死別シングル奮闘記

夫の死を乗り越えて2人の子供と頑張って生きる母の日記です

在宅酸素父2回目の旅行~宿到着まで②

2017-07-19 09:00:47 | 
さて、東北道にのってそのまま日光まで一気に行く!いや、行かないのが姉夫婦のドライブ。
いろんなところにふらふら~と寄るのが大好き。
今回は母も大好きな杉並木を走りながら日光市内に突入予定とのことで、手前の鹿沼で高速を降りて、一般道へ。

その前に、高速道路を走り始めたときに父がなにやらごそごそと自分の荷物をいじり始め、封筒を取り出しました。
そして、「これ、読んでみて」と私にその封筒を渡し。
中に手紙が入ってました。
それは
「挨拶状」と記されていて

内容は父が、病気をしてからもう旅行にはいけないと思っていたのに前回の旅行、そして今回の旅行に行くことができて、連れて行ってくれることに感謝しているということ。自分の家族(子どもたち)を置いてきてまで、色々やってくれることについて本当に感謝していること。
などなどが書き綴られていました。

いつも無愛想な父なので、連れて行っても喜んでいるのかどうなのかよくわからなかったんだけど。
でも父のために、母のために、色々と考えてやってはいたけれど。でも、それは自分の中でも後悔したくなかったから。
そして、今まで、特にだんなが亡くなってから色々と支えてくれた両親に対しての感謝の気持ちを少しでも返せたらと思ってやってたし。
だから、父がこんなに思ってくれているとは思わなかった。
いつも無愛想な父だからこそ、本当にびっくりしてしまいました。

色々とがんばってきてよかったなぁって思ったりして。
読んでて号泣しちゃいました、私。

そんな大きな感動の中、車は日光市内に到着。ここから、いろは坂を登って奥日光に行きます


いろは坂を登りきっても本当にいい天気!中禅寺湖がお日様でキラキラ輝いてました。
でも、ちょっと長旅になってしまったので、宿に早めにチェックイン。

お願いしていた酸素の機械も既に部屋にセットされていて、これでほっと一息です。