水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る今までの記載の整理

2012-11-05 | 環境放射能関連

'11-12-4投稿、'12-07-02、11-05更新

 3.11原発事故の放射能漏洩による環境汚染およびそれに伴う被爆の危険性に関して、無知であったが故に、さまざま放射能漏洩に係る数次災害をインターネットによって調べて断片的に投稿してきました。
 公開される情報は決して明確ではないと思われますが、「やはり」という記事が数多く、米のセシウム汚染の拡大、海水の放射能汚染の莫大さ、マイクロスポット地域など散見されています。

 南相馬市に代表される日本全国の放射能値からは想像できない高線量のマイクロスポット(?)、原発敷地内に増え続けている汚水貯蔵タンク(海水汚染の代償)、放射能の2次拡散の可能性を含む薪、産廃などの燃焼灰(正体不明、未分析?)、最近の情報では、福島原発内の荒廃した状況の公開、大飯原発運転再開など。個人的な問題は燃料プールなど原発関連施設から放出されている放射能の影響が相変わらず、不詳なことです。
 公開情報が不明確なため?、誤解、個人的な妄想、杞憂を含めて記載した「環境中放射性物質の影響と浄化」を照合・見直し・修正して正確に現状を把握するため整理しました。
 
可能な限り、杞憂を払拭することを目的として、一部妄想を含めながら記録していることを予め断っておきます。

(関連投稿)
・放射線に係る基礎的な記載 詳しく見る>>
・環境中の放射化現象に係る記載 詳しく見る>>
内部被曝に係る投稿(’11-06-27~'12-05-12)
 生物学的半減期に係る記載 詳しく見る>>

また、
内部被爆の影響に関してはどのくらい生物学的半減期によって緩和されるのか?
放射能汚染が生物多様性、異常気象など天変地異に影響しているのか?
COP17で衆目の地球温暖化に影響しているのだろうか?
個人的には着目しています。

<「環境中放射性物質の影響と浄化」に係る記載> 
(その1):04-30 現状の放射能汚染の把握
(その2):05-02 漏洩放射性物質量は?

(その3):除染・回収方法
 
現状、放射性物質の正体(発生量、組成、粒子径)は不詳もしくは非公開なので、関係当事者が具体化する場合はある程度の試行錯誤の覚悟は必要と思われます。
正確な放射性物質の正体がわからないと 除染効率はあがらないと想われます。

関連投稿:
「水」とはどのようなものか?に係る記載 (その9:放射能を除去する水について)
国策としての枠外手法起用による汚染域全域の早期・根本・完全除染を強く訴える
各還元水素水企業に、機器を通した水の放射能数値が激減したとの報告が、検査機関から相次いでいる。これらは"珪素触媒"や"電気分解"に拠る水素ラジカルの溶存水で、酸化還元電位が非常に低い。 「畑に散水を続け、自然放射線の値になった」との報もある。
特に「500mlのペットボトルに水素カプセルを入れると数値が半減した」事例は、錯体効果や下方移動が考えられず、元素変換以外に有り得ない。」という。


(その4):放射線強度Bqと元素数との関係

「空気中に存在しているセシウム(Cs)からの放射線強度
 空気中に存在している元素は土壌に沈積している粒子と比較して小さい粒子径と思われますが、エアロゾルの特性として大部分が降雨によって地上に堆積することから、漏洩が収束した時点でどのような高さ分布で存在しているか興味深いところです。黄砂、火山灰との比較が必要か?地表からの影響が少ない高さ方向の測定結果など。 

粒子径が小さいほど放射能(放射線強度:Bq/kg)が大きいのは比表面積効果と考えられます。
 仮に、負の電荷をもつSiO2に正の電荷をもつCsが単原子層吸着しているとすれば、粒子径が明らかになれば、Cs量は算出できるかもしれません。」

関連投稿:
放射能マイクロスポット発生に係る要因考察

・(
その5):原発周辺海域の放射線強度

(その6):水中での放射時の挙動    

JASV 会報 「Cryptosporidium の環境汚染と消毒技術
http://www.e-jasv.com/gijutu_pdf/koshu_05_morita.pdf
「・・・物質中における透過性が非常に高いガンマ線と、透過性はガンマ線に劣るものの高い線量率が得られ、操作性に優れる電子線(ベータ線)が有望である。
 ガンマ線はコバルト- 60 やセシウム-137 等の放射性物質から放出される電磁波でエネルギーは百万電子ボルト(MeV)程度である。放射線の透過力は被照射物の密度に依存するが、例えば汚泥程度の密度であれば、減衰速度は水中とほぼ同じである。電子線は放射性物質を取り扱わなくても電子線加速器で生成させることが可能である。・・・」
「・・・放射線が水中を通過するとき、水中で均一に起こっているのではなく局所的に起こり、ラジカルやカチオン等の活性分子を高濃度で含んだスパー(spur)と呼ばれる領域を形成しています。スパーはアルファ線によって最も形成されやすく、このことは体内被ばくではアルファ線が最も危険であることにもつながっています。・・・」
⇒海の生態系に影響しても仕方ない。
(その7):05-15 海水浄化どころか再汚染? 
「・・・事故の収束・復旧マターに関しては、次元が違う難問に対して
わが国の化学的な要素技術を導入した幅広い「餅は餅屋」の英知の結集が必要ではないかと今更ながら思われます。
 発想(アイデア)の原点が全く違っているのでは・・・。
正常時の発想と災害収束の発想およびアプローチが全く違うと思われます。
 過去の公害、水銀(Hg)、クロム(Cr)、カドミ(Cd)、PCB、ダイオキシンなどで机上ではなく苦労して克服してきた化学屋などが体得したノウハウなどあるはずです。・・・」
(その8):06-14 今までの漏洩情報の現状整理

 ⇒放射性物質の粒子径、組成は不詳(単体or化合物?)、非公開?

・原発敷地内の汚染状況と浄化
(その9-1):06-19 
・(その9-2):06-26

(その9-3):06-27 
(その9-4):06-28
(その9-5):06-29 ・(その9-6):07-11 
(その9-7):07-14
(その9-8):07-17
「ステップ1」ほぼ達成=水処理安定化なお課題
-福島第1原発の「工程表」
「・・・⇒処理水貯槽への増量約570トンが約28%であるので、満タンで約2000トンの巨大な貯槽であることが判りました。
 また、一旦、満タンにした?冷却水が蒸発(環境・水の温度、湿度?)によるロスが2週間で570トン?なら、蒸発量が約40トン/日ということか?

 しかし、地下への浸透も含まれているのか?など不明な点が多いようです。
水位(汚染水量)は低下傾向(何トン減少?、地面から何cm?)でオーバーフローは避けられたようです。もう少し、わかり易い報道が望まれます。・・・」

 ⇒米、仏の技術援助によって、汚染水回収・浄化が進められましたが、当初、事故続きで順調に稼働できませんでした。手直し・設備増強して工程表通り?に遂行されていると言われています。(現状、設備増強後でも、タンクは増加=汚泥の処置を含めて完全な汚染水浄化技術ではない

 現状でも敷地内では相変らず高い放射線量が観測されているようです。

最近の放射能拡散状況、他:
また、拡散域は拡大しています。
NANOHANA(http://nanohana.me/

放射能拡散に係る記載を調べました。(その1:拡散距離要因)

(その10):07-20 肉牛の放射能汚染
 ⇒主食のコメと同様に厳重な検査が輸入品を含めて必要か?
(その11):中国における重金属公害

(その12):08-18 汚泥など廃棄物をどうする?

(その13):08-28 福島沖の海洋汚染の解明を!
 ⇒数々の環境汚染・生態系異変を東シナ海全域に発生させている
中国政府から、福島原発沖の放射性物質の海洋汚染を懸念した
海産物検査に対する提言がありました。

 

(その14):排泄物などを含む下水汚泥の放射能の影響)
(その15):体内の放射能を浄化する食べ物)
(その16):食べ物のどこに放射能が蓄積するのか?)
(その17):今後、自然放射線との識別をどのように?)

(その18):食品放射能検査体制 について)

(その18-2:消費者食品放射能検査時代の兆し )
(その19):「ホルミシス」と「ペトカウ」効果について)
(その20):放射能燃焼灰のアク抜き利用自粛について)

(その21):被震災地の「がれき(瓦礫)」処理について)
(その22):燃焼灰中の放射能濃度は? )

(その23:土壌中のセシウムを酸で抽出して定量可能)
(その24:地殻表面の放射能の地下への移動 )

(その25:原発事故時の前首相の発言記録)

大災害に至らなかったのは不幸中の幸いでした。正確な放射性物質の正体がわからないと除染効率はあがらないと想われます。

(その26:高濃度濃縮セシウム汚染米のメカニズム)

分析はベクレル(Bq/kg表示)によるアバウトな表示のみならず、一部の「米」については、カドミウム汚染米と同様に徹底的な高精度かつ高分解能の分析(ICP-MS分析、放射化分析、機器分析など・・・)をして、土壌汚染の多寡との対応をとる必要があると想われます。

(その27:後遺症3・5・8年潜伏期について)

⇒ 日本は四方海に囲まれた島国、山国ゆえに海への拡散、地下水から再拡散、また亜熱帯化している中緯度地区なので台風などによる水による拡散効果が大きいことから、チェルノブイリの実績通りの5年になるかは今後注目が必要と個人的には思っています。今後、3年目、8年目に発症するとも言われる内部被爆の後遺症に関してはどのくらい生物学的半減期によって緩和されるのか?

(その28:焼却炉のフィルターをくぐり抜ける放射能)

 ⇒電気的な電気集じん機でも取れない粉塵があるようです。本件の付着物の組成など不詳とのことですが、たとえ放射能が除去されていたとしても、今後、工事などに着用する従来の重金属粉塵に対する防塵・防護マスクの仕様(組成、メッシュ径、有害物吸着性)によっては、さまざまな要因によって拡散したものを集結したもの(燃焼残渣;主灰、飛灰)を吸引して呼吸器官などの疾患に影響しないかと心配です。

(その29:放射能汚染廃棄物の循環と問題点)

既報のような処理処分の現場が抱える課題解決のために必要な公的機関が調査研究等を行っていると想われます。上記の「マニュアル」について未読なので参考にしたいと思います。

 

 

 

関連投稿:
生物多様性に係る投稿('10-10-11~'12-05-08)
今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その2:環境中の放射線、ガスの影響11-12-27~'12-03-21)

 


(参考資料)
「海水中に存在する微量元素」に対する整理 ('11-04ー01~)
 ⇒原発事故前の我が国で測定されたデータ

 

 

環境水中の放射性元素の深さ方向の濃度分布に係る考察

 

 

環境中の放射線量測定値のばらつき要因に係る考察('11-06-30~)
環境中の放射線量測定値のばらつきに係る記載('11-06-12~)
環境放射線量の変動メカニズムに係る記載(環境放射能量の変動要因の整理)

高放射能マイクロスポットが首都圏にも発生に係る考察


上記の記載を含めて、環境中の放射性物質の汚染に係る汚染について、内容修正などコメント・トラックバックよろしく願います。


 


環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(その29:放射能汚染廃棄物の循環と問題点)

2012-11-05 | 環境放射能関連

12-11-05投稿

既報、「環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(焼却炉のフィルターをくぐり抜ける放射能)」に引き続いて、公的機関が公報している放射能汚染された廃棄物の循環と問題点に係る記載を調べました。

 現状、環境中での放射能の循環は google画像検索から引用抽出した

生き生き地球館「福島原発事故による放射能汚染からの環境再生と復興に向けた科学の貢献」セミナー 

http://blogs.yahoo.co.jp/osakawsp/8959191.html

 環境汚染物質への曝露の偏りと環境弱者の健康リスク発現確率評価によれば、

放射性物質やベンゼン等の微量環境汚染物質による健康リスクは、環境汚染物質の曝露側条件(特異な曝露形態に曝される集団・個人等の外部条件)と特異な被曝露側条件(特異体質や持病等を有する内部条件)とが重複する場合に、高頻度で発現すると考えられる。

・・・」 という。

国立「環境研究所資源循環・廃棄物研究センター

放射能汚染廃棄物の問題と循環センターの取組

http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/genba/201209.html

(一部割愛しました。)

昨年の7月号に「行政政策への貢献~東日本大震災の災害廃棄物対策への取組~」というタイトルで記事を書いてから1年2か月が経ちました。その時は、地震や津波により発生した災害廃棄物(震災・津波廃棄物)の問題に主に焦点を当てて、資源・循環廃棄物研究センター(以下、循環センター)の活動概要を紹介しました。当時は、東北3県の被災地の眼前に存在する膨大な量の災害廃棄物の処理の問題を抱える一方で、今回のタイトルにある「放射能汚染廃棄物」、すなわち、原発事故に伴い放出された放射性物質によって汚染された廃棄物に関する問題が、福島だけでなく東北・関東・首都圏でも次々と表面化し、国や自治体、社会がその全く未経験の問題への対応に追われていた時期でした。

  今回は、放射能汚染廃棄物をテーマに挙げ、問題の概要を説明したのち、循環センターの取組を紹介したいと思います。

放射能汚染廃棄物の問題の概要

図1は、放射能汚染廃棄物の全体像を模式的に示したものです。

原発事故に伴い放出された放射性物質(主に放射性セシウム)は広域に移流拡散し、降雨に伴って地上に降下沈着しました。国が行った航空機モニタリングの地図データなどを見ると、福島県内をはじめとして東日本の広範囲に放射性物質が分布し、関東でも千葉県の北西部や茨城県の南部、栃木県や群馬県の山麓部などに相対的に高い線量の地域が分布していることが良くわかります。

これらの地域では、放射性セシウムを含む一般廃棄物(家庭などから出る一般ごみ)が焼却施設で焼却・減容され、もとの廃棄物より放射能濃度の高い焼却灰が発生します。これは、日常生活の中で放射性セシウムを含む土壌が付いた雑草を除去したり、放射性セシウムが付いた樹木等の剪定などで生じた草木類のごみが主な原因だと考えられています。また、下水道や上水道では、放射性セシウムが付着した土壌粒子が下水処理過程や浄水過程に流入することで、放射性セシウムの汚泥中濃集がみられます。農村部では、降下物の付着による放射性セシウムを含む稲わらや堆肥も発生しています。

さらに、福島県を中心とした除染活動に伴い、多量の除去土壌や除染廃棄物が発生しています。また、警戒区域や計画的避難区域の再編・解除等で社会生活・日常生活が再開されていくにつれて、その地域で残されている放射能汚染された震災・津波廃棄物も多く発生しています。

このように、福島県をはじめとして東北・関東の各地では、様々な場所・由来で、多種多様かつ多量の放射能汚染廃棄物が発生しており、今後も当分の間発生し続けます。廃棄物の処理は、発生から分別・保管~収集運搬~中間処理(焼却・破砕・洗浄等による減容化・濃集・分離)~再生利用~最終処分と様々な工程(プロセス)が必要ですが、以上のように、各プロセスで前例の全くなかった様々な課題に直面しています。これらの廃棄物の処理処分が滞ると、除染活動や復興、通常の生活活動・産業活動に大きな支障を来すことになります。

こうして見ると、今般の放射能汚染廃棄物の諸問題に対処していくためには、汚染のもととなる放射性物質(その大部分が放射性セシウム)の特性やそれによる被ばく影響、放射線管理などに関する知識はもちろんのこと、廃棄物処理処分に関する広範かつ深い知識・経験・知見が必要不可欠であるといえます。

循環センターの放射能汚染廃棄物問題への取組

循環センターでは、資源循環・廃棄物分野に関する多様な課題に総合的に取り組む研究機関として、これまでの研究で長年培ってきた廃棄物管理の知見・専門性・ネットワークを最大限活用し、多数の現地調査(仮置場、焼却施設、処分場等)、国・関係自治体・現場関係者への技術的助言と並行して、放射能汚染廃棄物の諸問題解決に向けて様々な調査研究を実施しています。

具体的には、各種フィールド調査・基礎実験等により、放射性セシウムの物性や燃焼時の挙動予測、実際の焼却施設等での挙動把握、焼却灰等からの溶出性評価、土壌等の吸着能評価、埋立層内挙動のモデリングと予測、浸出水処理技術の評価、測定分析方法の標準化など各種の緊急調査研究を実施し、放射能汚染廃棄物等の適正処理に必要となる技術的知見の集積を精力的に進めています。・・・

得られた知見・成果は、国の検討会等を通じて随時情報提供し、国が定める技術基準やガイドライン等に反映されるとともに、技術資料としてとりまとめて研究所のHP上で公開し、国や関係自治体、関係事業者など各方面の方々にご活用いただいています。この技術資料は全部で100ページを超える文量がありますが、その内容をできるだけ分かりやすく、挿絵などを使って説明・紹介した「概要版」もHPに掲載していますので、ご関心のある方は是非ご覧下さい。

放射能汚染廃棄物の処理推進に向けて

大震災から約1年半が経過し、今回の放射能汚染廃棄物に対処するための法律や基準・ガイドライン等が定められ、また、各種基礎データや知見も徐々に得られ、適正な処理処分のための環境が少しずつ整いつつあります。しかし、その一方で、個々の現場では時間の経過とともに新たな問題・課題が生じ、各地域では仮置場や処理施設、処分場等の確保・整備などの課題に直面しています。

循環センターでは、これまでの様々な活動や成果をベースとした上で、関係する行政機関・研究機関・民間との連携を更に進め、処理処分の現場が抱える課題解決のために必要な調査研究等を行っていきます。これまでと同様、現場重視という視点を常に持ちつつ、放射能汚染廃棄物処理における各工程で必要とされる知見の集積を引き続き進めるとともに、得られた知見の一般化・体系化にも取り組み、成果の情報提供・情報発信を通じて、各地の処理処分・再生利用が全体として円滑に進んでいくよう、できる限りの貢献を果たしていきたいと思います。

 参考資料

(当循環センター関連)
  1. 放射性物質の挙動からみた適正な廃棄物処理処分(技術資料)第二版/第二版追補版
    http://www.nies.go.jp/shinsai/techrepo_r2_120326s.pdf
    http://www.nies.go.jp/shinsai/techrepo_r2_s10+_120416.pdf
  2. 放射性物質の挙動からみた適正な廃棄物処理処分(技術資料)概要版
    http://www.nies.go.jp/shinsai/techrepo_publicver_120725ss.pdf ・・・」

既報のような処理処分の現場が抱える課題解決のために必要な調査研究等を行っていると想われます。上記の「マニュアル」について未読なので参考にしたいと思います。