岡山大埋蔵文化財調査研究センターは26日、同大鹿田キャンパス(岡山市北区鹿田町)にある鹿田遺跡(岡山市北区鹿田町)で、ネコの頭部をかたどった木製の操り人形が出土していたと発表した。平安時代後期の11世紀中頃のものとみられ、これまでに確認された動物の操り人形では、やはり同遺跡で見つかった14世紀のサルを約300年遡る最古のものという。
鹿田遺跡は、古代から中世の権力者藤原摂関家が領有した荘園「鹿田荘」の跡で、木製品は2007年度の発掘調査で井戸跡から出土した。
ネコの頭部は長さ、幅とも約6cmで、ウツギ属の木のこぶを利用して作られ、加工された目や鼻の跡が残っていた。2カ所に径約5mmの穴が開いてあり、木串を差し込んで操作したとみられる。
傀儡子(くぐつし)と呼ばれた芸能集団が使っていた可能性が高いという。
[参考:共同通信、山陰中央新報]
鹿田遺跡は、古代から中世の権力者藤原摂関家が領有した荘園「鹿田荘」の跡で、木製品は2007年度の発掘調査で井戸跡から出土した。
ネコの頭部は長さ、幅とも約6cmで、ウツギ属の木のこぶを利用して作られ、加工された目や鼻の跡が残っていた。2カ所に径約5mmの穴が開いてあり、木串を差し込んで操作したとみられる。
傀儡子(くぐつし)と呼ばれた芸能集団が使っていた可能性が高いという。
[参考:共同通信、山陰中央新報]
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