歴歩

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黒田如水(官兵衛) 晩年(慶長9年(1604))に有馬温泉で湯治中の書状が見つかる

2013年05月29日 | Weblog
 黒田如水(官兵衛、1546-1604)が亡くなる(注1)4か月前に、福岡藩初代藩主の長男・長政(1568-1623)に自らの病状を語った書状が見つかり21日、福岡市博物館(同市早良区)で初公開された。 湯治をしていた有馬温泉(神戸市)から福岡に送ったもの。如水の最晩年の状況が具体的にわかる貴重な史料で、家臣らを気遣う人となりもうかがえる内容という。
如水軒(号)、円清(法名)の後に、自筆の花押があり、宛先は「黒田筑前守」(長政)。11月18日付で、内容からら慶長8年(1603)のものとみられる。
 7月7日まで公開される。
[参考:読売新聞、毎日新聞]

(注1) 慶長9年3月20日(1604年4月19日)、京都伏見藩邸にて死去。 59歳。 

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