ザ☆シュビドゥヴァーズの日記

中都会の片隅で活動する8~10人組コーラスグループ、ザ☆シュビドゥヴァーズの日常。
あと告知とか色々。

シンガーソングライターだけじゃない

2016-09-20 23:59:05 | ヨン様
こんばんは、ヨン様です。


先日、「シンガーソングラーターって」という記事を書きました。
内容は、「シンガーソングライターって結構トシいってる人も多いのに、若い子向けに曲書いてるのチョーウケルー!」っていう感じです。
実際スゴイ。

ですが、連日日本国民を賑わす「こち亀」こと『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の連載終了の記事を読んでいて、ふと思いました。
そうだ、漫画家もそうじゃないか。
むしろシンガーソングライターより高齢の人気作家も多いのではないか、と。

実際いま話題にした「こち亀」の作者、秋本治氏は、御年63歳とのこと。
すでに還暦を迎えられているのです。
還暦って言ったら、もうおじいちゃんですよね。
おじいちゃんが週刊連載の少年漫画を描き続けていたわけです。
これは恐るべきことなんじゃないでしょうか。

高橋留美子(58歳)、あだち充(65歳)、冨樫義博(50歳)など、今も現役で創作を続けている錚々たる面々も、結構なお年ですね。
もちろん、若手もたくさんいて、その分入れ替わりが激しいだけに、長く続けている面々が目立つという側面もあるのかもしれません。
しかし、その分を差し引いても少年漫画を長年にわたって書き続けることは簡単なことではないでしょう。

そしてすこし考えてみれば、子供や若者が消費するもののほとんどは、大人がビジネスとして提供しているものだったりします。
おもちゃ、ゲーム、ファッションアイテム、車、等々…。
若者の娯楽のほとんどは、世の大人の頑張りの賜物なのかもと思ってしまいます。

シンガーソングライターの時に思ったのは、「恋とかキスとか甘酸っぱいとか、そんな青臭いことをよく仕事にできるな」ということだったのですが、程度の差はあれ、どのような若者文化も、大人から提供されている要素がゼロとはいえないでしょう。
本当にストリートから生まれたみたいなものは案外日本に少ないのかもしれません。
ただこれは必ずしも悲観すべきことではなくて、与えられたものの中に自分たちしか気が付かないような楽しみを見出していくことは可能でしょうし、そういった姿勢こそが、若者らしいという形容につながっていくのだと思います。


ぼちぼち私も若者とはいえない年齢に差し掛かってきました。
少しはマシなものを社会に提供していけるよう頑張ります。

それでは!