こんばんは、ヨン様です。
次の練習まで一週間以上もあるのか…。
なんか間が空いてしまいますね。
日ごろから歌っていないとなまってしまいそうだ。
とりあえずは今やらなきゃいけないことがけっこう重いことなんで、それに専念しよう。
ブログなんか書いてる場合じゃないぜ。
それでは!
~きょうのてる☆きゅん~(ぼくのうた編)(つづき)
えんそうかいのうたをもとめて、てる☆きゅんはいろいろなところへいきました。
ともだちのえんそうかい、CDのおみせ、がくふのおみせ…。
たくさん、それはそれはいろいろなところへあしをはこんで、えんそうかいでうたうきょくをさがしました。
しかし、ついにてる☆きゅんがさがしもとめるようなうたはみつかりませんでした。
もう、えんそうかいまでのじかんはすくなくなっていました。
てる☆きゅんはつかれはててしまって、そのばにすわりこんでしまいました。
「けっきょく、ぼくがきょうまでがんばってきたことはぜんぶムダなことだったのだ。」
てる☆きゅんは、どうにもならないくやしさでむねがいっぱいになりました。
そのとき、みちのむこうからひとりのおんなのこがやってきました。
おんなのこは、なにやらうたをくちずさんでいます。
おんなのこがてる☆きゅんのよこをとおるとき、そのこがうたっているうたがきこえてきました。
「よ~じょ~ペロ~ペロ~ よ~じょ~ペロ~ペロ~…」
てる☆きゅんは、おもわずかおをあげました。
おんなのこがうたっているうたは、ずっとむかし、てる☆きゅんがはじめてのえんそうかいでうたった、おもいでのあのきょくだったのです。
おんなのこは、それはそれはしあわせそうなかおをして、そのうたをうたっていました。
「あれ?」
きゅうにそらからあめがふってきて、てるきゅんのほほをぬらしました。
「どうしたんだろう…?」
いえ、それはあめではありませんでした。
てる☆きゅんのほほをぬらしたのは、てる☆きゅんじしんのなみだでした。
それにきがつくと、なみだはまるであめのようにぽろぽろぽろぽろこぼれてきます。
てる☆きゅんは、ちいさくなっていくおんなのこをみおくりながら、はじめてえんそうかいでうたったひのことをおもいだしていました。
そしてまた、さっきのおんなのこの、とびきりのえがおをおもいうかべました。
てる☆きゅんは、やっとわかったのです。
「ぼくは、みんながおどろくようなうたをさがしていた。ここではないどこかにあるうたをさがしていた。
でも、そんなものは、はじめからあるはずがなかった。
ぼくがうたいたいうたは、いつもここにあったのだ。」
えんそうかいのうたは、もうきまりました。
あとは、みんなといっしょにれんしゅうするだけです。
てる☆きゅんは、みちたりたきもちでうちへとかえっていきます。
ながれたなみだは、いつのまにかかわいていました。
おわり
次の練習まで一週間以上もあるのか…。
なんか間が空いてしまいますね。
日ごろから歌っていないとなまってしまいそうだ。
とりあえずは今やらなきゃいけないことがけっこう重いことなんで、それに専念しよう。
ブログなんか書いてる場合じゃないぜ。
それでは!
~きょうのてる☆きゅん~(ぼくのうた編)(つづき)
えんそうかいのうたをもとめて、てる☆きゅんはいろいろなところへいきました。
ともだちのえんそうかい、CDのおみせ、がくふのおみせ…。
たくさん、それはそれはいろいろなところへあしをはこんで、えんそうかいでうたうきょくをさがしました。
しかし、ついにてる☆きゅんがさがしもとめるようなうたはみつかりませんでした。
もう、えんそうかいまでのじかんはすくなくなっていました。
てる☆きゅんはつかれはててしまって、そのばにすわりこんでしまいました。
「けっきょく、ぼくがきょうまでがんばってきたことはぜんぶムダなことだったのだ。」
てる☆きゅんは、どうにもならないくやしさでむねがいっぱいになりました。
そのとき、みちのむこうからひとりのおんなのこがやってきました。
おんなのこは、なにやらうたをくちずさんでいます。
おんなのこがてる☆きゅんのよこをとおるとき、そのこがうたっているうたがきこえてきました。
「よ~じょ~ペロ~ペロ~ よ~じょ~ペロ~ペロ~…」
てる☆きゅんは、おもわずかおをあげました。
おんなのこがうたっているうたは、ずっとむかし、てる☆きゅんがはじめてのえんそうかいでうたった、おもいでのあのきょくだったのです。
おんなのこは、それはそれはしあわせそうなかおをして、そのうたをうたっていました。
「あれ?」
きゅうにそらからあめがふってきて、てるきゅんのほほをぬらしました。
「どうしたんだろう…?」
いえ、それはあめではありませんでした。
てる☆きゅんのほほをぬらしたのは、てる☆きゅんじしんのなみだでした。
それにきがつくと、なみだはまるであめのようにぽろぽろぽろぽろこぼれてきます。
てる☆きゅんは、ちいさくなっていくおんなのこをみおくりながら、はじめてえんそうかいでうたったひのことをおもいだしていました。
そしてまた、さっきのおんなのこの、とびきりのえがおをおもいうかべました。
てる☆きゅんは、やっとわかったのです。
「ぼくは、みんながおどろくようなうたをさがしていた。ここではないどこかにあるうたをさがしていた。
でも、そんなものは、はじめからあるはずがなかった。
ぼくがうたいたいうたは、いつもここにあったのだ。」
えんそうかいのうたは、もうきまりました。
あとは、みんなといっしょにれんしゅうするだけです。
てる☆きゅんは、みちたりたきもちでうちへとかえっていきます。
ながれたなみだは、いつのまにかかわいていました。
おわり