鉄道改善案

鉄道改善提案、延伸、新線構想、理想ダイヤ、理想配線図、車両デザイン批評、鉄道と地域、都道府県・市町村改編、交通改善総合

「お風呂列車」:大浴場露天風呂付き寝台列車は実現可能か

2024年02月11日 | 鉄道車両
(2024年2月更新)  JR東日本の「四季島」、JR西日本の「瑞風」の豪華客室にはバスタブがついており、JR東日本の「とれいゆ」など、「お風呂」と「列車」の融合がようやく始まった印象があるが、ここはさらに踏み込んで「大浴場列車」を提案したい。大浴場といえばやはり露天風呂であり、この列車にも露天風呂を付ける。両数は自由で良いが、最大限めいっぱい使い、機関車を含め12両とする。1,2両目:機関車3 . . . 本文を読む

鉄道車両のデザインは鉄道の価値そのものに直結する

2024年01月08日 | 鉄道車両
近年は不細工な車両が多くなってしまい、鉄道車両デザインが軽視されているように見えるが、そもそも鉄道車両のデザインは鉄道において最も重要なものの一つである。言うなれば、車両デザインは鉄道の価値そのものに直結する。 一般利用者や素人の鉄道ファンは技術的なことはわからない。従って、ほとんどの人にとって鉄道のイメージは車両のイメージである。車両が美しければ、鉄道のイメージも良いものになる。逆に車両が醜け . . . 本文を読む

E235系は非常に悪質な車両だ

2024年01月08日 | 鉄道車両
山手線と横須賀・総武快速線を走るE235系だが、以下の点で非常に悪質な車両である。 音が不快すぎる 停車・発車時の音が、他のどの車両でも聞いたことのないような非常に不快な音である。停発車時に鳴り続ける「ヒー」という音は脳の深部に刺し入るような音で、不快感が極まりない。筆者はこの車両に乗っていると、その音のせいでめまいと頭痛がしてくる。とにかく生理的に受け付けない。こんな音の出る車両が走ること自 . . . 本文を読む

美しい車両の条件とは

2016年04月03日 | 鉄道車両
本ブログでは美しい車両トップ10、醜い車両ワースト10をあげたが、美しい車両の要素とは何か。筆者が考える7つの条件を下に挙げる。 1.ヘッドライトは前面下部がよい -上部では醜くなりがち-  美しい車両の第一条件はまずヘッドライトが前面下部にあるということである。美しい車両のほぼすべてが前面下部にヘッドライトがついている。逆に上部にヘッドライトがある車両はいささか醜い感が否めない。      . . . 本文を読む

JR北海道キハ261系1000番台の新塗装は評価できない

2016年02月24日 | 鉄道車両
JR北海道キハ261系の新塗装が誕生した。しかしこのデザインは評価できない。前面の白色はいかにも寒々しい。北海道はただでさえ寒冷なのに見ているとますます寒くなる。前面真ん中の黄色もアンバランスでデザインセンスが全くない。さらに前面下部において側面から斜め下に入り込む紫のラインは車両の魅力を殺しているのであり、なんとも残念なデザインになってしまった。こんな変更をするくらいなら従来のデザインのままのほ . . . 本文を読む

ブルーリボン賞・ローレル賞はデザイン重視の選考を -不細工車両の受賞などもってのほか-

2015年12月27日 | 鉄道車両
 鉄道車両にとって最高の栄誉とされるのがブルーリボン賞とローレル賞である。しかし、その選考基準は筆者からすると疑問に感じる点も多い。総じて言えば、受賞車両の中に不細工な車両が含まれていることである。 1.E5系の受賞などもってのほか  その典型的な例がブルーリボン賞を受賞しているE5系である。この車両は最高速度を時速320㎞に引き上げたという技術的成果は高いが、前面デザインが非常に醜い。その醜さ . . . 本文を読む

美しい車両 トップ10

2015年12月18日 | 鉄道車両
本稿では筆者の独断で美しい車両を10形式選びたい。 ・国鉄 201系(中央快速線など)  美しい車両といってまず思い浮かぶのが国鉄201系である。特に中央快速線の前面大型列車種別表示器付き車両はこの上ない理想的な前面スタイルであった。201系はまさに中央快速線を象徴する車両であり、鉄道ファンの中でもこの201系ファンは多い。残念なのは先頭1両を残してすべて解体されてしまったことである。これほど . . . 本文を読む

醜い車両 ワースト10

2015年12月18日 | 鉄道車両
本稿では筆者の独断で醜い車両を10形式選びたい。・JR東日本 E3系2000番台 新塗装 (つばさ) この車両の塗装デザインは現有車両の中でもっとも醜い。こんな醜い塗装デザインは見たこともない。「こんな色の新幹線には乗りたくない」「新塗装ダサ過ぎ」「こんなのダメ許さない」という意見が相次いでいる。塗装変更前デザインは悪くなかったためにいっそう嘆かわしい。こんな醜いデザインは即刻改めるべきである。h . . . 本文を読む

JR東日本特急のグリーン車はぼったくりである

2015年12月18日 | 鉄道車両
 グリーン車といえば特急列車の中でも最もリラックスできる座席。長旅においてグリーン席は最上の癒しの一つであろう。しかしJR東日本の特急のグリーン車は非常に狭くてリラックスできない。というのも他のJRと異なり2列+2列だからである。  グリーン車は通常座席(2列+2列)より席数を少なくして2列+1列にするのが普通である。これによって隣の利用者のことも全く気にならずくつろげる。しかしJR東日本では他社 . . . 本文を読む

DMVは無意味だった -カートレインの復活を-

2015年12月10日 | 鉄道車両
 近年までJR北海道が開発していたDMV(デュアル・モード・ビークル、Dual Mode Vehicle)であるが、結論から言うとこれは完全に無意味なものである。その技術は画期的であるが、大量輸送が利点の鉄道にわざわざマイクロバスレベルの輸送力しかないDMV専用車を走らせる意味が全くないからである。これは技術屋の完全な自己満足であり、現状の社会状況では交通体系としては到底必要とされないであろう。 . . . 本文を読む

「植物園列車」構想

2015年12月01日 | 鉄道車両
 先日「お風呂列車」を提案したが、本稿では「植物園列車」を提唱したい。 1.温室列車  鉄道車両を「動く植物園」にするにはどうすればよいか。まず思いつくのは車両を温室にすることである。側面、上面を完全に透明化し、全ての面から日光が透過できるようにする。あとは底面にいくらかの土壌を敷いて植物を植えれば温室の出来上がりである。技術的には今すぐ実現可能であり観光列車としてすぐにでも運転できるだろう。 . . . 本文を読む

E235系は製造を中止せよ

2015年12月01日 | 鉄道車両
1.不細工なうえトラブル続きのE235系は製造停止せよ  昨日登場した山手線E235系であるが、登場初日からトラブルが発生した。JR東日本にすれば出鼻をくじれた格好になるが、そもそもこれはJR東日本の失態であり、身から出た錆ともいえる。というのも、この車両のデザインは日本を代表する山手線の車両としては許容できるものではないからである。  具体的には前面上枠が直線であるが、これが目の錯覚により凹んで . . . 本文を読む

JR各社車両デザイン批評

2014年11月24日 | 鉄道車両
本稿では鉄道各社の車両デザインについて批評したい。今回はJR。評価は5段階。 1.JR北海道 (評価4)  JR北海道の車両スタイルとして、通勤車両は731系、733系、735系が一つのモデルとして確立しているようである。特急車両については789系、キハ261系など面長の顔に「目」を中下部に配置するいわばヨーロッパ風のデザインに収束しつつある。いずれもデザイン的に良くできており、美しさとバランス . . . 本文を読む