鉄道改善案

鉄道改善提案、延伸、新線構想、理想ダイヤ、理想配線図、車両デザイン批評、鉄道と地域、都道府県・市町村改編、交通改善総合

地方の鉄道は上下分離方式にせよ

2015年12月31日 | 鉄道一般
1.普通列車しか走らないローカル線は上下分離方式にせよ  今年度は四日市あすなろう鉄道や京都丹後鉄道が路線の保有と列車の運行を別々にした上下分離方式の鉄道会社として再スタートを切った。これは非常に賢明な判断である。そもそも人口の少ない地方において鉄道で収益を上げることは到底不可能である。地方において特急の走らない鉄道路線は必ず赤字になる。存続するメリットは学生および高齢者の足の確保、地域のシンボル . . . 本文を読む

静岡市と浜松市は合併しすぎである

2015年12月31日 | 市町村改編
 静岡市と浜松市は共に合併によって広大な山間部をその市域に含み、人口70万の政令市となたが、これはいささかやりすぎの感がある。静岡市は山間部の旧井川村まで合併しているが、この地域は旧駿河国内とは言え、静岡市内とは全く別地域であり水系も異なる。大井川鉄道の沿線でもあり、鉄道路的観点からすれば静岡市よりも金谷町の方につながっているのである。ダムの水利用などの事情もあるのであろうが、旧井川村までが静岡市 . . . 本文を読む

小田急線 理想配線図

2015年12月30日 | 理想配線図集
以下に小田急線(新宿~相模大野)の理想配線図を掲載する。理想であり、現実とは異なるので注意されたい。 本配線図は小田急線改善案&新線構想での提言を基にしている。 現状からの変更は以下の通り ・経堂駅に下り線も通過線を設ける ・登戸~鶴川の複々線化 ・向ケ丘遊園の2面6線化 ・百合ヶ丘で緩行線と急行線の内外入れ替え ・新百合ケ丘で小田急品川線と分岐 ・鶴川駅を2面4線化および相模原線を分岐 ・ . . . 本文を読む

町田市はどうみても神奈川県である

2015年12月28日 | 都道府県改編
 東京都町田市はしばしば「神奈川県町田市」を揶揄される。それもそのはず、どうみても神奈川県であり、東京都の他地域とは多摩丘陵で隔てられているのである。かつて多摩地域が神奈川県から東京都に移管されたときに、町田は多摩郡であるからという理由で何も考えずに東京都に移管されたが、今思えばこれは極めて愚かなことであったといえる。経済圏からみて町田市は完全に神奈川県だからである。小田急線に乗っていると、多摩川 . . . 本文を読む

首都圏は1都5県に再編できないか

2015年12月27日 | 都道府県改編
 首都圏は東京を中心にまとまっている。逆に言えば全ての都市が東京の衛星都市なのである。これは横浜市とて例外ではない。しかし現実の行政区分はこれを反映していない。東京都多摩地域は神奈川県、千葉県、埼玉県と同様に東京都23区のベッドタウンにもかかわらず、23区と同じ東京都に含まれている。柏市は常磐線沿線に位置し、千葉市とは全く別地域にも関わらず千葉県に含まれている。これは都市構造を反映していない。そこ . . . 本文を読む

首都圏通勤路線の日中における適正本数

2015年12月27日 | 関東 その他
 鉄道ダイヤを考える際にすべからく必要になってくるのが、適正本数の割り出し方である。私自身、日中における首都圏の鉄道ダイヤを作る際に目安にしているのが、以下の値である。  20m車の毎時運行総両数 / 通過人員最高区間の日あたりの通過人員÷1万 仮にこの値を輸送力指数と呼ぶことにしよう。例えばある路線の通過人員が最大の区間においてその値が20万人/日であり、そこに10両編成の列車が毎時6本運行 . . . 本文を読む

ブルーリボン賞・ローレル賞はデザイン重視の選考を -不細工車両の受賞などもってのほか-

2015年12月27日 | 鉄道車両
 鉄道車両にとって最高の栄誉とされるのがブルーリボン賞とローレル賞である。しかし、その選考基準は筆者からすると疑問に感じる点も多い。総じて言えば、受賞車両の中に不細工な車両が含まれていることである。 1.E5系の受賞などもってのほか  その典型的な例がブルーリボン賞を受賞しているE5系である。この車両は最高速度を時速320㎞に引き上げたという技術的成果は高いが、前面デザインが非常に醜い。その醜さ . . . 本文を読む

気仙沼線、大船渡線は断念せず復旧せよ -BRTはお門違い-

2015年12月26日 | 東北
1.気仙沼線、大船渡線の復旧断念は国土の骨格を破壊する愚策だ  JR東日本が気仙沼線と大船渡線の鉄道復旧を断念したようだが、これは非常に愚かな行為だ。この区間は仙台~宮古~八戸を結ぶ三陸沿岸のメインルートに位置しており、東北日本の国土形成上非常に重要性の高い区間だ。本ブログでは仙台~宮古に特急「三陸」を運行することを提案してきたが、この区間が廃止されればそれができなくなる。該当区間の廃止は日本の鉄 . . . 本文を読む

新設すべき駅、廃止すべき駅(新幹線)

2015年12月26日 | 全国 その他
本稿では新幹線の新設すべき駅、廃止すべき駅を挙げる。 ○新設すべき駅 1.赤羽  東北新幹線は赤羽駅の直上を通過するが駅がない。今すぐ赤羽駅を建設すべきである。赤羽は新宿、池袋方面からは非常に便利な駅だ。ここに駅がないのは理不尽極まりない。不要な上野駅などさっさと廃止して赤羽駅の方を建設すべきである。 2.新阿久根  阿久根市は九州新幹線のルートから外れて衰退しているが、これは理不尽極まりな . . . 本文を読む

周囲を単一自治体に包囲された自治体は強制的に合併させよ

2015年12月25日 | 市町村改編
 全国には周囲をたった一つの自治体に囲まれている自治体が存在する。例えば広島県府中町や新潟県刈羽村であるが、これは非常に愚かな状態である。市域の中に全く別の町村が存在することは都市構造上何も良いことはない。この2町村はそれぞれマツダと原子力発電所から莫大な税や補助金を得ているため財政的に困窮していないことから、頑なに合併を拒否している模様だが、周囲がそれぞれ広島市、柏崎市に囲まれている以上、合併し . . . 本文を読む

四国のJR線改善案 -阿波池田~伊予三島を建設せよ-

2015年12月24日 | 四国
本稿では四国の鉄道について提案する。 1.阿波池田~伊予三島の新線を  四国の鉄道網において欠けている部分として阿波池田~伊予三島がある。この区間は交通路学的に重要性が高いが、なぜか鉄道が存在しない。距離も短いので今すぐ建設すべきである。これにより「四国中央市」の四国における拠点性が増すであろう。 2.土佐くろしお鉄道はJRに組み込むべき  土佐くろしお鉄道は第三セクター路線であるが、いっそJ . . . 本文を読む

飛び地合併は絶対に認めるべきではない

2015年12月23日 | 市町村改編
 全国には飛び地合併をした地域がある。たとえば釧路市であるが、旧音別町が飛び地合併を行った。同じことが群馬県桐生市にも言え、これは旧新里村が市町村合併の際に近隣との合併を拒否して桐生市との合併を選択したためであるが、みどり市との間で飛び地を形成することになってしまった。(もっともみどり市はさっさと桐生市と合併すべきである。)  このような状態は市民の判断とは言え、地図上にお互い離れた区域に同じ自治 . . . 本文を読む

川崎市は旅客流動にあった鉄道計画を

2015年12月23日 | 鉄道路線と地域
川崎市は東京のベッドタウンであるが、鉄道計画に問題がある。以下に提言を述べる。 1.川崎市営地下鉄は品川へ伸ばすべき  川崎市が断念した市営地下鉄だが、結論から言うと武蔵小杉~川崎が完全に無駄であった。南武線と完全にバッティングしており、無駄極まりなかった。だいたい川崎市は東京のベットタウンだから、川崎市街地への通勤というのはほとんどないのである。従って計画される地下鉄は旅客流動に全く合っていな . . . 本文を読む

桐生市の鉄道改善

2015年12月18日 | 関東 その他
1.新桐生~桐生駅~西桐生を結ぶLRTを建設せよ  桐生市は市内の駅が分散しており、利用しにくい。そこで東武線新桐生~JR桐生~西桐生を結ぶLRTを建設すべきである。この路線は東武が運行するとよいだろう。 2.上毛電鉄は東武が買収して急行を走らせよ  上毛電鉄は桐生と前橋を結ぶ鉄道であるが、いっそ東武鉄道が買収してもよい。東武東上線が前橋に延伸された際には桐生と前橋、両端で東武に接続する路線とな . . . 本文を読む

美しい車両 トップ10

2015年12月18日 | 鉄道車両
本稿では筆者の独断で美しい車両を10形式選びたい。 ・国鉄 201系(中央快速線など)  美しい車両といってまず思い浮かぶのが国鉄201系である。特に中央快速線の前面大型列車種別表示器付き車両はこの上ない理想的な前面スタイルであった。201系はまさに中央快速線を象徴する車両であり、鉄道ファンの中でもこの201系ファンは多い。残念なのは先頭1両を残してすべて解体されてしまったことである。これほど . . . 本文を読む