ロンドン地下鉄が金・土曜日深夜の終夜運転を開始するという。地下鉄の終夜運転はニューヨークでも行われており、東京でもしばしば話題になるが実現していない。しかし真の国際都市・東京として発展していくためにも、一部でよいから終夜運転は必要に思える。全路線で行っても需要はないだろうから、具体的には銀座線:渋谷~浅草と丸の内線:新宿~池袋の2路線(区間)で行ってはどうか。両線は歴史が古く東京の重要地点をほぼ網 . . . 本文を読む
相互直通は一般には利便性向上のため歓迎される傾向にある。しかし、誤った相直は利用者にかえって害を及ぼす。以下に例を挙げる。
1.東西線-中央緩行線直通は廃止せよ
東京地下鉄東西線は中央緩行線と相互直通を行っているが、これを廃止すべきである。その理由は中央快速線における高円寺、阿佐ヶ谷、西荻窪の杉並3駅問題による。
国鉄時代、中央線を複々線化する際に、もともとこの3駅には快速線ホームを設けない . . . 本文を読む
近年設置が盛んになっているホームドアであるが、まだ足りない。その一番の原因は、設置を鉄道会社に全て任せ、国はほとんど支援策をとっていないことであろう。
よく考えれば鉄道は危険な存在である。「欄干のない橋」といわれる駅ホームにおいて、時に人と1mもない距離で時速60㎞近い電車が進入してくるのだから、一歩間違えれば重大な事故になることは火を見るより明らかである。このような危険な状況がまかり通っ . . . 本文を読む
東京メトロや大手物流会社が貨物地下鉄の運行を計画しているという。今秋に東京メトロ有楽町線で試験走行を行うというが、これは非常に斬新な発想だ。地下鉄に貨物を走らせるとは今まで全く前例がなく、未知数な部分が多いが、非常に将来性があるように思える。地方から集荷した荷物を、地下鉄を使って都会のど真ん中まで走らせることが可能になる。JR貨物のみならず東京メトロや大手私鉄を含めた新たな貨物列車網の構築が可能に . . . 本文を読む
ナンバープレイトの地域区分の改善案各論を述べてきたが、本稿ではそれらをまとめる。(※は複数の都道府県にまたがるもの、太字は新設)
北海道:北見、釧路、十勝、旭川、札幌、室蘭、函館
青森県:青森、八戸
岩手県:盛岡、奥州、岩手
秋田県:秋田
山形県:山形、庄内
宮城県:仙台、宮城
福島県:いわき、福島、郡山、会津
新潟県:新潟、長岡、上越
茨城県:水戸、土浦、つくば、銚子※
栃木県:宇都宮、那須、 . . . 本文を読む
新潟県は上越、中越、下越に分けられる。対して新潟県内のナンバープレートは長岡、新潟の2つしかない。中越は長岡、下越は新潟ナンバーでよいとして、上越が長岡ナンバーであるのは解せない。いますぐ上越地域を所轄する「上越」ナンバーを創設すべきである。 . . . 本文を読む
兵庫県北部および京都府北部は独自の経済圏を形成している。兵庫県であっても南部の神戸市、姫路市など、そして京都府であっても南部の京都市などとは完全に別地域であり、むしろ京都府北部と兵庫県北部が同一地域である。しかしナンバープレートは兵庫県部は姫路市と同一の「姫路」ナンバーであり、京都府部は京都市と同じ「京都」ナンバーである。地域圏に基づき、兵庫県北部、京都北部に共通する「北近畿」ナンバーを創設すべき . . . 本文を読む
長野県は盆地ごと細かくに区分できる。しかしナンバープレートは3地域しかない。これは地域を無視したやり方である。以下のような5地域に分けるべきである。
・長野:長野地域、北信地域、上田地域
・佐久:佐久地域
・諏訪:諏訪地域
・伊那:上伊那地域、飯伊地域
・松本:松本地域、大北地域、木曽地域
これが不可能というのであれば、いっそ全県まとめて「信州」ナンバーとすべきである。 . . . 本文を読む
1.越谷ナンバーは廃止せよ -春日部ナンバーに統合し東武ナンバーに改名せよ-
春日部ナンバーと越谷ナンバーは別々に設けられているが、同じ東武伊勢崎線沿線である両地域を分ける必要はないであろう。そもそも越谷ナンバーは越谷市1市のみのために存在しており無駄極まりない。今すぐ越谷ナンバーは廃止すべきである。そして春日部ナンバーに統合したうえで「東武」ナンバーに改名すべきである。
2.川口ナンバーに周 . . . 本文を読む
千葉県にはナンバープレートの地域が6つもある。習志野、千葉、成田、袖ケ浦、柏、野田であるが、そもそもこんなに細分化する必要があるのか。それ以前の問題として地域名がわかりにくい。習志野や袖ケ浦は都市としての規模は小さく、それほど有名でない。また柏市と野田市は隣接しており、わざわざ別々にする必要はないだろう。千葉県のナンバープレート地域名と地域区分は以下に再編すべきである。
・船橋:千葉県北東部(船 . . . 本文を読む
神奈川県の(旧)南北足柄郡に相当する地域は独自の経済圏を形成しており、都市圏も東京都市圏から独立した小田原都市圏等である。しかしナンバープレートは藤沢市や平塚市と同様の「湘南」ナンバーだ。これは実体と全くあっていない。そもそも小田原や箱根が湘南であるかは大いに疑問が残るし、少なくとも内陸の山北は湘南ではない。湘南でもない地域にまで「湘南」ナンバーを充当している現状は断じて容認できない。(旧)南北足 . . . 本文を読む
東京の中でも今後に期待ができるのが品川駅である。羽田空港の国際化で玄関口としての役割が増すばかりでなく、リニアの開業も控えている。東京の南の玄関口として品川駅は今後ますます発展させていくべきであろう。以下に品川駅発展に必要な施策を述べる。
1.羽田空港線は品川起点でないと意味がない
羽田空港新線計画は貨物線を流用する関係で田町駅付近で東海道線から分岐するという。しかし、品川駅を起点にしなけれ . . . 本文を読む
三江線が廃止されることが正式に決定されるという。交通路学的に三江線が不要なのは明らかであり、輸送密度が低い路線だから廃止は当然であろうが、問題はただの廃止で済ますべきではないということである。三江線の廃止により陰陽連絡線が一つ減るが、もともとこの地域は有用な陰陽連絡線が存在しない。中国地方の中心都市・広島と山陰を結ぶ役立つ陰陽連絡線が一つもない事態は問題である。これを解消するためには広島を終着とす . . . 本文を読む