FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

今週の為替予想レンジ(5月7日~5月12日)

2012-05-06 18:31:20 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円     78.50~81.50
>ユーロ・円   103.50~106.50
>ポンド・円   127.00~131.00

<今週のテーマ・指標>(3つ星以上の大きな指標)
 7日 豪・3月小売売上高<季調済>
 8日 豪・3月貿易収支
 9日 特に無し
10日 豪・4月新規雇用者数(前月比) 英・3月鉱工業生産指数(前月比) 英中銀MPC・政策金利発表(現行0.50%) 米・新規失業保険申請件数
11日 中・4月CPI/PPI 4月小売売上高 米・PPI 3月ミシガン大学消費者信頼感指数<速報値>

<今週の見通し>
今週は、アメリカの雇用統計発表の翌週となり小粒の指標が多くなっています。 今週は何と言っても今日行われるフランスの大統領選挙とギリシャ総選挙の結果如何によっては大きな岐路に立たされる可能性がありそうです。

<ギリシャの総選挙前にこのようなフレーズが飛び出しています>
6日のギリシャ総選挙、結果次第ではユーロ圏離脱の可能性有り。  ギリシャ最大与党である全ギリシャ社会主義運動(PASOK)のベニゼロス党首(前財務相)は4日、総選挙を6日に控えた最後の演説で、選挙の結果次第ではギリシャがユーロ圏離脱を余儀なくされる恐れがあると訴え、有権者の支持を仰いでいました。
ベニゼロス党首は ”ギリシャ国民は6日、運命の岐路に立つ” とし、 ”ギリシャが欧州、かつユーロ圏にとどまるのか、もしくは国家を破たんさせ、国民を深刻な貧困に陥れるかは、6日に決定される” と述べています。

ギリシャ国民が自殺行為の道を選ぶような行動に出れば、ユーロの秩序は崩壊を意味し雪崩現象に陥るのではないでしょうか。 不安定要素一杯ではありますが、円だけが独り歩きするようになるのではないでしょうか。 よって今週の予想は大きく外れる可能性が高いと見た方が良いと思われます。 反対にギリシャ国民が安定を望むなら、ユーロ・ドルともに幾分かは買い戻されるように思われます。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。