紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

法人税が高すぎる日本ですが「優遇処置」が・・・

2012年08月05日 18時03分20秒 | 日記
「資本金1億円」以下の「中小企業」は、総企業数258万社のうち「99%以上」を占めています。日本経済では、中小企業の活性化が不可欠で、一定の中小企業には、税制面からも優遇措置を講じています。税制面の「優遇措置」で内部留保を充実させ、将来の投資等に充てるのです。
 所得金額の計算上、早期に損金処理できる金額を多く計上できる優遇措置では、損金処理「30%の特別償却」があり、「取得事業年度」では、30%の特別償却分だけ法人税額が減額されます。取得時の所得で、30%の特別償却ができるということは、取得事業年度では30%の特別償却分だけ法人税額が減額されますと云う事です。その他、飲み食いの「交際費」も600万円迄だったら、その90%が「必要経費」として経費で落とせるようになっています。会議費でも、食事が一人、3000円迄だったら必要経費で落とせます。(飲み物は「清酒」は駄目です。ジュースか、ワインか・・・は、オーケー。・・・4千円掛かっても2900円の領収書に書いてもらえば??会社がだしてくれる?・・・払ってもいない余分な金額は違法ですが、減額は・・・違法でないが、ばれたら脱税?)
 一方大企業でも、「40%」の法人税は骨抜き状態です。「研究開発減税」「外国税額控除」がある為、世界的な大企業の法人税は、ソニーは12、9%、住友化学は16、6%、パナソニックは17、6%、ホンダは24、5%、クボタは24、6%、花王は33、6%、キャノンは34、6%・・・です。 100社平均の大企業の法人税は「33、7%」になっています。(世界的に見て、日本は法人税が高いと国会で云われていますが、実質はそれほどじゃーないのです)2007年度決算データでは、トヨタ自動車は822億円、キヤノンは330億円の減税です。写真は、昨夜の須崎湾花火大会です。本日のジム,花火を堤防の上で座り、上を向いて見ていて、腰が固まっていた。66、2キロ、125の73。