FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

見えない中国の恐ろしさ。 品質基準の概念はあるのか。

2012-02-29 06:00:00 | 日記
筆者は寒さが大の苦手であり、寝る時は電気カーペットが無ければ我慢出来ない性分です。 今朝、3時頃になりますが、こんな珍事件が起きてしまいました。 眠りが浅かったのが幸いしましたが、足回りが異様に熱いので眼が覚めてしまいました。 最初は中国製のカーペットであり、温度コントロールが上手く出来ていないのかと思いました。 それにしても熱すぎるので、布団をめくってみると何と火がついてボウボウと燃え上がっているではありませんか。

大慌てで飛び起き、消化作業に当たりましたがポリエステル綿を使った布団だったもので見る見る燃え広がり、異臭が立ち込め息苦しくなってきました。 布団の真ん中に60cm位の大きな焦げついた円形の穴が出来ました。 ポリエステル綿だったのでなかなか火は消えず大変でした。 窓を開け、空気の入れ替えを行いましたが、何とも言えない匂いでした。

それにしても中国の中小企業が作る製品には安全基準の概念が無いのか? 日本では大問題になっていた事でしょう。 筆者は必死になって延焼を防いでいたのに、朝会社でこの話をしたらバカ受けされました。 そして製造メーカーに連絡して責任を取らすと言ったら、またまたバカ受けされました。 中国では、このような家電製品の事故が多く、お年寄りの場合など死亡する事が多々あると言っていました。 このような状態でも中国の中小企業には責任感が全く無く、係争しても泣き寝入り状態になるので皆あきらめているような話をしていました。

原因は漏電でしょうが、感電死しなくて良かったと思っています。 また火あぶりの刑は楽ではないなと実感したしだいです。

ドル・円相場 82円の前半が上値の限界ではないか。

2012-02-28 06:00:00 | 日記
<ドル・円相場の動向から>
ドル・円相場で円安圧力が強まっている重要なファクターとして、日本の貿易構造の変化が挙げられる。 日本の貿易収支が赤字に転落したことで、経常収支が大幅に悪化。 国際収支面での円買い圧力が弱まったタイミングで、もうひとつの重要なファクターである日銀の追加緩和が重なり、急激に円安が進行したと言えるでしょう。

しかし、現在の経常収支のかなりの部分は所得収支で支えられている。 これまで企業が海外に投資してきた対外投資による利子や配当収入は減少傾向にあるとはいえ、2010年まで約11兆円の規模を維持している。 所得収支は今後も堅調に推移することが予想され、経常収支悪化によるドル高・円安トレンドはそう長くは続かないとみている。

日銀追加緩和の効果も、米経済指標の結果如何でいつ途切れるかわからない。 現在は好調な内容が続く米経済指標を受け、量的緩和第3弾(QE3)への思惑が後退しているが、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は異様なまでに金融緩和にこだわっている。 欧州債務危機の波及リスクを常に意識しているのだろうが、米経済指標が下振れるようなことがあれば、市場はQE3を強く意識し、再びドル売りが強まる可能性があるということでもある。

ドル・円は81円後半では目立ったオファーが観測されていない。 よって、上値を試すとなれば、82円台に乗せる可能性があるが、昨年5月下旬の動きを見ると、82.30円レベル超えに失敗している。 テクニカルでは61.8%戻しが81.64円付近にあるが、きょうはこの水準で抑えられた。 ここを突破できるかどうかがひとつポイントとなるが、突破しても82.30円レベルにはかなり大きなストップが並んでいるとの観測もあり、このあたりが上値のめどになるのではないか。

中国に商標権の意識は育つのでしょうか。

2012-02-27 06:00:00 | 日記
2月も終わりに近づいてきましたが、上海はまだまだ底冷えがする日々が続いています。 寒いせいか皮膚が硬直してしまい、痒くてとても痛い。 

一昨日、ipadの商標権をめぐる訴訟について投稿させていただきましたが、中国では映画/音楽など無料サイトがほとんどで商標権などお構いなしです。 日本はお金を払って買っていると事務所の子に話すと逆に驚かれてしまうありさま。 女の子に中国語の音楽のダウンロードのやり方を教えてもらいやってみましたが、なかなか便利です。 何よりもタダと言うのが有難い。 若干問題になるのが、フォントが違うので日本語のコンピューターに入れると文字化けするのが厄介です。 何か上手い方法がないか思案しているところです。

流行しそうになると直ぐにコピー商品が店頭に並び、偽物でもお構いなしに本物だと言って売りさばく姿は、まさに商魂たくましい中国ならではないでしょうか。 

以前、ナイキの運動靴が欲しいと言ったら、近くの工場で安く仕入れてきてくれました。 なんと靴の上半分がナイキのブランドで、底にはミズノのブランドがついていました。 何だこれはと言うと、1度購入すると2ブランドが楽しめる靴だと言って豪語していました。 どんな靴でもお好みで作ってくれるそうです。 ナイキとプーマの靴も作ってくれました。 値段は市場価格の1/5位でした。

何でも有りのこの国で、商標権と言う意識は育つのだろうか。 一部の人間だけが真面目に取り締まりをやっていますが、大半はいい加減な連中が好き放題の事をやっているのが現状ではないでしょうか。 日本では考えられない事ですね。 極めつけは、偽札が大量に出回っていることの恐ろしさです。 良く偽札を掴まされる事がありますが、掴んだのが悪いらしく直ぐに何処かで使い切る事だと教えられてきました。 日本では大事件になりますが、ここでは日常起こっていることで皆平気です。 

読者の皆さま、こんなのどう思われますか?

今週の為替予想レンジ(2月27日~3月3日)

2012-02-26 13:02:48 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円     80.00~83.00
>ユーロ・円   107.50~111.50
>ポンド・円   126.50~130.50

<今週のテーマ・指標>(3つ星以上の大きな指標)
27日・月曜日 NZ・1月貿易収米 米・1月中古住宅販売保留(前月比)
28日・火曜日 米・1月耐久財受注(前月比) 2月消費者信頼感指数
29日・水曜日 NZ・1月住宅建設許可件数(前月比) 豪・ 1月小売売上高<季調済>(前月比) 米・Q4GDP<改定値>(前期比年率) Q4個人消費<改定値>(前期比年率) 2月シカゴ購買部協会景気指数
 1日・木曜日 米・新規失業保険申請件数 2月ISM製造業景況指数
 2日・金曜日 EU首脳会議

<今週の動きから>
24日終盤のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが続伸し、対ドルでおよそ2カ月ぶり高値をつけました。 来週の欧州中央銀行(ECB)による3年物オペやユーロ圏債務危機に対して、楽観的な見方が広がっています。 一方、日銀の追加緩和決定以降売られやすい地合いが続いている円は、主要通貨に対して大幅下落。 対ユーロでおよそ4カ月ぶり、対ドルで7カ月半ぶり安値をつけた。 日本の貿易赤字増加や日米の金利差拡大が圧迫しており、また輸入原油への依存度の高さから、原油高も弱材料となっています。

投機筋のユーロの売り持ち高が依然高水準にあり、ユーロ高の基調が続けば、いずれは巻き戻しの必要性に迫られることから、一部ではユーロの上昇基調は続くとの見方も出ています。

日本政府・日銀は努力目標以上の円安に進んできており、輸出企業からの圧力も弱まり、にんまり状態ではないでしょうか。 しかしこのまま大きく円安に振れることになれば、日本に取って命取りになりかねません。 円安・原油高が強まれば日本経済を直撃し、輸入商品に頼ってきている経済の根幹を揺るがすことになるでしょう。 エネルギーコストの上昇・輸入商品の上昇・おまけに消費税の引上げでますます物が売れなくなるのではないでしょうか。

一昨年秋から5回市場介入しましたが、いずれも効果が薄く短命に終わりました。 5回に及ぶドルが十分残っているのでしょうから、極度の円安に振れるようであればドルを売っていくだけで莫大な利益になるのではないかとついつい思ってしまいます。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

中国 “iPad 訴訟” 上海ではアップル社側が勝訴

2012-02-25 13:18:58 | 日記
中国 “iPad 訴訟” 上海ではアップル社側が勝訴

”iPad” の商標権を主張する中国企業が、アップル社側に上海での販売停止を求めていた裁判で、アップル社側が勝訴しました。 このところ中国の報道各社が大々的に報道されています。

広東省のIT企業 ”唯冠科技” は、iPadが発売される前に商標登録を行ったと主張し、アップル社の関連会社を相手取り、上海市でのiPadの販売停止などを求めていました。 アップル社は、 ”中国国内の商標権は取得済み” などとして裁判の中止を求めていました。 上海市の裁判所は、 ”別の上級裁判所で係争中のため判断が難しい” として裁判を打ち切るアップル社側勝訴の判決を言い渡しました。 上海は中国最大の経済都市で、iPadの販売停止による影響に配慮したとみられます。 一方、広東省では商標権の侵害を認め、一部の地域でiPadの販売停止が命じられています。

筆者の記憶では、2005年頃ではなかったかと思いますが海外のブランドの商標権をランダムに登録しては外国系の企業を相手に強請をかける妙な商売が横行しました。 筆者の会社でも慌てて中国におけるブランド登録した記憶があります。 ブランド商品の国内販売ではなく、輸出するのなら問題ないかと思いきや、生産してブランドを取りつけるだけで輸出の差し止めが出来るのに驚きました。 姑息なやつらは何処で情報を仕入れるのか、税関にも根回ししてブランドの輸出差し止めをしてきました。 納期も無く、金を払い和解せざるを得ないような状態が多発しました。

”青森のリンゴ” も商標登録されており、中国へ販売の活路を開こうとしていた日本の中小のブランドメーカーに影響が出ていました。 

しかし今回は日本の中小企業が持っているブランドとは訳が違い、iPadの販売停止による影響に配慮したようです。 中国の法廷もアメリカのアップルクラスの商品には手が出せなかったようです。

ユーロ・円はこの先上値が重くなる可能性が高い。

2012-02-24 20:11:05 | 日記
20日に上海・复旦大学/華山病院で牛皮癬(日本語名・尋常性乾癬)について診察を受けました。 現代病の一つで原因不明の病気であり、人に感染もしなければ見た目に見苦しいだけだと診断を下されました。 痛いところに軟膏薬を塗るしか方法が無いと言われ、風呂上がりには入念にお肌の手入をしていました。 しかしながら痛くて歩くのも歩けない状況に陥ってしまい、重い腰を上げ今日再度診察を受けに行きました。

今日は違う先生であり、見るなりこれは酷いと言われました。 前回とは全く違う処方をしてくださり、2日に1回紫外線治療を受けることになりました。 裸になり紫外線を10分間全身に当てる治療ですが、どの程度の効果があるのか? 紫外線を当てると皮膚の傷口がピリピリして痛い。 本当に効くのかと疑いたくなりました。 10回分の治療費は支払いましたが、3週間程度で治るのか。 

<ユーロ・円はこの先上値が重くなる可能性が高い>
ギリシャの第2次支援が可決され、安心感が出たのか全ての通貨が円に対して飛ばしています。 ユーロに対する悲観論が後退し、ユーロ・円は上昇している。 ドル・円も含めて、思ったよりも円安になっている。 ただ、ユーロ・円については、105─110円が中心になっている輸出企業の社内レートの引き下げが検討されているような状況の中、実際に売りもそれなりに出ており、この先は上値が重くなってくるのではないでしょうか。 目先110円がターゲットになるでしょうが、ギリシャ問題が下火になるとユーロの債務問題は何も無かったかのような雰囲気です。 

<NZDの動向について>
為替相場の中期トレンド判断で参考になるのが週足チャートです。 NZD・円の週足では一目均衡表の先行スパンの雲の上限63.50~55円、52週移動平均線63.20~25円の上抜け定着攻防となっている。 このまま上抜けが定着すると、両ラインを下値メドとしたNZDの上昇が持続。 ここに来て13週線、26週線、52週線の方向性が揃って上向き化に転じており、NZDの上昇トレンドが固まってきた。

一方で足元では雲の上限や52週線からの上方乖離が拡大してきた。 NZD高のスピードに過熱警戒感も見られており、両ラインの方向への調整下落も焦点になっている。 8週間も上昇を続けていますが、そろそろ調整しても良い時期にさしかかってきましたが調整するような雰囲気はなさそうです。 まだまだ上値挑戦をするような構えです。

ドル・円相場、半年ぶりに80円台をキープ。

2012-02-23 06:00:00 | 日記
今週はまたまた雨混じりの寒い日に逆戻り。 まもなく3月だというのに何と言うことか。 春の訪れを首を長くして待っています。

<ギリシャ2次支援策の合意>
ギリシャ2次支援策の合意についてのマーケットの見方はほぼニュートラルのような感じです。 資金支援がひとまず決まり、秩序なきデフォルトが回避されたことを好感しながらも、その実施についての不安感は消えていません。 景気の低迷が長期化する可能性が高いことに加えて、民営化に伴う歳入が計画を大幅に下回るとみられていることから、今回の諸措置によって、ギリシャの政府債務のGDP比率が目標とする2020年に120.5%に引き下げられるかは不透明な様子です。
  
また支援策の各国の承認はこれから。支援策は加盟国すべての承認が必要とされる。 フィンランドなど議会が一枚岩ではない国で、支援策が承認されるかはわからないし、民間債権者がどれだけ参加するかも未定のようです。 総論は良くても、各論で躓く可能性は未だ高いと言わざるを得ません。

<ドル・円相場の動向から>
22日、東京j時間にドル・円相場は2011年8月以来半年ぶりに節目の80円台に乗せた。 ドルは、派生取引をめぐる攻防で正午にかけて上値の重い展開が続いていたが、輸入企業によるドル調達や米系ファンドの投機的な円売りが押し切った。 もっとも、専門家の間では、ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)からみた急ピッチな円安進行を疑問視する声が根強い。 80円台には輸出企業のドル売り注文が膨らんでいるとみられ、需給面でも円が一本調子で下落するかどうか微妙な情勢だ。 ヨーロッパ時間20:30には、80.36をつけるなど注目を集めています。 筆者は今週のドル・円の高値は80.50と予測していますが、その範囲に収まるでしょうか。


ギリシャ支援策は一応まとまり、無秩序なデフォルトは回避される。

2012-02-22 06:00:00 | 日記
昨日、ギリシャ支援策は一応まとめられたということで、3月20日については無秩序なデフォルトが発生するリスクは大幅に低下しまたように思われます。 しかし深刻な景気後退と社会不安を抱えるギリシャにおいて、財政再建が予定通り進捗するのかについては懸念が残ったままです。

合わせて新たに出てきた問題として、トロイカのギリシャ救済額は1300億ユーロだが、ETの試算では2450億ユーロが必要。 1150億ユーロが不足するような試算があります。 何処までが真実なのか一向に見えてこない状況が続いています。

為替市場では当面リスクオンの流れが継続するとみられ、ドルと円が両方売られる地合いとなるだろう。 ただ、円は足元で売られ過ぎており、その修正が入る局面であることや、ファンディング通貨として円よりドルが優れていることから、ドル・円の下落圧力が増すのではないか。 他方、クロス円は堅調地合いを維持しそうだが、ユーロ圏財務相が第2次ギリシャ支援の合意に達したとはいえ、いくつかのユーロ圏諸国では議会承認が必要であり、このプロセスが残っていることや、4月に予定されているギリシャの選挙後に新政府が支援プログラムを維持できるかという点にも留意すべきだろう。

ギリシャ支援についまとめられた内容について具体的に公表して欲しいところです。

上海の病院事情について。

2012-02-21 06:00:00 | 日記
1月上旬より体に何か発疹が出来始めました。 当初は若干痒い感じがする程度であまり気にはしていませんでしたが、この2週間に渡る寒波の影響で皮膚の状態が一気に悪くなり、歩行にも難が出てきたので上海市内の病院へ行く段取りを始めました。

旅行障害保険には入ってもらっていたので、コールセンターに連絡すると丁寧に優しく応対して下さいました。 やはり日本の会社はサービス精神は世界一でしょう。 午後3時半の予約を取っていただき、特殊応対と言う部門に行くなり何とそこはホテルのような作りであり、過剰なるサービスを受ける事が出来ました。 勿論、保険会社の担当の方も待って下さっており、懇切丁寧に教えて下さいました。

旅行障害保険に入っていなく、病気にでもなったら普通のフロア―で一般の中国人と一緒に1日かけて見てもらうことになるのでしょう。 華山病院と言う中心地区にある病院でしたが、お医者さんの対応も良くて気分的には楽でした。

幸い、見た目には酷いと言われましたが誰にも感染する訳ではなく、内臓にも問題無く、現在でも原因追求出来ていない現代病の一つで、尋常性乾癬と診断されました。 中国語では、牛皮癬と言うらしいです。

毎日、いろいろ経験させてもらいありがたいしだいですが、出来れば傷みを堪えての病院での話題は投稿したくないものです。 いただいた薬が効けば良いがと思うしだいです。 上海を代表する華山病院の皮膚科の腕前は如何に。

読者の皆様も海外旅行へお出かけの時は、若干の費用はかかりますが海外障害保険に入る事をお勧めさせていただきたいと思います。

上海の車事情について。

2012-02-20 06:00:00 | 日記
2月18日、筆者が勤務している会社の事務所のスタッフ全員を会食・カラオケに招待しました。 レストランに行く道中は会社の車でしたが、中国で運転免許が取れて初めてハンドルを握ることになりました。 いつも助手席に座って前方を見ているのとは全く違った風景のように感じました。 歩行者・自転車・オートバイが無秩序に飛び出してきたのには予想以上に驚きました。 中国の交通事情の酷さは、読者の皆様も話にはお聞きになっていると思いますが事実その通りです。 

日本と違い、左ハンドルであり操作にも慣れずおっかなびっくり状態そのものでした。 特にウインカーが左についており、何度もワイパーと間違えてしまうありさま。 本格的に上海市内を優雅に運転するには、田舎道で少し慣れておかないととっさの動作について行けなさそうです。 

これから上海に長期滞在の腹が決まったら車も購入しなければなりませんが、上海では車のナンバープレートを手当てするだけで元50000(65万円)もかかってしまいます。 ナンバープレートは相場で変動しますが、今は車の数が増えてきているのでうなぎ登り状態です。 日本では考えられないシステムです。

上海以外のナンバープレートであると、朝夕の時間帯によって高架橋が走れません。 いろいろ調べてみると、外国人が車を購入した場合、外国人用のナンバープレートが取得出来る制度がありました。 この制度を利用すれば、元5000(6.5万円)で手当て出来ます。 但し、車の車種が限定されてしまいますが、これは外国人の為の優遇政策の一つなのかな。

前にも投稿させていただきましたが、日本の技術者がどんどん中国に流れてきている現状です。 筆者も日本に会社を置いていますが、大きく展開するのはやはり中国市場をターゲットにせざるを得ません。 中国市場をターゲットに仕事をするには足となる車は必需品となってしまいます。 人件費を少しでも節約するには自分で車を運転するのも必要条件でしょう。 無謀な運転をする中国の交通事情に適合できるかどうかがポイントとなりそうです。

今週の為替予想レンジ(2月20日~2月25日)

2012-02-19 12:49:12 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円     78.50~80.50
>ユーロ・円   103.00~106.50
>ポンド・円   123.50~127.00

<今週のテーマ・指標>(3つ星以上の大きな指標)
20日・月曜日 ユーロ圏財務相会合 日・1月貿易収支(通関ベース)
21日・火曜日 豪・RBA理事会議事録公表
22日・水曜日 英・英中銀議事録公表(2月8~9日分) 米・12月中古住宅販売件数(季調済・年率)
23日・木曜日 米・新規失業保険申請件数
24日・金曜日 英・Q4GDP<改定値> 米・2月ミシガン大学消費者信頼感指数<確報値> 1月新築住宅販売件数(季調済・年率)

<今週の動きから>
今週の指標は小粒なものが多い週となっています。 今週はユーロ財務相会合でギリシャの第2次支援策が可決されるかで相場が大きく上下に変動する可能性を秘めており、判断がつきにくい週となるでしょう。

日米欧金融緩和競争で一歩先に出た円が短期筋に売られやすい地合いが続きそうです。 週初に予定される日本の1月貿易統計や、このところの日米金利差の拡大が短期筋にドル買い/円売りの口実を与えるとみられます。 80円に向け挑戦すると見られますが、大きく上値を追うような展開にはならず、また円高を目指すのではないかと見られます。 

しかしながら20日の貿易統計で予想を上回る赤字額が出てしまうと、円の先行きに対する不安感から売られやすい展開も考えられます。 このところ発表されているアメリカの指標も比較的良好であり、QE3(量的緩和第3段)もかなり後退しているのも事実です。 ユーロ財務相会合でギリシャの第2次支援が可決されるような結果となると、当面話題が日本の経済失速に集中される可能性も秘めてきたように思われます。 円を売られる条件は揃ってきたようです。

筆者は、一旦は円安に振れるものの、その後は徐々に円高に推移していくのではないかと思っています。 ただ日本の景気指標もかなり悪くなってきているので、ユーロ問題が落ち着き始めると思われる4月以降は、大きく円が売られる可能性も高くなってきました。 

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

20日のユーロ財務相会議で第2次支援策が可決されるのか。

2012-02-18 09:48:53 | 日記
今朝の上海は冷え込んでいますが久々に快晴。 どんよりとしたお天気だったので何となく清々しさを感じます。

<来週のドル・円予測>
日米欧金融緩和競争で一歩先に出た円が短期筋に売られやすい地合いが続きそうです。 週初に予定される日本の1月貿易統計や、このところの日米金利差の拡大が短期筋にドル買い/円売りの口実を与えるとみられます。 80円に向け挑戦すると見られますが、大きく上値を追うような展開にはならず、また円高を目指すのではないかと見られます。

<来週のギリシャ動向>
20日のユーロ圏財務相会合で1300億ユーロの第2次支援が承認される可能性が高まっていますが、連日ギリシャ関連のヘッドラインリスクに踊らされてきた市場参加者の間では疲労感が広がっているという。  第2次支援が承認されても先々の懸念が全て払しょくされるわけではないので、上値は重い展開になるのではないでしょうか。

2週間に渡り、1300億ユーロの第2次支援に向けて二転三転としている状況でここまで推移してきましたが、実際に可決されるのでしょうか。 一説には、デフォルトは免れないと言う意見や、ドイツとギリシャの対立が顕著になってきているとのニュース。 市場の推移も要人の発言で一喜一憂といったところでしょうか。  いずれにしても20日の財務相会議は注目しなければなりません。

ギリシャの第2次支援は4月の総選挙迄延期の可能性大。

2012-02-17 06:00:00 | 日記
寒い日は続いていますが、日が落ちるのも徐々に長くなり始めました。 上海でも18:00頃迄は明るく、この面だけから見ると少しながら春を感じさせられます。

<ギリシャの動向から>
複数の欧州連合(EU)筋の話として、ユーロ圏財務当局者がギリシャのデフォルト(債務不履行)を回避しながら、同国への第2次支援の一部もしくはすべてについて延期する方策を検討していると伝えた。 4月にも実施されるギリシャの総選挙後まで延期される可能性があるとしている。 

ギリシャ民主主義党のサマラス党首が支援条件となっている緊縮措置実施に向けた誓約書をEU・国際通貨基金(IMF)に提出し、中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁が中国はユーロ圏政府債への投資を継続するとの考えを示したものの、ギリシャ支援の延期検討をめぐるニュースが、より材料視される結果となったようです。

向こう数週間は、ギリシャ支援の実施に関連した先行き不透明感が非常に高いとし、ユーロ/ドルのロングポジションを手仕舞ったことも明らかになりました。 目先、ボラティリティが高まる可能性も指摘されています。 

ユーロ財務相会議で第2次支援策が可決されると思っていましたが、なかなかギリシャ問題が足かせになりそうな雰囲気が依然として続いています。 デフォルトはさせないが、政治情勢を踏まえた上で最終結論を出す意向に変化してきたようです。 当面の資金繰りはEUとして責任を持つような話ですが、これは倒産前の会社が資金援助を仰ぎながら自転車操業しているのと同じ状態です。 こんな管理下に置かれた国が自主再生する可能性は有るのか疑いたくなります。 

日銀の金融緩和策はタイミング良く為替介入より効果が出たようです。

2012-02-16 06:00:00 | 日記
昨日は今にも雪が降りそうな天気で底冷えがしました。  洗濯物もなかなか乾かず困り果てています。

<中国の動向から>
中国財政省の朱光耀次官は14日、中国と米国が国際金融危機、特にユーロ圏債務問題について非常に緊密な政策対話を維持したと伝えています。 朱財政次官は、中国が欧州への投資を続ける方針で、欧州の支援に向けた協調行動に加わる意向であると述べた。 

また中国人民銀行の周総裁は中国がユーロを信頼しており、ユーロ圏諸国が債務問題を解決できると確信していると述べた。 さらに中国はユーロ圏の国債への投資を続けるとしています。

明るい話題ではありますが、ただ市場では同周総裁の発言には具体的な内容を欠いているとの警戒感も強いようです。

<日本の動向から>
一昨日、日銀が資産買い入れ基金を拡大したことを受けて、円は一時3カ月半ぶりの安値をつけています。 ただアナリストからは、日銀の緩和効果が一巡すれば円の下落ペースは鈍化するとの指摘が出ています。

緩和で ”日本経済の見通しをめぐる懸念が意識された。 さらなる緩和の可能性もある” と指摘。 日本経済の状態に対する警戒感があらためて広がっていることを考ると、円は当面、安全資産としては二次的な存在となるような動きに変化し始めています。

今回の金融緩措置は為替介入より、タイミング的にも良く効果抜群と言ったところでしょうか。 これで当面為替介入も無く、ファンダメンタルな相場展開になりそうな様相を呈してきました。 ギリシャのデフォルト問題も回避に向け協調が取れて来たようですし、当面ドル・円相場は77.50~79.50位で膠着相場になるのでしょうか。 ただ、油断出来ないのがギリシャ以外の南欧諸国の不良債務問題。 何時、浮上しても不思議では無く注意しておくべきでしょう。


追加格下げが続くユーロ諸国。 道のりは遠いが昨夜はユーロ高。

2012-02-15 06:00:00 | 日記
<ユーロの格下げ>
ムーディーズは、イタリアの格付けを ”A2” から ”A3” に引き下げ、見通しは ”ネガティブ” としました。 また、フランス、オーストリア、英国の格付け見通しを ”ネガティブ” に変更しました。 同社はまた、ポルトガルの格付けを ”BA2” から ”BA3” に引き下げ、見通しは ”ネガティブ” とし、スペインの格付けを ”A1” から ”A3” に引き下げ、見通しは ”ネガティブ” とし、スロバキアの格付けを ”A1” から ”A2” に引き下げ、見通しは ”ネガティブ” としています。

<ギリシャ議会の緊縮財政法案の可決>
13日のニューヨーク外国為替市場では、ギリシャ議会の緊縮財政法案可決を受け、ユーロが対ドルで上昇した。 ただ、同国の無秩序なデフォルト(債務不履行)回避までの道のりは厳しいものになるとの懸念から、上値は重い展開となった。 15日にはユーロ圏財務相会合が予定されているが、対ギリシャ第2次支援が決定されたとしても、市場ではある程度織り込まれており、簡単にユーロが買われるという反応にはなりづらいのではないかとの意見が多数のようです。

格下げに続く格下げ、いばらな道のりの連続ですが、昨夜のユーロ・円は103円を突破するなどユーロの財務省会議での支援策可決への期待値からなのか。 そろそろ厚い雲にさしかかっているような動きではないでしょうか。