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「「水」とはどのようなものか?」という初歩的な認識および最近の情報を得るために、 goo辞書、ウィキペディア(Wikipedia)、他を検索して断片的ながら調べています。
3.11震災前から、ここ数年来続いている大地震、猛暑、大津波・洪水などの天変地異は
宇宙・太陽からの熱エネルギー・放射線などを制御して地球を防護していると言われる「電離層」および「オゾン層」などが破壊されて、その影響を受けているのだろうか???
(図拡大クリック)
(google画像検索から引用)
環境放射能、特に、宇宙・太陽からの放射線・粒子の質・エネルギー量の異変、もしくは増大、および火山帯における地下マグマの噴出活動の活性化による地殻からの放射能の増大に影響されているのでは??? と杞憂しています。
世界的には、イタリアで続く豪雨と50年ぶりの大洪水、ミャンマー中部でM6・8、中米グアテマラでM7・4)
最近ではわが国の中小地震を含めて
2012.11.13 アラスカ湾でマグニチュード6.4
2012.11.16 チリ北部でマグニチュード6.1
などの大中地震が世界の主要火山帯周辺地域で発生しているようです。
【世界の主要火山帯分布図】
(google画像検索から引用http://www.palacap.co.jp/ex/index.html)
既報でも記載しましたが、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。
特に、上記の巨大なエネルギーを持つ宇宙および火山帯における地下マグマの異変の影響が大きいと想われますが、大気圏のさまざまな環境放射能、電磁波が複雑に絡み合って、大気中の「水蒸気」、「雲」、および「海」、「大陸地殻に存在する水」の水の性状が変化して異常気象など天変地異を誘起しているのでは?? と個人的には杞憂しています。
加えて、上記以外の放射能の影響が天変地異を増幅して水の性状変化を加速する可能性がないことをいのっています。さまざまな環境放射能・電磁波が環境水に及ぼす熱エネルギーの量的な比較調査ができていないので現状不詳。
今回は「天変地異と大気圏における水との関係に係る引例」を以下に抽出しました。
1. 宇宙からの環境放射能とは
財団法人 環境科学研究所
http://www.ies.or.jp/japanese/mini/mini_40a.html
(一部抜粋しました。)
「太陽望遠鏡によれば、
「明るく輝く太陽を、肉眼や普通の望遠鏡で見ると非常に危険ですが、特殊な装置(減光フィルター)を装着した太陽望遠鏡で観察すると、黒点やプロミネンスなど、太陽の真の姿を見ることができます。・・・
太陽の中心部の温度は1600万℃といわれ、そのエネルギーは20万から100万年もの長い時間をかけて、太陽表面に運ばれます。・・・
太陽の表面でも活動はおこなわれ、それにともなってエックス線などの電磁波を放出しています。大規模な爆発が起こると、陽子や電子などの粒子やガンマ線も放出しますが、私たちのすむ地表まで届くのは、可視光や電波、赤外線と紫外線の一部です。」
宇宙線の始まりによれば、
「太陽よりも大きな星は、燃え尽きた最期に爆発します(超新星爆発)。その時、陽子などの粒が宇宙空間に飛び散ります。これが宇宙線の始まりです。
宇宙からの放射線によれば、
http://www.ies.or.jp/ri_online/index.html
「太陽系の外からも陽子などの粒の放射線がやって来ています。
この放射線は、スピードが速いため、地球の磁力線を通り抜け空気に衝突して、別の放射線を次々に発生させています。これらの放射線は宇宙線と呼ばれ、地表へ降り注いでいます。
1秒間におよそ100個くらいの宇宙線が私たちの体に当たっています。・・・ 」
(google画像検索から引用)
2.地殻からの環境放射能とは
「地球科学から見た地球ニュートリノ観測の意義」によれば、
東北大学http://www-rccn.icrr.u-tokyo.ac.jp/nu-meeting/18/Otani.pdf
「地球内部の放射性元素のベータ崩壊により生成
放射性熱源は地表熱流量のおよそ半分に寄与
– 観測地殻熱流量~44TW (31TW)
– U系列8TW / Th系列8TW / 40K 4TW~20TW
238U 235U 232Th 40K ・・・」という。
Gigazine 2009年03月23日 11時32分00秒
「海底火山噴火の瞬間をとらえた迫力のある写真いろいろ
http://gigazine.net/news/20090323_undersea_eruptions_tonga/
(一部抜粋しました。いろいろな写真は本文参照願います。)」
⇒海底噴火によって、大量の水蒸気と地下からのマグマの噴出によって放射能の漏洩も少なからずあるのでしょうか?
既報のウィキペディア「地殻」の引用文献では「・・・海洋地殻(oceanic crust)は、海底火山の玄武岩質の噴出物等および同種のマグマに由来する斑れい岩質の貫入岩体から構成され、厚さは平均6km程度。大陸地殻と比べ、FeO、MgO を多く含みSiO2が低く、苦鉄質、塩基性である。・・・大陸地殻の体積は地球全体から見ると非常に小さいが、地球に存在する カリウム40、トリウム232、ウラン235、ウラン238などの放射性元素の約半分が高度に濃集している。またバリウムおよび希土類元素なども地殻に濃縮している。」という。
(google画像検索から引用)
3.大気圏における水の状態と性状変化とは
地球上には海は70%占めています。最近では地球温暖化によって極圏の解氷が進んでいると言われています。
「・・・ウィキペディア(Wikipedia)によれば、
「大気圏に存在する物質は、地表面上の大気の主な成分は、窒素が 78.1%、続いて酸素が20.949%、アルゴンが0.9%、二酸化炭素が0.04%。水蒸気の濃度は0~4%であり場所によって大きく変動する。」 と言われている。
気温の鉛直分布から見た大気の構造は気象庁の資料によれば、
「・・・地球に降りそそぐ大陽エネルギーは、大気よりも地表面で吸収される量がはるかに多い。このため、大気は地表面に近い層から暖められ、上層と下層の大気の交換すなわち対流が起こります。対流が活発で、上空ほど気温が低下する地上から高さ10~16kmまでの大気の層は、対流圏と呼ばれています。雲や降水などの天気現象は対流圏で起こります。・・・」
⇒各種の放射線、電磁波の波長によって水中での透過性が異なりますが、それらが大気圏における水の性状を変化させているのでしょうか?
水に吸収された放射線、電磁波は「熱」になって異常気象など天変地異に影響しているのは?と個人的には想われます。
即ち、2次、3次的に環境中のさまざまな物質を励起発光させて、最終的には地球温暖化の原因となる「熱」のとなるのでは? ~ 励起という現象 ~とは
一例として、環境中への入熱の増加によって、既報、地中海における海面上昇と生態系の異変との関係についてで記載したように、「クラゲは過去2世紀のクラゲ大発生は12年周期で増減していた。」ということも言われています。つまり、局所的に「熱」があり、海水温度が高いところを好むと推察されています。12年周期の原因については、天変なのか地異によるのか?個人的には不詳。
・各種放射線の水による吸収について
日本財団図書館
水科学総合知見情報プラットフォーム研究開発報告書
「4-3 水分子の吸収スペクトル」によれば、http://150.48.245.51/seikabutsu/2003/00213/contents/0006.htm
「・・・図4-8では400mm-700mmの可視光領域に対応する波長に関して対応する色が付与されている。この領域では、吸収は少ない。水が透明である所以である。また、特に青色領域から紫外領域にかけて吸収が少ないことも良く知られている。さらに短波長になると水分子に存在する孤立電子対に関する吸収のピークが存在することも水の吸収スペクトルの特徴である。・・・さらに短波長側では内殻励起に伴うX線の吸収に関するピークがある。このスペクトルのうち、水分子内部運動に関する赤外領域でのスペクトルと紫外領域の水分子の電子励起に基づくスペクトルについて、計算を行い比較を行ってみた。・・・
γ線 X線 →紫外線←
吸収ピーク
↓
→ 光 ← 赤外線
⇒ 上図から、可視光(光)中の青色の電磁波の透過性が大きく波長の短いX線(ガンマ線)は透過が小さく、吸収が大きいことが解ります。紫外線は波長が短くなると透過が小さくなるが、X線よりもはるかに透過している事がわかります。
東京大学大気海洋研究所
地球表層圏変動研究センター
地球表層圏データベース
(一部割愛しました。)
「・・・大気と海洋を含む地球表層圏の変動とそのメカニズムを、観測とモデリングの融合によって理解する研究を行っています。
本データベースでは、このような研究に必要な地球表層圏に関わる観測データとモデリング結果を収録・公開しています。
ー 気候システム系 データベース
◇ エアロゾルデータ同化
我々は、地球規模のエアロゾルシミュレーションに対して、複合的な同化システムの開発を行ってきました。
地上観測および人工衛星観測データをモデルと組み合わせることで、全球規模でのエアロゾル光学的厚さ,オングストローム指数,単一散乱アルベド,エアロゾル放射強制力とエアロゾル排出量を計算しています。
今後も、新しい観測結果を使ってこの同化システムの精緻化と拡張を行ってゆきます。
◇ Cloudsat(クラウドサット)
Cloudsat衛星は、CALIPSO衛星と共に、2006年にNASAが打ち上げた地球観測衛星です。いずれも、「A-TRAIN」と呼ばれる同じ軌道を列車のように周回する地球観測衛星群(その他に Aqua, PARASOLおよびAura)の一つです。
Cloudsatは、ミリメーター波のレーダーを搭載し、雲の分布やその鉛直構造および雲の光学的特性を観測することを目的とし、雲を構成する雲粒や氷晶、非常に小さい水滴を検出します。
雲形や雲量分布の変化は、温室効果ガス、人為的なエアロゾル、その他の地球規模の気候変動の要因の変動から予想される気候変化よりも、地球の放射収支に大きな影響を与えると考えられており、 Cloudsatの観測データやCALIPSOと併用して解析されたデータは、気候モデルによるシミュレーション結果の検証のために多くの研究者に利用されています。 ・・・
<データベース記載例>
CLOUDSAT Archives
August, 4, 2007
・・・ 」
関連投稿:エアロゾルに係る投稿 ( '11-03ー23~ '12-07ー14)
地球環境には、さまざまな「エアロゾル」が存在しています。「・・・ 気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子をエアロゾル(aerosol)といいます。エアロゾルは,その生成過程の違いから粉じん(dust)とかフューム(fume),ミスト(mist),ばいじん (smokedust) などと呼ばれ,また気象学的には,視程や色の違いなどから,霧(fog),もや(mist),煙霧 (haze),スモッグ(smog)などと呼ばれることもあります。・・・
粒径についていえば,分子やイオンとほぼ等しい0.001μm=1nm程度から花粉のような100μm程度まで約5桁にわたる広い範囲が対象となり・・・」という。
その9-2:(新種の鳥インフルエンザウィルス、 インドネシア上空(成層圏)のエアロゾル、・・・続きを読む>>
⇒個人的には、水の性状変化に対して、特定地域の高自然放射能地域の風化塵、過去の核実験、原発事故由来の残留放射能、および、さまざまな電磁波の環境水に及ぼす影響は宇宙・マグマからの熱エネルギーと比較して小さいから、少ないから?問題がないのではなく、放射性物質のエネルギーはE(エネルギー)=m(質量)×C(光速)の2乗、かつ質量不変、長い半減期を有するということですから、その相乗作用による加熱効果なども無視はできないとも想われます。