FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

今夜の米連邦公開市場委員会(FOMC)に注視。

2014-01-29 21:19:12 | 日記
春節休暇を利用しての日本での営業活動も順調に進んでいます。 今日から名古屋経由で東京に入り、いよいよ明日から本格的なユーザー訪問が始まります。 消費税を目前にした環境下で非常に厳しい状況が続いています。 全体的に前向きな話が少なく、景気が低迷している状況が印象的でした。 とは言っても上海OTC市場に上場したこともあり、円安も環境下でもASEANへの進出も考えないとならず課題は山積みです。

<今夜の米連邦公開市場委員会(FOMC)に注視>
東京市場のドル・円相場は朝に103.40円台まで上昇するも、それ以上の上伸力は発揮できず、その後は103.10円前後から103.30円台でのもみ合いとなりました。

市場の注目は今夜の米連邦公開市場委員会(FOMC)に集まっています。

市場の中心予想は ”量的緩和(QE)の100億ドル減額” ですが、それより少額に留まるとの見方、フォワードガイダンスを強化するとの見方、景気判断を上方修正するとの見方等、様々な思惑が交錯しており、発表直後のドル相場は乱高下する可能性がありそうです。

本日のドル・円相場の予想推移 <101.80~103.40>

今、豪ドル・カナダドルの押し目は買いのチャンスではないか。

2014-01-27 21:12:34 | 日記
昨日、早朝の飛行機で帰国しました。 飛行機に乗ると同時に激しい腹痛に襲われ、死にそうな思いをしながらやっとのおもいで日本へたどり着けました。 離陸するなり何度もトイレに通う有り様、また吐き気ももよおし最悪の1日でした。 日本に帰ってから知りましたが、ノロウイルスが流行しているようで、皆からノロウイルスに感染したのかと聞かれました。

<ドル・円相場、3月までの予想レンジは101円―105.50円>
新興国の不安を背景にドル・円の下げ基調が鮮明となっていますが、海外勢が本格的にドル売り・円買い攻勢をかけているわけではなさそうです。

堅調な米経済や日本の貿易赤字、日銀の追加緩和期待などを背景に円売り意欲は健在だと思われますが、ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)、1月米雇用統計といったイベントが待ち受けており、しばらくは市場参加者の疑心暗鬼を背景に、不安定な展開が続くものと思われます。

国内機関投資家の関係者は、海外勢は株高高・円安シナリオを変えておらず、株買い・円売り意欲を持っていると指摘されています。 海外の短期筋は、株も下値では買いたいし、ドル・円も下がったところは買いたいようで、中長期スタンスの海外勢も今のところ変化はないようです。 何かベースの認識を大きく変えるようなものが出てきているわけではありません。

ファンダメンタルズに関して前週末に大きく判断を変える材料がなかった以上、米国を中心とした先進国景気の拡大、ドル高相場という見方は変える必要はないのではないでしょうか。

先週の金曜日~今朝にかけて積極的に豪ドル・カナダドルを買い始めました。 米ドルは調整局面に入っていますが、カナダドルは3週間の間に7円以上も下落しており、ドルの反転と同時にそろそろ動き始めるのではないかと思って購入(豪ドル 88.50円買い/カナダドル 92.00円買い)しました。 そして今日の夕刻には南アフリカランドを9.12円で買ってみました。 

これから豪ドル・カナダドルの押し目はどんどん買って行こうと思って見ています。

今週の為替予想レンジ(1月27日~2月1日)

2014-01-26 19:20:53 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円    100.80~103.50 
>ユーロ・円   137.80~141.80

<今週のテーマ・指標>3つ星以上
27日 独・1月IFO景況指数 米・12月新築住宅販売件数
28日 英・第4四半期GDP 米・12月耐久財受注
29日 米・FOMC政策金利発表
30日 独・1月失業率 1月消費者物価指数 米・週次新規失業保険申請件数  第4四半期GDP・速報値
31日 日・12月全国消費者物価指数 ユーロ圏・1月消費者物価指数  12月失業率 米・1月シカゴ購買部協会景気指数

<今週の予想>
24日終盤のNY外為市場では、金融市場全体が大きく揺らぐなか新興市場国からドルや円、スイスフランなどの安全資産に資金を移す動きが強まり、円は対ドルで一時101円台をつけていました。 円は対ドルで7週間ぶりの高値をつけ、米市場では株価が急落し国債が買われています。

世界の投資家は引き続き強いリスク回避姿勢を保っているようであり、アルゼンチンペソの急落などをきっかけに新興市場国相場が今週大幅安となったことで、米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和縮小で(新興国から)資金が流出するという懸念が再燃したようです。

ドル・円は一時101.98円まで下落し7週間ぶりの安値をつけ、終盤は約1%安の102.24円となりました。

豪ドルは対ドルで下落し、3年半ぶりの安値となる0.8658ドルをつける場面が見られました。 オーストラリア準備銀行のリドアウト理事が豪ドルの下落は十分でなく、0.80米ドルが豪経済に ”適正” な水準と発言したと伝わったことが材料視されたようです。

今週は、米・FOMC政策金利発表が行われますが、注目してみたいと思います。 1月からテーパリングが始まったわけですが、今後は指標を睨みながらの展開となることは間違いありませんが、ポイントはやはり何時収束されるのかスピードが重要視されそうです。 個人的には大きく調整して欲しいところです。 

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

ドル・円は完全に調整局面に突入か。

2014-01-24 15:30:33 | 日記
今日で1年間の仕事が終わりました。 いろいろ多難の1年でしたが、春節を明けて迎える1年は想像を絶する1年が予想され身の引き締まる思いです。 明後日は久しぶりに日本へ帰りますが、何か大きな変化が有ったか見るのが楽しみです。

<ドル・円は完全に調整局面に突入か>
ドル・円の調整は始まっており、100円を目指す展開になりつつあるのでしょうか。 筆者の本業に取っては恵みの雨とでも言いましょうか、一安心と言ったところでしょうか。 1月中旬から調整局面を向かえると思っていましたが、やっとその日が来てくれたのでしょうか。

前日の海外市場は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)でのさらなるテーパリングを意識したプライシングになり、外為市場ではユーロ高、新興国通貨安となる一方、株安・金利低下となっています。

FOMCで資産購入額のさらなる縮小が見込まれるなかで、金利高が保てるというよりはリスクオフになって最終的には金利上昇がもたない状況となっています。 今は、テーパリングイコール円安ではない。 アルゼンチンの国際収支危機が騒がれていますが、テーパリングによって流動性が枯渇してしまうので危機感につながっています。

本日のドル・円相場の予想推移 <102.90~103.80>

米・債務上限引き上げについて、やっと議論が始まりそうな状況になる。

2014-01-23 15:45:14 | 日記
春節休暇まで秒読み状態に入ってきました。 工場は27日迄仕事が続きますが、筆者にとっては、後1日上海の本部で1年の報告会を行えば待望の一時帰国となります。 今日、持ち場の無錫の工場の管理者には年末の挨拶を終わらせ、大晦日~春節の時に食べる冷凍食品をたくさんいただいたところです。

<やっと債務上限引き上げについて議論が始まりそうな状況になる>
ルー米財務長官は22日、議会が2月末までに債務上限の引き上げか凍結に動かなければ、その時点で政府の借り入れ能力は尽きるとの見通しを明らかにしました。 2月末は、同長官が以前公表した控えめな方の予想期限に一致することになります。

財務省の最新の予想期限を記した議会宛ての書簡で、 ”この見通しはもともと変わりやすいものではあるが、緊急措置を長期間維持するような合理的筋書きは見込めない’ と述べておられます。

筆者が11月当時から債務条件の引き上げか凍結さすかの問題を提起してまいりましたが、やっと少し騒がれ始めたようです。

議会は昨年10月、政府の債務上限を2014年2月7日まで凍結することを承認しました。 債務上限凍結が失効した後も、財務省は緊急措置を用いて資金の借り入れを継続することができます。 長官は12月、議会に対しこうした措置は2月末~3月初めに全て使い果たすと伝えています。 長官の22日付書簡によると、新たな資料で、政府の選択肢が2月末に尽きる可能性が高いことが明らかになったようです。

長官は議会に対し、できるだけ早く、 ”そして必ず2月末よりも前に” 債務上限について行動を起こすよう求めたようです。

政府にはこれまでほど柔軟性がないと述べ、その理由として、2月には多額の税還付があるため、不透明感が高まるほか、借り入れ能力を長く維持させるために使える手元現金も減るからだと説明されています。 債務上限をめぐる与野党間の攻防が展開されたのは直近で11年後半と13年後半だが、当時の財務省は現金を備蓄したり決定を延期したりする力がもっと強かった。

議会では債務上限への対応をめぐる議論が休止していたが、長官の書簡をきっかけに息を吹き返す可能性がありそうです。 民主、共和両党は、正確な妥結期限がいつなのか当惑を見せています。 両党はこの数年、債務上限の延長や凍結にあたって期限ぎりぎりまで交渉を続けることが再三あり、特に税制や歳出政策などをめぐり広く議論が巻き起こっている中では、これは依然として政治的に不評な策だからです。

議会が2月末までに債務上限の引き上げか凍結に動かない場合に状況がどうなるかは定かではありません。 おそらく、財務省の手元にある現金を使うことで、一定の期間は政府の債務返済が滞ることはないでしょうが、しかし、この資金は長くは持たず、数日か数週間で尽きるとみられ、そうなればホワイトハウスは、一部の支払いを延期したり優先したりするなど、もっと思い切った手段を講じるかどうか決定せざるを得なくなるのではないでしょうか。

米政府の債務残高は1月17日時点で17兆2250億ドル(約1803兆円)。 政府は財政赤字を抱え、歳出が歳入を上回っているため、債務水準は上昇し続けています。

債務超過の問題が大きくクローズアップされ、不安心理からドルが一時的にでも大きく値を下げてくれないかと思うしだいです。

本日のドル・円相場の予想推移 <104.00~104.85>

日銀の発表は現状維持、一部思惑筋の予想は外れる結果となる。

2014-01-22 15:48:12 | 日記
<日銀の発表は現状維持、一部思惑筋の予想は外れる結果となる>
日銀の政策発表は現状維持となり、前日からの一部思惑筋の予想は外れた結果となりました。 もともと、今回変更する理由が見当たらず、為替・株式ともに大きな変動はありませんでした。

その中で株先売り・円買いを仕掛け、一巡すると株買い・円売りに転じました。 結局、為替・株ともに下値、上値ともに限定的となり、次の展開が読みにくい状態になりました。 とりあえずは来週30日の米・FOMCの結果発表を見てからとと言うことになるのでしょうか。

今回、日銀は日銀展望レポート中間評価で2014年成長見通しを下方修正、14年物価見通しは据え置いています。 物価見通しは事前に上方修正との見方もありました。 日銀としては上方修正で、自分が思ったように物価高が進んでいることを内外に示したかったのかもしれませんが、そうなると追加緩和期待の後退にもつながりかねずそれも困ることになったでしょう。

追加緩和に依存せざるを得ない事情もあります。 また、追加緩和を急ぐと物価上昇シナリオがうまく進んでいないことを示しかねず、いずれにしても難しい局面にあり、円安へのインパクトが弱くなる可能性も指摘されています。

本日のドル・円相場の予想推移 <103.90~104.80>

今日はリスクオフムードが後退、ドル・円はショートカバーにけん引され上昇。

2014-01-21 17:56:41 | 日記
今日から3日間、筆者の持ち場の工場管理の為、無錫地区に出張して来ています。 虹橋の高速鉄道駅・高速バス乗り場付近は大きな荷物を持って故郷に向かう人が多くなりました。 本格的な民族大移動が始まったようです。 間もなく大和民族の大移動も始まるところです。

筆者の持ち場の工場もオーダーは増える一方、従業員はどんどん少なくなってきました。 やってもやっても終わりが見えない日々が続いています。 毎晩、11時迄仕事が延々と続き、従業員の疲労も最高値にさしかかっています。 もうすぐ春節休みになるから、歯を食いしばって頑張って欲しいと励ますのが精一杯。 早く持ち場を離れ、日本に帰れる日を指を折って数えるようになりました。

<今日の東京市場はリスクオフムードが後退、ドル・円はショートカバーにけん引され上昇>
東京外為市場午後3時のドル・円は、ドル高・円安の104円半ば。 中国の短期金利低下などを手掛かりに日経平均株価やアジア株が全般に上昇すると、リスクオフムードが後退し、ドル・円、クロス・円ともショートカバーにけん引されて上昇しています。

ドル・円は午後、戻り歩調となり、朝方の安値104.15円から午後1時半ごろには104.69円まで上昇し、前週末からの下落分をほぼ取り戻しました。

ドル・円は10日の米雇用統計を嫌気して急落して以降、値を戻してはいるものの、105円を回復できていない状態が続いています。 市場では105円に迫るにつれて売り圧力が強まるとみられています。

仮に105円台に上昇しても、テクニカル上の重要ポイントとなる105.50円を回復するのは容易ではないでしょう。 ドル・円の上昇基調が途切れたとは思っていませんが、ここから105.50円までの1円は遠いように思われ、当面は104~105円をコアレンジに推移するように思われます。

本日のドル・円相場の予想推移 <104.15~104.90>

今週の為替予想レンジ(1月20日~1月25日)

2014-01-19 19:29:27 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円    103.50~105.50 
>ユーロ・円   140.50~143.80

<今週のテーマ・指標>3つ星以上
20日 特に無し
21日 独・1月ZEW景況感調査
22日 日・日銀金融政策決定会合 英・12月失業保険申請件数 12月失業率 BOE議事録
23日 米・週次新規失業保険申請件数 12月中古住宅販売件数
24日 特に無し

<今週の予想>
今週はこれと言う大きな指標はありません。 注意が必要なものとして、日銀の金融政策決定会合でしょうか。 

日銀は21~22日に開く金融政策決定会合で、昨年4月に導入した資金供給量(マネタリーベース)を2倍に引き上げる異次元緩和を継続する見通しとなるかが注目されるところです。 日銀の追加緩和が無く、海外勢の一部失望感から円買いを仕掛けてきたら、国内勢にとってはドルの絶好の買い場になるかも知れません。

昨日、大手商社の方と一緒に同行する機会がございました。 大手商社の経済研究所では、今年のドル・円の最高値予想は115~120円を見越しているようであり、円安に向け対策を講じているとの話でした。 いよいよ115円辺りを視野に入れおいた方が良さそうな雰囲気でしょうか。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

来週のドル・円相場の見通し <103.50~105.50>

2014-01-17 20:31:57 | 日記
2日間、青島へ出張していてグログ投稿が出来ませんでした。 各関係先から新年会のお誘いが続き、お酒をいただく機会が増えてきました。 春節休暇迄残すところ1週間となり、慌ただしくバタバタと走り回っている状況です。 明日も日帰りですが、張家港・無錫の集団公司との商談が控えています。 明日の結果しだいでは、東南アジアへの進出が具体化される可能性もありそうです。

<来週のドル・円相場の見通し>
来週のドル・円は、明確な方向感が出にくにのではないでしょうか。 弱い米雇用統計で昨年末のリスクオンが途切れ、各国の主要株価指数の上昇基調が復活しきれない状況では円売りも限られているでしょう。 日本では注目イベントが相次ぐが、大きく動意づくとの予想は少なそうです。 ただ、ドル・円が下落する局面では実需の買いが入るとみられ、下値リスクは低いのではないでしょうか。

ドル・円は昨年末にかけて急ピッチの上昇となったが、1月10日発表の米雇用統計が市場予想より弱かったことで急落し、その後、米小売売上高が市場予想より強く、株高基調が復活したことでドル・円はすぐに持ち直しましたが、米雇用情勢への警戒はぬぐい切れていないと言ったところでしょうか。

来週もリスクオンムード復活は期待薄で、ドル・円の方向感は出にくいとみられています。

来週は米国の重要イベントがなく、28日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちとなる。 FOMCをめぐっては、弱い米雇用統計後も資産購入の規模縮小ペースに変化が出るとの見方が高まらず、ポジションを傾けにくくする一因となっています。

来週、日銀は21─22日に開く金融政策決定会合で、昨年4月に導入した資金供給量(マネタリーベース)を2倍に引き上げる異次元緩和を継続する見通しであり、2015年度までの経済・物価見通しは13年10月末時点から大きく変えず、15年度までに2%の物価安定目標を達成する従来シナリオを維持すると見られているようです。

日銀の追加緩和がなく、海外勢の一部が失望感から円買いを仕掛けてきたら、国内勢にとってはドルの絶好の買い場になるかもしれません。 ドル・円は今週始めに102円後半に下落しましたが、下値では輸入企業の買いの大口が入ったようです。

来週のドル・円相場の予想推移 <103.50~105.50>

株式市場とアメリカの指標に一喜一憂と言ったところでしょうか。

2014-01-15 15:39:22 | 日記
春節休暇迄残すところ8日の出勤日となりました。 26日には帰国しますが、いよいよ秒読み状態に入り指を1本1本折り始める日が始まりました。 2月11日迄の春節休暇であり、今回はゆっくり過ごせそうです。 リズムが完全に中国リズムになってしまいました。

<アメリカの指標に一喜一憂と言ったところでしょうか>
15日の東京市場で日本株とドル・円が自律反発しています。 12月の米小売売上高で示された年末商戦の堅調さによって、弱かった12月米雇用統計で後退した景況感が幾分回復したためのようです。 しかし先行きの不透明感は依然として色濃く残り上値は重そうな感じがします。 足元の堅調な経済と、先行きの不安の狭間で右往左往する日が始まったのでしょうか。

外為市場では、ドル・円が自律反発し、104円台前半まで値を戻しています。 100円水準が維持されれば、内外需の拡大を背景に国内企業の増益基調は維持出来るとの期待感が出ているようです。 年末年始で何かファンダメンタルズの状況が大きく変わったわけでは無く、12月米雇用統計の下振れも悪天候に起因しているのか、ポジション調整が一巡すれば、再び株高・円安トレンドが再開する雰囲気となって来ました。

年初からの調整は、昨年までのリスクオン・ポジションの巻き戻しが出ている為ですが、上値が重くなっているのは先行きへの不安が強いことも一因とみられています。 過去のデータである経済指標は堅調でも、将来的に景気は後退するのではないかとの懸念があるのでしょうか。

ファンダメンタルズの大きな変化は無いとしても、上値は確かに重くなっているのは事実であり、また2月には債務超過引き上げ法案の問題が浮上されるのではないかと思っています。 個人的には円安に歯止めがかかり、1~2ヶ月は調整局面を向かえて欲しいところです。

本日のドル・円相場の予想推移 <103.80~104.60>

本日のドル・円相場の予想推移 <102.80~103.60>

2014-01-14 13:44:23 | 日記
<14日前場の日経平均は大幅反落>
前場の東京株式市場で日経平均は大幅反落、下げ幅は一時400円を超え、取引時間中としては12月18日以来、約1カ月ぶりに節目の1万5500円を下回わりました。 前日の米国株安や急速な円高が嫌気され、幅広い銘柄に売りが先行したようです。

10日発表の12月米雇用統計が予想外に弱い内容となり、米景気回復期待が後退。 リスクオンのポジションを手じまう動きが下げ幅を拡大させ、先物安が裁定解消売りを誘っていました。

節目の1万5500円を割れた水準では好業績株を中心に押し目買いが入り、前引けにかけて下げ幅が縮小しましたが、市場ではポジション調整は今週いっぱい続く可能性もありますが、下落は一時的と見る向きも多いように思われます。

<ドル・円相場、103円台を固守出来るか>
正午のドル・円は、NY市場午後5時時点に比べ、ドル高・円安の103円半ば。 東京市場の休日明けとなるこの日は、朝方から実需勢のドル手当て買いが流入したほか、短期筋による損失確定の買戻しや新規のドル買いが散見され、ドルの反発をリードしました。

ドルは朝方の安値103円ちょうどから仲値公示を挟んで上昇し、一時103.48円をつけました。 仲値公示ではドル不足気味だったとされ、実需筋によるドル買いがみられました。 また短期プレーヤーによる損失確定のドル買戻しや新規のドル買いも散見されています。

また財務省によると、11月の本邦経常収支は5928億円の赤字となり、相場に直接的な影響は見られませんでしたが、円売り安心感を誘っているようです。

本日のドル・円相場の予想推移 <102.80~103.60>

今週の為替予想レンジ(1月13日~1月18日)

2014-01-12 08:08:32 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円    103.20~104.80 
>ユーロ・円   141.00~143.50

<今週のテーマ・指標>3つ星以上
13日 特に無し
14日 ユーロ圏・11月鉱工業生産・季調済 米・12月小売売上高
15日 米・1月ニューヨーク連銀製造業景気指数 12月生産者物価指数 米地区連銀経済報告
16日 ユーロ圏・ECB月例報告 米・12月消費者物価指数 週次新規失業保険申請件数 1月フィラデルフィア連銀景況指数
17日 米・12月住宅着工件数 12月鉱工業生産 1月ミシガン大消費者信頼感指数

<今週の予想>
非農業部門雇用者数は7万4000人増、約3年ぶりの低い伸び、考えられる原因について :
>失業率は6.7%に改善、労働参加率の低下を反映
> 天候が雇用の伸び鈍化の背景との見方
>時間当たり賃金は増加、平均週間労働時間は減少
>12月雇用統計、最近の堅調な経済指標と対照的な内容

雇用の伸びの鈍化は、最近発表された他の底堅い雇用関連指標とは対照的な結果となりました。 エコノミストの間では、非農業部門雇用者数予想を引き上げる動きも出ていたほどでした。  為替の世界とはこんなものだと言わざるを得ない結果、世界中の意識が強気一辺倒になると大きな穴が待っている、まさにその言葉通りとなりました。

今回の弱い数値は意外なだけではなく当惑するものとなり、FRBが緩和縮小のペースを遅らせる可能性も出るのではないでしょうか。 今月からテーパリングを始めたばかりであり、このところ好指標が続きテーパリングの前倒しまでささやかれていただけに大きく出鼻をくじかれた結果となりました。

今週は、上に向いての大きなトレンドを作る事は先ず無いでしょう。 レンジ相場に入るか、若しくは緩やかな下降トレンドを形成するかも知れません。 オプションバリアーの105.50を超える事が出来なかったこともあり、目先の最高値は105.50円が答えとなってきたようです。 今週は、雇用統計の心理的不安要因、米債務上限引上げ法案の行方も気になり始める頃であり、筆者は前から投稿させていただいていますように下値模索が始まるのではないかと見ていますが如何でしょうか。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

米・12月の雇用統計、期待外れの結果となり、失望のドル売り圧力が強まる。

2014-01-11 19:39:06 | 日記
<米・12月の雇用統計、期待外れの結果となり、失望のドル売り圧力が強まる>
10日の米国債市場は急伸し、1日の上昇幅としては昨年9月以来の大きさを記録しました。 2013年12月の米雇用統計が期待外れとなり、米連邦準備制度理事会(FRB)が向こう数カ月で量的緩和縮小のペースを加速させるとの懸念が後退しています。

12月の非農業部門就労者数は前月比7万4000人増となり、伸びは過去3年間で最も小幅にとどまった上、エコノミスト予想の20万人を大きく下回りました。 今週に入って発表された一部の米雇用関連指標では、雇用拡大の勢いが増していることが示されていたため、極めて対照的な内容となってしまいました。

昨日の雇用統計の内容では、当面FRBは(緩和縮小の)ペースを加速することはないだろうと思われ、FRBの想定通りテーパリングの終結は大きな経済後退が無い限り、早くとも2015年の夏頃になると思われます。

昨夜は、雇用統計の発表直後、取引は極めて活発となっていました。 一部のアナリストによると、売買高は4000億ドルを超え、昨年6月以来の高水準に達したとの情報も入ってきました。 雇用統計が力強い内容を示すと予想し、利回り上昇を見込んでいた投資家とトレーダーによる買い戻しが入ったことが背景にあります。

昨夜は会議が長引き、雇用統計発表直後は見れませんでしたが、帰宅してみると大きく値を消しているのに驚きました。 ただ、昨夜の雇用統計の内容が期待外れになったことは、筆者の本業に取っては恵みの雨のような内容であり、4~5ヶ月は延命出来そうな雰囲気となって来ました。

失業率は大きく改善傾向にあり、もし雇用統計の内容がエコノミストの予想通り20万人になったと過程すれば、105.50のオプションバリアーをも呑み込み、106~107円台も覚悟しなければならないところでした。 

筆者の予想 年末~年始は高値で推移し、1月中旬から調整局面を向かえると何度も投稿させていただきました通りの方向に向かいつつあるように思われます。

FOMCの議事録、テーパリングは着実に縮小の姿勢。

2014-01-09 19:31:32 | 日記
<FOMCの議事録、テーパリングは着実に縮小の姿勢>
8日終盤のNY外為市場では、ドルがユーロと円に対して上昇しました。 米連邦準備理事会(FRB)が公表した12月17~18日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、債券買い入れ(量的緩和)規模を着実に縮小していく姿勢が示されたことが背景にあります。

今後米経済の成長が加速し、量的緩和縮小が進んでいくとの見方からドルが買われ、終盤のドル・円は0.3%高の104.85円、となっています。

FOMC議事録で量的緩和が徐々に、かつ着実に縮小していくとの見通しが大きく変わらなかったという事実が、引き続きドルにとってプラスに作用しているようであり、実際のところは、経済指標の基調が改善するにつれて、FRBが緩和縮小ペースをより積極化するリスクが存在すると思われます。

また金利先物市場は現在、2015年4月のFOMCで利上げが開始される確率を約60%とする見方を織り込んだ水準にあり、FRBが緩和縮小を決めた3週間前の段階では、金利先物は利上げ開始時期を2015年7月以降と見込んでいました。

このところの経済指標はドル高を煽るような傾向の内容が多く、筆者の僅かな希望も失せかけて来たこの実情を認識せざるを得ないのでしょうか。 虚業の為替の成果は先ず先ずながら、本業の貿易の仕事は青息吐息の状態に瀕してしまい、お先真っ黒と言ったところでしょうか。 願わくば、95円位で安定的に推移して欲しいところです。

明日の雇用統計は予想値もかなり高いようであり、一気に106円台に向かってアクセルを踏むのでしょうか。 明日の夜は、冷や汗ものの一夜になりそうです。

本日のドル・円相場の予想推移 <104.70~105.20> 

11月度の米貿易赤字は4年ぶりの低水準となり、一気にドル買い機運が高まる。

2014-01-08 10:35:39 | 日記
上海地区は久しぶりに2日間小雨が降り続いています。 恵みの雨とでも言いましょうか、乾燥肌の筆者にとっては助かります。 明日からは急激に温度が下がるようで、また風邪がぶり返しそうです。 春節迄残りわずかとなってきましたが、来週は春節前の最後の大きな商談が3件も控えており、早く風邪を治し体調を整えておかなければなりません。 

<11月度の米貿易赤字は4年ぶりの低水準となり、一気にドル買い機運が高まる>
7日終盤のNY外為市場では、ドルが上昇して主要6通貨に対するドル指数が約1カ月ぶりの高値を付けました。 11月の米貿易赤字が約4年ぶりの低水準となり、エコノミストが昨年第4・四半期の米国内総生産(GDP)成長率の予想値を上方修正する見通しとなったことが手掛かりだったようです。

今回の貿易収支によって、投資家は6日に発表された失望を誘う非製造業の統計を無視しやすくなり、今年の成長率が速まるとの期待が強まったとの判断が強まったようです。

今朝の東京市場でもドル・円は104.93円まで上昇、米テーパリング早期終了との見方も出ているようであり、104.80円付近の売りオーダーをこなし上昇しています。

今日の東京市場では、全般にドル買いの強気の見方が多く、前日に引き続いて輸入企業の買いも入っているようです。 

本日のドル・円相場の予想推移 <104.50~105.40>