FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

来週のドル・円相場はいよいよ年初来の高値挑戦か。

2013-11-30 19:53:54 | 日記
昨夜、上海に戻って来ました。 東京では忙しくスケジュールを消化し、上海の自宅に戻ってゆっくりと週末を過ごしています。 とは言っても東京出張前からひいていた風邪と疲れで今日は1日ベットの中で過ごしてしまいました。 

<来週のドル・円相場はいよいよ年初来の高値挑戦か>
来週のドル・円相場は、株が堅調な限り上昇を続け、来週は年初来高値103.74円(5月22日の高値)を狙うことになるのでしょうか。 明らかにファンドが買い上げて来ている様子であり、危うさを伴ないながらも、だからと言って円高になる理由はなさそうです。 何かあったら円高に振れてしまうのではないかという恐怖感は今は少ないように感じられます。 

米・雇用統計も伝えられる内容では悪く無さそうであり、またクリスマス商戦も善戦している様子。 いよいよ12月はドル・円は上値を狙っていく局面と見ても良いのではないでしょうか。 来週の経済指標の発表が相次ぐ景気回復基調が確認できれば、リスクオンの動きが一段と強まりやすく、株高が為替市場を牽引する形で年初来高値を更新する可能性が高まってきたようです。

来週も円売り地合いが続きそうであり、世界的な金融緩和継続期待や国内企業の好業績などを背景に株の先高観は引き続き根強いように思われます。

<来週の米・経済指標から 重要指標に注目> 
2日に11月ISM製造業景気指数  4日に11月全米雇用報告(ADP) 11月ISM非製造業景気指数  5日に第3・四半期GDP改定値  6日に11月雇用統計 の発表が予定されています。

足元では堅調な数字が目立っており、来週発表の指標でも米景気の回復基調が確認されれば、リスクオンの流れが一段と強まりやすいでしょう。 経済指標が強ければ、米テーパリング(緩和縮小)開始による米株安懸念が出る可能性もありそうですが、前回のような不安心理で大幅に調整されるような事にはならないようにも思われます。 米株が崩れなければ、リスクオンの円売りがドル・円相場を下支えする可能性が高いと見て良いのではないでしょうか。

<来週のドル・円相場の予想レンジ 101.00─104.00円>

何時はじけるか株バブル風船。 かなり高値警戒感が浮上。

2013-11-28 16:21:26 | 日記
この2日間、東京でお客様との商談・会食が続きもう体力の限界となりました。 この度の一時帰国で印象に残った事が2つございます。 一つは、筆者の属する業界全体が東南アジアへの生産拠点の移行。 取り分けカンボジア・ミヤンマーへの進出の話で持ち切りでした。 筆者にも、何時カンボジア・ミヤンマーへ進出するのか質問攻め状態でした。 中国は既に過去の遺物のような雰囲気さえ感じられます。 もう一つは、銀座の夜の寂しい光景が目に焼き付けられました。 1980年代の銀座は真夜中迄人通りが絶えることはありませんでしたが、今回見る限り22:00以降は人通りも疎ら。 どうなっているのかと思わず聞いてしまうほどでした。 規模を大きくした田舎の商店街のような雰囲気でした。

上海の夜を見慣れているせいか、銀座の夜が寂しく感じられ、これが現在の日本の経済の実態かと言わざるを得ませんでした。 シュリンクしていく日本経済の象徴とでも言いましょうか。

<何時はじけるか株バブル風船>
最近のドル・円の変動要因は、アベノミクスへの期待と早期の米テーパリング(緩和縮小)観測の後退でしょう。

このうち、アベノミクスへの期待については、投機的な動きで結構円が売られているのではないでしょうか。 ただ外為市場ではアベノミクスへの期待はかなり先走って織り込まれてきたこともあり、これからは成長戦略をしっかり進めていかないと力強い上昇にはつながりにくいのではないでしょうか。

リスクオンについては、欧米株が連日高値を更新していますが、これから先テーパリングが始まると、株価はやはり上値が重くなっていく可能性が高いと思われます。 実際、先週から高値警戒感が浮上して来ていて、リスクオンでドル・円がどんどん上昇していくというのは目先は限られるのではないでしょうか。

テーパリングに関しては、これからドル・円の上昇をけん引する主な要因になってくると見られますが、米連邦準備理事会(FRB)が金利を抑えたいという気持ちもあって、上手く進むのか疑問の声も上がっています。 主要な要因とはいっても、やはり緩やかにしかけん引できないように思われます。

このような外部環境から判断してみると、ドル・円は、目先は上下ともに限られそうに思われます。 実際、オプション市場をみると、今月頭からは上昇を見込む向きが大勢を占めていますが、足元では逆に下落を見込んでいる向きの方が多くなっています。 この先、米雇用統計などで振れる可能性はあるものの、目先は99円から103円付近のレンジになり、103円を超えて大きく上昇するようには思えませんが如何でしょうか。

102.50を大きく超えて行くようであれば売り込んで行きたいと考えています。

とんでもない話、恐ろしい上海の病院事情。

2013-11-25 20:19:03 | 日記
<とんでもない話、恐ろしい上海の病院事情>
一昨日(土曜日)の夜10時頃の出来事でした。 筆者の同僚のお母様が脳梗塞で倒れられ、大慌てで近くの市民病院に担ぎ込みました。 幸い脳の血管が破裂していたのではなく、何とか難は逃れる事が出来ました。 先ず応急処置をしていただき、入院の手続きをしようとすると驚くような話ですが部屋がありません。 

同僚の一族はお医者様が多いにもかかわらず、部屋を確保する事が出来ない状態。 知人の病院に無理をお願いして、何とか部屋は確保出来ましたが、もっと驚く事が起きてしまいました。

救急車で知人の病院へ搬送しようとしましたが、何と救急車は順番待ちで整理券を取らないとならないような状態でした。 手にした整理券は24番であり、2時間待ってやっと5人しか搬送出来ない状態。 真夜中の2時頃でしたが、未だ17人の搬送を待たなければならず、こんな寒い病院で何時間も待たされると、本当に血管が破裂してしまいそうな雰囲気でした。 同僚も頭に来たのか、事務室で怒鳴りまくっていましたが、病院側も忙しくて取り合ってくれそうにもありませんでした。 

救急車を待っていたのでは二次災害が起こりそうであり、お医者様に相談して自分たちで搬送させてもらえないかお願いしてみました。 軽度だったので、何とか許可がいただけ、自分たちで知人の病院へ搬送しました。 

たまたま一緒にいたので最後迄お付き合いしましたが、上海の病院の恐ろしさを目のあたりにしました。 これでも世界第2位の経済大国か・・・と言いたくなりました。 我々外国人は、旅行障害保険に加入しているので、手厚い介護をして下さいますが、この国の人は大変だと思い知らされました。

今日から29日迄の予定で、東京に入って来ました。 明日からお客様への訪問・物流の勉強会に参加して週末には上海へ戻る予定です。

今週の為替予想レンジ(11月25日~11月30日)

2013-11-24 11:17:15 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円     99.50~102.30 
>ユーロ・円   134.60~139.00

<今週のテーマ・指標>3つ星以上
25日 特に無し
26日 米・10月住宅着工件数
27日 米・11/23までの週の新規失業保険申請件数 10月耐久財受注 11月シカゴ購買部協会景気指数
28日 独・11月失業者数 11月失業率 11月消費者物価指数・速報
29日 日・10月全国消費者物価指数 ユーロ圏・10月失業率 11月消費者物価指数・速報

<今週の予想>
今週の外為市場では、株高・円安の持続可能性が焦点となるでしょう。 投機筋は、日銀の金融政策に対する過剰な期待や、公的年金によるリスク資産投資の拡大予想を株買い・円売りのよりどころとしているが、そうした期待が後退すれば調整的な動きを招きやすい結果となるのではないでしょうか。

現状は、海外投機筋が株買いと円売りを同時に仕掛けた昨年11月半ばから12月末の流れに酷似してきており、理屈はともかく、年末までに円売りで荒稼ぎしたいファンドが多いように思われます。

投機筋主導の円売りが続く為替市場では、ドル・円が22日に101.36円まで上昇し7月8日以来の高値を付け、円安は他の主要通貨でも顕著で、ユーロ・円は136円半ばと2009年10月以来、英ポンド/円は163円後半と2008年10月以来の高値更新中。   

株高・円安はここへきて強まっており、株価が5月の年初来高値を上回るようであれば、一段の円安が期待され、株価が足踏みするようであれば、為替市場でも調整的な動きが予想されそうです。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

ドル・円相場、次の目標値は7月8日の101.54になるか。

2013-11-22 12:17:23 | 日記
今日は上海の本部へ出勤。 朝は何時もながらウオーキングを兼ねて50分間の運動。 この季節、会社に着くころは少し汗をかいている程度であり、運動したあとの気分は清々しい。 今月は初めて万歩計で平均10000歩を超えそうな雰囲気です。 明日はお休みであり、朝から運動を兼ねて市内散策といきましょう。 金曜日の午後はやはり何時のことながらお休みモードになってきており、気分も軽やかです。

来週1週間は東京出張。 昼間は仕事でバタバタしそうですが、夜は娘に会って1級建築士の合格発表の合否の予想でも聞くことにしましょう。

<ドル・円相場、次の目標は7月8日の101.54ではないか>
ドル・円は101.33円まで上昇、個人投資家は利食いモードに入っているのか今一つ伸びがなく上値が重そうです。 4カ月ぶりに101円台に乗せてきたこともあり、個人投資家は利食いモードにあるようです。 102円までは結構売りが並んでいるようで、比較的サイズが大きいのは101.50円、101.70円、102円となっています。

円安傾向には変わりませんが、もっとも前日1円以上上昇したこともあり、一気に102円を超えるのは難しいのではないかと見ています。

昨夜のニューヨーク市場でドル・円は4カ月ぶりに101円台に乗せました。 米株が堅調に推移するなどリスクオンムードのなか、円売りの動きが優勢となり、早朝の東京市場でもこの流れを引き継ぎ、一時101.33円まで上昇、7月10日以来の高値をつけています。

上昇ピッチが速いうえ、週末ということもあり、いったん利益確定やポジション調整のドル売り・円買いが入りやすいが、地合いは強いのではないでしょうか。 またテクニカル的にも重要な節目を抜けてきており、株高が続けば7月8日の高値101.54円を意識する展開になりそうな雰囲気です。

本日のドル・円相場の予想推移 <100.70~101.70>

今夜のトピックスはFOMC議事録の内容。

2013-11-20 13:28:58 | 日記
今週は大きなイベントも無く、今週始めから受け持ちの江陰工場のお守りです。 営業で出掛ける時はバタバタと走り回っていますが、工場管理になるとゆっくり仕事が出来ます。 工場で品質管理に当っていると、中国で生産された商品の粗悪さが非常に目立ちます。 1日中、お客様との話合いが途切れる事はありません。 1日中の折衝はかなり疲れる仕事です。

<今夜のトピックスはFOMC議事録の内容>
”アベノミクス” への円安期待は失われていないとの見方が一般的なようです。 昨日の円安の動きを見ると、公的年金運用改革に関する有識者会議が本日発表する提言にも海外勢の期待がかけられているように思えます。 まずは、17:30の提言の内容に注目です。 

そして、本日の真打はFOMC議事録です。 10/30FOMC声明は、市場が米景気について総じて弱気に傾いていたため、思った程ハト派的ではないとしてドル買い材料となりました。

しかしその後の10月雇用統計などでテーパリングの前倒し観測が広がりつつある中では、 ”思った程ハト派的ではない” 議事録ではドル買いに繋がりそうにありません。 むしろ ”思った程タカ派的ではない” との評価を下される事になるかもしれません。

本日のドル・円相場の予想推移 <99.60~100.40>

今夜も材料難、しかしバーナンキFRB議長の発言には要注意。

2013-11-19 18:32:16 | 日記
<今夜も材料難、しかしバーナンキFRB議長の発言には要注意>
今夜も昨夜に続き材料難な印象は否めません。 為替相場は基本的に主要国株価や米長期金利睨みの展開となりそうです。 ただ、昨日はダドリーNY連銀総裁の発言で動く様子も見せましたので、本日も要人発言(特にバーナンキFRB議長の発言予定)に注意を払いたいところです。

東京株式市場で日経平均は続落しました。 前日の米国株はまちまちでしたが、為替市場での円安一服を受け利益確定売りが先行。 その後、1ドル99円半ばまで円相場が強含むと先物主導で下げ幅を広げる場面もありました。 日経平均が前週に1000円を超す上昇を記録し、短期的な過熱感が強いことも手控え要因でしょう。

イエレン次期連邦準備理事会(FRB)議長の緩和継続発言が株高のきっかけとなったものの、外為市場ではリスクオンのドル買い・円売りが一服し、再び1ドル100円を下回っています。 ドル買い・円売りポジションの解消が進む為替市場の動向が警戒されているようです。

目先のドル・円について一本調子の上昇は難しい。 あまりにもポジションが傾きすぎのような気がしないでもありません。 短期的に99円ちょうど付近への下落も可能性としてありそうです。

前週後半以降の円安傾向が日本を始めとする各国株高によってもたらされたものであるだけに、市場関係者は株価の先行きに注目が集まる展開となるのではないでしょうか。

明日の東京時間にかけてはバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長などのFRB高官が発言する予定となっていますが、FRB高官の発言を乗り越えて株がしっかりしていれば良いのですが、高官発言でテーパリング(緩和縮小)観測が強まって米金利が上昇すれば、株価は調整されるかもしれません。

本日のドル・円相場の予想推移 <99.40~100.20>

今週、ドル・円に上値余地があっても感謝祭前には利食いに押される展開か。

2013-11-18 18:37:14 | 日記
今日の経済イベントは大きなものは無く、為替の手掛かりは引き続き主要国株価や米長期金利になりそうです。 ただ、要人発言に目新しい内容があれば、値動きのきっかけになるかもしれませんので、発言内容についての報道には一応気を配っておきたいところです。

<今週、ドル・円に上値余地があるか>
今週の外為市場では、ドル・円に上値余地がありそうに思われます。 ポイントは株高基調が維持されるかが焦点になるでしょう。 ただ、急速に円安が進んでいることで、株高が止まれば利食いに押されやすいとみられます。

ドル・円は15日の海外時間に100.43円まで上昇、9月11日以来の高値をつけ、次期米連邦準備理事会(FRB)議長に指名されたイエレン氏の議会証言でリスクオンムードが高まり、株高・円安が続きました。

10月米雇用統計が市場予想より良好で、テーパリング(緩和縮小)開始時期の予想が来年3月から1月に前倒しされてきていることがドル高要因となる一方、FRBがフォワード・ガイダンス(将来の政策指針)を強めるとの観測で株が上昇し、クロス円も買われやすいと思われます。

今週は、10月米小売売上高や同中古住宅販売件数といった米経済指標が注目されます。 10月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨も重要になりそうです。

実際に、株高基調の持続性に懐疑的であり、株が伸び悩めば、利食いが出やすいのではないでしょうか。 ドル・円は、米感謝祭を前に週後半は特に利益確定に押されやすい環境下となるのではないでしょうか。

本日のドル・円相場の予想推移 <99.60~100.40>

今週の為替予想レンジ(11月18日~11月23日)

2013-11-17 14:04:18 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円     99.50~101.50 
>ユーロ・円   133.60~137.20

<今週のテーマ・指標>3つ星以上
18日 米・9月対米証券投資
19日 豪・RBA議事録 独・11月ZEW景況感調査
20日 米・10月消費者物価指数 10月小売売上高 10月中古住宅販売件数  FOMC議事録(10月29・30日分)
21日 日・日銀金融政策決定会合 米・10月生産者物価指数 11/15までの週の新規失業保険申請件数 11月フィラデルフィア連銀景況指数
22日 独・11月IFO景況指数

<今週の予想>
15日終盤のニューヨーク外為市場で、イエレン連邦準備理事会(FRB)副議長が前日の上院銀行委員会の指名公聴会でFRBが現在実施する景気刺激策の正当性を主張したことを受け、円が下落しました。

イエレン氏は米経済が一段と力強さを増すまで緩和策を維持するとの立場を表明。 これを受けリスク選好度が上昇し、低金利通貨である円が売られる結果となりました。 対ドルで約2カ月ぶりの安値を付け、円は他の通貨に対しても下落しました。

米国では財政協議が難航したことと、労働市場で改善が見られないことで、経済成長が緩慢となっています。 FRBが毎月の資産買い入れ規模を縮小しないのは、こうしたことが背景となっているのでしょう。 

先週末の指標は鳴かず飛ばずの状態であり、本格的にトレンド相場に入るとすれば、当面11月の雇用統計に数値をみてからになるのではないでしょうか。 今週は100円台を行ったり来たりの往来相場になるように思われますが如何でしょうか。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

中国のお店でも外資系の量販店はきちんとしたクレーム対応に脱帽。

2013-11-16 21:01:26 | 日記
今日はお休みでもあり、硬い金融のお話より柔らかい上海の生活模様について投稿させていただきます。

実は、昨日出張先の江陰から帰って来て、夜ウオーキングを兼ねてイケヤ(上海体育館側のお店)に炊事用ワゴンラックを買いに行きました。 前から気になっていた炊事用ワゴンラックがあり、若干高かったのですが思い切って購入を決意しました。 15kgもある非常に重い箱を担いでバスを乗り継ぎ、やっとの思いで持ち帰りました。 

組み立てを終わらせ、食器を収納させ始めたところ大きな水切り桶が入らない事に気が付きました。 この水切り桶を一番上に置いて上手く収納さす目的で購入したにもかかわらず、全くの寸足らず。 顔面蒼白、唖然としてしまいました。 現物を見た限りでは妙に小さく感じられましたが、商品説明では少し大きすぎるかとも思っていたほどでした。

原因はキャスター部分が受け皿より大きくなっており、このキャスター部分の外寸法が表示されていたことに気が付きました。 思わず出てしまった言葉、 ”迂闊だった”  大失態の一言。 寸法が小さいからと言って返品出来るのかと一抹の不安を感じ、ボロ探しに専念し始めました。 幸いにして、組み立て用に小道具が入っていましたが、少し使っただけで山が無くなってしまいました。 挙げ句の果てに小道具がねじれてしまう有様。 

塗装の剥がれや小さな問題点を見つけ、これはしめしめとニッコリしてしまいました。 

返品理由は見つかり、後は面と向かって大きな声を張り上げるだけと思いイケヤに再び向かいました。 またまた15kgもある箱を担ぎ、バスを乗り継いで行かなくてはなりません。

返品カウンターで番号札が呼ばれるまで少し待ちましたが、比較的待ち時間も無く早く順番が回って来ました。 店員から返品理由を具体的に聞かれました。 想定内の質問であり、規格表示が曖昧であり入るはずのものが入らなかった。 また組み立て作業を行っている際、小道具の山が潰れ、挙げ句の果てにねじれてしまった。 また塗装もとことどころ禿がれている。 スエーデンの会社はこの程度の品質の商品しか売っていないのか。 騙しのような商売はするなと言ってやりました。 

クレームが有っても中国のお店なら知らん顔をして、 ”購入したお客さんの責任でしょう” と言うところ、さすがにスエーデンの会社は丁寧にお詫びを入れてくれました。 またご迷惑料としてソフトクリームを一つ下さいました。 最後はこちらが恐縮してしまう有様。 兎にも角にも一件落着してほっとしているところです。 

それにしても15kgの箱を担いでの往復の移動には疲れきりました。 今後は注意しなければならないと反省しているところです。

来週のドル・円相場は100円台の地固めの展開か。

2013-11-15 23:00:00 | 日記
昨日から江陰(無錫地区)へ出張していました。 江陰と上海の行き来は高速バスを使っていますが、今日は気分転換に無錫から動車(特急電車)に乗って上海へ戻りました。 現在、無錫~上海の所要時間は50分程度です。 20年ぶりに電車で移動しましたが、全く様変わりしているのには驚きの一言でした。 また新幹線のコピー版とでも言いましょうか、姿・形もそっくりなのにも驚きました。 スピードも250km程度出ていて、昔は無錫迄4時間かかった時代からみると夢のような話です。 

<イエレン発言、「米経済の足腰固め優先」と理解>
次期米連邦準備理事会(FRB)議長に指名されているイエレン副議長は上院銀行委員会の公聴会で、量的緩和の縮小時期について ”特定の時期は決めていない” と述べられ、今後の経済状況を踏まえて判断する考えを示されています。 バーナンキ現FRB議長は年内の緩和縮小開始も想定しているとみられていましたが、この発言を受け、市場では金融緩和の長期化観測が浮上されたようです。

<来週のドル・円相場は100円台の地固めか>
来週の外為市場では、ドル・円が100円台を固め、さらに上値を試す可能性がありそうな雰囲気となってきました。 米経済指標で良好なものが続き、株高基調が維持されるかが焦点となりそうです。 ただ、急速に円安が進んだことで、手掛かり材料に欠ければ利食いに押されやすいとみられています。 10月米雇用統計が市場予想より良好で、テーパリング(緩和縮小)開始時期の予想が来年3月から1月に前倒しされてきていることがドル高要因となる一方、FRBがフォワード・ガイダンス(将来の政策指針)を強めるとの観測で株が上昇し、クロス・円も買われやすいと指摘されています。 円が売られやすい構図が来週も続くと見られるのでしょうか。

来週は、10月米小売売上高や同中古住宅販売件数といった米経済指標が注目されるところです。 また10月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨も重要になりそうです。

急速に円安が進んでいることで、来週は利食いが入りやすいとの見方も根強く、当面は100円を挟んでの上下動になると予想しています。 ドル高・円安基調が定着し始めるのは、11月分の米経済指標が発表される12月に入ってからではないでしょうか。

今夜はドル・円相場に直接影響されそうな材料は乏しく模様眺めの展開か。

2013-11-13 16:08:24 | 日記
家内が上海に来たりでバタバタしていましたが、今日は上海事務所で落ち着いて業務に当っています。 急きょ、東京へ出張(11月25日~29日)することになり、営業も兼ねて大急ぎでお客様へ連絡を始めたところです。 年末が近づきバタバタしている時期だけに、気分的には行きたくないところですが、田舎の新米と娘の荷物を運ぶ目的(下の娘が12月には上海に赴任)を兼ねてひと頑張りすることにしましょう。

<今夜は模様眺めの展開>
今夜はドル・円相場に直接影響しそうな材料は少なく、基本的に株価と米長期金利睨みの展開になりそうです。

米ドル関連では、今日も材料不足の感が否めません。 量的緩和の早期(前倒し)縮小観測が広がれば、100円突破の可能性が高まりますが、その決め手となる材料がなかなか出てきそうにありません。

逆に言えば、量的緩和の縮小開始後ずれ観測が広がりにくいという事でもあるので、下値余地も小さいと言えそうです。 強いて言うなら、ヘッジファンド45日前解約ルール(年末から起算して45日前にあたる11中旬は株や為替にポジション整理の動きが出やすいとされる)に注意といったところでしょうか。

本日のドル・円相場の予想推移 <99.20~99.80>

これは如何に、100円突破の展開に突入か。 トレンド形成の可能性高まる。

2013-11-12 21:52:44 | 日記
<これは如何に、100円突破の展開か>
今夜の経済指標発表はほとんどありませんが、ただ要人発言の機会はたくさんありそうです。
ECB要人、またFOMC要人らが今後の金融政策についてどのように考えているのか、発言内容から伺う展開になりそうです。 米欧要人とも、ハト派寄りの発言があれば、株高要因となり、円には売り材料として看做される可能性があります。

<為替チャートから見た今後の動向>
前週7日、ドル・円は三角もち合いの上限を突破するも一時的となり、チャート上に上ヒゲの長い足形をつけたため、9月同様に上伸は一時的な動きと見られていました。 

しかし、8日にもち合い上限のみならず直近高値(先月17日に付けた99.002円)を引値で突破した上、11日はもち合い上限を下値支持にして反発したことにより、今度こそ上昇トレンドが再開するとの期待が高まっているようです。

9月にもち合いを上下1回ずつブレイクするも、いずれも次のトレンドにつながらなかったのは記憶に新しいところです。 現在の立ち位置は、もち合いブレイクが上昇トレンド再開へとつながるかを見極める局面にあると言えます。

本日の東京市場にて7日高値を突破している現在、100円の大台を超えられればその見方が一段と強まる事が予想されます。 その場合、次の上値目処として100.607円(9/11高値)が挙げられるのではないでしょうか。

今週は材料不足、10月米雇用統計の結果に市場がどのように反応するか。

2013-11-11 11:32:29 | 日記
昨日、一昨日は上海に仕事で来ていた家内の相手で市場調査をしていました。 一昨日は32度まで気温が上昇し、歩き回って大汗をかいたほどでしたが、昨日は一転して18度程度迄いきなり下がってしまい体調コントロールが上手く行かず、風邪を引いてしまいました。 今日は家族サービスと言う名目でお休みをいただいていますが、さきほど業務提携先の車がお迎えに来たので見送ったところです。 今日は体調不良でもあり、午後は少し休むことにしましょう。

<今週は材料不足、10月米雇用統計の結果に市場がどのように反応するか>
米10月雇用統計は、政府機関閉鎖の悪影響をほとんど感じさせない結果でした。 ただ、米政府機関(労働省)が閉鎖されていた時期にデータが収集された雇用統計という事で、11月分の発表時に大きく修正が入る事も考られます。

この雇用統計を受けて、市場では12月テーパリング(量的緩和縮小)開始説が復活の気配ですが、安心するには早すぎるというムードも残りそうです。 夏場以降の市場の思惑は、9月(開始)→12月→3月→4月以降と揺れ動いており、しばらくは落ち着きそうになさそうです。 今週は大きな材料に乏しく、材料の供給が一服してしまうため、なおさら定まりにくそうです。

本日のドル・円相場の予想推移 <98.60~99.50>

今週の為替予想レンジ(11月11日~11月16日)

2013-11-10 22:43:03 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円     97.50~99.50 
>ユーロ・円   130.80~133.80

<今週のテーマ・指標>3つ星以上
11日 特に無し
12日 英・10月消費者物価指数
13日 英・10月失業保険申請件数 失業率 BOE第4四半期インフレレポート ユーロ圏・9月鉱工業生産・季調済
14日 日・第3四半期GDP ユーロ圏・第3四半期GDP 米・9月貿易収支 11/8までの週の新規失業保険申請件数
15日 米・11月ニューヨーク連銀製造業景気指数 10月鉱工業生産

<今週の予想>
今週の外為市場では、米国の量的緩和が長期化するとの根強い期待を揺るがすデータやイベントによって、過去最高値圏にある米国株が下落するリスクに注意が必要ではないでしょうか。 株価下落からリスク回避が台頭し、円が買い進まれ、年末までのシナリオの練り直しが迫られる可能性もありそうにも思えます。 また11月末決算を控えたヘッジファンドの動きからも目が離せそうにもありません。

8日の米国市場では、7~9月期の米実質国内総生産(GDP)速報値が予想を上回る増加を示したことで、FRBが近い将来テーパリングに着手するとの思惑が再燃し、米ダウ工業株30種平均 は150ドルを超える大幅安となりました。 

ドル・円相場にとって最大のリスク・ファクターは、米テーパリング予想の行方と米国の株価動向につきると思って見ています。 10月度の雇用統計が予想を大きく覆すような結果となり、テーパリングは当初の予想通り12月には打ち切りの可能性が高まって来ました。 今週はリスクオフに動く可能性が高まったのではないでしょうか、また過去最高圏にある米国株が大きく調整されるようであれば、円が買われそうな雰囲気となるのは必至でしょう。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。