<30日の行われたイタリア国債入札結果>
10年債 利回り6.03%(前回5.84%) 調達総額 57.3億ユーロ(目標 : 45-62.5億ユーロ)
5年債 利回り5.66%(前回4.86%)
10年債の調達総額は目標の上限に近いものとなりましたが、10年債利回りが今年1月、5年債利回りが昨年12月以来の水準に上昇しています。
入札結果が伝えられた後、イタリアの10年債利回りは一時6.15%に上昇しています。 また、これに反応するかのように、スペインの10年債利回りが一時6.86%に上昇しています。
これを受け、ユーロ・円は98.22円まで値を下げる場面がありました。
<スペイン大手銀行・バンキア救済は可能か>
毎日、バンキア救済を巡って政策が発表されていますが、どれも甘さが露呈されており迷走するようになっています。 東京市場でユーロドルが1年11カ月ぶりの安値を付けるなど、ユーロが軟調に推移しています。 ギリシャについては6/17の再選挙まで材料にしにくい部分もありますが、足元ではギリシャ以上にスペインの金融システムや財政への不安が高まっており、ユーロ売り材料となっています。
ギリシャ問題より、スペイン問題が急にクローズアップされユーロの頭を完全に抑え込んでしまったようです。
現在のユーロはただ単に崩壊を待つのみの状態なのでしょうか。 ボロ隠しも出来ない状態に落ちっており、ドミノ倒しも間近なのか。
日銀の口介入も近いか。 対象がドルでは無く、ユーロに照準を合わせて行った方が良さそうです。
10年債 利回り6.03%(前回5.84%) 調達総額 57.3億ユーロ(目標 : 45-62.5億ユーロ)
5年債 利回り5.66%(前回4.86%)
10年債の調達総額は目標の上限に近いものとなりましたが、10年債利回りが今年1月、5年債利回りが昨年12月以来の水準に上昇しています。
入札結果が伝えられた後、イタリアの10年債利回りは一時6.15%に上昇しています。 また、これに反応するかのように、スペインの10年債利回りが一時6.86%に上昇しています。
これを受け、ユーロ・円は98.22円まで値を下げる場面がありました。
<スペイン大手銀行・バンキア救済は可能か>
毎日、バンキア救済を巡って政策が発表されていますが、どれも甘さが露呈されており迷走するようになっています。 東京市場でユーロドルが1年11カ月ぶりの安値を付けるなど、ユーロが軟調に推移しています。 ギリシャについては6/17の再選挙まで材料にしにくい部分もありますが、足元ではギリシャ以上にスペインの金融システムや財政への不安が高まっており、ユーロ売り材料となっています。
ギリシャ問題より、スペイン問題が急にクローズアップされユーロの頭を完全に抑え込んでしまったようです。
現在のユーロはただ単に崩壊を待つのみの状態なのでしょうか。 ボロ隠しも出来ない状態に落ちっており、ドミノ倒しも間近なのか。
日銀の口介入も近いか。 対象がドルでは無く、ユーロに照準を合わせて行った方が良さそうです。