(2024年5月更新)
山陰新幹線は、基本計画では山陰新幹線は大阪~松江~下関となっているが、これでは採算はとれない。採算のとれそうな、交通地理学的に適したルートは、姫路(相生)~鳥取~米子~松江~出雲市~大田市~広島である。
現在の「スーパーはくと」と「やくも」の需要をあわせて取り込むことができる。出雲市~広島は鉄道アクセスが極めて不便な広島~山陰を結ぶ路線として絶対必須である。また岡山~鳥 . . . 本文を読む
芸備線が再構築協議会の対象となった(全国初)。備中神代~備後庄原はこのまま廃止への流れが加速してしまうように感じるが、備後落合で接続する木次線と合わせ、まだまだ活用できる。
芸備線のこの区間は木次線の備後落合~出雲横田と合わせて利用者が少ないので廃止されると話題になっている。筆者も乗りに行ったが、ほとんどが鉄道ファンであったが、休日であれば列車当たりそれなりに利用者はいた。
ならばそれを逆 . . . 本文を読む
(2023年4月更新)
1.宮島線に急行を運転せよ、市内線でも急行運転を 広島電鉄宮島線は広島市街地から宮島へのアクセス路線であるが、全線が各駅停車ではいかんせん時間がかかりすぎる。20分毎に急行を運転すべきである。停車駅は西広島-商工センター入口-広電五日市-楽々園-広電廿日市-廿日市市役所前-広電阿品-広電宮島口とする。また、急行は市内線(路面電車区間)の西部でも通過運転して速達性を高めるべ . . . 本文を読む
せめて府中までは保線を良好にせよ
福塩線の福山~府中は電化されており、本数もそこそこあるにもかかわらず、保線状況が悪い。草がボウボウに生えており、とても都市近郊路線と言えないありさまである。神辺駅で接続する井原鉄道との並走区間では、井原鉄道の線路が綺麗に草が刈られていているのに対し、JR西日本の福塩線は草が生え放題である。これはJR西日本が保線費用を大幅にケチっているからに他ならない。JR西日 . . . 本文を読む
(2023年1月更新)
山陽地方は小都市がいくつも連なり、とくに広島、岡山において人口が多い。そこで小規模な都市間輸送を担う列車が必要だが、新幹線は全都市に駅がなく、一部の駅は市街から離れているという問題がある。いっぽう在来線は各駅停車のみで特急も走っておらず不便である。そこで都市間輸送を担う快速を運転すべきである。運行区間は岩国~広島~福山(シティーライナー)、福山~岡山~姫路(サンライナー) . . . 本文を読む
宇野線(岡山~茶屋町)は早急に複線化せよ宇野線の岡山~茶屋町はマリンライナー2本/時、四国方面の特急2本/時、宇野線列車1~2本/時が走る高密度路線にもかかわらず全線複線化されていない。これは非常に問題だ。今すぐ全線複線化すべきである。JR西日本にカネがないというのなら、岡山県は出したがらないだろうから、四国各県が負担すべきだろうが、四国各県も負担を嫌がる場合は、国が負担すべきである。そもそも鉄道 . . . 本文を読む
輸送量が意外と多い吉備線
吉備線はLRT化が議論されている。駅を増やし、需要を増やして毎時4本の運転とする構想とされている。しかしLRTにして、輸送力が足りるのか。沿線の人口は多く、小さい路面電車車両ではラッシュ時は運びきれないのではないか。同じく普通鉄道からLRT化された富山LRTと比べても、吉備線の需要はかなり多く、ラッシュ時はLRTではパンクすることが想像される。
LRT化しても岡山 . . . 本文を読む
広島地区は近年新型車両227系が導入されるなど、一時期よりは良くなったが、まだまだ改善点は多い。以下に纏める。
227系の4両固定編成を導入せよ
広島の227系は2015年から投入が開始されたが、2両固定編成と3両固定編成しかない。100万都市にもかかわらず4両固定編成が皆無なのはあり得ないことである。特に3両固定編成は単体では輸送力不足で混雑が激しく、利用者からの苦情が多く殺到している。 . . . 本文を読む
備中神代~備後庄原は観光鉄道化せよ
芸備線の備中神代~備後庄原は輸送人員が極めて少なく廃止が取り沙汰されている。しかし安易に廃止するのは非常に大きな損失である。奥出雲おろち号の後継列車を新見まで延長運転するなどして、この区間を観光路線として存続させるべきである。青息吐息のJR西日本にやる気がないのであれば地方自治体や国が運営を担うべきであろう。
中山付近に新駅を
矢賀~戸坂は広島都市圏にあるにも . . . 本文を読む
JR西日本広島支社管内の駅では上品な列車接近メロディーが用いられてきた。
メロディーはこちらを参照。非常に美しい。
しかし、最近、この美しいメロディーが変更されてしまったのだ。
新しいメロディーはこちら。非常に醜い。
なぜこんな良いメロディーを変えてしまったのか。
これには多くの鉄道ファンや地元住民から非難が殺到している。
以前のメロディは広島の鉄道のイメージ向上に非常に貢献していた。
鉄道 . . . 本文を読む
JR西日本が中国地方の岡山支社、米子支社、広島支社の総務部門を統合して「中国統括本部」にするという。要するに中国地方の拠点を広島に集約するということだが、これは非常に喜ばしいことだ。なぜなら、中国地方のJRは将来的にJR西日本から独立して「JR中国」(山陽新幹線を含む)とすべきだからである。(Twitterでのアンケートも参照。)
中国地方の鉄道は全国で最も冷遇されていると言って良い。その原因 . . . 本文を読む
芸備線の新見~備後落合は今、日本の鉄道路線で最も利用者が少ない区間だ。東城~備後落合の利用者は1日10人を切っており、バスでも経営が成り立たないレベルである。よってJR西日本管内の廃線候補の筆頭になっている。
しかし、手をこまねいて廃線されるのを待つだけでよいのか。利用者増の方策はないのか?ある!それは、観光トロッコ列車「奥出雲おろち号」を新見~備後落合にも運転することである。
現在、「奥 . . . 本文を読む
JR西日本が岡山地区に227系をベースとした新型車両を投入すると発表した。長らく国鉄型ばかりであった岡山にもようやく新型車両が投入されるのは感慨深い。非常にうれしいことである。デザインは未定であるが、マスカット色かピーチ色になるのか、それとも黄色になるのかなど、楽しみが尽きない。ロングシートになるのかクロスシートになるのかも注目だが、線区の状況を考えると、ロングシート車も混ぜるべきである。
そ . . . 本文を読む
ロングシート車は必須
2020年度の混雑率が発表された。驚くべきは広島の可部線である。132%で全国4位に入ったばかりか、昨年よりも増加したのだ。このコロナ禍においても全く関係なく混雑しているということであり、西日本では最悪の混雑率である。こんな路線にもかかわらず、可部線は全車両クロスシート車である。これは非常に問題だ。
227系クロスシート車は立客面積がロングシート車よりも少ないにもかか . . . 本文を読む
山陽地域は広島エリアを除き未だ115系など国鉄型車両が大量に残っている。車齢40年を超えるものも多く、できるだけ早く置き換えるべきである。また、広島地区では227系導入により4両固定編成がなくなり、3両での運転が増え混雑が増したという声が聞こえてくる。広島の可部線では朝ラッシュ時の混雑が酷く、ロングシート車の投入が望まれる。
具体的改善策を以下の画像に示した。
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