テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

縁中縁~しびれる麻婆豆腐

2013-02-04 09:22:38 | 中華料理・エスニック料理
 中央通りから三津浜にぬけていく道路沿いのお店です。ここって、ラーメン店、うどん店ができてはつぶれを繰り返しています。しばらく空き店舗だったと思うのですが、中華料理店ができていました。



 店内はカウンター席とテーブル席。



 品書きです。



 調理担当の方は中国人のようですが、品書きを見る限り、本格中華というよりは、日本風の中華料理店のようです。松山市も多国籍化が進んでいるのか、市内に中国人の料理店が増えているような気がします。



 四川麻婆豆腐(680円)です。日本風の中華料理といいましたが、これは中国風の味です。山椒がきいていて、唇や舌がしびれるような辛さがあります。おいしかったです。



 こちらは典型的な日本風中華料理の焼き餃子(300円)です。底がパリッと焼けていて、これもよかったです。



 微妙だったのはこちらの小龍包(480円×2)。皮がれたすにへばりついていて、しかももろかったです。よほど器用に取り扱わないと、肝心のスープが外へ流れ出してしまいます。やっぱり小龍包は、朝生田の「豫園」まで足をのばさないと駄目かなあ。



 五目炒飯(580円)は、パラパラ感があってよかったです。中国人のつくる炒飯という感じがします。



 あんかけ焼きそば(680円)は、具材が大きいです。麺は揚げたもの。



 小龍包以外は、問題がなかったので、また別の品を試しに行ってみたいところです。しかし、このお店のある場所は、これまで、ちょっと間を開けると店が閉店していることがよくありました。「縁中縁」は長く続くかなあ。

「縁中縁」  松山市古三津4-1435-3   089-904-8782

金牛亭~海鮮とうふ鍋

2013-01-26 08:23:15 | 中華料理・エスニック料理
 二番町から撤退した時は、閉店したのかと思った「金牛亭」です。久米でご健在でした。街なかから遠くなってしまったので、全然行かなくなってしまったのですが、旧「ランチ・パスポート」に掲載されていたので、行ってみました。



 カウンターには、若かりし頃のママさんの写真が飾ってありました。



 海鮮とうふ鍋(780円→500円)です。ぐつぐつの状態でやってきました。海鮮ということで、少量ですがアサリやエビも入っていました。豆腐はたっぷり。ちょっと味が薄めに感じられました。もっと辛くてもよかったのに、という感じ。日本人向きにされているのでしょうか。辛くて、頭のてっぺんから汗が出るというようなことにはなりませんでした。



 こちらのご飯を、韓国式に鍋の中に入れて食べました。



 この日は、ママさんが一人で切り盛りしていたので、大変忙しそうでした。



美ら~ボトルって…

2012-12-31 08:56:50 | 中華料理・エスニック料理
 今年ももう終わりですが、松山にも今年1年間でいろいろなお店が新規開店しました。そのうちの1つ、「美ら」です。新しいラーメン店ができると、「さっそく突撃です」なんていっていている松山の自称グルメブロガーたちは、なぜか新規開店の焼肉店や鉄板焼店なんかには、なかなか「突撃」なされないようで、ユッケがでる「田屋市郎右衛門」とか、ステーキの「IRODORI」だとか、この「美ら」だとか、「食べログ」をみると、まだ投稿0です。「突撃」しない理由を聞きたいのは、私だけでしょうか。



 ということで、事前情報なしのまま、「突撃」とはいかず、斥候のように這うようにして入店しました。昔の松山に詳しい人によると、かつては「パウンドハウス」というお店があった場所だそうです。



 お店のおススメです。



 「うちなーたいむ」や「てぃんがーら」と比べると、ステーキやらハンバーグやらソーセージやらがあるのが特徴でしょうか。



 「琉球定番〆料理」をみると、創作系が混じっているようです。



 お通しです。



 オリオンビールのおともに、ミミガー(390円)です。



 そして海ぶどう(490円)



 泡盛が各種とりそろえられています。ボトルでお値段が最低6千円からで、1万円を超えるものまであります。泡盛もけっこう値段がするなあ、と思いました。しかし、この日は開店記念でボトル半額とのこと。思い切って6900円のものを頼んでみました。すると出てきたのは、なんと一升瓶! ボトルというから、沖縄旅行の際にいつも買って帰る700ml程度のものを想像していたのですが、一升瓶だったのね。一升瓶なら、最低6千円ぐらいからになるわけです。我々の小隊はわずか2名で編成されていますから、なかなか手強い敵との遭遇です。これも情報戦でおくれをとったせいか。



 ゴーヤチャンプルー(690円)。



 ソーメンチャンプルー(690円)です。チャンプルー類は、味はしっかりついていますが、ちょっと量が少なめでしょうか。



 あぐーハンバーグ(750円)を注文してみました



 ちょっと小さめですが、ナイフを入れると肉汁があふれだしました。お肉の旨みがするハンバーグで、「愛○○○○ハンバーグ」とかいうハンバーグ専門店よりも、よっぽどしっかりしたハンバーグでした。



 一升瓶の泡盛と格闘しながらだったので、ここらへんはもはや記憶がさだかでなくなってきています。こちらは琉球三大ソーセージです。パリッ、ジュワァというような記憶が…



 ソーキソバ(580円)。ふつうにおいしかったと思います。



 いやあ、飲みすぎました。ふらふらの泥酔状態でご帰還。そのまま腹を出して寝込んだそうです。よく風邪をひかなかったなあ。

「美ら」 松山市二番町2-8-4  089-947-2992

リュードゥバック~多国籍料理はお値段高め

2012-12-23 09:48:52 | 中華料理・エスニック料理
 松山市駅前の「リュードゥバック」です。多国籍料理というか、無国籍料理というか、創作料理というか、カフェめしというか、とにかくそのような種類のお店のようです。



 ミシュラン人形の脇をすりぬけ、階段で2階にあがるとあります。



 店内は現代美術の空間。



 かと思えば、昭和懐古調のちゃぶ台の席も。お店の人が、たのしんで空間づくりをしているのが伝わってきます。



 いつものようにボケましたが、この日の品書きです。



 とりあえず赤ワインで乾杯。



 カマンベールチーズのトローリ焼きアンチョビソースバケット添え(1080円)です。アンチョビの塩辛い味とカマンベールがあいます。家でも簡単にできそうなので(なんていっちゃいけないか)、マネしてみたいです。チーズの包み紙はのけた方がいいと思うのですが、いかがなものでしょう。



 赤ワイン煮トントロ(1050円)です。フランス料理系のよくある赤ワイン煮と、ちょっと味付けが異なっています。肉眼でも黒い粒粒が確認できますが、香辛料がきいています。



 タイの屋台風ひき肉かけごはん(900円)。ひき肉の方は、香辛料がきいて、ピリッと辛く独特の風味がします。しかし、ご飯が和風というかなんというか。この日だけなのかもしれませんが、べとべとでもち米みたいでした。「タイの屋台風」ならば、タイ米にご登場願いたいところでした。もっと遅くまでやっていると思ったのですが、ここで時間切れになってしまいました。



 いわゆる「カフェめし」って、こんな感じなんですかね。1品1000円前後しましたが、量的には物足りないものがありました。主たる客層が女性なんでしょうねえ。あの空間も、女の人たちが、「わあー」とか「きゃあー」とか「かわいー」とか言うんでしょう。



 最後に、東欧・北欧の「情報提供求む」の貼り紙がありました。長期旅行が可能で、うらやましいかぎりです。

うちなーたいむ~沖縄気分に

2012-11-28 08:57:18 | 中華料理・エスニック料理
 入口の屋根瓦の感じがすでに沖縄風の「うちなーたいむ」です。大街道の一本東側の通り沿いにあります。



 泡盛がならぶカウンターです。



 このような泡盛の甕まで。



 品書きです。



 沖縄の郷土料理がずらりと並んでいます。



 ビールはオリオン(600円)、お箸は沖縄の食堂でよくみかける黄色と赤にぬりわけられた木のお箸。この色遣いに、何か民俗学的な意味があるのでしょうか。いずれにせよ、沖縄気分が盛り上がります。



 海ぶどう(800円)。すぐにでてくるし、プチプチ感がはずせません。



 ミミガー(400円)。こちらは、シコシコ感がビールのおともに。



 ジーマミー豆腐(400円)。こってり、濃厚な味わいのお豆腐です。



 ゴーヤもやしチャンプルー(800円)。シャキシャキ感が、これまたビールにあいます。



 グルクン唐揚(600円)です。沖縄では、よくでてくる魚ですが、品書きにあったので注文。あっさりした白身です。そういえば最近、沖縄出身の人に「公設市場で売っている青い魚は、どうやって食べるの?」と聞いてみたところ、あのような魚は食べたことがないとのことでした。では、どういう人が食べているのであろうか。謎が深まりました。



 ラフテー(700円)。プルンプルンになっています。



 ソーキそば(750円)。沖縄で食べるより、ずいぶん割高な気がしますが、まあしかたがないんでしょう。シーサーの顔のかまぼこに、思わず反応してしまいました。



 ソーキそばのように、割高感はいなめないのですが、松山で沖縄気分を味わえます。個人的な感想ですが、「てぃんがーら」よりも、沖縄度が高い気がしました。

「うちなーたいむ」 松山市三番町2-2-4  089-945-8778