気仙沼市は15日、防災集団移転促進事業に伴い発掘(2012.10~2013.6)が進められている波怒棄館遺跡(はぬきだていせき、気仙沼市唐桑町荒谷前5)で、縄文時代前期後葉(約5500年前)の貝塚から石器が刺さった状態のマグロの背骨が出土したと発表した。 マグロを解体した際に刃が欠けたとみられるという。
遺跡北西側にある急斜面の貝塚では、大量のマグロの骨が確認され、同じ層から刃物状の粘板岩製石器も多く出土した。
遺跡からはほかに、土器や板状土偶、釣り針などの骨角器、魚骨や貝殻でできた装飾品、石製の鏃や匙などの遺物が多数出土している。
現地説明会が18日午後1時半~3時に開かれる。
[参考:河北新報、気仙沼復興協会HP]
遺跡北西側にある急斜面の貝塚では、大量のマグロの骨が確認され、同じ層から刃物状の粘板岩製石器も多く出土した。
遺跡からはほかに、土器や板状土偶、釣り針などの骨角器、魚骨や貝殻でできた装飾品、石製の鏃や匙などの遺物が多数出土している。
現地説明会が18日午後1時半~3時に開かれる。
[参考:河北新報、気仙沼復興協会HP]