水徒然2

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地震および津波に係る記載(その18-2:東北で震度5弱は「アウターライズ型地震」とのこと )

2012-12-08 | 地震・津波関連

'12-12-08投稿

 既報(その18)に引き続いて、最近、環太平洋火山帯周辺各国に発生している大中規模地震の一環と思っていた今回の三陸沖M7地震のメカニズムに係る記載を調べました。

gooニュース2012年12月7日(金)22:16

http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-121207X082.html

懸念された「アウターライズ型」=日本海溝外側でM7超―「今後M8級の可能性も」

「7日夕に三陸沖で発生したマグニチュード(M)7.3、最大震度5弱の地震について、気象庁の永井章地震津波監視課長は記者会見で、東日本大震災の巨大地震(M9.0)の余震の一つであり、懸念された「アウターライズ型地震」の一種との見方を示した。

 その上で「もう少し規模の大きい(M8級の)地震が心配されていたが、その中では小さい方だった。今回の震源の北や南でさらに大きいアウターライズ型地震が起きる可能性が残る」と注意を呼び掛けた。

 アウターライズ型地震は、日本海溝の外側で太平洋プレートが引き延ばされ、ちぎれるように上下にずれて発生する正断層型の地震。東日本大震災の巨大地震は、日本海溝の内側で太平洋プレートと陸側プレートの境界が急にずれて発生した逆断層型で、その反動で起きると予想されていた。

 永井課長は、東日本大震災の巨大地震の余震活動は今回のアウターライズ型地震に限らず、まだ収まっていないと指摘。「今後も津波を伴う震度5前後の余震に注意してほしい」と述べた。 [時事通信社]」

東日本大震災の巨大地震の余震活動がしばらくぶりに活性化した原因は???、一体何なのだろうか?世界各地で発生した大中規模地震数と比較してわが国の発生頻度はどのようになっているのだろうか?

既報(その17)に記載した太陽活動の影響なのか?、または地球内部地殻からのニュートリノ  、ラドンなど環境放射線の異変なのだろうか?

また、環太平洋火山帯周辺各国に発生している大中規模地震もアウターライズ型なのだろうか??? 

アウターライズ型地震について調べました。

現代ビジネス  2012年01月22日(日) フライデー (一部抽出しました。)

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31609?page=2

「3・11由来のアウターライズ地震については、本震から1ヵ月以内にも起こる可能性があるとして、官邸は密かに恐れ警戒していた。本震発生当日に宮城県沖の日本海溝の外側で発生した地震はアウターライズ地震だったとされているが、地震の規模がM7.5と小さく、官邸はこれを、想定される巨大アウターライズ地震の前震と捉えていた。

 地震のエネルギーは発生が延びれば延びるほど蓄積されていくため、本震から3ヵ月、6ヵ月、9ヵ月などの節目の時期を経て、官邸は一段と危機感を募らせています」・・・

アウターライズ地震では正断層破壊が一気に起こるため、巨大津波を引き起こすと言われている。事実、'04年12月のスマトラ島沖地震(M9.1)の約3ヵ月後に発生したアウターライズ地震(M8.7)では、揺れと津波で1700人以上の死者が出た。

 同様に、明治三陸地震(M8.2)の37年後にあたる1933(昭和8)年に起きた昭和三陸地震(M8.1)も津波を伴うアウターライズ地震だった。このように発生時期は本震の3ヵ月~37年後と幅があるが、「アウターライズ地震は本震の発生からそう遠くない時期に発生する」というのが専門家らの共通認識になっている。・・・」という。


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