寺嫁な日々

嫁・妻・母・坊守として日々感じた事、大きな声じゃ言えない本音の所・・・お話しします

若坊守学習会(19年度3)

2008-01-24 11:01:31 | 
19年度3回目の学習会です
月1ペースの坊守学習会と違って
年に4回しか無いので間がものすご~く開いてしまうのです
前回は確か9月・・・・
しかもこのインターバルで『大経』やってます
なのに焦らずゆっくり学べるこの学習会のペースが大好き


今日は親鸞聖人が大経の中でも大事にされた
第17願(諸仏称名の願)について
親鸞聖人は法然上人の念仏一つの教えに帰依されて弟子となり親鸞聖人もその道を一生歩まれた。
親鸞の宗教者としての一つの仕事は法然の念仏一つの教えがいかなるものであるのか道理で説明した事。
法然上人がお念仏を勧めてくださったそのもとは、この17願にあるんだと親鸞聖人は受け止めた
法然上人は諸仏のお一人であり、本願に応じてこの世に生まれてきて
そして仏方が念仏をして阿弥陀仏をたたえたこの願に応じて私達にお念仏を勧めてくださった
そういう意味でこの17願は大事な意味を持っている
法然上人は第17願成就して現れてわたしたちにお念仏を進めておられる方
だから法然上人がお念仏をすすめるのは本願が私達に働きかけて勧めておられるのだ・・・これが17願
ご自分は帰命せよというお念仏の前に身をすえる・・・これが18願
これは親鸞聖人の教えの構造で・・・単純だけどとても重要なこと
親鸞聖人は法然上人がお念仏を進めるその前で深々ととそのお念仏の勧めを聞いていくこれが親鸞上人の場所
法然は説く人、親鸞聖人はそれを聴く人
法然上人は念仏の教えを進める方、
親鸞聖人は生涯法然上人のお弟子であり、称(たた)え続けた方
法然上人はお念仏を唱えて行ずる者、
親鸞はその勧めを信ずる人
行と信


法然上人は本当にすごい人で
浄土宗のだけの人にしてはもったいないですね  by N野先生


しかし
時々実弟(浄土宗の布教師)と一緒に話してて思うんだけど
単純に話が合わん
これ程親鸞上人が一生涯の師、よき人と称え帰依した法然上人をご開祖とする浄土宗・・・・そして真宗
どうしてこんなに違うと感じてしまうんだろう・・・・・
いや、まずは私と弟がわかってないだけか?(^_^;)




さて次回は5月ですよ~
いよいよ第18願です
役員の任期も終わって次期役員さんを決めなきゃいけないので
皆さん出てきてくださいね~

※パスワード制の若坊守会HPで講義録テープをweb公開してるので
 会員さんでお聞きになりたい方連絡してください