今年も残すところ後2日間となってしまいました。 投資家の皆様にとって、この1年間はどのようなものでしたでしょうか。 バラ色の年末を迎えられた方、世界経済の変化について行けなかった方 いろいろでしょうが、来年も頑張っていただければと思うしだいです。
<ユーロの動向から>
昨日の東京市場では、一昨日の海外市場の流れを引き継いで、ユーロ安が加速しています。
ユーロ・ドルが1.29ドルを割り込んで、1.2887ドルまで下落。 ユーロ・円も約10年ぶりの安値となる100.048円まで下落しています。
一昨晩のユーロ安については、これといって明確な材料があった訳ではありません。 米紙の報道で、欧州銀行がECBから資金を借り入れる際の担保が不足していると伝えられた事をきっかっけに、昨日のイタリア10年債入札への不安が広がったとの見方や、年末最終応答日に向けてドルのリパトリが強まったとの見方などがユーロ売りにつながった模様です。 年末特有の薄商いの中で、ストップロスを巻き込んだ事で下げが加速したとの見方も有力なようです。
アジア市場の参加者も減少していると見られる事から、このままユーロ安が続く事は考えにくいのですが、警戒感が拡がる中では買い戻しの動きも限られそうです。 年末にユーロ安に向かい100円をめぐる攻防に入る可能性について12月17日に投稿させていただきましたが、現実となりつつあります。 年始早々にも100円を割る可能性が非常に高くなってきたように思われます。
ユーロ・ポンドが続落する状態から見ると、AUD/NZDが比較的高いのではないかと思います。 年始早々、ユーロが100円を割ることを想定しながら、AUD/NZDを売り込まれるのも投資方法の一つではないでしょうか。
<ユーロの動向から>
昨日の東京市場では、一昨日の海外市場の流れを引き継いで、ユーロ安が加速しています。
ユーロ・ドルが1.29ドルを割り込んで、1.2887ドルまで下落。 ユーロ・円も約10年ぶりの安値となる100.048円まで下落しています。
一昨晩のユーロ安については、これといって明確な材料があった訳ではありません。 米紙の報道で、欧州銀行がECBから資金を借り入れる際の担保が不足していると伝えられた事をきっかっけに、昨日のイタリア10年債入札への不安が広がったとの見方や、年末最終応答日に向けてドルのリパトリが強まったとの見方などがユーロ売りにつながった模様です。 年末特有の薄商いの中で、ストップロスを巻き込んだ事で下げが加速したとの見方も有力なようです。
アジア市場の参加者も減少していると見られる事から、このままユーロ安が続く事は考えにくいのですが、警戒感が拡がる中では買い戻しの動きも限られそうです。 年末にユーロ安に向かい100円をめぐる攻防に入る可能性について12月17日に投稿させていただきましたが、現実となりつつあります。 年始早々にも100円を割る可能性が非常に高くなってきたように思われます。
ユーロ・ポンドが続落する状態から見ると、AUD/NZDが比較的高いのではないかと思います。 年始早々、ユーロが100円を割ることを想定しながら、AUD/NZDを売り込まれるのも投資方法の一つではないでしょうか。