FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

今週の為替予想レンジ(4月1日~4月6日)

2013-03-31 11:46:36 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円    92.80~95.80
>ユーロ・円  119.00~123.00

<今週のテーマ・指標>(3つ星以上の大きな指標)
1日 日・日銀短観 米・3月ISM製造景況指数
2日 英・3月PMI製造業 EU・2月失業率 独・3月消費者物価指数 
3日 英・3月PMI建設業 EU・3月消費者物価指数 米・ADP全国雇用者数 3月ISM非製造業景況指数
4日 日・日銀金融政策決定会合 英・BOE政策金利発表 EU・欧州中銀金融政策発表 米・新規失業保険申請件数
5日 米・3月雇用統計 3月失業率 2月貿易収支

<今週の予想>
4月4日は大きな目玉である日銀金融政策決定会合が開かれます。 黒田新総裁が掲げている、 ”次元の違う金融緩和” の発表があるのでしょうか。 筆者はどのような ”次元” をテーマにされているのか考えてみましたが、答えが見つかりません。 昨夜、友人が面白い話を聞かせてくれました。 ”次元の違う金融緩和” とはアゴラ誌に九条氏が投稿されていますが、 ”期待に働きかける” と書かれています。 金融緩和によって物価が上昇するルートは依然曖昧なままとの事。

貨幣の量を増やす、物価を上昇させる、何でもやると言うのは全て演技で実はどうでも良いらしく ”口先を最大限に使った景気刺激策” と断定されているようです。

上記の内容が実態だとすれば、日銀の政策を出汁に最大のペテン行為を続けている訳であり、そろそろ実態経済が問われる中、非常に危険な内容だと思って見ています。 

3~4か月前の82円台から96円台まで ”もう出る出る政策” でここまであおった訳であり、何も出無かったら大きな失望が出るようにも思われます。 昨日も投稿させていただきましたが、日足でも怖いゾーンに入ってきており、93.80がキープ出来るかが最大のポイントとなってきました。 もしキープ出来なかったら大きく落ち込む危険性を秘めていることも脳裏に叩き込んでおくべきでしょう。

合わせて、今週は米・3月雇用統計/失業率の発表を控えています。 どのような内容になるかは定かではありません。 3か月連続の好成績なのか? 今週は上半期最大の山場となるでしょう。 

今週は上にも下にも大きく振れる可能性があり、レンジを大きく取ってみました。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

日銀の新しい政策 ”次元の違う金融緩和” は発表されるのか。

2013-03-30 22:17:31 | 日記
日本からのお客様が来社される時は上海に出張しており、時間的に制約がありブログ投稿が出来なくなり読者の皆様に申し訳ないと思っています。

<来週の見通し>
昨日は多くの国がイースター休暇入りしており、市場参加者は非常に少なく小動きで終わりました。 

いよいよ来週(4月4日)は日銀の政策決定会議が開かれます。 黒田日銀総裁の言われる ”次元の違う金融緩和” の発表があるのでしょうか。 また5日には米・雇用統計の発表が控えており、波乱があるのではないでしょうか。

ドル・円相場はジワリジワリとですが下降傾向に向かっており、”次元の違う金融緩和” が思ったほどの内容でなかったら失望売りが出る可能性が高くなってきました。 日足でも危険ゾーンに入ってきており、筆者は93.80が一つのポイントになってくるように思われます。 もし日銀の政策が失望売りを誘導するような内容であれば、大きく値を消すのではないかと危惧しています。 

93.80をキープ出来ず割り込んでしまうと、90円台に向かう可能性があるので要注意です。 日銀の ”次元の違う金融緩和” で失望売りが出ても、米・雇用統計が3か月連続で強い内容であれば、未だ上値を模索する展開になるかと思います。 もし両方とも失望するようであれば玉の整理をした方が良いかも知れません。 来週は上半期の大きな山場だと言わざるを得ません。

今日・明日の注目 欧州リスクオフ vs 米リスクオン。

2013-03-28 07:00:00 | 日記
<今日・明日の注目 欧州リスクオフ vs 米リスクオン>
今日~明日にかけての注目は、欧州リスクオフ vs 米リスクオンの対決でどちらが優勢となるのかがカギを握ると見られます。 その意味で本日営業再開予定のキプロスの銀行での混乱ぶりが気になるところです。 米国では新規失業保険申請件数やシカゴPMIの結果が注目されます。 ただ、明日はほとんどの海外市場がイースターの休場となり、本日の米債券市場は半日の短縮取引きとなります。 NY市場は午後はほぼ休暇ムードとなってしまう可能性が高そうです。

今日の抵抗・指示線について
R1 94.60~65  R2 94.80~85  R3 94.90~95
S1 94.20~25  S2 94.00~05  S3 93.80~85

閑散ムードの時によく仕掛けられる事ですが、突風には注意が必要です。

来週は大きな山場をむかえることになりそうです。 4月4日の日銀政策決定会議で、黒田日銀総裁の言われる、 ”次元の違う金融緩和” とは何を意味しているのか。 思惑でそろそろ動きが有っても良さそうなのですが、現状はユーロの債務問題が蒸し返され影をひそめている感じです。 また来週は米・3月度の雇用統計・失業率の発表の週であり、これにも目が離せません。

どうなっている、キプロス懸念もどこ吹く風、NYダウは終値ベースで史上最高値。

2013-03-27 15:06:25 | 日記
1週間に2~3度の平均で揚子江にかかる蘇通大橋を超えて上海への出張。 昨夜も会議が19時に終わり、南通へ帰って来れたのが23時でした。 よく体が耐えれているものだと自分でも不思議です。 

来週は、いよいよ上場へ向けての最後の資料点検で3日間ホテルで缶詰になります。 3週間に渡り膨大な資料作成であり、やっとゴールが少し見えて来たのかと安堵しているところです。 アメリカの有名大学のMBAでも持っていないと書けないような膨大な資料作成への挑戦でしたが、良い思い出になりました。

<相場の世界は不思議なことだらけ>
昨夜は、キプロス懸念もどこ吹く風であり、NYダウは終値ベースで史上最高値を更新。 市場にはリスク・オンとリスク・オフが同居しているような状態です。 そのうえ四半期末が間近という事で投機筋の動きが弱まるとともに実需絡みのフローがクローズアップされるため、はたから見ると神経質そうな値動きに映ります。 今夜もそうした展開が続きそうな気がします。

今日の東京市場では、仲値公示や外貨建て投信設定に絡むドル買い・円売りが出たとの観測を背景に、94.91円まで値を上げています。 また、”日銀は次回の会合で無制限緩和の前倒しや国債買い入れの一本化を検討” と報じられていましたが反応は限られていました。

今日の抵抗・支持線
R1 94.69  R2 94.78  R3 95.07
S1 93.94  S2 93.85  S3 93.57

筆者の今夜のレンジ 94.20~95.00

キプロス問題の解決策はイタリア・スペインの銀行に不安要因を投げかける結果。

2013-03-26 08:47:07 | 日記
<キプロス問題の解決策はイタリア・スペインの銀行に不安要因を投げかける結果>
昨日のドル・円相場は93.53-94.96円のレンジで推移しました。 ユーロ圏財務相会合がキプロス支援で合意したものの好感ムードは長続きせず、ドル・円の高値は東京市場の9時。 その後NY市場で94円を割り込むと93円台半ばまで値を下げる展開でした。

キプロス問題は規模的にも大きくなく、何らかの解決策で合意されると思って見ていましたが、その解決策が今後イタリア・スペインへ飛び火しかねない内容となってしまい大きく値を消す結果となりました。 今日、再開される銀行業務ですが、国民が心理的不安を抱えているだけに何が起こるのか注視しておく必要がありそうです。

本日は黒田日銀総裁の発言が注目されます。 果たして ”次元の違う金融緩和” への具体的な言及はあるのでしょうか。 ”次元の違う金融緩和” が過去に行われてきた内容の延長で有れば失望売りが起こりそうな雰囲気であり、これはキプロス問題より大きく値を消しそうです。

4月4日の日銀政策決定会合に合わせて ”次元の違う金融緩和” が発表されるのか、またまた前倒しで発表されるのか注視していく必要が有るでしょう。

キプロス大統領とEUが支援策の大枠案で合意。 明日、銀行業務の再開は可能か?

2013-03-25 08:41:44 | 日記
<キプロス大統領とEUが支援策の大枠案で合意>
本日は大きな指標の発表はありません。 東京時間早朝からユーロ圏財務相会合が行われており、市場はその結果を見守っています。 キプロス大統領とEUが支援策の大枠案で合意が伝わりユーロ買いが強まっています。 大口預金課税などの合意が成立した模様です。 ただ、これからキプロス議会に持ち帰って承認を諮る事が必要となるため、ECBからの流動性支援が切れる本日中に承認できるか、市場はもうしばらく気をもむ事になりそうです。

注目は、明日に日銀・黒田新総裁が衆議院での答弁が気になるところです。 今日から4月4日の日銀金融政策決定会合迄は注意が必要です。 方向感を出してくるのか、思ったほどのサプライズ金融政策が出なくて失速するのか天王山となるのではないでしょうか。 いずれにしてもここ数週間で100円に到達することはないでしょう。

今日の抵抗・支持線について
R1 94.80~94.85  R2 95.00~95.05  R3 95.15~95.20
S1 94.15~94.20  S2 94.05~94.10  S3 93.75~93.80

筆者の今日のレンジ予想 94.40~95.20

今週の為替予想レンジ(3月25日~3月30日)

2013-03-24 07:00:00 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円    93.80~96.50
>ユーロ・円  122.00~126.00

<今週のテーマ・指標>(3つ星以上の大きな指標)
25日 特に無し
26日 米・2月耐久財受注 2月新築販売件数 3月リッチモンド連銀製造業指数 3月消費者信頼感指数
27日 EU・3月消費者信頼感指数 米・2月中古住宅販売成約
28日 独・失業者数/失業率 米・3月27日迄の週の新規保険申請数 3月シカゴ購買部協会景気指数
29日 日・2月消費者物価指数 米・ミシガン大消費者信頼感指数

<今週の予想>
一昨日の投稿のようにキプロス議会は22日、銀行再編法案を可決しています。 ”バッドバンク” を設立し、経営難に陥った金融機関の不良資産と優良資産を切り離すことを可能にするもののようです。 当局者によると、同法はまず、国内第2位のキプロス・ポピュラー銀行に適用される公算が大きいとされています。 小額預金者への影響を回避しながら同行の再編を目指すとものとなっています。

キプロス問題で週明けまでに進展が見られるとの期待が広がり、週間では7週間ぶりに値上がりに転じています。 欧州中央銀行(ECB)がキプロス向け緊急流動性支援(ELA)を現在の水準で維持する期限が25日に迫るなか、関係筋によると、ユーロ圏財務相は24日にブリュッセルでキプロス問題について協議する見通しとなった模様です。

不透明感は依然根強いものの、基本的には期限までに何らかの決着がつくのではないでしょうか。

キプロス与党幹部はこの日、銀行預金課税をめぐり、欧州連合(EU)、国際通貨基金(IMF)、ECBの3者で構成されるトロイカとキプロス首脳らが協議していることを明らかにしました。 10万ユーロ超の預金に対し、10%以上の課税を行うことが検討されているようです。

ユーロ加盟の南欧諸国の国々は綱渡り状態が続いていますが、きわどいところで上手く交わす術を心得ているのでしょうか。 いずれにしてもユーロが大きく暴落するような雰囲気では無くなってきたようです。 

キプロス問題が落ち着くようであれば、今度は日本の金融政策にテーマが絞られそうです。 日銀の金融政策決定会合を待たずして、サプライズ政策がうちだされるのかが見ものとなって来たようです。 今週はやはり円安が少し進む程度で大きなトレンドは無さそうです。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

中国の大都会における人間模様。 ”人生いろいろ” とはこの事か。

2013-03-23 12:31:11 | 日記
最近出張続きで疲れきっており休みたいと思っていましたが、山積みになっている仕事を整理するためにサービス出勤。 契約書上では土・日は休みなのですが、今迄一度も土曜日に休みを取ったことが無い状態です。 OTC市場への上場の資料作成・ユーザーのアテンドが重なり体は疲労のピーク。

今日はお休みの方が多いと思われますので肩のこる話では無く、最近発見した不思議な出来事を投稿させていただきます。

筆者の会社は規模拡大を図っている途上であり、毎日いろんなお客様を相手にお話をさせていただいています。 仕事の話をしながらも、雑談で人生模様について語り合う事が多々あります。 

中でも不思議な話ですが、筆者が出会う40~50代の男性で中国に単身で来ている人の70~80%の人に離婚歴があることがわかりました。 会う人会う人皆そんな感じであり、いったいこの上海はどうなっているのか疑いたくなってしまいます。 

中国に出来た女性問題で離婚したケースが多いように思われます。 日本に子供が2人いるとか3人いるとか身の上話を聞かせてくれます。 養育費を送金しながらも、こちらでは中国人女性と暮らしているケース。 こちらにも子供がいるケース、色々ですが皆楽しそうに生活しているのにはビックリです。 また日本では既に離婚しており、することが無くなりふらっと上海に入り込み女性が出来たケースもありました。

日本には親兄弟もいなく、もう上海で老後を過ごすと言われている方も多くいらっしゃいました。 皆さん、年に1~2度は一時帰国しているようで、帰国時に子供達には会っているようです。 他の地域ではこんな事は珍しいことであり、筆者も若干驚いているしだいです。

一つの共通点は、皆優秀な技術者・経営者であり魔の手に誘われたのかと思ってしまいます。 日本人は海外に出ると寂しくなってしまう傾向があり仲間を募るのは有名な話です。 の付き合いをしていると、いろいろ魔の手が忍び寄ってきているようです。

筆者も南通へ引っ越した当初、日本人村の友人からお手伝いさんが必要ではないかと言われました。 元3000、元5000、元7000、元10000コースが有ると言われていました。 筆者には、35~38歳のお嬢さんが釣り合うと言って紹介するとまで言われました。 興味が無いのでコースの内容について聞いた事はありませんが、このパターンで泥沼に嵌まってしまうような雰囲気です。

この中国で、純粋にお付き合いして中国人女性と結婚するケースは全体の何パーセントなのか疑ってしまいます。 上海・南通など大都市にはこのような魔の手が何時もチャンスを伺っているようにも感じられました。 筆者が、中国に女性が出来たと2人の娘に話したら、呆れて縁を切られそうです。 常識では考えられないような事が多発している上海でのお話でした。

今夜の注目度が高いのは、キプロス問題の続報。 

2013-03-22 20:09:06 | 日記
久しぶりに上海・南通を離れて安徽省の片田舎迄出張してきました。 片道500kmの距離ですが、高速道路を走らせ約4時間半でした。 その地域は上海や南通で見る風景とは大きく違い、1990年代の中国そのままの風景でした。 生産基地がどんどん内陸に入ってきており、筆者の仕事もこれから内陸への出張が多くなりそうです。 夜8時には商店街が閉まってしまう地域であり、夜は寂しい限りでした。

<今夜のトピックスから>
今夜もっとも注目度が高いのは、キプロス関連の続報となりそうです。 キプロスの財務相はロシアの金融支援交渉を一旦引き上げており、この後の交渉についてロシアは ”トロイカの行動を待ってから決定する” としており、この件が進むのはもうしばらく先の話になりそうです。 ただ、キプロスは本日、新たな法案を協議し、トロイカ、つまり欧州連合(EU)・欧州中銀(ECB)・国際通貨基金(IMF)に新たな計画を提案する見通しです。 この流れが円滑にいくかどうかが今夜の焦点となってくるでしょう。

各紙のニュース報道を読んでみましたが、26日から銀行が再開するようであり、既に長蛇の列が出来ているようです。 何らかの救済措置が打ち出されなければ、暴動につながるのではないかと不安を覚えてしまいます。 暴動が勃発し死者が出ようものなら、為替市場も大きく売られる様相を呈してきました。 

しかしギリシャ危機においてもそうでしたが、最後には支援の手がさしのべられ回避されたのと同様に今回も同じようなストーリーになるのではないかと単純に思ってしまわれます。 大きく売られ込まれれば、キプロスの状況見ながら底値を拾ってみたら如何でしょうか。

日銀のサプライズ政策も底値を支えると思われ、大きな雪崩現象は無いように思われます。 心理的不安要素程度であれば最安値93.80、暴動につながり怪我人が出るようであると92.80と見ています。 完全に逝ってしまい、ユーロ離脱のような事態に突入するようであれば、過去のユーロ問題が蒸し返され泥沼化に陥る危険性も秘めている事を脳裏にたたき込んでおかなければなりません。

筆者個人的な意見として、93.80位の底値で収まるのではないかと思っており、買いに入るのが正解ではないかと思って静観しています。

日銀黒田新総裁の就任会見の一言に大きな期待と失望が混在する展開か。

2013-03-21 16:37:26 | 日記
<日銀黒田新総裁の就任会見の一言に大きな期待と失望が混在>
本日は主要経済イベントが多い日ですが、中でも黒田日銀総裁など、日銀の正副総裁の就任会見に注目が集まりそうです。 昨日日経新聞が ”質的にも量的にも大胆な金融緩和を進める姿勢を打ち出す方針” と報じたことで、緩和期待がすでに高まっている状態で、黒田新総裁がどこまでその期待にこたえられるかが焦点となります。 期待を上回れば96円台回復の公算ですが、市場が失望すれば全面的に円高が進むものと考えられます。

昨日のドル・円は、日本経済新聞の ”量も質も大胆な金融緩和策” を進める姿勢の報道を受けて円売りが優勢となると、96.13円まで上昇。 本日の東京市場では18時に予定されている日銀新正副総裁の就任会見を見極めたいとのムードから、概ね95.70円-96.10円で高止まりする展開となっています。 市場の関心はこの後の会見にて、緩和強化期待に応える内容となるかに注目です。

会見の中で、臨時会合の示唆など期待を上回るものが発表されれば、欧州勢が円売りで反応して、ドル・円相場を押し上げる展開が予想されます。 昨日高値(96.13円)を突破できれば、今月12日に付けた年初来高値(96.70円)を視野に入れた一段高も見えてきそうです。

ただ、昨日の報道もあり、市場の期待に応えるためのハードルが高まっている点には注意が必要です。 本日の就任会見にて、国債等買い入れ基金の増額や、現行で3年以下となっている国債買い入れ年限の5年程度への延長など、ある程度事前に報道されている内容に留まるようですと、失望感から円買い戻しが優勢となる事も考えられます。

大きく跳ねるようであれば、96.80位で一度売ってみたらどうかと思って見ています。

キプロスショック、今夜は要注意。 預金課税案は否決の可能性大。

2013-03-19 18:07:45 | 日記
今週は日本からのお客様が続いており、上海と南通を行来している状態が続いています。 明日、明後日は安徽省へ出張です。 長距離を走らないとならず疲れそうです。

<キプロスショック、今夜は要注意>
昨日は、いきなりキプロスショックとでも言いましょうか、大きな下窓を開けてしまい一時驚かされました。 最近、ユーロ発の話題が少なく平静を保っているように見えましたが、やはりユーロには目が離せないと言った方が良さそうです。

今夜も注視しておく必要がありそうです。 ユーロ圏から支援を取り付けるための預金課税案について、本日25時に予定されていた議会採決が否決の見通しとなったことで不透明感を強めています。 議会での可決とならなければ、キプロス国内の銀行が破たんする可能性があります。 この件について、キプロス政府は今後も内外での調整を続けて行くことになるでしょう。 つまりニュースのヘッドラインに振らされる相場が続くと考えられ、経済ニュースには要注意です。

また、明日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表とバーナンキFRB議長の会見などが予定されています。 政策変更の可能性は低いですが、景気判断に変化があればドル・円相場でも材料になってくる見通しです。 バーナンキFRB議長の発言内容にも注目が集まるでしょう。

日曜日の週間予想では、<米・FOMCの政策決定会議> vs <日銀のサプライズ政策> と題名させていただきましたが、キプロスが破綻しかけるようには思ってもいませんでした。 ギリシャに続いてキプロスとは、ユーロの課題山積状態は今後も続きそうな雰囲気です。 

今夜、大きく値崩れ雪崩現象が起きる可能性も否定できません。 勇気が要りますが、大きく崩れれば買い込んで行きたいところです。 否決されれば、93円を切るところまで落ちるのではないかと思って見ています。

今週の為替予想レンジ(3月18日~3月23日)

2013-03-17 11:08:59 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円    94.80~97.00
>ユーロ・円  123.80~126.80

<今週のテーマ・指標>(3つ星以上の大きな指標)
18日 特に無し
19日 豪・RBA理事会議事録公表 独・3月ZEW景況感調査 米・2月住宅着工件数
20日 米・FOMC・政策金利発表 経済・金利見通し公表 バ―ナンキFRB議長会見
21日 米・フェラデルフェア連銀製造業景況指数 2月中古住宅販売件数 2月景況先行指標指数
22日 独・3月IFO景気動向指数

<今週の予想>
今週から月末まで目が離せない日が続くのはないかと思われます。 今週の動きは昨日も投稿させていただいた通りだと思ってみています。

来週は米連邦公開市場委員会(FOMC)が19-20日に開催されるが、緩和継続観測が強まったとしてもドル・円の下値は限られる可能性が高いのではないでしょうか。 緩和継続は米株の下支え要因になる上、このところの堅調な米経済指標で米国のファンダメンタルズの改善期待が根強いためです。
 
20日に黒田総裁率いる日銀の新体制が発足することもサポート要因となる公算が大きいと見ています。 日銀への期待に寄りかかった円売りは一服、マーケットはすでに具体的な政策を見極める段階に入っていますが、臨時会合をめぐる思惑もあり、相場をサポートする可能性が高そうです。 思惑は月末にサプライズ的な金融政策が打ち出されるのではないか。 

ただ、サプライズ的な金融政策がマーケットで言われているような付利の引き下げ・撤廃や国債買い入れ年限の長期化、リスク資産の購入、無期限資産購入の前倒しなどであればすでに織り込み済みで、追加的にここから円安に持っていく力はあまりないのではないでしょうか。 逆に失望売りを誘いこむようにも思われます。

月末迄、前倒しの金融政策による思惑で底値が比較的強く、その後は実際の内容を見てからの判断となりそうです。 高値追いが始まり100円を目指すのか、またまた調整相場に突入するのかが見ものです。 日銀の新体制によるサプライズ金融政策の思惑でここまで相場を引き上げた訳ですから、梯子が外れると大怪我をする羽目にもなるかも知れません。

今週のポイント <米・金融緩和継続> vs <日銀のサプライズ前倒し政策> 

今週は日銀のサプライズ前倒し政策発表の前の週にあたり、下値模索があるようであれば強気で買ってみるのもいいのではないでしょうか。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

来週のポイント <米・金融緩和継続> vs <日銀のサプライズ前倒し政策の思惑>。

2013-03-16 18:04:13 | 日記
OTC(中国版ナスダック)上場に必要な書類作りも四苦八苦しながらも何とか最終ステージまで進んできました。 週末には関係者全員が集まり、進行状況のすり合わせ。 上手く審査が通れば6月末には上場出来る可能性が高くなってきたようです。 昨夜も上場審査委員会の有力者と会食、手続きの全体的な雰囲気はつかめ始めました。 知恵熱を出しながら悪戦苦闘していますが、これも外国人では勉強できない内容であり中国経済の原点を知る意味で自己との挑戦を繰り返しています。

OTC上場からA株市場への挑戦はどのように進めるのか。 A株市場への最低必要株数は3500万株、OTC上場の7倍の規模です。 500万株の組織を2年間でどのような手法で7倍の3500万株の組織に作り上げるのか興味津々です。 中国の経営学者の先生方が組織拡大をはかる新たな手法を披露して下さるようですが、その手法とは如何に。 ここ中国では、とんでもない手法が潜んでいるようにも思われます。 

<来週は要注意です>
来週は米連邦公開市場委員会(FOMC)が19-20日に開催されるが、緩和継続観測が強まったとしてもドル・円の下値は限られる可能性が高いのではないでしょうか。 緩和継続は米株の下支え要因になる上、このところの堅調な米経済指標で米国のファンダメンタルズの改善期待が根強いためです。

ドル・円はこのところ、期末に向けたリパトリ(資金の本国還流)もあり上値の重さが目立っているが、下値不安を口にする参加者もほとんどみられず、明確な方向感が出ていません。
 
20日に黒田総裁率いる日銀の新体制が発足することもサポート要因となる公算が大きいと見ています。 日銀への期待に寄りかかった円売りは一服、マーケットはすでに具体的な政策を見極める段階に入っていますが、臨時会合をめぐる思惑もあり、相場をサポートする可能性が高そうです。 思惑は月末にサプライズ的な金融政策が打ち出されるのではないか。 

ただ、サプライズ的な金融政策がマーケットで言われているような付利の引き下げ・撤廃や国債買い入れ年限の長期化、リスク資産の購入、無期限資産購入の前倒しなどであればすでに織り込み済みで、追加的にここから円安に持っていく力はあまりないのではないでしょうか。 逆に失望売りを誘いこむようにも思われます。

月末迄、前倒しの金融政策による思惑で底値が比較的強く、その後は実際の内容を見てからの判断となりそうです。 高値追いが始まり100円を目指すのか、またまた調整相場に突入するのかが見ものです。 日銀の新体制によるサプライズ金融政策の思惑でここまで相場を引き上げた訳ですから、梯子が外れると大怪我をする羽目にもなるかも知れません。

来週のポイント <米・金融緩和継続> vs <日銀のサプライズ前倒し政策> 

来週のドル・円の予想レンジ <94.80─97.50>

今夜はバ―ナンキ議長の会見、どのような話を持ち出されるか要注意。

2013-03-14 10:13:19 | 日記
先週末は夏日が2~3日続いたかと思えば、今週はまた真冬に舞い戻りしてしまい温度差は15度になっています。 今日は少し暖かくなりそうですが、週末はまた冷え込みそうな報道になっています。

日本から来られるユーザーさんから、この円安で価格が成り立たないと悲鳴めいた声が聞かれる毎日です。 筆者の勤務する会社も円建てでやっている関係で、どんどん目減りする現象となっています。 値上げをお願いすると仕事が何処かに飛んでいきそうな雰囲気であり、頭を抱えている状況下となっています。 ここまで酷くなると中国でやっている意味があるのか疑いたくなってしまいそうです。 

<本日のトピックスから>
日銀正副総裁人事については、本日の衆院と明日の参院での承認を経て黒田総裁、岩田・中曾副総裁の就任が決まる運びとなっています。 無いとは思われますが、否決となった場合は円買いが強まる可能性が高く、あくまでも ”念のため” に注目しておきたいと思います。

米国では雇用統計、小売売上高と強い経済指標が続いています。 ただ、その割には金利の上昇も穏やかで、QE3早期解除の思惑はそれほど高まっていない印象です。 ハト派のバーナンキ議長の ”市場との対話力” の効果でしょうか。 黒田新日銀総裁にもそのあたりが期待されるところです。

本日の重要なサポート&レジスタンス。
R1 96.25~30  R2 96.40~45  R3 96.70~75
S1 95.85~90  S2 95.60~65  S3 95.40~45

本日のレンジ 95.50~96.40 の範囲で推移するのではないかと見ています。

今夜の米・個人消費は+0.5%の改善予想。 

2013-03-13 10:52:20 | 日記
<今日のドル・円相場から>
昨日の夕刻、民主党は日銀正副総裁人事で黒田氏と中曽氏への同意、岩田氏については反対方針を示しことを受け、ドル・円は96.40付近から95.70割れまで下落しました。

民主党の岩田副総裁反対については、みんなの党などが賛成に回ると見られ、就任に問題はなさそうです。 明日14日に衆院で正副総裁人事案が採決される事も決まっており、日銀人事については一段落となりそうです。次は ”次元の違う金融緩和” の中身が注目される事になりそうです。

今夜、米国では本日発表の2月小売売上高が注目されます。 米国景気の回復期待が高まっているだけに、雇用の改善とともに個人消費の伸びが期待されるところです。 事前予想は前月比+0.5%と比較的堅調な伸びが見込まれています。

昨日は民主党の岩田副総裁反対の問題が発生し、予想外のレンジとなってしまいました。

今日の指示・抵抗線について
R1 96.64  R2 96.77  R3 97.20
S1 95.58  S2 95.45  S3 95.05

今日のレンジ 95.60~96.60 と見込んでいます。