国が輸送密度1000人未満の路線について存廃を議論する協議会を設置する方針を示した。ようやく国家主導で動き出した感がある。
鉄道は国家の骨格だ。全国土的視点から、交通路学的な必要性が判断されなければならない。自治体の我田引水に振り回されてはならない。まして自社の利益しか考えない民間企業に判断させてはならない。
鉄道の存廃は、国家の判断で、いわば独断で決めるべきものである。
国が廃線する方針の路線 . . . 本文を読む
福岡市営地下鉄空港線が福岡空港から延伸して福北ゆたか線へ直通する計画があるという。しかしこの直通はどれほどの意味があろうか。そもそも福北ゆたか線、地下鉄空港線とも博多駅を通るから経路が被る。そればかりでなく、福北ゆたか線から空港線に直通する列車は空港駅経由で遠回りになる。運行系統も煩雑になり利用者に混乱をもたらす。典型的な迷惑乗り入れであり百害あって一利なしである。まるで中央総武緩行線の東西線への . . . 本文を読む