車を手放す決断

ついに車を手放した

私の実家の父の話ですが。

父の運転歴は多分40年くらい。もう少しかな。
ある日突然緑色の車を買ってきたのを覚えてる。
駐車場もなかったのに、突然買ってきて家の庭を急に改造したのを覚えてる。
（改造したのは母だった）

それから40年。
ずっとコロナが大好きで、買い替えるのはいつもコロナ。
栃木の父の田舎まで夏と冬に家族4人で行ったり。
私が就職してからは全国の会社の保養所を予約しては父の運転で家族で出かけたり。

と書くととっても運転が上手な人のようなのですが。
実は運転はあまり得意でなく、栃木の田舎くらいなら大丈夫だったけど全国の保養所は苦痛だったと思う。

私たちが嫁に行って母と二人で暮らすようになってからは父のゴルフ（千葉）と日常の買い物くらいだったのですが。
だんだん年も取り、運転も危なっかしくなってきたなって思っていたら。
去年の年末にスーパーの駐車場でアクセルとブレーキを踏み間違えて壁に激突。
同乗していた母が怪我をしてしまいました。

そこで夫婦で話をして車を手放すことに。
ゴルフが大好きな父にとって車を手放すことはゴルフをやめることになってしまうのですが、でももう年齢的にも限界だろうと自分たちで決断し。

昨日車は引き取られて行きました。

いつかは決断しなくてはいけないこと。親が年を取るということを実感した出来事でした。

ま、でもこれからは車の維持費を考えればタクシーに乗ったって安いし。
義理の兄が運転上手だからレンタカーでみんなで出かけてもいいし。
実家は平地だから歩いたり公共の交通機関で出かけるのもいいし。

お父さん、40年間運転お疲れさまでした。