(※音圧戦争の話をするって言ってましたが内容を変更して別の戦争の話します)
こんばんは。KJです。
日曜にアイマスのライブに行ってきました。
シンデレラガールズ6thライブ。これが私のアイマスライブ初参加となります。
ライブ初参加で「現地」です。それもやたらと過酷さが話題になるメットライフドーム。ライブビューイングで肩慣らしとかそんな物はなかった。
序盤は割合新しい曲が多く、情弱へなちょこPで初見の私は周りに合わせてお借りしたサイリウムをふわふわ振るっておりました。しかし途中バラード曲が連続して登場した辺りから分かる曲・有名曲やマイナー調の入ったかっこいい曲が一気に増え、自分の中の「あとで聴く」リストがどんどん増えていきました。
特にライブ終了後にトレンド全国1、世界7位を達成したというin factは私も大好きな曲で、演出もさることながら真っ青なサイリウムの海との一体感にはかなりウルッと来るものがありました。こういうのを見ると何か触発されるものがあるのか自分でも創作したくなって来ます。
今回ありすを導くかの様な光の演出が話題となりましたが、やはり舞台を彩る演出と言えば照明と音響ですよね。専門が違うとはいえ、多少なりとも音響に関わっている身としては、どうしても大規模舞台のPA装置や演者さんに対する音響設定等を観察してわくわくしてしまいます。
中でも今回、音響担当として気になったのがLiPPSの声です。
キャラクターも癖の強い5人のユニットですが、出てくる声の、強調されている周波数帯が完全に五者五様であったのが印象的でした。
各人大きく特徴の出ていた声ですが、中でも近しい性質に着目すると大きく2つに分けられます。志希・フレデリカ・美嘉の3人と奏・周子の2人のグループになります。
前者3人は高域~超高域(8000Hz前後だと思いますが)のやや狭い範囲に強い強調域があるのに対し、後者2人はもう少し低めの高域を中心に、やや広い範囲をカバーするなだらかな強調域の山がある様に見えました。元々声優さんの持つ声の特徴であるのは間違いありませんが、マイク毎に個別の設定があった場合はイコライザで更に上記の様な部分が強調されていると考えられます。自信はないです。意見には個人差があります。
この帯域は声の「高い」「低い」とはそこまで関係なく、音全体の印象の中でキラキラした感触を出す帯域です。ここが強調されるとシャリシャリとした音になります。携帯等の小さいスピーカーの音を想像していただくと、それに近い感じです。キラキラした感じでかっこよくなる以外に、子音が聞き取りやすくなるという特徴があります。携帯スピーカーが設計上多少無理してでもここを引き上げるのはこの為です。
反面、この帯域は上げすぎると耳に痛いというデメリットもあります。携帯やパソコンの小さいスピーカーで大音量の音楽を鳴らそうとして、「さしすせそ」の音がやたらうるさく感じた経験、音楽好きの皆様ならお持ちではないでしょうか?これと同じ現象はライブ会場でも発生してきます。
LiPPSの例で言えば、今回の志希・フレデリカ・美嘉の方がこの特徴が強く、キラキラした声に感じられ、マイルドな奏・周子は落ち着いた印象になると言えます。さすがクール属性。実際今回のライブでは全体的にかなり派手目な音作りがされていましたが、クールの受け持つ曲は幾分耳に優しく聞きやすいと感じました。勿論クールの「落ち着き」と「さわやかさ」また「かっこよさ」を表現するのには別の部分の強調が求められますし、他の属性についても一概に言うことは出来ません。しかし、属性によってある程度傾向が出るというのは興味深いと思います。
聴きながらだともっといろいろ分かるんですが、情報量が多くて帰った後に考察しようとするともうだいぶ記憶が薄れてしまいますね。連番してくださった方は会場を後にする時点で「記憶がない…」と仰っておりました。お邪魔させてもらった打ち上げの席で興奮冷めやらぬままに今回の内容を話していたら「ブログに書け。そうすればアイマス合唱部がこぞって突撃するからアクセスが増える」という事で今回の内容になりました。また何か気づいた事があったら書こうと思います。
そういえば言い遅れました。担当は一ノ瀬志希です。今回のライブでフレちゃんさんが気になり始めました。猫。