歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

長塚古墳/名古屋市守山区 発掘調査現地説明会1/31

2009年01月27日 | Weblog
 名古屋市教育委員会より現地説明会のお知らせが発表されています。
 長塚古墳は6 世紀前半に築造され、推定墳長が81m。周辺には二重の濠が巡り、その間には周堤と呼ばれる土手が築かれている。
 今回の調査では外側の濠と周堤の一部が見つかり、周堤の周りの濠からは人物をかたどった形象埴輪や須恵器などが出土している。 
長塚古墳第3次発掘調査現地説明会
 日時:平成21 年1月31 日土曜日 午後2時から(雨天中止)
 場所:名古屋市守山区小幡四丁目地内
 内容:発掘調査で見つかった遺構と遺物の紹介
 問合先:名古屋市教育委員会見晴台考古資料館
[参考:名古屋市HP]         
長塚古墳(小幡長塚古墳)
 小幡丘陵の平坦な標高30m程の小幡台地辺りの小幡原にある前方後円墳では最大の、全長81m後円部径38m、前方部復元幅42mで前方部の大きな古墳。東側くびれ部に造り出しが認められる。 現在周濠部は埋め立てられているが昭和11年の記録によれば大規模な二重の濠がある。
 付近にはたくさん円墳があったようでこのあたりを「七つ塚」と呼んでいた。
 小幡は古書に尾幡・小畑の表記が散見され、「小治田」の転とする説もある。また、尾張も小治で土地を開墾するとの意味がある。滋賀県神崎郡五個荘町小幡の「小幡」も古い地名であり、小治田の略された称で、即ち開墾田から起こった名という。[参考:角川地名大辞典ほか]

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 韓国・益山市 弥勒寺址 解... | トップ | 口明塚南古墳/豊橋市 金銅... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事