新潟市文化財センターは12日、新潟市秋葉区古津の古津八幡山古墳(ふるつはちまんやまこふん)の確認調査の結果、4~5世紀の古墳時代前期から中期の直径約60m、二段築成の円墳で、県内最大の古墳と発表した。 規模はこれまで県内最大の菖蒲(あやめ)塚古墳(同市西蒲区、前方後円墳)の54mを上回り、古墳に盛られた盛り土の量も3倍を上回る。
円墳の南から南西にかけて、長さ約50m、最大幅10m、深さ3mの周溝があった。同古墳に使われた盛り土は周溝を掘って出た土が利用されている。
平成3年の測量調査で造り出しがある円墳と推定されていたが、今回の調査では確認出来なかった
同古墳は、信濃川と阿賀野川に挟まれた新津丘陵の西側尾根に位置する古津八幡山遺跡に含まれる。 弥生時代の後期に高地性環濠集落が営まれたが、古墳時代になると丘陵上に集落は営なまれなくなり、かつて集落があった尾根の先端に同古墳が築かれた。 古津八幡山遺跡は、平成17年7月に国史跡として指定され、さらに平成23年2月に同古墳が国指定に追加指定された。
現地説明会が16日(日)午前10時~12時、および午後1時~3時の2回開かれる。
[参考:産経新聞、毎日新聞、新潟市HP、新潟県HP]
円墳の南から南西にかけて、長さ約50m、最大幅10m、深さ3mの周溝があった。同古墳に使われた盛り土は周溝を掘って出た土が利用されている。
平成3年の測量調査で造り出しがある円墳と推定されていたが、今回の調査では確認出来なかった
同古墳は、信濃川と阿賀野川に挟まれた新津丘陵の西側尾根に位置する古津八幡山遺跡に含まれる。 弥生時代の後期に高地性環濠集落が営まれたが、古墳時代になると丘陵上に集落は営なまれなくなり、かつて集落があった尾根の先端に同古墳が築かれた。 古津八幡山遺跡は、平成17年7月に国史跡として指定され、さらに平成23年2月に同古墳が国指定に追加指定された。
現地説明会が16日(日)午前10時~12時、および午後1時~3時の2回開かれる。
[参考:産経新聞、毎日新聞、新潟市HP、新潟県HP]
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