FX寺子屋 by 葛勝老師

残りの人生FXに預けた!

昨夜のFOMCは若干サプライズ気味であり、肩透かしを喰らった格好となりました。  

2013-10-31 21:30:35 | 日記
今週の工場見回りのノルマも果たし、今日は上海のマンションでゆっくり過ごしています。 オーナーから工場回りの仕事から一転して上海市内の事務所勤務を言われています。 上海事務所は実質本社勤務となり、毎日オーナーの顔色を伺いながらの仕事であり息が詰まる思いです。 明日から本社勤務ですが、考えると気が重くなりそうです。

<昨夜のFOMCは若干サプライズでした>
昨夜の米・FOMCは、前回9月のスタンスをほぼ踏襲する内容でしたが、市場はハト派化を見込んでいたため肩透かしを喰らった格好となり、ドル買いが優勢となっています。

FOMCとしては、 ”12月の緩和縮小の可能性も排除せず” とのスタンスを維持した訳ですが、市場としては、 ”3月以降” と大きく後ずれさせていた縮小開始の予想時期についてどう判断すべきか迷うところです。

結局のところは ”経済情勢次第” という原点に立ち返るしかないのだと思います。 そうなると、次の焦点は来週の10月雇用統計ですが、昨日発表された10月ADPは13万人増と、ある程度の覚悟はしていたとはいえ弱い結果でした。 雇用統計にも過度な期待をかけるわけにはいかないため、足元でドルを一方的に買い進むという雰囲気にはなりにくそうです。

どちらかと言うと筆者にとってはサプライズ的であり、今週は山が外れたようです。 しかし指標が弱い状態が続いており、いずれは大きく調整される時期が訪れるでしょう。

今夜の一番注目度が高いのは米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文。

2013-10-30 21:50:28 | 日記
<今夜の一番注目度が高いのは米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文>
今回のFOMCでは金融政策は据え置かれる公算でしょう。 ただ、市場では量的緩和(QE)の縮小スタートは来年3月以降だろうとの見方が固まってきている中で、FOMC声明の内容如何によって、市場参加者は見通しの修正を行う可能性もあるため、発表後のドルの動きには要注意です。

米連邦準備制度理事会(FRB)がより早い段階での縮小を可能とする見方を示すようなことがあれば、ドル・円は60日線の頭の重さを払拭し、99円を試す可能性も見えてきそうです。 もちろん一方で、市場のQE縮小開始は来年3月以降との見方を補強するような慎重姿勢をFRBが示せば、ドル・円が大きく反落することが想定されます。

9月雇用統計の弱さと財政問題の混迷が相まって、米量的緩和の縮小開始は、来年3月以降に先送りされるとの観測が強まっています。 今年の12月と来年1月のFOMCを飛び越えて、来年3月以降ということですから、つい先日まで9月開始を織り込んでいたとは思えないほどの後ずれ観測です。

これはあくまでも市場の観測であって、FOMCとしては、バーナンキFRB議長が夏に示した ”年内の縮小開始” という見通しを公式には撤回していませんから今回のFOMCではこの ”見通し撤回” という点に注目が集まります。 ただし、残念ながら今回はバーナンキ議長の会見の予定がないため、声明文からニュアンスを読み取る事になります。 当面の縮小見送りに直接的な言及がなくても、景気判断に大幅な下方修正などがあれば、市場は先送りの見方を一段と強める事になるかもしれません。

ただ、アメリカの景気が本当に失速気味なのか、この点はまだはっきりしていません。 むしろ9月失業率などは、2008年11月以来の水準に低下しており、これはFRBの予想を上回るペースで改善している事になります。

10月前半の政府機関閉鎖がどのくらい米経済にマイナス効果をもたらしたかについても、11月や12月に発表される経済指標の結果を確認するしかありません。 FOMCがこの段階で早々と緩和縮小の先送りを示唆する可能性は小さいというふうにも考えられます。

市場が、先送り、それも来年3月以降と大幅な先送りを見込んでいる中で、FOMCの声明が ”思った程ハト派的ではない” という評価だけでもサプライズとなり得る点には注意しておきたいところです。

もっとも、市場はそうした警戒感からか、昨日来ドルの買戻しを進めているようです。 どのような声明が出されてどのような反応が起きるのか、大いに注目されます。

今日から2日間FOMC開催、大きな金融政策の変更は見込まれず。  

2013-10-29 21:45:01 | 日記
昨日・今日と上海を離れ出張先でお客様との商談・会食、本当に疲れます。 昨夜はホテルに戻るなりblog投稿も出来ずそのまま寝込んでしまいました。 
今日は、上の娘の誕生日でした。 1日中、走り回っており連絡も出来ずにいましたが、やっと先ほどメールでお祝いの送信が出来たところです。 親としては、娘に1級建築士に合格出来、自分の能力が開花出来ることを願うのみです。 加えて、今年はそろそろ結婚のことも真剣に考えて欲しいところです。

<今日から2日間FOMC開催、大きな金融政策の変更は見込まれず>
今日から米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるが、金融政策の変更は見込まれていないため、ドル・円が大きく動くとは考えにくいような展開となっています。 月末応当日となるこの日は、仲値公示にかけて実需のフローが注目されましたが、実際には目立ったものはなかったようです。

市場は、今日から2日間の日程で開催されるFOMCに関心を寄せています。 金融政策の変更は見込まれていないが、米政府機関閉鎖による景気指標の悪化が懸念される中、タカ派のメンバーにスタンスの変化があるのかが注目されるところでしょう。

FOMCでの政策変更が予想しにくい以上、ドル・円が大きく動くとは考えにくく、当面は95―99円ないし96円―99円のレンジで推移するのではないかと思われます。 FRBのテーパリング(緩和縮小)が始まるまでは、なかなか仕掛けづらいのではないでしょうか。

日曜日の週間予測通り、今週は若干円高に推移するように思われてなりません。

今週の為替予想レンジ(10月28日~11月2日)

2013-10-27 09:16:16 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円     96.00~98.20 
>ユーロ・円   132.00~136.00

<今週のテーマ・指標>3つ星以上
28日 米・9月鉱工業生産
29日 米・9月生産者物価指数 9月小売売上高指数
30日 米・10月ADP全国雇用者数 9月消費者物価指数 米・FOMC政策金利発表
31日 日・日銀金融政策決定会合 ユーロ圏・9月失業率 米・10/26までの週の新規失業保険申請件数 10月シカゴ購買部協会景気指数
01日 米・10月ISM製造業景況指数

<今週の予想>
昨日も投稿させていただきましたが、今週の外為市場では、ドル・円が一段安になるリスクがあるとみられているので要注意としましょう。 相次いで発表される米経済指標の内容次第で株安基調になれば、米緩和縮小のずれ込み観測でドル売り・円買いが強まると予想されます。 

今週は米国の大きな経済指標が相次いで発表され、結果を受けて主要株価指数がどう反応するかが焦点となりそうです。

株価安に推移すれば、96.50円を切ると95円台に下落する可能性もありそうです。 96.50円付近には8日の安値96.55円が位置し、テクニカルポイントとして注目されている。

今週発表される米経済指標には、政府機関の閉鎖で発表が遅れていた9月鉱工業生産、9月小売売上高なども含まれています。 良好な結果でも政府機関のシャットダウンの影響が出ていないとしてドル高の反応が限られる半面、9月米雇用統計のように市場予想より悪い結果になればテーパリング(緩和縮小)後ずれ観測が一段と強まるリスクをはらむ結果となるでしょう。

また29日から米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されます。 今回の会合ではテーパリングの開始は焦点ではないが、会合前後で大きく変動するような値動きになる可能性がある事は認識しておかなければなりません。

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

来週の外為市場では、ドル・円が一段安になるリスクが高まる。

2013-10-26 19:26:35 | 日記
昨夜、突然iPadの無線ルーター機能がストップしてしまい途方にくれていました。 電波が悪いのかと思い、いろいろ場所を変えて接続を試みましたがどうしてもつながりません。 3ヶ月・9GB容量のシムカードを購入し、未だ半分しか使い終わっていない状態でもあり不思議でなりませんでした。 iPadが壊れてしまったのかと不安にかられてしまい、今朝は起床とともに市内散策を兼ねて徐家汇の電気街迄バスに乗って小旅行となりました。

馴染みのお店に出向き店長にいろいろ見てもらったところ、このカードは南通で契約しており、南通以外の外地では容量が限られており、その容量を使い終わってしまっているとの事。 出張続きで南通以外の外地で使う事が多く、また南通から上海に引っ越したことで外地分の容量が急激に激減したようです。

南通の容量が半分近く残ったままで使えなくなりました。 もったいない事をしたものです。 南通でカードを購入する際、外地分と南通地区のバランスをとりながら使用するように言われていましたが、すっかり忘れていました。 

今回は店長からの勧めも有り中国全土で使える、1年間有効・12GBのシムカードを購入してみました。 金額は値切って元1200⇒元650にしていただきました。 

<来週の外為市場では、ドル・円が一段安になるリスクが高まる>
今週は、米政府機関閉鎖の影響で発表が延期されていた9月米雇用統計が市場予想よりも弱い結果になったことで、米連邦準備理事会(FRB)による緩和縮小の開始時期が後ずれするとの観測が浮上。 米10年債利回り が低下基調をたどるなかドル安が強まっています。

米雇用統計の発表直後こそ株高となって円安に振れ、ドル・円は持ち上げられたが、25日に日経平均株価 が大幅安になると円買い圧力が強まり、ドル・円は一時97円を割り込んでいました。

来週は米国の経済指標が相次いで発表されますが、結果を受けて主要株価指数がどう反応するかが焦点になりそうです。 株安が続き、96.50円を切ると95円台に下落する可能性もあるのではないか。 96.50円付近には8日の安値96.55円が位置し、テクニカルポイントとして注目されています。

来週の外為市場では、ドル・円が一段安になるリスクがあるとみられている。 相次いで発表される米経済指標の内容次第で株安基調になれば、ドル売り・円買いが強まると予想されそうです。

昨日は97.20でたくさんロングしてしまったので、来週早々には処理をしなければならないと考えているしだいです。 次は95円台のロングにタイミングの照準を合わなければならないと考えています。

来週のドル・円相場の予想推移 <95.50~98.50>

ドル・円相場、そろそろ98円位迄反転するのではないか。

2013-10-25 11:37:42 | 日記
9月の超繁忙期も終わり、若干静かな週となっています。 明日は筆者の勤務する工場も久しぶりのお休みとなります。 筆者も既にお休みモードに入っており、今日は午後上海のマンションに戻ってゆっくり週末を過ごそうと思っています。 金曜日の午後は何となく楽しい気分になります。 

<ドル・円相場、そろそろ反転するのではないか>
今週始めに積み上げたドルの売り持ちを一部解消する為に、ドルは98円に向かう可能性が高いのではないかと見ています。 米連邦準備制度委員会(FRB)が債券購入のペースを当面は維持するとの観測が広がるなか、ドルは全面的に売り圧力を受けました。 

現在、ドル・円は輸入業者による買いに支えられているようであり、現在、97.32円前後で取引されています。 下落しても97.10円で買い支えられるのではないかと見ています。 市場は、ここ数日再度売られている中国株を中心にアジア株の動向に注意が集まっているようです。

筆者も、今日は97.20の指値で買いを仕掛けていましたが、ひっかかったようです。 もしかのケースを想定すれば、96.80位迄下値の模索があるかもしれませんが、当面は97.10位が底値ではないかと思っています。 

本日のドル・円相場の予想推移 <97.10~97.80>

為替市場に一貫したテーマに乏しい状況。 今夜の週の新規失業保険申請件数はどうか。

2013-10-24 16:09:00 | 日記
<為替市場に一貫したテーマに乏しい状況。 今夜の週の新規失業保険申請件数はどうか>
一昨日の米雇用統計で、やや悪化で緩和長期化期待がリスク・オンを誘ったかと思えば、昨日は中国の短期金利急騰がリスク・オフの引き金となりました。 どこになにが潜んでいるかわからないという日替わり相場の様相です。 それだけ一貫したテーマに乏しいという状況であり、相場にもトレンドが出にくい地合であろうと思われます。 

東京市場の為替市場は短期売買が主体で方向感に乏しい展開となっていました。 10月のHSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が堅調で、前日広がった過度な警戒感は後退したが、買い戻しの動きは鈍いようです。 長期金利は5カ月ぶりに一時0.6%を割り込んでいます。

ただ、あくまでポジション調整の範囲内との見方も多く、マーケット全体の地合いはそれほど悪くはなさそうです。

中国の金融引き締め懸念は  ”海外短期筋の仕掛け売りの材料にされただけ” との見方が多いようです。

本日のドル・円相場の予想推移 <97.00~97.70>

9月度の雇用統計、またまた鳴かず飛ばずの結果となる。

2013-10-23 12:18:44 | 日記
今週は静かな1週間を迎え、持ち場の江陰の工場に出勤しています。 持ち場の工場は大きな町からは離れており、仕事が終わると夜はホテルで静かに過ごすしか方法はありません。 嵐のような先週・先々週はホテルに帰っても翻訳作業や上場に向けての段取りで忙しかったのですが、今週は暇すぎて逆に困ってしまいます。

年末迄は大きなテーマも無く、今夜からは為替の動向に精力を費やそうと思うしだいです。 

<9月度の雇用統計、またまた鳴かず飛ばずの結果となる>
昨日の米雇用統計は、雇用者数の増加幅と言う点では不安が残ったものの、失業率は2008年11月以来の水準に低下しました。 まさに、米労働市場はFRBが言う ”満足とは言えないが緩やかな改善” の様相です。

米景気失速懸念には至らず、量的緩和継続期待が生じるという株価にとっては最も心地良い状況で、米S&PP500は史上最高値を更新、NYダウも一時史上最高値まで、あと190ドルに迫りました。

こうした中、ドル・円については、クロス・円の上昇がドル円をサポートする一方、ストレートドルでのドル安が重石となり、結局は ”往って来い” の展開となっています。 本日も、株価睨みとはいえ、ドル安と円安が同時進行しやすい地合の中、ドル円は方向感に欠ける展開となりそうです。

昨夜、ドルを98.47で売ってみました。 98.60~80位迄上げるかと思っていましたが、やはり遠のく金融緩和縮小がハッキリ物語っていました。

本日のドル・円相場の予想推移 <97.20~98.20>

巷でささやかれている賞味期限切れの9月度の米・雇用統計の内容は如何に。

2013-10-22 15:32:11 | 日記
<巷でささやかれている賞味期限切れの9月度の米・雇用統計の内容は如何に>
9月度の米国・雇用統計が、18日遅れでやっと本日発表となります。

市場の関心は、財政協議をめぐる混乱後の米経済状況が量的緩和縮小に耐えられるのかという点に移っており、今回の雇用統計の結果は混乱前のデータなので、FOMCの政策判断に重要な影響を与えないとの見方が一般的なようです。

ところが、昨日(21日)の欧州市場でドル・円が下落したあと、NY市場で切り返し、本日の東京市場で98.36円まで反発しているのは、今晩の雇用統計が強い結果になるという出所不明の噂が背景になっているようです。 

これはあくまでもポジション調整の一環ではないか。 先週、債務上限問題が解決しそうだということでドルが買われ、実際解決した後はドルが売られました。 その反動がいま出ているのではないでしょうか。 9月米雇用統計が発表されるのを前に、ドルをショートにしていた分の巻き戻しが出ているように思われます。

今日は仲値前後で輸入企業、輸出企業双方のフローが出ていたと聞いています。 輸入企業はレベルに関係なくたんたんと買ってきている。 輸出企業のオーダーは99円、100円の方にずっと残っているが、そろそろ月末が意識されてくる時期でもあり、期近なものは98円前半、98円後半でも出ているようです。

今夜は、米・雇用統計の内容によりドルが買い進まれた場合、積極的に売ってみようかと思っているところです。 現段階では99円を超え100円に迫る勢いは無さそうな雰囲気ですが如何でしょうか。

本日のドル・円相場の予想推移 <97.80~98.80>

今週の為替予想レンジ(10月21日~10月26日)

2013-10-20 10:39:52 | 日記
今週の為替予想レンジ

>ドル・円     97.20~99.20 
>ユーロ・円   132.00~135.00

<今週のテーマ・指標>3つ星以上
21日 米・9月中古住宅販売件数
22日 米・9月非農業部門雇用者数 9月失業率
23日 豪・第3四半期消費者物価 英・BOE議事録
24日 ユーロ圏・10月月PMI製造業・速報 米・10/18までの週の新規失業保険申請件数  9月新築住宅販売件数
25日 日・9月全国消費者物価指数 英・第3四半期GDP 米・9月耐久財受注 10月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値

<今週の予想>
今週は、連邦政府機関の閉鎖解除に伴い、最も重要な雇用統計など延期されていた経済指標の発表が相次ぎます。 関係者の予想では、雇用の伸びはほどほどにとどまったとの見通しでした。 中心予想では、非農業部門就労者数の伸びが、前月比18万人と8月の同16万9000人をやや上回り、失業率は7.3%で横ばいの見通しを立ててします。

春先から夏場迄の指標では改善も進んでいるかのように見えましたが、上記の数字の推移であればQE縮小(テーパリング)の政策判断が遅れそうな感じがしてきました。 

イエレン副議長がFRB議長に就任することで、早くて12月のFOMCと見られているようですが、来年3月迄ずれ込むような数字の推移にほかなりません。 逆に、上記のような数字が確保出来ない場合、かなり下押しする可能背も否定出来ません。 

今週も読者の皆様には爆益がありますようにお祈りいたします。

来週の雇用統計の内容が多少良くても大きくは上昇しないのではないか。

2013-10-19 16:21:22 | 日記
大きなイベントが全て終わり、今日は夢遊病者のような状態に陥り何をする気力も湧いて来ません。 ただひたすら睡眠を取っていると言った方が良いのかも知れません。 上海証券取引所・OTC市場への上場は無事に終わらせましたが、今後どのような舵取りをするのか具体的に考えないとなりません。 

月曜日にはオーナーから呼び出しを受けており、今後の展開を真剣に考えないとならない時期になって来たようです。 

上海の生活にも慣れて来ました。 今度は下の娘が間もなく上海に入って来るので、生活環境をの整備に入ったところです。 細々としたものが未だ不十分であり、今朝もショッピングモールに買い出しに出掛けたところです。

<来週の雇用統計の内容が多少良くても大きくは上昇しないのではないか>
18日終盤のニューヨーク外国為替市場では、ドルが対ユーロで一時8カ月半ぶりの安値をつけたほか、対円でも前日記録した3週間ぶり高値から下落しました。 米連邦準備理事会(FRB)は資産買い入れ縮小開始を遅らせるとの見方がドルを圧迫したようです。

米政府機関が閉鎖中に延期されていた経済指標の公表が来週から始まるのを前に、取引は低調でした。 政府機関閉鎖の経済への影響をめぐる懸念や、FRBが資産買い入れ規模を来年に入っても当面維持するとの観測がドルを圧迫し、ユーロ・ドルは1.40ドルに向けて上昇する可能性が高いと思われます。

米与野党が期限ぎりぎりでようやく暫定予算と債務上限引き上げで合意したことを受け、年明けに再び(財政協議が)こう着する可能性があるとの見方が高まり、ドルに対する信頼が低下したようです。

9月の米雇用統計については、市場予想では非農業部門の雇用者数が18万人増と予想されています。 ただFRBは情報が十分でないため行動を起こさないとの見方が大勢で、影響は限られる公算が大きいのではないでしょうか。

来週は、雇用統計の内容が多少良くても大きくは上昇するようには思えませんが如何でしょうか。 逆に内容が悪ければ、かなり下値模索を行うのではないかと想定しています。

債務上限引き上げは可決されたが、予想通り3ヶ月問題の先送りとなる。

2013-10-17 14:58:51 | 日記
OTC市場への上場準備の為、嵐のような1週間が過ぎました。 無事に上場セレモニー&パーティーが終わり、今日からは通常の業務に戻り静かな時間が過ぎています。 

今日は誕生日であり、各方面から連絡が続いています。 仕事のベースである、江陰の工場で少し話したところ、とんでもない大きさのケーキを買ってくるのでこれまた驚きです。 やる事が大陸的で困ったもんです。 食べきれる訳でも無く、どうやって処理するかが大きな問題として浮上。 

また今日は下の娘の卒業日となりました。 いよいよ今日から教師として教壇に立つ事になりました。 ビザの申請が終われば、11月中旬には上海の学校へ赴任してきます。 青島大学に留学していた時期から5年ぶりの共同生活が始まる訳ですが、今度は長期戦になりそうです。 また掃除とご飯係にされそうです。

<東京市場ではドル・円相場は下落>
米国の債務上限引き上げが上院で可決し、下院でも可決の見通しになったことから一時99.00円前後まで上昇。 しかし、その後は利食い売りに押され、失速。実際に下院で可決するとこの流れに拍車が掛かり、98.28円前後まで値を下げています。

伝えられている合意案では、3ヵ月程度の問題先送りに過ぎないという感は否めず、今回の約3週間に及ぶゴタゴタが米経済に与える影響や、今後の量的緩和縮小のスケジュールなどを考えると、合意成立=ドル全面高継続という流れまでは期待できないような気がします。

ドル・円の100円回復は、米政府機関の業務再開後に発表される経済指標の結果とFOMCに委ねられる事になりそうです。

本日のドル・円相場の予想推移 <98.10~99.00>

市場の注目は米・財政協議の進捗のみか。 ほぼ保ち合い相場が継続中。

2013-10-16 17:04:18 | 日記
今日は筆者が勤務する会社の上海証券取引所・OTC市場上場記念セレモニー&パーティーが催されました。 日本から戻ってからの短期決戦であり、若干の不安も有りましたが、ご来賓の方々からはよく出来ていたとお褒めの言葉をちょうだい致しました。 

今迄の社会生活の中で一番の大役を無事終わらす事が出来ました。 一生涯の中で思い出に残る1日となりました。 今後は社会的責任を重く受け止めて頑張らないとならないと思うしだいです。

この2~3日は上場準備の為、ほとんど寝ていなく疲労もピークにさしかかりました。 今夜は枕を高くしてぐっすり眠ろうと思っています。

<市場の注目は米・財政協議の進捗のみか>
今夜は、イベントは多くなっていますが、やはり関心は米財政協議の進捗に集まって来ます。 与野党間で合意に至るまではドル・円に大きな方向感は期待できそうにありません。 ただ、ひとたび合意に至れば、市場全体のリスクオンムードが急速に高まり、一時的に円は全面安になると考えられます。

既に投稿させていただいていますように、最終的には期限延長してでも何とか上限枠の設定がなされるのではないかと思っています。 よって少しの調整があるようであれば積極的に買っていこうと思っている矢先です。

本日のドル・円相場の予想推移 <98.10~99.00>

債務上限引き上げ問題が解決されても、100円の大台突破は厳しそうな雰囲気。

2013-10-15 11:00:46 | 日記
高揚する心のときめき。 いよいよ明日は上海証券取引所・OTC市場への上場セレモニー。 昨夜は、セミリハーサルを行いました。 司会者には日本語のアクセントの微調整、台本の調整を行いました。 来賓の挨拶の原稿も事前にいただき、翻訳の確認作業も夜を徹して行いましたが、オーナーのスピーチの日本語への翻訳が不十分であることが判明。 何故、今になってこんな不手際が起きるのか。 一言で言って唖然。 

筆者が以前作成した原案を勝手に変更しており、翻訳文と合致していない事に気が付きました。 今夜は本番を想定したリハーサルが予定されており、何とか朝迄に翻訳を終える事が出来たので一安心と言ったところでしょうか。 後は気合いで乗り切るのみ。

<債務上限引き上げ問題が解決されても、100円の大台は厳しそうです>
米国の債務上限引き上げ問題が一服しない限り、他の問題に目を向けることができない状態に陥っています。 その債務上限引き上げ問題も、デフォルトせずにすむデッドラインが今週17日となっており、あまり時間がありません。

今朝はかなり楽観的なムードが漂っていますが、このままうまく合意にこぎつけられるか、油断せずに見ていく必要がありそうです。 仮に合意されたとしても、100円の大台に乗せることは厳しそうな雰囲気に思われますが、如何でしょうか。

本日のドル・円相場の予想推移 <98.20~98.90>

債務上限引き上げ問題の期限迄にあと3日間、目立った進展が見られない現状。

2013-10-14 13:09:08 | 日記
昨日は上の娘の1級建築士の実技試験が終わったところです。 娘からの連絡では、時間がカツカツであったそうですが、何とか1棟のビル(大学の研修センター)が出来上がったようです。 後は運を天に任せるのみと言ったところでしょうか。

娘のことはさることながら、筆者も16日の上海証券取引所・OTC市場への上場セレモニーが控えており、またまた準備に追われています。 来賓の祝辞の翻訳作業が残っていて、今夜は徹夜になりそうです。 12日も上海に戻るなりいきなり徹夜状態。 筆者が帰国している間に準備を進めているからと言うから安心しきっていましたが、ふたを開けてみると不備が多すぎて顔面蒼白。 中国的にだらだら井戸端会議のような進行状況であり、頭に来て爆弾を落とす羽目になりました。 本当に上場企業になれる資格があるのか?

とは言っても、わざわざ日本からいらしていただけるご来賓に対して不備が無いようにとりはからわないとならず、気が引き締まる思いで一杯です。 時間が無く、焦る気持ち一杯ですが何とか帳尻合わせをしなければなりません。

<債務上限引き上げ問題の期限迄にあと3日間、目立った進展が見られない現状>
今月17日が期限とされる米債務上限引き上げ問題について、あと3日しかありません。 今週も引き続き、この問題が中心テーマとなりそうです。

前週末はこの問題に対して楽観的な見方が浮上し、株高へとつながっていますが、期限が近づくにつれて合意困難との悲観的な見方が浮上するようですと、株安そしてリスクオフの動きを警戒する必要がありそうです。

そして本日、本邦や香港、カナダ、米国の債券市場など、休場が多く取引参加者の減少が予想されます。 このような時、普段より少なめの注文でも市場が大げさに反応しやすく、不意の乱高下を招く恐れがあります。 ポジション管理には注意したいところです。

本日のドル・円相場の予想推移 <98.00~98.60>