を備えています。
 このポンプの特徴は、本体から延びるコイル状のホースのおかげで、ヘッドをバルブにセットしやすいこと。その状態で地面に置いて体重をかけながらポンピングするのですが、ポンピングのモードがHIGHとLOWに切り替えられ、LOWモードでは一度に大量の空気を送り込むことができ、高圧になってきたらHIGHモードにして楽にポンピングできます。ポンピングの際に握るハンドルも大型で力が入れやすいです。米式と仏式のバルブに対応。ボトルケージ用のフレームダボに取り付けられるケージつき。最大120PSIまで入れることができます。4,200円


 節電の影響で街灯の点灯が制限され、以前は明るかった都心でも暗く感じられるようになりました。まあ、これでも十分明るいとは思いますが。クルマから見ると線の細い自転車は気づきにくいです。これが暗い色の服を着ていたり、無灯火だったりしたらさらに見えなくて、相当危ないです。夜間の早めの点灯、そしてしっかりとした明るさを持つライトの装備は今や常識です。
 BLACKBURNから、簡単に取り付けられて、コンパクトなのに明るいライトが販売されてます。ヘッドライトのVOYAGERは、2個の高照度LED球にレンズを兼ねているカバーのおかげでしっかりとした明るさを持ち、しかも横方向からの視認性を高めるためにカバーのサイドにもレンズが。
 テールライトのMARSも、高照度LED球が2個。こちらも相当な明るさで、このテールランプを装着している自転車の後ろは走りたくないぐらいまぶしいです。こちらも横方向からの視認性も高められています。
 両方とも点灯モード、点滅モードが切り替えられます。レンズを兼ねたカバーがスイッチになっているので、とても簡単。自転車への取り付けも伸縮性のある本体シリコンバンドをフックでひっかけるタイプなので、工具要らず。ボタン電池2個で作動し、点灯モードで約70時間、点滅モードで約140時間持ちます。各1,470円
 


 先日紹介したMAXXISのニューダウンヒル用タイヤ、HIGH ROLLER Ⅱが入荷しました。ワールドカッパーからも絶大な信頼を寄せられているMAXXISのタイヤ。その中でも定番として知られるHIGH ROLLERをベースに、さらに進化したタイヤです。富士見などのダウンヒルコースでタイヤの性能の違いによる、圧倒的な走りの差を体感してみてください。コンパウンドは前モデルから採用された3C(トリプル・コンパウンド)、タイヤ幅は2.4inchです。9,240円