'12-08-04投稿
既報(その7)にて、最近のM4以上の地震と発生状況を調べたが、現状、津波の発生はなくまた、一時の中規模から沈静化して地震規模は小康状態。このまま、収束することを願っています。
但し、大震災の余震としては余りにも長い東日本沖の頻発地震とも思われます。この間、学者からは、それぞれの物理的な手法測定、研究資料に準拠して首都圏直下、駿河湾沖、東海、東南海沖の巨大地震の可能性が提起されています。しかし、この種の提案は慢性的であり、かつ予測された地域でここ半世紀来、起こっていません。
その間、阪神・淡路、中越、3.11が想定外で発生しています。
文字通り、机上の空論???。ただし、周期説のタイムラグかも???。
油断大敵。
この慢性的な提案は注意を喚起している点ではGOODであるが、予算集めの一端。
昨近の巨大津波予測によってその避難訓練は「徒に机の下で退避していてはOUT。ヘルメット 簡易救命胴衣までつけて高台へ」と変更せざるを得ません。
その他、一番難しい発生時期の特定は付随現象の変化から一般的には予知されています。予知・予兆に係る手法で一番重要と思われる地殻の地質の変質の状況について余り公開、もしくは言及されていない?ようにも個人的には思っています。プレートテクトニクス、活断層がメインであり、地震規模は歪の蓄積量で結果論的に判断されているようです。✏詳しくは
参考投稿:今までの「地震および津波に係る投稿」の整理
一方、注目発見として3.11震災後の発生地域は既報(その1)に記載したように、個人的には震災後、昨近の頻発する震度5前後の地震は概ね福島原発など原発関連施設の周辺で環境放射能が比較的高く、かつ地磁気に影響する砂鉄鉱床(鉄鉱石)が多い地域で発生し易い傾向であると思っています。現在、環境放射能の共存下の圧電効果かつ超伝導効果について検討中。
巨大地震・津波は他の何らかの原因の+アルファで発生しているとも思われます。
参考投稿:放射化に係る投稿(その2:環境放射性物質が影響する諸悪について
とりわけ、検討の過程で個人的にはベータ崩壊時に発生する物質透過性に優れる得体の知れない光電子「ニュートリノ」の影響について着目するようになりました。
要するにニュートリノは広範囲かつ巨大なエネルギーを集中可能な代物。
放射能のベータ壊変に伴って発生する放射線ニュートリノは光速とほぼ同等で、物質透過性は他の放射能と比較して大きいという。 ニュートリノと「爆縮現象」(大きな地震の直前にガイガーカウンターのバックグランド計測値が一時的に異常に低くなる現象)との関連はさておき、既報の引用ではニュートリノが地震と関係するという仮説が提案されています。
(宇宙、地殻マグマ、原発などからの発生存在比率については個人的には不詳)
以下に、ニュートリノの素性と規模に及ぼす影響度に係る記載を列記しました。
<宇宙 天然>
1)44.太陽から地球へくるエネルギーは?名古屋大学http://www.stelab.nagoya-u.ac.jp/ste-www1/naze/sun/sun44.html
「太陽からは、いろいろな形のエネルギーが放出されています。太陽風はそのうちの1つ。太陽から放出しているエネルギーの中で最大のものは、光のエネルギーです。地球で受け取る太陽光のエネルギーは、1平方メートルあたり約1.4キロワットにもなり、この値は太陽定数と呼ばれています。光のエネルギー量は比較的安定しており、太陽活動周期に伴って太陽黒点数が増減しても、変化はたったの0.1%程度。
2番目にたくさんのエネルギーを太陽から運び出してくるのが、ニュートリノと呼ばれる粒子です。ニュートリノはどんな物質でも透過してしまう性質があるので、エネルギーは多くても、地球環境にはほとんど影響しません。
そして、3番目が太陽風。太陽風が太陽から持ち出してくるエネルギーは、光に比べると100万分の1程度にしかなりません。しかし、太陽風は太陽黒点の増減に応じてその構造を大きく変え、また太陽圏の中の磁力線の構造も大きく変わるので、地球環境との関係において重要です。」詳しく見る>>
2)宇宙からの放射線http://www.ies.or.jp/ri_online/index.html
「太陽系の外からも陽子などの粒の放射線がやって来ています。
この放射線は、スピードが速いため、地球の磁力線を通り抜け空気に衝突して、別の放射線を次々に発生させています。これらの放射線は宇宙線と呼ばれ、地表へ降り注いでいます。
1秒間におよそ100個くらいの宇宙線が私たちの体に当たっています。・・・ 
」
3)宇宙線と地震に係る記載
つながっているこころ 2009.07.07 Tue
「しかし、なんで今頃になって宇宙線なの?」
(一部抜粋しました。)
「・・・地震、火山噴火、雷は宇宙線がトリガーになっている
ミューオン、ニュートリノなどの小さな粒子は
地球や人体を通り抜けるが何のいたずらもしないということではない
例えば火山の場合、サイズの大きな粒子がどういういたずらをするかというと
コーラを揺するとボンと出るように、触れずにマグマからガスを作るのが可能
・・・浅い場所ほど宇宙線が入ってきやすくなる
地震は昔は力学だったが今は科学の要素が強い
予知はトリガーの研究である
太陽と宇宙線は相関関係があり、
太陽活動が弱くなると宇宙線が入りやすくなる・・・
浅い場所ほど宇宙線が入ってきやすくなるということは、浅い地震が増えるということ。
深さ10キロ以内の地震の統計を取っている私としては、素直になるほど、ヤッパリと思いたい。・・・
<地球内部 天然>
「地球科学から見た地球ニュートリノ観測の意義」によれば、
東北大学 地球内部の放射性元素のベータ崩壊により生成
放射性熱源は地表熱流量のおよそ半分に寄与
– 観測地殻熱流量~44TW (31TW)
– U系列8TW / Th系列8TW / 40K 4TW~20TW
238U 235U 232Th 40K
引例文献詳しく読む
<地球上 人工>
原発事故漏洩、原発常時排水・排ガス、工事用など核爆発、核実験
核分裂生成物のうち、ベータ壊変核種
引用:gooogle画像解析から、原子炉の原理ー核分裂 によれば、 http://www.geocities.co.jp/Technopolis/6734/kisogenri/
seiseibutu.html

放射壊変の一例
兵庫県南部地震前の西宮市における地下水中ラドン濃度変動 本文を詳しく読む


goo辞書:http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/168351/m0u/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%8E/
ニュートリノ【neutrino】
素粒子の一。レプトンに属し、電荷が零、スピン半整数(1/2)。弱い相互作用に関与し、電子、μ粒子、τ粒子と対になって現れる3種類のニュートリノ(電子ニュートリノ、μニュートリノ、τニュートリノ)が存在することがわかっている。質量については零とされてきたが、戸塚洋二東大特別名誉教授(1942~2008)などのスーパーカミオカンデ実験で質量があることは確実とされる。記号ν(ニュー)。中性微子。→レプトン
⇒励起作用を有する電子ニュートリノの影響が個人的には気になります。優れた透過性はどのタイプのニュートリノなのだろうか?
~ 励起という現象 ~
さまざまな環境中の物質を励起して最終的には熱になると推察されます。
⇒引き続き、紙面の許す範囲で追加更新予定です。