<今週は、ユーロ圏のCPIに注目、デフレ傾向が強まれば6月の緩和観測が浮上>
12日の午前中東京市場は、ドル・円は米長期金利の動向に連れた動きに終始する一方、ユーロ・ドル、ユーロ・円は共に足元では下げ止まりを見せ始めています。 今週はドイツ、フランスはじめユーロ圏CPIの発表が控えており、デフレ傾向が強まる様であれば、6月緩和観測からユーロの一段安を警戒しておく必要があるでしょう。
一方、週末11日にウクライナ東部2州(ドネツク州・ルガンスク州)で親露派がプーチン露大統領による投票延期の勧告を拒否、事実上の独立を問う住民投票を実施。 ウクライナ情勢に対してリスク慣れした部分が否めず、同国の内部情勢は日増しに悪化しており、親露派が反対している同国大統領選の実施(25日)まで突発的なヘッドラインに注意が要されます。
9日海外市場ではドラギECB総裁の6月のQE(量的緩和)示唆により前日の流れを受けてユーロ・ドル、ユーロ・円共に下値を探る展開となりました。 米長期金利の下げ止まり反発がドルをサポート、ユーロ・ドルは一時14年4月8日以来の1.3745の安値を示現しました。 格付け機関ムーディーズのポルトガル格付けの ”Bba2” への引き上げ発表の影響は軽微だったようです。
本日のドル・円相場の予想推移 101.40~102.20 ユーロ・円相場 139.80~140.80
12日の午前中東京市場は、ドル・円は米長期金利の動向に連れた動きに終始する一方、ユーロ・ドル、ユーロ・円は共に足元では下げ止まりを見せ始めています。 今週はドイツ、フランスはじめユーロ圏CPIの発表が控えており、デフレ傾向が強まる様であれば、6月緩和観測からユーロの一段安を警戒しておく必要があるでしょう。
一方、週末11日にウクライナ東部2州(ドネツク州・ルガンスク州)で親露派がプーチン露大統領による投票延期の勧告を拒否、事実上の独立を問う住民投票を実施。 ウクライナ情勢に対してリスク慣れした部分が否めず、同国の内部情勢は日増しに悪化しており、親露派が反対している同国大統領選の実施(25日)まで突発的なヘッドラインに注意が要されます。
9日海外市場ではドラギECB総裁の6月のQE(量的緩和)示唆により前日の流れを受けてユーロ・ドル、ユーロ・円共に下値を探る展開となりました。 米長期金利の下げ止まり反発がドルをサポート、ユーロ・ドルは一時14年4月8日以来の1.3745の安値を示現しました。 格付け機関ムーディーズのポルトガル格付けの ”Bba2” への引き上げ発表の影響は軽微だったようです。
本日のドル・円相場の予想推移 101.40~102.20 ユーロ・円相場 139.80~140.80