FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

今週の為替予想レンジ(9月30日~10月5日)

2013-09-29 08:25:56 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円     96.50~99.20 
>ユーロ・円   130.40~134.00

<今週のテーマ・指標>3つ星以上
30日 独・月小売売上高指数 ユーロ・9月消費者物価指数・速報 米・9月シカゴ購買部協会景気指数
01日 日・日銀短観 独・9月失業者数 ユーロ・8月失業率 米・9月ISM製造業景況指数
02日 ユーロ・欧州中銀金融政策発表 米・9月ADP全国雇用者数
03日 ユーロ・8月小売売上高 米・9/28までの週の新規失業保険申請件数 9月ISM非製造業景況指数
04日 日・日銀金融政策決定会合 米・9月非農業部門雇用者数 9月失業率

<今週の予想>
27日のンNY外為市場ではドルが幅広い通貨に対して下落しました。 米政府機関が閉鎖に追い込まれる可能性が高まっていることや、米連邦準備理事会(FRB)の緩和縮小の見通しが不透明となっていることが重しとなっている様子です。

米議会では、新会計年度が始まる10月1日から11月15日までの資金を手当てする暫定予算案が上院で可決されました。 ただ、下院共和党は医療保険改革法向け予算打ち切りなどを予算手当ての条件とする構えで、政府機関の閉鎖を回避できるかは不透明な状況になってきました。

FRBの量的緩和縮小の行方にも注目が集まっています。 年内は10月と12月に連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されていますが、米経済が確固とした回復軌道に乗るよう、緩和縮小は来年初めまで見送られるとの観測も一部で出ているようです。

今週は何と言っても4日の雇用統計に注目が集まります。 先月の同様に弱々しい数値の継続なのか、はたまた年内にも量的緩和縮小策を打ち出せるような数値が出るのか注目されるところです。 今週は3日迄若干の弱めに推移し、4日の雇用統計では2ヶ月連続で弱々しい数値に失望売りが出そうな雰囲気です。 さて如何でしょうか。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

10月16日、上海OTC市場上場に向けて。

2013-09-28 22:53:13 | 日記
<OTC市場上場に向けて>
この2日間、上海証券取引所・OTC市場上場のセレモニー&パーティーの準備の為上海へ出向いており、夜遅く迄バタバタしブログ投稿が出来ませんでした。 10月16日は記憶に残るような式典にしなければならず準備には余念がありません。 日本への招待状の発送も終わり、訪中していただけるメンバーはほぼ確定出来たところです。

OTC市場での上場のコード番号が決まりました。 後ろ三桁が101ですが、実際には目標であった100番以内に入る事が出来ました(途中、コード番号が悪いところは空きになっている為)。 OTC市場・上場記念セレモニーを行う式場も見学させていただき、やっと実感が湧いて来たところです。 中国版ナスダックに相当する市場ですが、まだまだ知名度に欠けておりA株市場のような賑わいはありませんでした。

ここで中国的な話題ですが、数字の良いコード番号も販売されているのに驚きました。 100番以内のコード番号を付けることが目標であり、たまたま99番のコード番号が空欄になっていました。 このコード番号が欲しいとお願いしたところ、元50000で販売していると言われ倒れそうになりました。 この国は何でも商売にしていまうのか、恐ろしくなってきそうでした。

株価の掲示板に100社位の株価が出ていましたが、高い株価で元18(原価/元1)の会社がありましたが、大半は 元3~7 と言ったこころでしょうか。 

さて筆者の勤務する会社はいくらの株価を付けるのでしょうか。 実施には増資を行い、市場に株券を流通させないと株価はつきません。 早い時期に新しいプロジェクトを掲げ、市場からの資金を導入させないとならず責任は重大です。

<明日は上海へ引っ越し>
OTC市場への準備も忙しい中、筆者は明日南通から上海へ引っ越しすることになりました。 約1年でしたが南通での生活もエンジョイ出来ました。 今度は上海の本部を拠点に各工場のお守りとお客様の対応に当ることになりました。 今日、初めて同僚が準備してくれた上海のマンションを見ましたが、なかなか良い感じでした。 今夜は引っ越しの準備で忙しくしています。

ドル・円相場、当面は方向感が出にくい展開。 97.00~101.00のレンジ相場。

2013-09-25 10:20:22 | 日記
<ドル・円相場、当面は方向感が出にくい展開>
今後の為替市場において市場関係者が米国経済指標や米連邦準備制度理事会(FRB)関係者の発言に連日反応したとしても、ドルは今後数営業日にわたって特別な方向感は出ず、97.00~101円で推移する可能性が高いように思われます。 これから10月にかけては、安倍首相が消費増税を決めるかどうかや、米議会の財政協議、FRB次期議長人事など、ドル対円の相場にとって複数のリスクイベントが控えていることに起因されます。

それでも、”主なテーマはFRBが(10月もしくは12月の会合で)資産買い入れの縮小に着手するかどうかだ” でしょう。

米QE縮小開始時期に対する不透明感がくすぶる中、本日も耐久財受注や新築住宅販売件数の結果にQE縮小の思惑を絡めつつ一喜一憂する事になりそうです。 9月末(第3四半期末)が接近しているため、東京仲値やロンドンフィキシング前後での実需の動きがクローズアップされる事も考えられます。いずれにしても神経質な値動き(上げたら下げる、下げたら上げる)となる可能性が高そうです。

本日のドル・円相場の予想推移 <98.40~99.20>

ダドリー総裁の発言、12月になってもQE縮小がない可能性を示唆。

2013-09-24 11:40:16 | 日記
<ダドリー総裁の発言、12月になってもQE縮小がない可能性を示唆>
昨日は、欧米金融当局者からハト派発言が続き、ドル安とユーロ安の流れの中で円が強含みました。 とは言っても、米長期金利も欧米株価も小幅な下落にとどまっており、全体的にみれば手掛かり材料難の中、ドル円は小動きの一日でした。

本日も欧米で要人発言の機会が多数予定されており、米国では景況感関連の経済指標の発表も予定されています。 金融政策の先行きに不透明感がくすぶる中、これらのイベントに一喜一憂する展開が続きそうです。

正午のドル・円 は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の98円後半で推移。 ドルは、短期筋による積極的な押し目買いがないなかでジリ安の展開となり、海外市場の安値付近で下げ止まっています。 ただ、ニューヨーク連銀のダドリー総裁の発言を受けてドルの上値を追う雰囲気は後退し、伸び悩み状態。

午前の取引で、ドルは朝方の高値98.88円付近から一時98.66円まで下落しています。。 ダドリー総裁は23日、米労働市場には現時点で、過度の緩みが存在すると指摘したうえで、失業率が6.5%に低下した後、長期間利上げを見送ることも可能であるとの認識しているようです。  市場では ”ダドリー総裁の発言は、12月になってもQE縮小がない可能性すら示唆している”  意味にも取れそうです。

今朝は、実需勢は総じて静かだったが、98円以下には輸入企業のドル手当て買いニーズがある一方、99円台では輸出企業のドル売りニーズがあります。 海外投機筋は、午前の取引で現物の日本株を売っていたとされるが、為替市場での動きは目立たなかった。ただ、株安によるリスクオフムードの広がりが、円買い戻しにつながっているのではないか。

また今週は、本邦勢による期末がらみの円買いがある程度予想され、海外勢のドル買い意欲も低迷し、押し目買いのスタンスも後退しているのかも知れません。

本日のドル・円相場の予想推移 <98.60~99.30>

上海の住宅事情、思ったより激し状況に困惑。

2013-09-23 13:46:30 | 日記
南通へ引っ越しして間もなく1年が経過しようとしています。 先週末、大家さんから家を売りに出すと通告があり、いきなり次の日から何組ものお客様が出入りするようになって来ました。 筆者も下の娘が上海で仕事をする関係上、そろそろアパートを出る旨の話をしなければならないと思っていた矢先の出来事であり、こちらに取っては願っても無い出来事でした。

南通のアパートを出る事に関しては会社も了解してくれましたが、問題は上海のアパートです。 不動産屋・ネット情報では値段が半端では無い事に気がつきました。 中秋節のお休みの間に、同僚に家探しを10軒ほどやっていただきました。 午前中に少し気になる物件があり、夕刻に具体的な話合いをしようとすると、もうその物件は貸し出されたとの返事。 魚釣りで言えば、入れ食い状態とでも言いましょうか。 上海の地元の同僚も驚いていました。

今週末も2~3日かけてアパート探しに上海へ出ようと思っていたところ、同僚の奥さんから自分達が住んでいる同じ敷地内に開いた部屋があると連絡が入りました。 大家さんも良く知っているのでどうかとの内容であり、条件・室内の状態・回りの環境について詳細に報告をいただき、物件も見てもいないのに決めてしまいました。

上海では、ここまでしないと良い物件は手に入らない。 現状は厳しいものだとつくづく思い知らされました。 元10000(16万円)を超えるような物件は少しは待ってくれそうですが、一般大衆向けの物件の足の速い事。 驚くべき現状です。

下の娘からは、中国的な汚い家には住まないと断言されていました。 昨日決まった物件は先ず先ずの環境・内装であり娘も納得してくれそうです。 場所は、日本人街の外れですが、日本料理店・飲み屋街にも歩いても行ける位の立地条件でした。 上海虹橋地区はビジネスの中心地であり、バスに乗っても10分位で着けそうな場所となりました。

現在、上海の中心地は東京の中心地に住んでいるのとほぼ同じレベルであり、全てが揃っています。 急きょ、今週末には上海へ引っ越しとなりますが、週末のお休みの日には美味しいコーヒーショップでゆっくり今後のビジネスについて考えるとしましょうか。 良い閃きが出てくるかも。

今週の為替予想レンジ(9月23日~28日)

2013-09-22 11:25:57 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円     98.60~100.40 
>ユーロ・円   132.80~135.80

<今週のテーマ・指標>3つ星以上
23日 独・9月PMI製造業・速報 ユーロ圏・9月PMI製造業・速報
24日 独・9月IFO景況指数
25日 米・8月耐久財受注 8月新築住宅販売件数
26日 米・9/21までの週の新規失業保険申請件数
27日 日・8月全国消費者物価指数  独・9月消費者物価指数・速報

<今週の予想>
20日のニューヨーク外為市場では、米連邦準備理事会(FRB)幹部から緩和縮小開始は予想より早い時期に決定される可能性があることを示唆する発言が相次いだことで、ドルが一時小幅上昇しました。

FRBは17~18日の連邦公開市場委員会(FOMC)で月額850億ドルの資産買い入れ規模の維持を決定したが、セントルイス地区連銀のブラード総裁はこの日、経済指標で一段と強い景気動向が示された場合、10月のFOMCで量的緩和の縮小に踏み切ることもあり得るとの見方を表明。

また、カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は、市場で緩和縮小着手が確実視されていたにもかかわらず見送られたことで、FRBに対する信頼感がリスクにさらされていると指摘しています。 同総裁は今回のFOMCで緩和規模の維持に唯一反対票を投じていました。

両総裁のコメントから、FRBはすべての選択肢を排除していないこと、今回は緩和規模を維持したものの依然として近く縮小に動く可能性があることが示されました。

今週は大きな指標は見当たりません。 米連邦準備理事会(FRB)幹部から緩和縮小開始は予想より早い時期となる可能性を示唆していいる事から注意が必要ですが、今週は大きなトレンドを作ることはなくレンジ相場で推移するものと見ています。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

上海証券市場・OTC市場への上場の日程が10月16日に決定。

2013-09-21 10:48:23 | 日記
上海証券市場(OTC証券市場)への上場の日程が10月16日に決まり、昨日は招待状を関係先へ一斉にメール送信させていただきました。 10ヶ月に渡り調整に調整を重ねて来ましたが、やっと日の目を見るのかと思うと感慨深いものがこみ上げてきます。 4月の1ヶ月間は昼間の業務が終わってから毎晩徹夜のような日々が続きました。 お陰で極度のストレスと疲労が皮膚病となってしまい、今もなお完治せず引きずっている状態です。

苦しみながら作り上げた資料ですが、OTC証券市場の選考委員会からはよく出来ている資料だとお褒めの言葉もいただいたりで、少し嬉しい面も経験させていただきました。 中国へ入り間もなく30年目を迎えますが、このような大きな経験が出来る事は人生における大きな心の財産が出来たと思っています。

株式上場後は社会的責任を感じ、投資者から納得していただけるような会社に仕上げていく責任がございます。 まだまだ筆者の会社も全体の意識レベルが低く、手を加えないとならない面が多々有り、難題山積み状態と言った方が良いのでしょうか。 中国の経営者は、往々に ”工より商” を取る傾向が根強く、”儲けていくら、少々の問題は目をつぶる” との発想が根強い事が後で大きな厄となるケースが多いと思っています。

日本人の発想は、”良い物を作り、基礎を固めて信用で稼ぐ” と言ったところでしょうが、何時もこの隙間を埋める事ガ出来ずジレンマに苦しんでいます。 

10月16日、上海証券市場(OTC証券市場)で上場の証である鐘を鳴らし、正式に任命を受けてから次の展開は考えることにしましょう。

昨夜、ドルは急反発、FOMC後の急落を1夜で回復。

2013-09-20 10:04:58 | 日記
昨夜は中秋の名月、心配されていたお天気も問題無く綺麗なお月様を見る事が出来ました。 昨夜のような真ん丸な満月を見る事が出来るのは、次回は8年後のようです。 

<昨夜、ドルは急反発、FOMC後の急落を1夜で回復>
19日の外国為替市場では、ドルが主要通貨に対して反発しました。 前日は米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和縮小を見送ったことでドルは急落していましたが、この日は米経済指標が良好だったため急速に持ち直しました。

FRBは18日発表した連邦公開市場委員会(FOMC)政策声明で、量的緩和の縮小を始められるほど米経済は健全ではないとの見解を明らかにしました。 FOMCの判断は、月額850億ドルの債券買い入れ策が縮小されると見込んでいた投資家を驚かせた内容となりました。 量的緩和はドル相場の重しになりやすいため、今回の声明を受けてドルは急落しました。

しかし、19日発表された良好な米経済指標に支えられ、ドルは持ち直しました。 9月14日までの週の失業保険新規申請件数は30万9000件と、増加幅が市場予想を下回っています。 また、8月の米中古住宅販売件数は6年ぶりの高水準となっています。 9月のフィラデルフィア連銀景況指数も2年ぶりの高水準を記録しています。

一方、投資家は現時点で、円をはじめとする低金利の安全通貨を売っている状況下であり、FRBが世界の金融システムにさらなる流動性の供給を約束したことで、市場参加者は高金利をうまく利用するため、一時的にインドルピーなどの高リスク通貨の持ち高を維持しています。

本日のドル・円相場の予想推移 <98.80~99.80>

FOMCの金融政策、まさかの現状維持。 梯子を外され、食らった一発。

2013-09-19 09:06:39 | 日記
今日、中国は中秋節(中秋の名月)でお休みです。 多くの会社は今日から3連休となっているようですが、筆者の会社は相も変わらず納期に追われており、1日しかお休みはいただけません。 中国では、中秋節にはお決まりの月餅を食べる習慣があり、筆者も会社からいただいた月餅をお月見しながらいただくことにしようと思っています。 とは言っても気になるのがお天気です。 今日は朝から曇り空であり、お月見が出来るのか一抹の不安がありそうです。

<FOMCの金融政策、まさかの現状維持。 梯子を外され、食らった一発>
昨夜は、FOMCの金融政策においてまさかの現状維持とは想定もしていませんでした。 大きく梯子を外され、一発打撃を受けた格好になりました。 97円台まで急落したドル・円ですが、ユーロ・ドルなどに比べれば、ドルの下落度合いはマイルドとなっています。

緩和縮小見送りを好感して米国株が史上最高値を更新しており、リスクオンのドル安・円安・欧州&資源国通貨高となったため、クロス・円の上昇がドル・円の下値を支えた格好です。

バーナンキFRB議長の発言を聞く限り、緩和縮小はあるとしても12月というムードのため、もう一段のドル安圧力がかかっても不思議ではありませんが、株高・クロス円高でどこまでドル・円を支えられるか注目されるところです。

バーナンキFRB議長の発言から :
・失業率は容認できる水準よりも高い
・経済成長は緩やか
・FOMCは緩和的な政策を継続
・経済データは緩和縮小を正当化しない
・失業率が6.5%を下回らない場合、利上げを行わない可能性がある
・量的緩和縮小への第一歩は年内に可能

2~3日前から、98.60台でロングで仕掛けていましたが、不発に終わりました。 本日、お休みと言う事も有り、昨夜はFOMCの金融政策前後の為替動向を見ていました。 瞬間、気分が悪くなりましたが、気を取り戻し97.90台で積極的にロングを仕掛けてみました。 どのような結果になるのか注意を払って見て行きましょう。

本日のドル・円相場の予想推移 <97.80~98.50>

いよいよFOMCの始まり、明日は乱高下が予想。

2013-09-17 10:18:35 | 日記
<豪準備銀行(RBA)理事会の議事録の内容から>

主な内容として、
・追加利下げの可能性をオープンにしておくことで合意
・利下げは差し迫っていない
・豪ドルは依然高水準、一段の下落が鉱山投資減少の影響を補う
・景気刺激措置の効果は住宅市場で最も顕著、完全に効果が出るのはこれから
・歴史的に低い金利、豪ドルの下落は多大な刺激要因になっている
・早急な利下げのシグナルは発信せず
・鉱山投資、非常に高い水準から今後数年で目に見えて減少する見通し
・非鉱山投資は依然低迷、企業はリスクを取ることに消極的
・国内の指標は、第3四半期の経済成長がトレンドを若干下回っていることを示唆
・コモディティ輸出の強い伸びは数年続くと予想
・労働市場はやや低迷、賃金の伸びは予想通り総じて弱い
・中国の成長率、年内は7.5%を維持すると予想

発表直後の豪ドル・円相場は ”追加利下げの可能性をオープンにしておくことで合意” との文言に反応して、発表前92.37円前後から92.28円まで下押しましたが一時的。 その後 ”利下げは差し迫っていない” ”早急な利下げのシグナルは発信せず” など、早期の追加利下げについて消極的な内容が伝えられると買い戻しが優勢となり、92.63円まで反発しましたが、買い一服後はじり安で推移しており、92.25円前後まで下落し行って来いの状態となっています。

<いよいよFOMCの始まり、明日は乱高下が予想>
いよいよ本日から米FOMCが始まります。 足元で米経済指標に弱めの結果が目立つ中、FRBが本当にQE縮小に踏み切るのか。 踏み切るとしたら、減額規模はいくらになるのか。 フォワードガイダンスの変更はあるのか。 

それらに対する各市場の反応は如何に。 焦点が多岐に渡りすぎて、事前の決め打ちは非常に困難な状況です。 とりあえずポジション量を落として様子見、というムードが広がっても仕方がない状況であり、本日のドル・円に大幅な値動きを期待するのは難しいかもしれません。

本日のドル・円相場の予想推移 <98.60~99.40>

今週の為替市場は、台風上陸のような様相となるか。

2013-09-16 13:53:03 | 日記
ヤフーニュースを見ていますと、日本は台風上陸で全国各地に大きな被害が出ているようです。 読者の皆様の地域は問題ございませんでしょうか。 

先週は、娘の1級建築士・学課試験の合格発表があったりで、筆者にとっては台風上陸のような日々を過ごしました。 今週は台風一過とでも言いましょうか、静かな週明けを迎えています。 しかし仕事の面においては、国慶節前の出荷が近づいてきており、商品が山のように溜まってしまいました。 さらに毎日大量の商品が入荷し続け、倉庫を見るだけで吐き気をもよおしてしまいそうです。

<今週の為替市場は台風上陸のような様相となるか>
週末14日に、米・露がシリアの化学兵器廃棄の枠組みで合意し、米国による軍事介入は当面避けられる見通しとなりました。 これを受けて本日のドル・円は取引開始からリスク・オンで上昇かと思いきや、オープン直前に飛び込んできた ”サーマーズ氏がFRB議長候補を辞退” とのニュースを受けてドル全面安の流れに沿って下落スタートとなっています。

ただ、サマーズ氏辞退は、米長期金利の低下につながる一方、米株価にとってはプラス材料であり、クロス・円は上昇しています。 リスクオンのドル売り・円売りの様相となっている訳で、ドル・円は当面の落ち着きどころを探る展開となりそうです。

本日のドル・円相場の予想推移 <98.50~99.40>

今週の為替予想レンジ(9月16日~9月21日)

2013-09-15 11:54:42 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円     98.00~101.50 
>ユーロ・円   129.80~133.80

<今週のテーマ・指標>3つ星以上
16日 米・9月ニューヨーク連銀製造業景気指数 8月鉱工業生産 (前月比)
17日 豪・RBA議事録 独・9月ZEW景況感調査 米・8月消費者物価指数 7月対米証券投資
18日 英・BOE議事録 米・8月住宅着工件数  FOMC政策金利発表
19日 NZ・第2四半期GDP 米・9/14迄の週の新規失業保険申請件数 9月フィラデルフィア連銀景況指数 8月中古住宅販売件数
20日 特に無し

<今週の予想>
13日終盤のニューヨーク外為市場では、ドルがユーロと円に対し下落しました。 週末や来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、ポジション調整が入ったようです。 市場では、米連邦準備理事会(FRB)が100億ドルの資産買い入れ縮小を決定するとの見方が支配的となっているようですが、 ”緩和縮小への懸念は確実に後退しており、市場はもはや緩和縮小をマイナスの材料とはみていない” との指摘が出ています。

オバマ米大統領がバーナンキFRB議長の後任にサマーズ元米財務長官を起用する見通しとするコメントで、ドルは99.97円まで上昇する場面もありました。 だが朝方発表された小売売上高が市場予想を下回ったことで下げに転じるなど、値動きの荒い展開となっています。

サマーズ氏とイエレンFRB副議長のどちらが次期FRB議長に選ばれても、ドルは中期的には上昇する見通しが高いとしながらも、市場ではサマーズ氏の方がドルをより支援するとみているように思われます。

今週の外為市場で、ドル・円は神経質な展開となりそうです。 米連邦公開市場委員会(FOMC)が最重要イベントですが、注目ポイントが多岐にわたり、マーケットのコンセンサスは定まりきれていないのではないでしょうか。 FOMCの決定事項やバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見後に、米債市場や新興国を含めた各国の株式市場がどう反応するかが焦点になるとみられています。

17~18日のFOMCの政策決定で大きく相場が上下する可能性があるので細心の注意が必要でしょう。 下半期の大きな流れを作る山場だと言っても過言では無いように思われます。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

青天井で一本調子には上がらない相場展開の1日でした。

2013-09-12 20:52:18 | 日記
半年に渡って資料作成し続けましたが、やっと念願かなって上海証券委員会からOTC市場への上場の認可が得られました。 上場成立の鐘をならすセレモニー&記念祝賀会は9月26日に決定しました。 今度は招待客への案内状の草案作りで追い回されてきました。 この忙しいシーズンの真っただ中、余分な仕事を作ってくれたと涙が出そうです。 

このところ機運が上向いてきたのか、上の娘は1級建築士の学科試験をクリアーさせ、下の娘は上海の学校への就職の目処が立ちました。 おまけに念願の上場が果たせる運びになったことは何よりの喜びです。

<東京市場のドル・円相場は下落>
早朝に、安倍首相は消費税を来年4月に8%を引き上げる方針を固めたと報じられると(のちに菅官房長官が否定)小幅に上昇したが、100.00円目前で上値を抑えられています。 その後、日経平均株価が軟調に推移する中で円高が進行。 断続的にストップを巻き込み、99.20円前後まで値を下げました。

<オセアニア通貨は値動きの激しい展開>
豪ドル・円はドル・円の下げに加えて豪8月雇用統計の弱い結果を受けて91.70円台まで値を下げています。 一方、NZドル・円は、早朝にNZ中銀が来年の利上げの可能性を示唆すると上昇し、81.35円の高値を付けました。 しかし、その後にウィーラー総裁が、過大評価されたNZドルは問題と述べたことを受け、上げ幅を消す展開となっています。 オセアニア通過は値動きの激しい展開となった1日でした。

一つ気になるニュースとして、シリアからイスラエルのゴラン高原南部に向けて2つの砲弾が発射されたとの一部報道を受けて欧州株の下落や、予想を下回る7月ユーロ圏鉱工業生産を受けてユーロは弱い展開でした。 

シリア問題は軍事的解決から外交的解決、リスクオンの始まりか。

2013-09-11 11:10:40 | 日記
<流れは円安に拍車をかけ始めたのか>
流れは円安に拍車をかけ始めて来たのか、日本はオリンピック招致歓迎ムードが続き、米国のQE3はごく小幅な減額でスタートする可能性が高く、シリア問題は軍事的解決から外交的解決に向けた動きが見られる、という誠に明るいムードの一日でした。

先進国だけでなく、インドなど新興国でも通貨高・株高が進行しています。 まさにリスクオン花盛りといったムードでした。 基本的には、本日もこうしたムードが継続しそうで、リスクオンが加速するとすれば、大きく円安に振れる可能性が出始めてきました。 

シリア問題の政治的解決の方向性に加えて、中国発の指標が堅調な内容となったことで、安全資産としての円への需要が後退しているようです。 米国による軍事攻撃の回避に向け、化学兵器を国際管理下に置くというロシアの提案を受け入れる方針を明らかにしています。 シリア問題が解決に向けリスクオンとなれば、当面青天井となるのでしょうか。

今日のドル・円相場の予想推移 <100.00~100.80>

今夜のオバマ大統領の演説には注意が必要。

2013-09-10 12:52:00 | 日記
1級建築士の学科試験の発表は、今朝9時半にコンピューター上ではありましたが、上の娘からは何も言ってきませんでした。 今年の足切りラインは92点と発表されており、何とか合格できたのではないかと思いつつも不安一杯でした。 お昼過ぎに ”合格したから安心して” と家内のところへ連絡が入って来たようです。 やっと半分が終わった状態であり、これから最後の設計の試験に立ち向かいます。 10月13日が試験日であり、それまでは気を休めれる暇は無さそうです。 

設計は6時間半に渡って長い試験となりますので、体力が温存出来るように体調管理を上手く行い、最後迄頑張ってやり抜いて欲しいところです。

<今夜のオバマ大統領の演説には注意が必要>
昨日のNY市場は、米国によるシリア攻撃が回避できる可能性が浮上した事でリスクオンの様相となりましたが、量的緩和の縮小がごく小規模になるとの見方から長期金利が低下しています。 

このためドル・円はドル売りと円売りに挟まれて99円台半ばで膠着した格好です。 リスクオンでドル売りという展開は随分久しぶりのような気がしますが、ほどほどの弱さの米雇用統計が緩和縮小懸念の緩和に効果的だったのかもしれません。

本日も、オバマ大統領の演説を含めてシリア情勢に注目ですが、リスクオンでも米長期金利が上昇しにくいとなると、ドル円が100円台の上値の重さを払拭する事は難しいかもしれません。

本日のドル・円相場の予想推移 <99.20~100.00>