FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

今週の為替予想レンジ(7月1日~7月6日)

2013-06-30 08:00:00 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円     97.40~100.70 
>ユーロ・円   126.80~131.20

<今週のテーマ・指標>(3つ星以上の大きな指標)
1日 日・日銀短観  ユーロ・6月消費者物価指数・速報 失業率 米・6月ISM製造業景況指数
2日 豪・RBAキャッシュターゲット 英・6月PMI建設業
3日 ユーロ・5月小売売上高 米・6月ADP全国雇用者数 5月貿易収支 6/29迄の週の新規失業保険申請件数 6月ISM非製造業景況指数
4日 英・BOE政策金利発表 ユーロ・欧州中銀金融政策発表
5日 米・6月非農業部門雇用者数 失業率

<今週の予想>
今週は消化すべき指標が数多くある。 最大の焦点は、独立記念日の祝日明けとなる5日に発表される6月の雇用統計になります。 独立記念日の4日、米金融市場は休場となります。

雇用統計は、経済情勢の手掛かりを得るためだけではなく、米連邦準備制度理事会(FRB)の今後の政策判断を示唆する意味でも注目されています。 雇用の伸びが強まれば、FRBの債券買い入れ策解消に向けた議論がさらに近づく事になるでしょう。

市場予想として、6月の雇用統計が ”一段と強い” 内容となるとはみられておらず、予想通りならば緩和解消をめぐる懸念が緩む可能性がありそうです。 予想では、6月の非農業部門就業者数が15万5000人増で、5月に記録した17万5000人増を下回る。 失業率は7.5%と、5月の7.6%から低下する見込みのようです。

今週は6月の企業の業況も明らかになります。 1日にサプライ管理協会(ISM)が発表する6月の製造業景況指数は50.0と、5月の49.0から上昇が予想されています。 50は業況判断の分かれ目で、これを上回る数値は業況の拡大を、下回れば縮小を示す。 3日のにISMが発表する非製造業景況指数の中心予想は54.0。 5月は53.7となっています。

7月早々の相場予想▷▷▷ISMの製造景気指数で若干のドル高、その後雇用統計の弱い内容で調整されるのではないでしょうか。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

日本の株高・円安の再開は外部環境の好転であり、日本の主体性では無い。

2013-06-29 09:46:32 | 日記
この1週間の為替の動向を見てみますと、日本の株高・円安の再開は外部環境の好転が要因で主体性は乏しいように思われます。 短期的な中国金融市場の落ち着きや、米連邦準備理事会(FRB)幹部の発言による金融緩和の縮小観測後退で、戻りを試す動きとなっています。 ただ、中国の金融改革の行方や米金利上昇の影響は依然として読み切れず、様子見の長期投資家も多いのではないでしょうか。 アベノミクスが再び注目されるには、企業が賃金を持続的に上昇させる自信が持てるような成長戦略を打ち出すことが欠かせないと思われます。

28日の東京市場で一時、ドル・円 が99円に上昇、日経平均 も500円高となった主要因は、国内材料よりも中国や米国など外部環境が好転したからです。 中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁が28日、妥当な融資方針を維持するよう金融機関に指導する方針を示し、上海短期金利は前週の急上昇前の水準まで低下、上海総合指数 も反発しました。 また、ニューヨーク連銀のダドリー総裁などから、市場の早期緩和縮小観測をけん制する発言が出たことで、米ダウ は19日以来となる1万5000ドルを回復しました。

アベノミクスの成果を市場にアピールするにはデフレ脱却が効果的です。 しかし、目標である2年で2%を達成するのは容易ではないでしょう。 

筆者は、何度も投稿させていただいていますが、年末108円説を掲げています。 この意図することは、日本はデフレ脱却が思うように進まず、已然として金利上昇が無いまま停滞。 一方、アメリカな僅かながらも数値的には景気低迷から脱却出来始めており、金利も調整の域に達するような状態になれば、両国間の金利のバランスから勝手に円が売られやすくなる環境が整うと判断しているからです。 

当然、アメリカの景気立直りに水をさすようなような事態が突入すれば、年末108円構想は無くなります。 現在、若干の円安に振れていますが、全て他力本願と言ったところでしょう。

来週は、6月米・雇用統計の発表の週となります。 僅かながらでも改善され、再度100円の大台乗せが見られるのか、もしくは思った内容では無く再調整されるのかです。 現在の為替市場は、日本の主体性は乏しくアメリカの景気と中国の金融政策に振り回されている状況と言っても過言ではありません。

中国の金融不安、7月に目処がたつとの政府報道には信憑性が有るのか。

2013-06-28 09:28:56 | 日記
昨夜、ニューヨーク連銀のダドリー総裁などの米連邦準備理事会(FR当局者から市場の量的緩和早期縮小観測をけん制する発言が出たことで、ドルがユーロに対して下落しました。 ドル・円は、米量的緩和縮小見通しに伴うリスク回避を背景とした円買いが弱まった影響で上昇しています。

この数日間の為替市場は、中国の株式市場を睨みながらの展開が続いています。 中国国内では連日資金流動性の問題が大きく報道されています。 携帯電話にもサービスの一環として心理不安を誘うようなメッセージが入って来ます。 内容を見ると ●流動資金の逼迫により金利上場が始まる  ●株価の大幅下落  ●企業の経営状態に大きな影響 となっています。

当然、中国政府もこの問題は頭を抱えていて、7月には解決策を打ち出すような報道が流れいますが、株価の下落は止まりません。 為替も中国の株価を睨みながらの色合いが濃くなっています。 

ドル・円相場においても当面中国の金融市場が落ち着きを取り戻す迄、大きくドルが買われていく環境ではないのではないでしょうか。 今日は、節目である98.75~80への挑戦となりますが、厚くて重い雲を突き抜けることが出来るのがポイントとなりそうです。

本日は、週末・月末・半期末というトリプル末の特異日です。 投資家の基本姿勢は ”様子見” であろうと思われます。 それだけに実需のフローが思わぬ値動きにつながる可能性は否定出来ません。 昨日同様、欧米市場のフィキシングは要注意となりそうです。

今日のドル・円の予想推移 98.00~99.00。

今夜の新規失業保険申請件数には要注意。

2013-06-27 09:49:09 | 日記
OTC市場への新規上場(上場予備軍への登録完了)を10月中旬に設定していますが、登録が完了すれば、いよいよ新規プロジェクトの企画・立案を申請しなければなりません。 登録が完了されてからいろいろ考えていたのでは時間的なロスが生まれてしまいます。 今回はあくまでも上場予備軍への仮登録であり、プロジェクトをいくつか成功させ2~3年後に本登録させる方向になります。 仮登録時は500万株(1株=元1)であり、市場から集めた資金を新規プロジェクトにあて株価資産が3500万元になった段階で本申請すればOTC市場の正式に会員になれます。 OTC市場の正式会員になれた段階で更なる大型プロジェクトを見つけて規模拡大に成功すれば、いよいよ中国のA株市場への上場の道が開けます。 

今やっている仕事は中国の株式市場から資金を集めて、有望な投資先を見つけて投資するような不思議な仕事に大きく変化されてきました。 一言で言えば投資案件をまとめて投資公司に商権を買っていただくような仕事であり、やりがいはあり楽しみながらやっていますが、投資公司を納得さす資料作りには頭を抱えています。

既に関係各社への働きかけを始めており、具体的な案件も数件出揃って来ました。 中でもミヤンマー・ベトナム北部・カンボジア・インドネシアへの引き合いが有り、特にミヤンマーについては非常に興味を抱いています。 具体的な商談は、7月22日から日本で行われる予定です。 

筆者も筆頭4位の株主として重役を担い、いかに最速でA株市場への上場を果たせるかが人生最大のテーマとなって来ました。  

<今夜の新規失業保険申請件数には要注意>
昨日のアジア市場はまたしても中国株に振り回される格好となりましたが、欧米市場に入ると中国懸念はどこ吹く風とばかりに株価が上昇しており、ドル・円はほぼ寄り引け同値の往って来いとなりました。

本日も中国株の動きが注目されますが、昨日や一昨日に比べると影響が薄れそうです。 やはり、本筋の材料である米経済に注目という事になると思います。 本日は、ラッカーリッチモンド連銀総裁が ”重要” と指摘した労働市場の指標である新規失業保険申請件数が発表されるほか、FRBのインフレ目標の対象であるPCEデフレータも発表されます。

また、ダドリーNY連銀総裁をはじめ、FRB高官の発言も複数予定されています。

今日のドル・円相場の予想推移 97.25~98.25。

昨夜の米経済指標は好結果のオンパレード。

2013-06-26 08:00:00 | 日記
やってもやっても終わらない業務の山。 筆者が担当している上場資料は終わりましたが、今度はHPの日本語版を全てやり直さないとならず、頭を抱えています。 また上海の本社事務所で缶詰状態に陥るのかと思うと寒気がしてしまいます。 今回のHPの修正は、会社で一番優秀なMBAを取った担当が作ったもので、中国語が難しすぎて直訳をすると日本語が日本語になりません。 半日かけて1ページが終わるスピードであり、気が遠くなりそうです。

<昨夜の米経済指標は好結果のオンパレード>
昨夜の米経済指標は好結果のオンパレードでした。 当然ながら、量的緩和の早期縮小というムードが高まる事になりましたが、それでもNYダウが上昇した点が大きいと思います。

米景気回復を素直に評価する動きが広がれば、足元の金融市場の混乱も徐々に落ち着きを取り戻し、為替市場ではドル高基調が定着するのではないでしょうか。 もっとも、昨夜のNYダウの反発は、あくまでもここ最近の下落に対する自立反発とみる事も可能ですから、本日の動きを注目しておきたいと思います。

今日も、日本株・上海株の動きに注目が集まります。 本日のドル・円相場の推移 97.60~98.40。


市場の安定化に向けFRB要人発言は有るか。

2013-06-25 08:00:00 | 日記
OTC市場への資料作りは全て終わり、最後に会計監査の状況を見て6月27日にOTC市場・審査委員会へ提出する運びとなりました。 6ヶ月間費やしてきた作業もやっと終わりに近づいてきてほっとしている状況です。 最後の2日間、投資顧問会社の事務所で最後の資料のチェック作業が行われます。 

仮上場が果たされれば、今度は本格的にプロジェクトの模索を行わないとなりません。 既に、この数ヶ月間で数社からオファーをいただき具体的な煮詰め作業に入っています。 いよいよ第三国(ミヤンマー・カンボジア)への進出も可能性が高くなってきました。 筆者個人的にはミヤンマーへ出向いて行く覚悟は出来ていますが、どのような結末になるでしょうか。 人生の大きな岐路にさしかかってきたように感じられます。

<今日のドル・円相場の動向から>
今日も、日中は株価睨みの展開となる可能性が高いでしょう。 特に、短期金融市場の混乱が続く中国では中小金融機関の資金繰り懸念が高まっており、年初来安値を更新中の上海株の動向が気になります。

米国では、複数の経済指標が発表予定であり、それぞれ注目ではありますが、足元のマーケットは、量的緩和縮小への ”懸念” というムードが支配的であり、指標の結果に素直に反応しにくい地合のようです。 昨日のようにFRB要人が不安の払拭のために発言する事も十分考えられます。

このところ相場の動向がよく的中するようになってきました。 今日のドル・円の予想レンジ 97.20~98.40 で推移するものと思われます。

欧州では再びギリシャ懸念が台頭してきており注意が必要。

2013-06-24 08:24:39 | 日記
また新しい週が始まりましが、今日もこれから出張が始まります。 本当に南通には週末帰って掃除と休息を取っているような感じが続いています。 あと1ヶ月で待望のサマーバケーションが始まり、3週間のお休みがいただけます。 とは言っても連年の如く田舎に帰って農業に従事するだけです。  疲れるサマーバケーションとなりそうです。

<今週のドル・円の動向から>
ドル・円は週明けの東京市場で98.50円台まで上昇して、20日に付けた戻り高値を更新しています。 都議会選挙での自民党の圧勝を受けて参院選への期待が高まる=アベノミクス遂行➡景気回復という連想が働いているようです。

今後の株価の動きに注目です。 ただ、欧州では再びギリシャ懸念が台頭してきており、警戒が必要かもしれません。 そのほか、上海やインド、ブラジルなどの新興国市場の動きも気にしておきたいところで、引き続きリスクオンとリスクオフの綱引きが繰り広げられる公算です。

今日の予想推移 97.30~99.00

米・資産買い入れの縮小は早ければ9月にも開始される見通し。

2013-06-22 19:31:15 | 日記
今朝方3時頃上海から戻って来ました。 何と湿気により部屋がカビだらけになっており、異様な匂いが立ちこめているではありませんか。 月曜日の午後出張に出ましたが、出発前は強烈な湿度でありフロアーがずぶ濡れ状態でした。 6月、香港では洗濯物が乾かないと聞いていますが、理解出来そうです。 今日はお休みですが、カビ掃除に追われているところです。

<資産買い入れの縮小は早ければ9月にも開始される見通し>
米連邦準備理事会(FRB)は年内に資産買い入れの縮小に着手する見通しで、早ければ9月にも開始する可能性があるとのニュースが流れ始めました。 そして来年6月までの資産買い入れ終了を予想され、19日のバーナンキFRB議長の発言が文字通り受け止められていることを示す結果になりそうです。 利上げ開始時期については、2015年となる可能性が強くなって来たようです。

再来週の金曜日は6月度の雇用統計発表であり、改善傾向が鮮明になるといよいよドルの高値模索に照準を合わせて行かなければならないと思っています。 
今週はお陰さまで予想はかなり的中しました。 最後に下値模索をしていた豪ドルを強気で買い込みに入りましたが、来週からどのような値動きをするの気になるところです。

バーナンキ議長発言に若干サプライズ有り、実相場では予想的中。

2013-06-20 07:22:10 | 日記
<バーナンキ議長発言から・ポイントのみ列記>
・2013年末までに資産購入ペースを緩める可能性がある
・2014年半ばあたりに資産購入終了の可能性がある
・失業率の目安を下方修正する可能性がある
・失業率は依然として高水準である
・インフレは当面は目標を下回る
・FOMCのメンバーは大半がインフレが上昇すると予想している
・FOMCのメンバーは大半が機関債売却を支持せず
・FF金利を引き上げる場合は段階的になる公算
・進退についてはコメントしない

前日のニューヨーク市場ではドル・円が急伸。 95.20円付近から97.03円まで上げ、1週間ぶりの高値をつけました。 米連邦公開市場委員会(FOMC )声明で、経済と労働市場の見通しに対する下方リスクは秋以降、後退したと分析されたのに続き、バーナンキFRB(米連邦準備理事会)議長は会見で、経済見通しが予想通りに改善すれば資産購入プログラムを年内に縮小する可能性があるとの見方を示し、ドルが騰勢を強めました。

バーナンキFRB議長がQE縮小方針を打ち出したことで ”ドルが買われやすい地合いになった” との声が出ているようです。 日経平均 が落ち着いた値動きとなればドル・円は96円後半で底堅く推移するのではないでしょうか。 ただ、QEの縮小に伴って世界経済に悪影響が及ぶか見極める必要があります。  

昨日の投稿した内容から見れば、発言内容に若干サプライズがあり食い違いが起きてしまいました。 発言内容から見れば、大きく株価が下落し、ドル安になってもおかしくなかったところですが、幸い円安に振れて助かりました。 

ニューヨーク時間に豪ドル・円 が大きく下落した点に注目しています。 この日は、HSBC6月中国製造業PMI速報値が発表されます。 結果を受けた各国の株式市場の動向がポイントになるのでしょう。 このところ中国経済の不透明性もかなり浮上してきており、結果が悪いのではないかと思っています。

昨夜はドル・円相場でバーナンキ議長発言予想は外れましたが、実際の相場では大きく勝てました。 このところ豪ドルが再度下値模索をおこなっており、今日HSBC6月中国製造業PMI速報値の内容が悪く値を消すようであれば、ロングで仕込んで見ようかと思っています。

今夜のバーナンキ議長発言、量的金融緩和の縮小には踏み込んだ発言が無いことを想定。

2013-06-19 19:45:38 | 日記
今週金曜日は日本大手商社の工場監査があり、昨日より江蘇省・江陰工場の事前監査を行っています。 2週間前から監査に備えて資料の準備に入っており、今日のリハーサルでは何とか80点はクリアー出来る範囲になって来たと思っています。 明日は終日かけて最終仕上げを行い、夕刻には本番前の最後のリハーサルを実施する予定です。 徐々に緊張も高まって来ましたが、90点がクリアー出来るように根性を入れて向かって行きたいと思っています。

<いよいよ今夜は大きな分かれ道になるか>
今夜の市場の関心は、本日の米FOMC(連邦公開市場委員会)とバーナンキFRB(連邦準備制度理事会)議長の会見にて、QE3(量的緩和第3弾)縮小についての言及があるかに集まっています。 ただ、そのQE3縮小の開始時期や規模について見方が定まっていないことから、FOMCや議長会見後の相場は荒れた展開となる可能性が高そうです。 緊張が高まって来ましたが、方向性の出方一つで大きな変化がありそうです。 

米量的緩和の縮小をめぐって、ほぼ1ヵ月にわたり不安定な動きが続いた金融市場の関心は、本日の米FOMCに集中しています(27:00に声明と経済・金利見通しを発表、27:30からバーナンキ米FRB議長会見)。

中でも、バーナンキ米FRB議長が定例会見で量的緩和の縮小にどのような見解を示すかが最大の焦点となります。

足元のドル・円相場は米国株との相関性が強く、同議長が量的緩和の早期縮小に否定的な見解を示せば、株式市場がこれを好感して上昇するとともにドル・円を押し上げる公算が高いと思われます。 反対に、早期縮小を肯定する見解を示せば株安が進みドル・円下落という反応が見込まれそうです。

市場では、ハト派の同議長が、市場の混乱に配慮して量的緩和の縮小について踏み込んだ発言をする事はないだろうとの思いがあるようで、昨日などは株価が上昇したにもかかわらず長期金利はむしろ弱含みとなっています。 ただ、同議長は5月22日の議会証言で ”経済回復進めば、今後数回のFOMCで資産買入れを縮小する可能性がある” と述べているだけにこうした思いに確信が持てない状況であろうと思われます。 

このため、同議長の発言がどのような内容であっても大きく反応する可能性があると言えそうです。 今夜の相場は、白か黒か賭博の域に入りそうです。 筆者の個人的意見としては、量的金融緩和の縮小には踏み込んだ発言が無いことを想定しています。 よって底値では拾ってみたいと考えています。 最後の買い場となるのか、泥沼合戦に参戦するのか。 

明日、バーナンキ議長は金融緩和維持を発表するのか。

2013-06-18 19:47:34 | 日記
<明日、バーナンキ議長は金融緩和維持を発表するのか>
昨日、NY市場の中盤に主要国(G8)首脳会議に関する報道を受けて円は弱含みました。 各国首脳は引き続き日本の景気対策を支持し、これによってさらなる円安への道が開かれると市場関係者は期待しているようです。

FRBが金融緩和を縮小するとの観測が、ここ数週間の世界的な株価下落に結び付いており、先週は株価と逆相関の関係にある円が週間ではほぼ4年ぶりの大幅な上昇となっています。 最近の荒い値動きを受けて投資家は、バーナンキFRB議長が金融緩和を維持することを市場にあらためて確信させると期待しているようです。

ドルはここ1週間ほど売り込まれていたので、恐らくは下落よりも上昇する余地の方が大きかったのだと思います。 とは言うものの、量的金融緩和を年内に縮小するとの観測を基本的に否定すれば、ドルはその報道を受けて弱含む結果となるのでしょう。

筆者は、バーナンキ議長が中期的には米経済は成長を続けるとの見方をあらためて示す公算が大きいのではないかと予想しています。 これがドルを下支えする材料になりそうであり、やはり年末108円構想への思いが断ち切れません。

FOMCの金融政策発表前迄に、93.20~93.50位の下値模索は有るのか.

2013-06-17 09:29:44 | 日記
今日の午前中は南通にいますが、午後から1週間フルにロードに出ます。 最近の仕事内容を見てみますと、週間を通してほとんどが出張に出ており、週末に部屋の掃除・洗濯の為に南通へ帰ってきていると言う感じでしょうか。

上海地区も一気に夏模様になって来ましたが、今は梅雨シーズンであり湿度が高くて大変です。 筆者が借りているアパートは1階部分であり、床はタイル仕様となっています。 湿度が高い事や1階部分と言うこともあり、湿度でタイルが汗をかき表面がずぶ濡れ状態となっています。 拭いても拭いても乾きません。 どうしたら良いのか途方にくれています。 南通に移動して半年ですが、梅雨時は経験が無い為に驚いています。 やはり1階部分にするべきではなかったのかも知れません。

<今日のドル・円の動向から>
FOMCの出方が読みきれない以上、本日も株価睨みの細かい売買に徹するほかない状況が続きそうです。 ドル・円の神経質な値動きも、もうしばらく続く事になりそうです。 FOMCの発表迄は小動きであり、下値模索が再度起こる可能性は否定出来ません。

筆者は、FOMCは無難に乗り切れるのではないかと想定していますが、そこまでにどの程度下値模索が行われるのかが大きなポイントだと思っています。 下値模索段階で、大きく勝負をかけようかと思っている矢先です。 

週間予想の如く、最安値は93.20~93.50円位ではないかと思って見ています。

今週の為替予想レンジ(6月17日~6月22日)

2013-06-16 09:30:42 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円     93.20~97.00 
>ユーロ・円   124.20~128.00

<今週のテーマ・指標>(3つ星以上の大きな指標)
17日 米・NY連銀製造業景気指数
18日 米・5月消費者物価指数 5月住宅着工指数
19日 米・FOMC政策金利発表
20日 米・6月15日迄の新規失業保険申請件数 6月フェラデルフェア連銀景況指数 5月中古住宅販売件数
21日 特に無し

<今週の予想>
今週の外為市場は、18~19日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)が最大の焦点となるでしょう。 それまでは期待感とポジション調整のせめぎ合いになる可能性が強く、また株価睨みの引き続き不安定な動きになりそうです。 FOMCを無難に通過出来れば、相場は落ち着きを取り戻す可能性が高いのではないでしょうか。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

米・FOMC(18~19日)、無難に通過出来るか。

2013-06-15 18:37:17 | 日記
出張が多くなると夜の接待が多くなり、ブログ投稿が出来なく頭を抱えています。 今週は2回もパスしてしまう有り様ですが、出来るだけ時間を作って投稿して行きたいと考えています。

<今週のドル・円相場の流れ>
今週のドル・円相場は予想に反して大荒れとなってしまいました。 決算を前にしたファンドの売りが止まらず、ドル・円は一時93.75円まで下落、日銀が ”量的・質的金融緩和” に踏み切った4月4日以降の上昇分をすべて吐き出した格好となりました。

売られたのは日銀への失望感というより、米連邦準備理事会(FRB)のスタンスに不透明感が出てきた影響が大きいと思われます。 量的緩和(QE)縮小観測により、ドル相場のボラティリティが高まった結果、円キャリー取引が巻き戻されました。 何が起こるかわからないから、とりあえず売っておこうという動きが入ったと言った方が良いのでしょうか。

<来週のドル・円相場の見通し>
来週の外為市場は、18~19日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)が最大の焦点となることが予想されます。 それまでは期待感とポジション調整のせめぎ合いになる可能性が高く、引き続き不安定な動きになりそうです。 FOMCを無難に通過できれば、相場は落ち着きを取り戻す可能性が高いのではないでしょうか。

来週のドル・円相場の予想レンジ  93.20~97.00円

株式市場の不安定により、リスクオフに備えた円買いが加わり93円台に突入。

2013-06-13 21:56:27 | 日記
端午節のお休みも昨日迄で今日からはまたまた出張の連続が始まりました。 昨日の夕方には上海に出てきており、今朝は海宁市(浙江省)迄遠出していました。 上海のホテルに帰って、チャートを見るなり驚きの一言でした。 

<今日のドル・円相場の推移から>
ドル・円は一時93円台まで急落し、円高スピードを一段と速めています。 アベノミクス相場の勢いだけに乗って円売り・日本株買いポジションを構築した海外投資家は、米量的緩和第3弾(QE3)縮小観測で世界の株が急落するなか夢から覚め、ポジションを次々と巻き戻しているように思われます。

マネーが新興国通貨から先進国通貨に回帰しているが、これまでの反動で円は最も強い通貨になっており、円安トレンドに回帰するには時間が必要との見方が多くなってきたようです。 海外勢の失望売りというよりも、日本のことをよく知らないで追随した海外勢の手じまいか。 QE3の早期縮小観測が浮上すると世界で株価が急落。 アベノミクスについても楽観論が後退したほか、リスク資産のポジション解消で米国への資金還流が見込まれるため、日本をそれほど買う必要はないとの見方が強まっているのでしょうか。

株式市場の不安定な状況が一向に収まらないなか、リスクオフに備えた円買いなども加わり、ドル・円は4月2日の安値92.57円までの下落が視野に入ってきたようです。 来週、米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、マーケットはQE3の縮小に関するメッセージを注視することになるのは明白です。 ここまで一気にポジションがクローズされて相場が壊れてしまうと、修復には時間が掛かかりそうです。

今年の年末迄に108円構想には大きなうねりが待ち構えているようです。